京都検定の資格を持つ僕が大手優良京都メーカーを紹介するよ

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本日は、ユニークな大手京都企業を紹介したいと思います。

僕は就活では京都企業を中心に受験し、実際に何度も各京都企業本社へ足を運んできました。

何より、僕の大学時代の指導教授は京大出身、教授になってからは京大で教鞭を執っていた、マルクス経済学の第一人者の大西 広先生です。

研究室では京都並びに京都企業のことは散々教えてもらい、僕は就活でも京都の企業をメインに受験しました。

そして実際に某大手京都メーカーに勤務し始め、多くの京都企業と関わりを持つと同時に、京都について勉強して京都検定の資格まで手にしました。

 

今回は僕のそうした京都企業での勤務経験や京都検定の資格を勉強する過程で得た知識などを挟み込みながら、ユニークな京都企業を紹介していきたいと思います。

 

京都企業について

まずは、京都企業全般について説明します。

京都にはユニークで、独自の技術とノウハウを持ったものづくり企業が多いです。
そして利益率が高く、堅実で真面目な企業が多いです。
そのため、バブル崩壊後も京都の上場企業は一社も倒産しなかったと言われています。

 

有名な京都企業の株価推移を戦後から現在に至るまですべて統計を取って分析し、京都企業がなぜたくましいかを論じた本もあるくらいです。

 

「京都企業が世界を変える」って本ですね。

 

 

僕は大学在学中に読みましたが、なかなか面白かったので興味のある方は読んでみると良いと思います。

京都企業全体の分析もさることながら、有名どころの京都企業の特徴と社長からのメッセージなんかも書いてありました。

 

ちなみに、冒頭で紹介した僕の大学時代の指導教授であった大西広先生は

 

「京都の会社は本社を絶対に東京へ移さん!それが京都企業の強みでもあり、プライドでもある。」

「京都は元々伝統工芸などモノづくりに強かった。だから戦後もそれを活かしたモノづくり企業が発達してきた!」

 

と京都企業について意見を持っておられました。

 

では、前置きが長くなりましたがユニークな大手優良京都企業を紹介していきたいと思います。

 

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日本電産

言わずと知れたソルジャー企業、通称Nidec

ニューヨーク証券取引所に上場している日本企業は18社ですが、そのうちの1社がこの日本電産です。

1兆の売上高、38製品で世界シェアNo.1、海外生産比率100%、海外売上比率72.8%とありえない数字をたたき出しています。

ヒットを重ねるイチロー方式のM&Aにより急速に事業を拡大させ、芝浦電産など高い技術を持った大企業の赤字子会社を買収して再建することで他社技術を吸い取り、モーター市場を席捲。
さらに現在はモーター事業だけでなく家電・商業・産業分野にまで裾野を広げ、あくなき成長を目指しています。

永守会長の言う通り、今後も会社は大きくなっていくことでしょう。

しかし、あまりに急速な会社の成長により以前は福利厚生が整っておらず、労働環境は劣悪であったという噂です。

 

かつては

「素手でトイレ掃除を行うことで品質管理を徹底せよ!!」

というキチガイみたいな文化もあったようですが、さすがに現在は無くなったようです。

それでも、「声が大きい奴がエライ!声の大きいコンテスト!」みたいな悪習はまだ残っているんだとか。

 

永守会長の言葉は社内全体に浸透しているようで、社内には

「すぐやる!必ずやる!できるまでやる!」

と書かれた掛け軸があったりします。

 

それでも、時代の流れに敏感な永守会長、最近は率先して就業時間厳守!残業代は必ず支給!というのを徹底しているらしいです。

ちなみに2016年ごろまでは日本電産は超絶ブラックという噂が広まっていましたが、さすがに今は会社も大きくなってきたのでそんなことは無いようです。

ただし、永守会長のDNAは残っているはずですので入社したらその言葉通り、戦士のようにたくましくなれることでしょう。

 

島津製作所

ノーベル物理学賞を受賞した田中耕一さんを輩出したのが島津製作所。

日本で初めて気球を作ったのは島津製作所の二代目、島津源蔵です。

創業者は元々は仏具職人であり、仏具製造の店を切り盛りしていました。
このあたりから、大西先生は「京都企業は伝統工芸から発展した!!!」という理論を唱えたのではないかと思います。

そういった島津製作所の歴史は「島津製作所 創業記念資料館」で学べます。
僕は京都観光文化検定の資格を持っているので同伴者も入館2割引になります。興味ある方は一緒に行きましょうw

 

さて、島津製作所の何がすごいかというと、世界初のX線テレビシステムを開発したことですね。

ほら、病院でレントゲンを撮るとき、お医者さんは一旦部屋の外に出るじゃないですか。

 

あれ、昔の医者は患者さんと一緒にレントゲンを撮っていたので、お医者さんはレントゲンを撮るたびに毎回被爆していたんですね。それを防ぐことができたということでこの発明は偉大なのです。

 

日本電産とは違って超老舗企業ですが、福利厚生もめちゃくちゃ整っているので就活ではかなりの人気企業になります。

 

イシダ

「ハカリのイシダ」で有名なイシダ。

「世の適社・適者」を掲げてはかりしれない技術を世界へ届けるために日々奮闘しています。

 

ご存知ない方もいらっしゃると思うのでどういった製品を扱っているか説明しておきます。

 

ポテトチップスとか袋詰めになってる食品あるじゃないですか。
あれ、全てが同じ重さなんですけど、袋の中身を全く同じ量にするためのハカリを作っているのがこのイシダという会社です。

ですので主要取引先は主に食品産業界になります。

熟練のおばさんたちがピーマンを袋詰めにしている作業風景を見て、袋の中身を全て同じ重さに統一する仕組みを発明したらしいですね。

 

就活ではみんな受けないところだと思うので、狙い目かもしれません。

 

ローム

岡崎公園にあるロームシアターでおなじみ、ローム株式会社。

 

京都にいると、女性社員がカワイイ。という印象しかないローム。

 

ロームの女性社員と合コン!!という話になると男性社員たちは大盛り上がりになります。

 

ロームの人から聞いた話では、社内婚を進行させて離職率を減らすためにカワイイ女性社員を採用しているんだとか。

実際にローム社内での社内婚率はかなり高いらしいです。

 

それもそのはず、ロームの門前の佐井通りと五条通り沿いの街路樹は、京都でも有数のイルミネーションスポットとなっております。

 

ロームの社員が京都でイルミネーションデートをしようと思ったら、就業後に会社の前を歩けばいいわけです。

 

ちなみに外部の人をローム前のイルミネーションデートに誘おうと思ったら、
「イルミネーション見に行かない??弊社のLEDが光ってるんだ。」

 

とでも言うんですかね?いずれにせよリア充は多そうです。

 

だいぶ話がそれましたが、ロームは抵抗を表すResisterの頭文字と、抵抗の単位を表すΩ(Ohm)を掛け合わせてROHMという社名になっています。
大規模集積回路の製造を始めたのが最初であり、現在でも日本の集積回路のトップシェアを誇っています。

日本電産と同様、昔はそこそこ激務と言われていた時代もあったようですがさすがに東証一部なだけあって現在は労働時間はしっかりしています。

言わずと知れた優良企業

 

オムロン

世界遺産である京都御室仁和寺の「おむろ」がオムロンの語源になっています。

体温計が有名で、健康機器やら電子部品のイメージが強いですが、世界で初めて自動改札機の自由化に成功させた企業でもあります。
そのため自動改札機の国内シェアは50%
みなさんが電車に乗るときにピッとタッチするあの自動改札機、国内の半分以上はオムロンのものということですね。

あとはFactory Automationなんかもやっています。
例えばペットボトルのラベルがずれていないかチェックしたり、そういった工場で使用する制御機器商品を作っています。

こちらも年収がよく、福利厚生も整っている優良企業

 

村田製作所

言わずと知れた京都企業の雄、村田製作所

長岡京近辺は村田製作所が幅を利かせており、デーンとでかいビルが建っております。

電子部品メーカーですが年収もよく、社員食堂は200円でお腹いっぱい食べられるくらいの良質さ、誰しもがこの企業に入りたいと思うはずです。

セラミックスの電気特性を応用した独自製品の開発が盛んで、スマホ向け超小型部品の積層セラミックコンデンサーやSAWフィルターで世界首位を誇っています。

顧客のほとんどがアップルであり、アップルの話が外部に漏れないように飲み会などの外部の場所ではアップルを別の呼称で呼ぶんだとか。

 

京セラ

以前は日本電産に次ぐソルジャー企業で有名だった京セラ

創業者の稲盛氏はまだまだご健在。
最近、京セラ本社の稲盛資料館がリニューアルされました。

京セラのメイン技術であるファインセラミック技術の解説のみならず、そもそものセラミックの歴史が太古まで遡って展示してあります。
僕も実際に見に行ったのですが、セラミックの歴史展示場では土器までが展示してあり、とても会社とは思えないようなクオリティでした。
まるで博物館に来たかのようでしたね。
このへんは島津創業資料館を意識しているのかはわかりませんが、とにかくクオリティが高かった。

会社自体は小ユニットごとに精緻な採算管理を行う「アメーバ経営」に特徴があります。

ファインセラミックス技術をベースに、半導体用セラミックパッケージ、太陽光発電システムなどを多角展開しています。

ファインセラミックばかり知られていますが、実はプリンタ・コピー機でも大手であります。

社風はというととにかく独特の雰囲気、何とも言えませんが、稲盛教信者が集まっているという印象。
入社して抜群の愛社精神を発揮し始める人もいれば、合わずにすぐ辞めていく人もいるらしいです。

就活の時はしっかり社風に合うかどうか見定めるのが良いですね。

 

 

 

と、いかがでしたでしょうか?

さすがに全部の京都企業は紹介しきれていませんが、小ネタを交えながら主な京都の日系大手優良メーカーは紹介できたんじゃないかと思います。

東京の会社もいいですけど、京都の会社も優良だとおもいまっせ。

 

あ、ちなみに僕はそんな大手優良京都メーカーを辞めておりますが、別に京都メーカーが悪かったから辞めたとかそういうわけではないのでご安心を。

事実、僕は数100人いた同期の中で一番最初に辞めた人間でした。

僕を除けば3年以内離職率は限りなく0%に近い企業でしたので、長く安定して勤めたいという方はぜひとも京都企業はオススメです!

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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