
せっかく就職活動を頑張って入社した会社なのに、入社3ヶ月でもう辞めたい…
ブラックすぎて無理。こんなところにいたら体調を崩してしまう…
こんな風に考えている新入社員の皆さんもいらっしゃるかもしれません。
そんな皆さんに「いますぐ辞めて転職しろ!」とアドバイスするのは簡単ですが、ちょっと待ってください。転職は人生の一大行事です。慎重になってください。
まずは自分の置かれている状況を的確に把握し、かつ自己分析を徹底的に行うことが重要です。
辞めたいからといって辞めるのは簡単ですが、辞めて後悔することもあります。事実、僕は新卒で入社した会社を1年で辞めて少し後悔している面もあります。今思えば、もう少し自分のことをきちんと考えていればよかったです。
皆さんが後悔しないように、周りの意見を聞かず1年で会社を辞めた僕自身の反省点も踏まえ、本日は新入社員が会社を辞めたいと思ったときにチェックすべきポイントをお伝えしたいと思います。
目次
仕事をする上で自分が大切にしている点を書き出してみる
人それぞれに人生で重要なものってあると思います。
プライベートなのか、お金か、やりがいか、成長か……
しかし、残念ながらそれらを全て満たす仕事なんてありません。例えば給料がバカ高い外資系金融は給与が高いかわりに仕事はきつく、常に成果を求められます。一方でメーカーの内勤は仕事は楽で成果もあまり求められないですが、その分給料は安いです。
ですので、自分が仕事をする上でなにが大切なのかを見極めておくことが大切です。
ちなみに僕はこうしてブログを書いていますし、YouTuber活動も行なっていますし、会社外の活動も多いので給与や成長という面は一切見ずに、休めるか、自分の時間を確保できるか、という面を見て転職活動を行いました。
オススメは5個程度、仕事をする上で大切なことを書き出してみることです。
僕の場合は「土日祝休み」「面倒な付き合いの飲み会なし」「自分の時間を確保できる」「外勤」「趣味のための欠勤可」でした。
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今の会社の嫌なところを書き出してみる
自分にとって重要なものがわかったら次は会社で嫌なことを書き出してみましょう。
・残業代が出ない
・上司と合わない
・給与が安い
・スキルが身につかない
などなど色々な不満があると思います。
それらを全て書き出して、その不満は会社に在籍したままでは解決できないものなのかどうかを考えてみましょう。
例えば、「上司と馬が合わない」などという理由は、人事に相談するなどすれば意外となんとかなるものです。
真面目に会社の嫌なところを書き出してみると、あれ?自分の悩みって案外大したことなくね?あれ?自分の会社の嫌だったところってこうすれば簡単に解決できるんじゃね?
というのがわかってきます。
例えば僕は退職してから前の会社の嫌だったところを書き出してみようと思ったのですが、今思うとほとんど嫌なことはなかったことに気づき、非常に後悔しました。
定時退社可能、残業代完全支給、上司も同僚も良い人たち、社員寮は光熱費含め月8000円…と今考えれば何故辞めたかわからないほどでした。
辞めて転職したら年収100万円以上下がりましたからねww あのまま勤めていたら今頃はリッチな生活できていたんだろうなあ…とか思うわけです。
しかし一方で、会社の嫌なことを全て書き出してみて、その嫌なことは会社にいたままでは一生解決できないようなこともあるでしょう。
そんな時は転職を考えるのもアリだと思います。
例えば3メガ損保に勤めていた元損保マンは、「車のローンと生命保険加入分の月々の出費と自分の時間を犠牲にした飲み会が一生続くのか…」ということを認識した瞬間会社を辞めましたからね。
嫌なことを書き出して、それがどうにも嫌で嫌でたまらないなら辞める選択肢もアリでしょう。
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部署異動で不満が解決できないか考えてみる
先ほどちょっと触れましたが、会社の嫌なことは部署異動で解決することが往々にしてあり得ます。
そして、この際に相談すべきは直属の上司ではありません。人事部です。
人事部労務管理チームは常に社員のことを考えている(はず)ですので、親身に相談に乗ってくれると思います。
ちなみに僕の元同僚で、「上司を変えてくれないなら会社辞めます!」と言った人がいるのですが、彼は無事別の部署に異動して今は楽しくやっているみたいですねw
「~してくれないなら会社辞めます!!」
というのはある意味会社に対する究極の殺し文句かもしれません。
会社からしたら短期離職だけは絶対にしてほしくないわけですからねww
第三者に相談してみる
最後に、上記の3つのポイントを考慮しても会社を辞めたいんだ!という人に向けて。
必ず第三者の意見を聞きましょう。自分1人で決定する意見にはロクなものはありません。
ですから、誰に相談するのかというポイントは最も重要です。中には絶対相談しても無意味な相手もいます。以下、それを書いてみたいと思います。
親や上司には相談するな!正論しか言わないぞ!
親や上司に相談するのはあまり好ましくありません。何故なら彼らはびっくりするくらい正論しか言わないからです。
正論なら短期離職しないほうがいいに決まっています。あなたの求めているのはそんな正論ではないはずです。
上司も親も、結局は自分のことしか考えていないので、本当にあなたのことを考えてくれているわけではありません。
上司は自分の評価を下げたくないから、親は自分の世間体を悪くしたくないから、在職を勧めるのです。
ここは更に客観的な第三者から意見を仰ぎましょう。
転職エージェントに相談せよ
転職エージェントは完全なる第三者です。
公平かつ客観的な意見を聞かせてくれますし、何より離職、転職のプロです。しかも無料で相談を受け付けています。彼らを利用しない手はありません。
いやいや!転職エージェントも転職を成功させればお金がもらえるんだから、転職を勧めてくるに決まってるじゃないか!と思われる皆さんもいるかもしれません。
しかし、本当にまともなエージェントならばその会社に居残るべき、という提案もしてくれます。何故ならそれがエージェント会社にとって信頼という見えない利益になるからです。
それに、転職エージェントはプロです。ありとあらゆる業界に精通していますし、あなたの会社での労働環境が客観的にみて酷いかどうかも把握してくれます。
誰よりも転職市場と企業に詳しく、客観的なアドバイスをしてくれるのが転職エージェントなのです。
相談にオススメな転職エージェントは?
とはいえ、中小の転職エージェントなんかは目先の利益のためにとにかく転職をオススメしてクソ会社を紹介してこようとします。
それは中小零細の転職エージェントのノルマがきつく、かつ会社も儲かっていないためとにかく転職を成功させなければ事業が成り立たないからです。
こんなところに相談してはクソ会社に転職させられてしまうのがオチです。
転職エージェントは必ず大手企業を使いましょう。
以下、絶対に安心できる大手転職エージェントを紹介しますね。全て僕も利用したことがありますし、大手、ベンチャー、優良企業全て紹介してくれます。こちらに相談だけしてみましょう。もちろん利用は無料です。
公式サイト紹介しておきますね。
1.リクルートエージェント
大企業に半年以上勤務ならリクルートエージェントはオススメです。何より大企業や優良企業とのパイプが違います。
半年未満の短期離職だと利用できるかはちょっと微妙ですが、プロ中のプロのアドバイスが欲しい方は是非。
2.パソナキャリア
そこそこの企業に半年以上勤務しているならパソナキャリアはオススメです。リクルートほど相談のハードルは高くない上、大企業とのパイプが太いです。
3.ハタラクティブ
1ヶ月とかの超短期離職、前職がどんな中小零細企業であろうと若けりゃ使えるのがハタラクティブ。短期離職者、すなわち第二新卒専門エージェントでここまで大企業、外資、優良企業とのパイプが太いのはハタラクティブしかありえません。
短期離職者、第二新卒専門の転職エージェントを僕は山ほど利用してきましたが、間違いなくここがトップを走っているでしょう。(※ただし、首都圏限定です。)
以上の転職エージェントは全て利用して良いでしょう。ちなみに僕はこれら含めて5社以上は並行して利用していました。
多くのエージェントを使えば使うほど客観的な情報が多く集まるので便利です。あと、他社のエージェントを比較できますので自分の担当エージェントがクソだと感じたら担当替えを申し入れることも可能ですw
全ての情報を考慮して、会社を辞めるかどうか考えよう
以上の全てのポイントを把握して、会社を辞めるのがベストだと自分で結論を出せたら会社を辞めましょう。
そこまで考えて出した結論なら、あなたの辞めるという選択肢はきっと正しいはずです。
別にこのご時世、会社に勤めなくても生きていけます。僕の友人だって慶應の理工学部を出ていても月収10万以下で村で生計を立てている奴もいます。
人生は一度きり、あなただけの人生です。
世間の価値観に惑わされ、会社に使い潰されて人生を棒に振ってしまうなんてことがないようにしましょうね。
以上、会社を辞めたい新入社員がチェックすべき4つのポイントでした。
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*僕が実際に利用したオススメの転職エージェントを知りたい方はこちらの記事もどうぞ
→【徹底比較!大企業への転職にオススメなエージェント4選】
→大企業を1年で辞めた僕が利用したオススメ第二新卒専門転職エージェント
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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ではでは
はじめまして。
記事を読ませていただきました。
私は今年の4月から新入社員として旅行のWeb関係の仕事をしています。
しかしながら、最近仕事に不満をかかえており、この状況が転職すべきなのか耐えるべきなのかわからず、筆者さんのいう通り嫌な点を書き出してみました。
上司から依頼される仕事に矛盾がある
何かを変えようではなく与えられた仕事を与えられたままにする
途中で放棄された業務が多く、すべて投げられる
波風立てぬ風潮
問題が起こっても愚痴で終わり、指揮をとるリーダーがいない
といった感じです。
こういった場合はどうするのがベストでしょうか。
コメントありがとうございます。
そういった悩みは他の会社でもありうることですので、一旦は仕事を続けられることをオススメします。
ただ、副業や転職準備など、在職中でもできることを続けることがベストであると思います。