広告志望の就活生へ広告業界の外観と全体像をわかりやすく解説

本日は広告代理店に勤務する身として、広告業の外観をブログにまとめてみたいと思います。

テレビ、マスコミ、広告代理店、制作会社…「それぞれどのように関わっていて、それぞれ仕事内容がどう違うの!?」みたいな疑問は多くの人が抱えることであると思うので、なるべくわかりやすく業界全体が見えるように解説していきたいと思います。

ってことで、前置きは無しにしてまずは広告業の定義からお話ししていきましょう。

 

広告業とは

広告業ってなに??と思われる方が多いと思いますが、

広告業とは、簡単に言うと「クライアントの商品やサービス、企業イメージやブランドに関するメッセージをメディアを通じて消費者に伝える支援を行い、媒体手数料を得るサービス業」になります。

とまあ、こんなことを言われてもわかりにくいと思いますので具体例を説明しますと、

 

サントリーが広告を出したい!と思ったら、電通に広告を出したい旨を相談します。

そして、電通(広告代理店)がテレビ(媒体)に広告を出す手続きをします。

最後に、テレビ(媒体)が広告を消費者に放映します。

 

めちゃめちゃ簡単にお話しすると、こういった流れになります。

 

図で言うとこんな感じです。

 

サントリー(発注元)

電通(広告代理店)

テレビ(媒体)

 

すなわち、電通は企業と媒体を仲介する広告代理店なわけですね。

実際にはその間にも無数の企業が絡んでいるわけですが、そこまで話していたらキリがないので割愛します。

 

つまりは、企業のメッセージや商品を媒体を通じて宣伝して、それで手数料を貰っていればみんな広告業ということです。

 

例えば、ブロガーだって立派な個人広告業ですよね。

 

企業の広告を貼っていれば、ブログという媒体を通して企業の商品やサービスを消費者に宣伝して、それで手数料を貰っているわけですから

その意味で言えばYouTuberだって同じ広告業な訳です。広告宣伝のやり方が違えど、企業の商品やサービスを消費者に宣伝しているという意味では同じことなんです。

 

ということで広告業の定義がわかったところで、ちょっと具体的に広告業を商っている企業名を見てみましょう。

 

広告代理店とは

まずは広告業界の代表例、広告代理店について具体的に見ていきましょう。

 

定義としては、「媒体(テレビや新聞など)の広告枠を顧客に売り、手数料(コミッション)を得る」というのが基本的企業形態ですね。

発注元となる様々な企業、そして様々な媒体とのコネを持つので、文字通りコミュニケーションをすることが主な仕事になります。

 

ちなみに昔は世の中の企業と様々なコネクションを持つのは広告代理店しかいなかったので各企業は広告宣伝、採用に関することについては必ず広告代理店に相談していました。

リクルートなんかは元々はただの広告屋でしたが、企業とのコネクションがあったので「採用手伝ってくれませんか??」という企業ニーズに応え、人材ビジネスを展開し始めたわけです。

まあ、就活ビジネスに関しては最初にダイヤモンド社がやり始めたのをリクルートがパクって大量に資本を突っ込んで市場を大きくしていったわけですが…そんな話は置いておきまして、代表的な広告代理店は以下のような企業群ですねー

 

・総合系=電通、博報堂、ADK,大広、JR東日本企画、東急エージェンシー
・人材系=リクルート、マイナビ、アデコ、ビズリーチ
・ネット系=サイバーエージェント、オプト、アイレップ

 

広告代理店にもいろいろと種類はあるのですが、ざっくりまとめるとこのへんが代表例でしょう。

電通とか博報堂が広告代理店というのはイメージしやすいと思います。

だって企業の宣伝のお手伝いをしてテレビ局にCM打ってもらって手数料もらってるわけですから。イメージしやすいと思います。

 

ですので、リクルートとかマイナビって広告代理店なの??と思う方も多いと思うんですが、リクルートもマイナビもれっきとした広告代理店です。

人材業といえど、ただの広告屋です。

人材業界のお話も詳しくしていると長いので割愛しますが、自社媒体(リクナビとかマイナビとか)を通じて企業に求人広告枠を売って、消費者に宣伝をしているという時点でやっていることはただの広告代理店なわけですよね。

いずれこのへんのお話はまとめたいと思いますが…

まあリクルートやマイナビみたいな会社も、「企業の採用活動の宣伝を自社媒体を通じて行い、手数料を得ているサービス業」であるということで広告代理店なんだってことは覚えておいていただければと思います。

 

インターネット広告会社であるサイバーエージェントとかオプトはわかりますよね?インターネットを媒体として企業の宣伝を行う広告代理店です。

今や広告代理店の定義って広いんですよ。。。

インベスターZにも書いてありましたが、あの電通も元はと言えばただのチラシ屋でした。「日本電報通信社」という名前でチラシを撒いていただけでした。

しかし、今や日本を代表する企業にまで成長したわけですからね、それくらい広告業の発展というのは近年目覚ましいわけです。

 

ということで広告代理店のお話をしてきましたが、次は媒体のほうを見てみることにしましょう。

 

媒体とは

媒体の定義は、「情報伝達の媒介手段となるもの。新聞・ラジオ・テレビなど。メディア。」のことですね。この辺はわかりやすいと思います。

みなさんが知っているような代表的な媒体といったら以下のような企業群でしょう。

 

・テレビ=フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京など
・新聞=朝日新聞、読売新聞、日経新聞。
・イベント=テー・オー・ダブリュー
・交通=JR東日本企画

 

テレビや新聞がいわゆるマスメディアというやつですね。大衆に企業の広告を届ける一大メディアになります。

今までは消費者に宣伝する手段が新聞とテレビくらいしかなかったものですからそれこそ規制産業とかなんとか言われてきたわけですが、インターネットの出現により、媒体も大きく成長を遂げました。

今例に挙げたのは古い媒体ですが、今は様々な媒体があります。

例をあげるだけでキリがありませんが、WEBは一つ大きな媒体ですよね。その中にYouTubeなど動画媒体があったり、TwitterやFacebookなどのSNS媒体があります。さらに、ブログも媒体ですね。今やネット媒体が急成長し、市場がどんどん成長しています。

 

特に近年は個人が媒体を持てるようになってきたので、インフルエンサーという個人媒体が台頭してきているわけです。

大量のフォロワーを抱えたインスタグラマーはそれだけで強烈な媒体になります。場合によってはピンポイントに消費者にアプローチできる最強の媒体です。

テレビや新聞社は大衆にしかメッセージを届けられませんでしたが、インフルエンサーや個人ブログの登場により、特定の消費者へ向けてメッセージを送ることができる時代が到来したのです。

 

この話をすると大きな話になってしまうのでこれも割愛しますが、媒体という一面を切り抜いてみても今や急成長を遂げ、様々な媒体が世の中にあることがお分かり頂けたと思います。

 

では、テレビなどのマスメディア媒体で発信されるCMやテレビ番組などは誰が作っているのでしょうか?ちょっとここのお話もしたいと思います。なぜなら実際に広告を制作しているのは今から紹介する企業群であり、彼らは過酷な労働環境の下で働いているからです。では、見てみましょう。

 

各種制作会社(広告、デザイン、番組…)

テレビ番組とかCMって別にテレビ局が作っているわけではないんですよね。その間には星の数ほどの制作会社が存在します。

具体的に言うと、テレビ局からCMなどの広告制作の依頼を受けた広告代理店が、総合制作会社に制作を発注するわけです。

わかりにくいので図にするとこんな感じですね….

 

 

まず、発注元にメーカーや銀行、不動産会社などの事業会社があります。その事業会社の広報部(販促、マーケティング)が広告代理店に広告を発注します。

広告代理店の営業マンはそれを受け、総合制作会社に広告を発注します。

広告代理店から依頼を受けた総合制作会社はさらにその広告をデザイン会社に投げます。

 

以上がざっくりした広告制作、デザイン業界の構図になるのですが、これを見ると実際に手を動かして広告を制作し、1番安く買い叩かれるのは小さなデザイン会社ということになります。この下請け孫請けの関係性があるので、デザイン会社は実際に手を動かして仕事をしているのに薄給で労働時間が最も長くなります。

ちなみに、総合制作会社にもランクがあって、制作子会社、制作親会社みたいな感じで上下関係がたくさんあり、その間にもマージンが大量に発生しています。もちろんデザイン会社の中にも親会社子会社みたいな関係は存在しています。したがって、業界の構図で下の方に位置する制作子会社やデザイン会社は一番手を動かして仕事をしているのに最も安く買い叩かれてしまうという状況が発生してしまうのです。

 

で、制作会社やデザイン会社が作った広告が広告代理店に渡され、媒体で放映される…というのが一般的な構図になりますね。

 

番組制作会社らもテレビ局の下に位置して番組を制作しているので同じようにひどい労働環境になりますね。

有名な番組制作会社でいうとAoiプロとか、太陽企画とか、ビヨゴンピクチャーズとか、そこらへんでしょうか?

総合制作会社、デザイン会社とかは山ほどあるので皆さん自分で調べてみてください。まあ、広告代理店とかテレビ局、新聞社とかとは比べ物にならないくらい待遇が悪いし長時間労働ですのであんまり行かないほうがいいと思いますが…

 

総合制作会社、中小の広告代理店、番組制作会社らの過酷な労働環境と実態については僕のブログでさらに詳しく書いておりますので、「制作会社に行きたい!」とか戯言を言っている就活生諸君はぜひご一読くださいw 絶対に行かないほうがいいですからねw

 

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まとめ

以上、ざっくりですが、広告業界の全体像と外観をお話ししました。

さらに細かく個別の業界、会社について業界研究する場合はUnistyleなりONE CAREERなり僕のブログなりを読んでもらうとして、外観と全体像を理解していれば個別の業界研究もさらに進むことであると思います。

 

業界研究のコツは、「まずは全体像を理解すること」です。

 

業界の全体像の理解なくして個別の業界や個別の会社の業務を理解することなどできません。

 

ということで本記事が多くの広告志望の就活生のお役に立てれば幸いです。

個別の業界研究記事や、具体的に大手企業に内定した人のESを読みたい!!という方はUnistyleONE CAREERあたりの記事を参照してください。大手広告代理店や大手媒体の業界研究記事、内定者ESはめちゃめちゃ充実しているんで…

マスコミに行きたい!って人は、【2020卒へ】マスコミ業界の特殊な最新就活事情まとめの記事にてマスコミ就活の全てを詳しく記述しておりますのでこちらもご参照ください。

ではでは、みなさん就活頑張ってくださいー

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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