
こんばんは。
先日、2016年から通年で一般公開が始まった京都御所の内部を見てきました。
宜秋門から入って、紫宸殿を見て、清涼殿を見て、庭を見て宜秋門に戻るまで1つのコースになっています。
宮内庁管轄ですので勿論無料で参観することができます。
今回はその京都御所の内部の様子を写真付きでご紹介したいと思います!
まず初めに京都御所について。
慣用的に「御所」と言うと、烏丸通と今出川通と寺町通と丸太町通に囲まれた全域を指しているように思えますが、正しくはその区域は京都御苑と呼ばれており、その京都御苑の中に京都御所や大宮御所、仙洞御所、京都迎賓館などが存在します。
京都御所は長らく皇居として定着していましたが、1869年に事実上の東京遷都が行われると、御所周辺の公家屋敷も取り壊され、苑地となりました。
しかし、今でも京都御所では紫宸殿、清涼殿などの平安時代以来の寝殿造りや、御学問所における書院造りなど、いにしえの天皇の生活や儀式、政務、源氏物語などの王朝文学の世界を見ることができます。
そんな京都御所内部、今年から(2016年)から終日一般公開されるようになりました!ということで、参観してきたわけです。
まずは入口
京都御所西側の宜秋門(ぎしゅうもん)です。
宜秋門をくぐると、宮内庁の方から番号札を受け取ります。
コースの通りに南へ向かい、まずは一つ目の参観ポイント、御車寄せです。昇殿を許された者が参内するときの玄関です。
次に見えてくるのは諸大夫の間です。
参内した人の控えの間で、身分の上下によって異なった部屋に案内されたようです。襖の絵にちなんで、格の高い順に「虎の間」「鶴の間」「桜の間」と呼ばれる部屋が並んでいます。
写真ではわかりずらい…
次に進むと、新御車寄せがありました。
御車寄せが立て替えられたものらしいです、古いのは壊さないんですね。
そして、健礼門の前まで来たら、いよいよ紫宸殿を見ることができます。
紫宸殿は即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿ですね。
東に左近の桜、西に右近の桜が植えられています。
こちらが紫宸殿(遠くからしか撮れない….)
紫宸殿を見たら、お次も有名な清涼殿を見ることができます。
清涼殿は平安時代には天皇が日常の生活の場として使用した御殿で、寝殿造りです。
現在の建物も古制に則って建てられたものらしいです!
天皇が日常生活として使用したため、襖などによる仕切りが多く、中央には休息のための御帳台があります。
清涼殿は比較的内部まで見ることができました。
清涼殿の先は、王政復古の大号令が発せられた日の夜の会議場所にもなった小御所や
和歌の会や臣下と対面する行事にも用いられた御学問所
小御所と御学問所の間にある、蹴鞠の庭(この場所で蹴鞠が催され、天皇がご覧になったようです)
池を中心とした回遊式庭園の御池庭なんかを見ることができます!
他にも、御常御殿、御内庭なども見ることができます。
参観が終わったら、入った場所である宜秋門に戻って参観終了です。
感想を言うと、宮内庁管轄なので参観無料というのがお財布に優しく、要所要所にしっかりと説明札も置いてあったので質の高い参観ができると思いました。
紫宸殿と清涼殿なんかは受験の時に古文を勉強していてよく出てきた単語だったので、生で見ることができて非常に感動しましたね~
次回は京都御所内部だけでなく、京都御苑についても書くことにします。
ではでは
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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