
本日は銀行業の実態を記事にしていこうと思います。
僕は私立文系大学出身なのですが、文系の人って向いていない人が多いにも関わらずやたら銀行に行きたがるんですよね。
まあ、学部柄もあるんでしょうがイマイチみなさん銀行業の実態を知らずに入行を決めてしまっている感があります。
ということで今回は、新卒で某メガバンクに入行した友人が銀行の仕事のクソさについて記事を寄稿してくれました!
1年目でも銀行業はなかなか辛い業務を経験するようで、読んでいたら僕まで震えが止まらなくなってきましたよw
ということで、新卒1年目で某メガバンクに入行した友人が実際に体験した、銀行業のクソなところをご紹介していきたいと思います。
(文体は寄稿してもらったままではなく、多少僕なりの文章に変えておりますのでご了承を)
(また、あくまでこれは一個人の体験に過ぎず、全てにあてはまるとは限りませんのでそこもご了承ください。)
目次
キチガイな上司
銀行で辛いことの第1位ははキチガイな上司があまりにも多いことです。
大企業だと部署も上司も選べないのが普通なのでクソ上司というのはどこにでも存在するもんですが、銀行だとクソ上司に当たる率が非常に高いです。
具体的にどんな振る舞いをされるかというと、
・蹴られる
・ファイルを投げつけられる
・死ね・辞めろ等の暴言を吐かれる
等の悪行をされるのです。
何故かわからないですがどこの支店も課長以上の人は体育会系が多く、
合わない人には本当に合わない企業体質があります。
いや~、僕も銀行員の知り合いは多いですけど、やっぱり事実銀行ってこういう体質があるみたいですね!
もっとひどいのだと、自分のミスについて反省文を書かされ、朝礼時にその反省文を全員の前で読み上げさせられる支店もあるみたいですね。
「親の教育が悪かったせいで、私はこのようなミスを犯してしまいました….」
なんてみんなの前で言わされる支店もあるみたいですw
恐ろしい恐ろしい!
客層が悪い
新卒1年目の仕事はやはり現場でお客様の対応を行うことがほとんどなのですが、業務の大半を占める平日の昼間に銀行に来るような人間はほとんどが高齢者です。
そのため頭が固い人間が多く対応に気を遣い非常にストレスが溜まります。
また、カードローンや住宅ローンの延滞者や破産寸前の企業の社長への対
応もしょっちゅうなので、ストレスが溜まりまくりです。 仮に社長が貸金を返済できないとわかれば、上司と一緒に実際に社長の会社まで訪れ賃金の回収交渉をその場で行います。
本当に切羽詰まっている人だと、
「俺が自殺して保険金で借金返します!!!」
なんて泣きながら言ってくることもあるんです。
そうはいえども銀行員も仕事は仕事。
泣かれようが喚かれようが、返済額が変わることはありません。ただ、いざ破産されると民事再生の手続きをするために弁護士と何回も面談しなければならないのでそれはそれで面倒くさかったりします。
だから月々の返済額を減らしたりの譲歩は行います。
(それでもトータルは変わらず、月々の返済額が10万から5万になって返済期間が伸びるみたいな応急処置がとられるだけです。)
実際、血も涙もない冷血な人が銀行員に向いているというのは本当だと思います。
こういった賃金の回収交渉絡みの修羅場が日常茶飯事ですので、メンタルが弱い人は本当に精神が病んでしまうと思います。
まさに半沢直樹の世界ですね!
銀行は雨の日に傘を貸さずに、晴れの日に傘を貸す。
これは間違いないのかもしれません。
とはいえ、借りた金を返すというのは小学校から教えられていることですからね。
大人になるとなぜそれができなくなるのでしょうか…
無意味な飲み会
銀行では新人歓迎会やクリスマス会など定期的なイベントがあるのですが、飲み会の場では若手は必ず芸を披露しなければなりません。
さらに、飲み会後には謎のエール交換や胴上げなどが行われ、はたから見れば宗教のようでこんなことを平然と行っている自分がたまに恐ろしくなります。
出ました日本の大企業特有の飲み会文化!
どうして大企業って飲み会にやたら無意味な時間を割くんでしょうね。
僕みたいなゆとり世代にはその理由がわかりません…
資格試験の多さ
銀行では年に5個程度の資格取得受験が必
須であり、業務時間では勉強する時間がないので休日もかなりの時間を勉強に割かれてしまいます。 正直な話、勉強嫌いな人には金融は向かないと思います。
そのうえ朝が早いので(7:30出社がマストで退社は20:00くらい)平日にはほとんど自分の時間を確保することができず否応にもその勉強時間は休日に回されます。
朝7:30出社というのはうちの支店だけかもしれませんが、7:30に出社して会社の食堂で録画した朝のニュースを30分見なければならないのです。
ビジネスマンとして見なければならないものかもしれませんが、このあたりは自己啓発として個々人に委ねてほしいですよね。話が逸れましたが、銀行に入社すると自分の時間はほとんど確保できず、四六時中金融業務のことを考えて過ごさねばならないのです!
エリート金融マンを目指している人は良いかもしれませんが、金融に興味がなくプライベートを充実させたい人にとっては地獄なのではないでしょうか。
うーむ。
会社の業務を行う上で勉強をしなければならないのは仕方ないとして、休日にまでその勉強が持ち越されてしまうのは勘弁してほしいですね。
特に朝に早く来なければならないってのは若手の辛いところです。
僕もそうでしたが若手は朝に誰よりも早く来てクーラーなりエアコンをつけて空調を整えて、部屋の掃除をしなければなりませんからね。
そういうのを諸々考えると確かに始業の1時間前に来なければならないわけですから、実質の労働時間はかなりのものになってしまいます。
上司より朝来るのが遅いならそりゃもう怒られもんですわ。
銀行で働くのは人生の無駄。辞めたいなら即刻お辞めなさい。
何故か毎年就活生に人気な銀行業界ですが、今や銀行に入れば安泰!なんて時代は終わってますよ。
入社してからも過酷な出世競争が待ち受けていますし、賃金が上がるのだって銀行では4年目以降ですからね。
銀行は3年目までに大半が離職してしまうんですから、その業務内容の過酷さといったら押して知るべきでしょう。
みんな「自分は特別だから絶対に銀行を辞めない!」なんて思ってるみたいですけど、そんな意志はすぐにどこかへ行ってしまいますから謎の自信を持つのは辞めたほうがいいですよ。
基本的に就活生なんぞ就活してる時点で凡人なんですからw
話が逸れましたが、今現在銀行で働いていて日々を消耗しているあなたはマジで人生無駄にしてると思います。
特に心優しい青年なんかはすぐ精神を病んで休職してしまうと思います。
今や銀行に入ったところで給料なんて上がりませんし、勤め続けていたところでいいことはありません。むしろ銀行に勤め続けても、体力を消耗させ、精神をすり減らせ、何のスキルも身につかないまま30歳を迎えるのみになります。
いや、それどころかみずほの例みたいに、30歳になる前に急にクビを切られる可能性だってあります。
銀行員なんてAIに取って替わられる仕事の代名詞じゃないですか。なんで未だにそんなところに就職したり、そんなところで働くんですか?冷静に考えてバカじゃないですか?
出世して支店長にでもなるつもりならあれですが、そうでないなら銀行に勤めていても何もいいことはありません。
即刻辞めましょう。
現在銀行で働いている方へ
さて、色々書いてきましたが、
「そんなこと言ってもこっちには辞められない事情があるんだよ!」
なんて言う方もいらっしゃると思います。
まあ確かに理由はわかります。
ですが、そんな理由でそのまま銀行員の仕事をずっと続けていいということにはならないでしょう??
辞められない事情があろうが、みずほのように大幅に人員削減をされて急に路頭に迷う可能性だってあるんです。是非ともそのようなリスクには備えておかなければなりません。
今あるリスク、すなわち急にクビを切られるリスクや、急に左遷されるリスクに備えるということは、すなわちいつ辞めても大丈夫なように対策を整えておくということです。
どうやってリスクに備えればいいの??というと、以下、嫌になったら会社を辞め、色々な副業に手を出し、転職を3回経験した僕が現代におけるリスク回避の方法をお教えします。
若手銀行員の市場価値は高い
まず第一に、新卒で銀行に入社できた若手社員の市場価値はかなり高い、ということを理解しておく必要があります。
これは意外かもしれませんが、銀行員のスキルって結構汎用的なものが多いのでいろんな会社で重宝されるんです。
半沢直樹でも、使えない銀行員だった近藤さんが別の会社で経理やってたじゃないですか。あんな感じで銀行員のスキルって他で役立つことが多いんですよw
今や第二新卒という枠での転職もありますし、売り手市場ですので若手銀行員であれば銀行よりもずっとホワイトで良い会社なんてすぐに見つかります。
「嘘だ!銀行員なんて市場価値高くないだろ!」とお考えの皆さんは是非ミイダスで自分の市場価値を診断してみてください。
こちらは無料で自分の現在の転職市場価値を診断できるという面白いツールなんですけど、銀行員であれば若ければ若いほど自分の市場価値が高く算出されるはずですよ。
あっ!!おれ銀行じゃ使えないと思ってたけどこんなに価値のある人間だったんだ…って気づくと思います。
ご参考までに、僕がやってみたところでは僕の年収相場は700万円程度でしたw 高い!
自分の市場価値がわかるってのは面白いので、皆さんも是非やってみてください。下記リンクから診断できます!
そもそも銀行に新卒で入社できるなんて同世代の会社員の中じゃ今のところ優秀なんですって。
いずれは銀行員の価値もなくなるかもしれませんが、少なくとも今ではまだ価値はあります。それは市場価値診断ツールから明らかです。
そして今や銀行以外では新進気鋭のベンチャー企業でも、中小の優良企業でも、銀行よりいい会社が世の中にはいっぱいあるんです….
実際に僕も1社目は1年も立たずに辞めていますからね。それでも今や第二新卒需要が高いので良い求人がたくさんありましたよ。
銀行にいたところでみずほの例みたいに、なんの前触れもなくクビを切られてしまうことだってあるわけです。
ですので転職するしないに関わらず、いつでも銀行を飛び出せるように準備しておくことは今の時代必要不可欠なんですよ。
個人的には、Web/IT業界への転職をオススメします
また、これは完全に僕の主観になりますが、Web/IT業界への転職は非常にオススメです。
僕は今やWeb/IT業界で働いているんですが、銀行のような古臭いしきたりもないですし、変に上に気を遣う風潮もないですし、週4勤務やリモートワークもできますし、率直に言って最強です。
Web/IT業界への転職は完全未経験でもいけますので、銀行のような古臭い組織が嫌な方は僕のようにWeb/IT業界へ転職し、自由を謳歌することをオススメいたします。
参考までに、未経験でWeb業界に転職するための詳しい方法についてはこちらの記事(短期離職を3回した僕が未経験でWeb業界に転職した方法)に書いておりますので、こちらも良ければご参照ください。
とりあえず、いつ辞めても良いように転職準備をしておくべき
最後、とりあえずリスクに備えるべく、今現在特に何も考えていなくとも転職準備はしておくべきなのですが、そのために皆さんに必ずやっておいて欲しいことが1つあります。
それは、「転職エージェントに相談する」ということです。
転職エージェントに登録したからといってすぐに転職を勧められるということはありませんが、一歩前に出て今の自分の状況を客観的に評価してもらう、というのが重要なんです。
それこそ若手銀行員は世間では市場価値が高いので、相談した初っ端から銀行よりもずっと良い求人を紹介してくれたりもします。
さて、とりあえず僕も使っていた大手転職エージェントを紹介しておきますのでご参考ください。僕は情報を見比べたい思いもあったので、最低でも2社以上のエージェントは利用していました。
僕が使っていた転職エージェントでオススメはズバリ、リクルートエージェント、マイナビジョブ20’sの2つのみです。
どちらも業界最大手になります。
次こそは銀行のようなクソ会社に入らないためにも、全力で転職活動には備えておきましょう。
転職活動も面倒臭がってしまうとまたブラック職場に入社することになりかねないので、面倒臭がらずに全て登録しておきましょうね。
ちなみに僕は転職活動の時は転職エージェントに合計で5社ほど登録しており、転職エージェントを使いまくっておりましたが、なんだかんだ言ってリクルートとマイナビの大手2社がサービスの面でも質の面でも圧倒的だと感じました。
ということで以下、僕が実際にこれら2つの転職エージェントを使ってみた感想を書いてみたいと思います。
ちなみに、どちらのエージェントも現在は電話での完全オンライン相談を実施しているということです。直接会社まで出向かなくても良いということですので、電話で気軽に相談してみるのも良いかもしれません。
リクルートエージェントを利用してみた感想
まずはリクルートを使ってみた感想から。言わずと知れた大手転職エージェントのリクルートです。
まあ利用してみた感じ、求人紹介という面で見ればただ機械的に求人が紹介されるだけなので正直微妙でしたが、何よりも他社の追随を許さない圧倒的な求人数が最強でした。
そして、やはり業界トップを走っているだけあって担当の転職アドバイザーさんに加えて転職アドバイザー補佐までついておりまして、面接対策や履歴書添削もすべて無料、各企業ごとに選考対策資料までついており、やはり大手は違うな…と感じさせました。
他の中小転職エージェントでは企業ごとの選考対策資料なんてありませんでしたからね。
最近はリクルートグループもデータ面で色々と問題が起きていますが、やはりデータという意味ではリクルートがトップを走っていると思いましたよね。
求人紹介という面のみで言えば求人数があまりにも多すぎるという点で微妙なんですが、大手ならでは圧倒的求人数と圧倒的選考対策資料数により、まず登録しておくべきはやはりここだと感じましたよね。
もちろん、電話相談だけでも無料で対応しています。今のご時世ですから、プロのエージェントに電話で悩みを相談してみるだけでも良いのではないでしょうか?
もしくは、とりあえず登録だけしておいて求人情報を集めるだけでもOKだと思います。リクルート限定の未公開求人も結構多いので、登録しておくだけでも損はないかと。
相談は下記リンクからどうぞ。
マイナビジョブ20sを利用してみた感想
リクルートに追随し、今や広報力ではリクルート以上となったマイナビ。
特に、数あるマイナビのサービスの中でもマイナビジョブ20sは、僕ら20代の若者に特化した第二新卒、既卒専門の転職エージェントサービスになります。リクルートエージェントよりも20代に特化している分、相談もしやすいです。
サービス的な面で僕が利用した感じだと、リクルートとは違って求人紹介を担当のエージェントさん自らやってくれるのでいい感じでした。
しょうがないんでしょうけど、リクルートはちょっと機械的すぎたんですよね…
だって、リクルートは求人紹介が全部自動でメールが送られてくるだけなんですよw
やっぱり求人は転職エージェントさんという生身の人間に選んでもらいたいじゃないですか。
その意味で言うとマイナビは素晴らしくて、ちゃんと生身の転職エージェントさんが僕と面談してお話をしてくださいまして、僕に合った求人を紹介してくれました。
リクルートと並行してマイナビの人にもたくさん相談して、僕は選考も実際にここ経由でたくさん受けました。エージェントさんが自ら求人を選んでくれたおかげもあってか、選考は通りやすかった気がしましたw
自分に合った求人を見つけるって意味ではこっちの方がオススメですね。求人数もリクルートのように無作為に大量に送られてくるということはなかったです。こちらもよければ下記リンクよりご相談をどうぞ。
以上、銀行での仕事があまりにブラックで辛いのであれば、この辺に相談してみれば自分の客観的状況がわかると思います。
ちなみに僕は転職の時はもちろん全て使ってました。複数利用すると比較できるからいいんですよね。それに相談ってのは1人に相談するよりもいろんな人からの意見を聞いたほうがいいのです。
転職を成功させた人はみんなエージェントは複数掛け持ちしているらしいですからね。
ということで、銀行なんていうクソ組織に所属して毎日を無駄にしている皆さん!
金融業は今や儲からないですし、あまり潰しの効くスキルも身につきません。職場環境と人間環境がクソならさっさと辞めて次の人生を踏み出すのが吉です。
下手に辛いことを頑張って、鬱病になってしまったら元も子もないです。
自分の身は自分で守り、いざという時は逃げるという選択肢も覚えておきましょう。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
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