
最近は銀行員の転職が増えているみたいですねー。
確かに、AIを導入して銀行のペーパレス化が進めば、この世の中の大半の銀行員が必要なくなるでしょう。
今後数年にかけて何万人も銀行員がリストラされるだろうといろんな有識者の方々がツイートしておられますね…
3万人では到底済まないと思います。
昨年、ようやくペーパレス支店ができたというスローペースの銀行業務。
新技術が導入されれば、人員削減は加速化するでしょう。 / 3万人削減…メガバンクに漂う強い危機感…https://t.co/dUtP3SI9fP #NewsPicks— 弁護士 荘司雅彦 (@shoji_lawyer) 2018年1月2日
3万人リストラ!!
いやーニュース記事では3万人リストラと書いてありますけど、僕個人の意見では今後数10年のスパンで見たら銀行自体がなくなる世の中がくると思いますよ。
それはもちろんメガバンクであってもです。そもそも、金融の歴史を紐解いてみてもメガバンクはちょっと長生きしすぎなんですよねー。いつまで古代の手法でビジネスやってんの…って感じです。
事実、テクノロジーは日々進歩しており、もう銀行が不要な時代はすぐそこにやってきているのです。
例えばブロックチェーン技術を使えば銀行なんて本当に必要ないですからね…
銀行の主要業務ってなんでしょう?預金利息?信用創造?この辺りでしょうか?いやいや預金利息なんてもうあってないようなもんじゃないですかw
なんとなく「銀行 役割」で調べたら、見事になくなっていきそうな役割ばかりで可哀想になってきた……。「預金の利息」って、もう形骸化してるしw 全国銀行協会のサイトですよこれw / 経済活動と銀行の役割 https://t.co/Svh4ejC51e pic.twitter.com/fwv5FcNL12
— イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) 2018年1月13日
ということで、銀行が不要な時代が到来しているのです。
呑気にメガバンクに就職して、「将来は安泰だ!」と思い込んでいるおめでたい20代は今すぐに危機感を持った方がいいと僕は思います。
ですが、そんなことを言っても何をしたらいいかわからない…という銀行員の方もいらっしゃると思うので、本日は20代の若手メガバン行員が沈みゆく泥船から脱出し、転職を成功させる方法を書きたいと思います。
目次
史上空前の売り手市場
まずは現状の転職市場全体のお話をちょっとしますね。
結論から言うと、いまの転職環境は労働者優位の完全なる売り手市場であります。
中途も新卒も合わせた現在の有効求人倍率って1.48なんですけど、この数値はバブル期以上の数値を誇っております。(バブル期の有効求人倍率は1.46でした)
新卒も中途も史上最高の有効求人倍率を誇っており、きっとこの流れはこの先数年続くことでしょう。
つまり、数字から見て今の市場は空前の人手不足、転職をするにはもってこいの環境が今の転職市場なのです。
銀行員の転職希望者が急増している現実
事実、現在は銀行から他の業界に転職したい!と考える人材が大量にいるようです。
メガバンクを含め銀行は今や泥舟ですからね…そう考えても不思議ではありません。
ただ、中にはこんな意見もありますね。
今銀行員の転職が急増しているっていうけど、このタイミングで転職しても転職市場で元メガバンクって人材が供給過多になり過ぎて、損だと思う。需給的に高い値段はつかない。少し待った方が吉かも。
— 佐藤新一(さとしん) (@puri950) 2018年1月15日
まあこう思う理由も分からなくはありません。
しかし、僕がこういうツイートに対して思うのは、転職市場においては銀行員だけが転職活動をするわけじゃない。ということです。
元銀行員の中から誰かを採用しなければならない状況だったらこのツイートの理論も成り立ちますが、そんなことはありません。
企業の採用担当は数多の業界出身者の中から1人を採用するのです。
別に銀行員だけがライバルではありません。
転職市場全体の中から誰かを採用するので、周りに銀行員がたくさん転職活動をしていようが関係ないです。結局はあなた自身が見られ、あなた自身が評価されるのです。
あなたが転職市場の中で市場価値が高ければ周りに銀行員のライバルがいくら多かろうが転職を成功させることはできるわけです。
あくまで銀行員の転職希望者の中ではなく、市場全体でのあなたの市場価値を高める努力をすること、それこそが転職活動を成功させる秘訣になってきます。
ということで、以下、若手銀行員が転職を成功させる方法を具体的に見ていこうと思います。
まずは若手銀行員の転職事情についてお話ししますね。
そもそも若手銀行員の市場価値は高い
これは何事にもあてはまることですが、まずは自分が世間相対的に見て市場の中でどの立ち位置にいるのかを知る必要があります。
受験でもそうですよね。
受験では偏差値という指標を元に自分の立ち位置を確認し、志望大学などを決めたりします。
それが就活や転職では、市場価値という指標に置き換わります。
転職における市場価値は受験における偏差値のそれと同じことです。ただ、就活や転職ではその指標を具体的に数値で算出することが難しいんですよねえ…
ただ、最近では自分の市場価値を数値的に診断する方法も出てきています。例えばミイダスなどの民間の市場価値診断ツールを利用する方法がありますよね。
ミイダスというのは自分の経歴を入れると自分の市場価値がわかるツールなんですが、まあ銀行員であれば皆さんそこそこの市場価値が算出されるのではないかと思います。
年収相場なんかが算出されるので普通に面白いですよw
下記リンクから診断できますのでよかったら皆さんやってみてください。
いかかでしたか?
恐らく若手銀行員の皆さんであれば、かなり高い数値が算出されたんじゃないかと思います。
若手であれば社歴、勤続年数、年齢、職種が市場価値を決める客観的な指標になりますが、入社1~3年、27歳未満、営業の若手メガバンク行員であれば市場価値はダントツで高いです。
なぜなら日本の転職市場って書類上の経歴で人を判断するんですよね。
例えば同じ銀行員でも、勤続年数半年と勤続年数1年だったら、勤続年数1年のほうが圧倒的に市場価値は高いんですよ。
えっ?なんでですかって?日本社会がそういうものだからですよ。
また、年齢でも明確な区切りがあります。
未経験の職種に応募するのであれば26歳よりは25歳、27歳よりは26歳というように、年齢でも明確に転職のしやすさは異なってきます。
ちなみに未経験であれば25歳以下の年齢ならどこへでも就職できますよね…
能力は同じであろうと、書類上の経歴が変わるだけで転職に成功できるかできないかは圧倒的に変わってくるのです。
ちなみに、「メガバンク勤務、入社1~3年目、25歳以下」の経歴であれば、ぶっちゃけどこへでも転職できます。
メガバンクに入れる時点でそこそこまじめに就活をしてきたという証ですし、入社して1年から3年は会社に行くことができたということは、あなたは社会に適応できる人間であるということの証明でもあります。
さらに25歳未満の脳は柔らかいです。新しいことを吸収できます。したがって、未経験でも引く手数多になります。
若くて入社1~3年目の25歳くらいの銀行員って超市場価値高いんですよねえ…
まずはその事実をみなさん覚えておきましょう。
特に、営業経験1年以上の銀行員であれば引く手数多
そしてこれも重要なことですが、特に!ですけど、営業をやっていた人はめちゃめちゃ市場価値は高いです。
なぜなら、営業力はどこででも通用する究極に汎用的なノウハウだからです。
営業ができれば人事だって広報だって頑張ればできます。そのポテンシャルはあります。だって営業職ってビジネスの根幹ですから。
逆に、人事の業務ができても営業ができるとは限りません。
それくらい営業って難しいしノウハウが必要だし、それほど汎用的な能力なのです。
すなわち営業経験1年以上というだけであなたの市場価値に箔が付いた状態なんですよね。
え?おれは営業成績を全然出せていない…ですって?
そんなあなた、喜んでください。
入社1~3年目の若手営業マンに実績なんて求めません。
仮に実績を求められたとしても、皆さんが採用担当者だったら「前職では入社半年で月間売上1位を叩き出しました!」という自己PRをどこまで信じられるでしょうか?多分みんな同じような自己PRを言ってくると思いますよ。
少なくともぼくは信じられないですねえ。そんなの全然ピンときませんもん。
前の会社の実績なんて大して意味がないんです。ホントかどうかもわからないんですから。
重要なのは、あなたが1年だか2年だか3年だかの営業経験を積んだ。という客観的事実のみです。
基本的に人は客観的事実しか信用しないんです。
いくら自分は頭がいいと主張しても、Fラン大卒だったら人は信用しないんです。
逆も然りです。いくら謙遜しようとも、東大卒だったら頭がいいと周りが勝手に思い込むのです。
それと同じことです。
私は営業職として2年間職務を全ういたしました!
この事実だけで市場価値はうなぎのぼりなんですよ。1年も耐えられないで会社を辞めたり、鬱病になったりする人は山ほどいますからねえ…彼らと比べればダントツで市場価値が高いんですよ。(ちなみに僕は1年未満で会社を辞めた人のうちの一人なんですがw)
営業経験を1年以上こなした、という事実だけで市場価値は上がるのです。営業経験1年以上なんて求人、山ほどありますよね?要はそういうことです。
ですので、営業経験のある銀行員の方は自信を持って転職活動に臨みましょう!
転職を成功させるにはエージェントを利用せよ
さて、長々と書いてきましたが、具体的な転職方法を書いていきたいと思います。
ズバリ、若手銀行員が転職を成功させる最短の方法は、転職エージェントを利用するということです。
若手だとコネを利用して就職する…というのはなかなか難しいと思うのですが、転職エージェントを使えば簡単です。特に大手であれば、その潤沢な企業とのコネクションを活かして様々な優良企業を紹介してくれます。
と、く、に!
メガバンクの営業の人は転職エージェントからしたらめちゃくちゃ紹介しやすい、悪い言い方をすれば使い勝手がいいので、かなりいろいろな求人を紹介してくれると思いますw
転職エージェント側からすると、メガバンクで1年以上営業やってました!っていうだけで紹介できる企業の幅が一気に広がるんですよ。
いや、これマジです。それくらい営業経験っていうのは第二新卒市場では強いんです。
そして、どのエージェントを使うべきかという話ですが、ズバリ、第二新卒のメガバンク行員が絶対に利用すべき転職エージェントは、リクルートエージェント、マイナビジョブ20’s、パソナキャリアです。
全て業界最大手になりまして、僕も全て使っておりました。
転職エージェントは業界大手を使わないとダメですよ。小さいところを使うと売り上げ至上主義なので平気でブラック企業を紹介してきたりしますから….
次こそは銀行のようなオワコン企業に入らないためにも、全力で転職活動には備えておきましょう。
転職活動も面倒臭がってしまうとまたまたオワコン企業に入社することになりかねないので、面倒臭がらずに全て登録しておきましょうねw
ちょっと各エージェントの特色について詳しく紹介しておきます。ちなみに僕はお客さんとして全部既に利用済みですし、各エージェントの内部事情も知っておりますw
言わずと知れた大手転職エージェントのリクルートです。王道です。
ところが実際は第二新卒の若手メガバンク行員程度の人が登録しても、担当になるエージェントさんは下っ端の似非リクルート社員だったりします。
いや、これ中の人が言ってたんでガチですよw
若手、第二新卒の転職希望者には下っ端のエージェントを当て込むんですよねw
プロとか言っておきながらそこらへんが儲け主義のリクルートさんのエグいところなんですが….
とはいえ、やはり業界トップを走っているだけあってそれでも業界では最高水準の企業を紹介してくれるのがリクルートのすごいところ。社内業務は完全にマニュアル化されており、誰が担当エージェントになっても高品質のエージェントアドバイスと求人紹介がなされる仕組みになっているのです。
この辺はリクルートのすごいところなんですよねえ….
選考対策資料も充実しているのがいいですね。求人紹介という面では確かにマニュアル通りって感じで機械的で微妙でしたが、紹介企業数が多く対応も2人がかりで懇切丁寧だったので非常に参考になりました。まあいくら内情を知っていようと、転職をするならここは外せないでしょうねw
ご登録はこちらからどうぞ。
リクルートに追随し、今や広報力ではリクルート以上となったマイナビ。
僕が利用した感じだと、リクルートとは違って求人紹介を担当のエージェントさん自らやってくれるのでいい感じでした。
いや、リクルートはマジで機械が選ぶ感じなんですよw
一方でマイナビはきちんとエージェントさんが面談内容を元に求人を紹介してくれます。いや、本来はそれが当たり前なんですが…
それに、マイナビは社員数がとにかく多いので僕みたいな若手ペーペーであってもそれなりにキャリアの長いエージェントさんが懇切丁寧に対応してくれました。
リクルートと並行してマイナビの人ともたくさん相談して、僕は選考も実際にここ経由でたくさん受けました。エージェントさんが自ら求人を選んでくれたおかげもあってか、選考は通りやすかった気がします。
リクルートが徹底的なマニュアルと量で勝負なら、こっちは懇切丁寧なサポートと数は少なくとも高品質な求人を紹介してくれるという感じですね。
希望の求人を見つけるって意味ではこっちの方がオススメですね。こちらもよければどうぞ。
僕が一番好きだったのはここですかね。
リクルートのように求人紹介が適当でとにかく量を紹介するというわけでもなく、マイナビと同等に僕に合わせた求人を紹介してくれました。さらに、恐らくパソナキャリア内で求職者の情報が共有されているのでしょう。担当エージェントさん以外からも求人の紹介が送られてきました。
担当エージェントさん自身も僕に合った求人を選んでくれますが、僕の経歴を見た別のパソナのエージェントさんも求人をいろいろ紹介してくれるので、登録していて飽きませんでしたね〜
あっ!自分にはこういう企業も向いているかもしれない!なんて気づかされることもありましたねー。
エージェントさんにもたくさん相談しました。今思えば迷惑かけたなあ…懐かしい思い出。
僕的にはパソナが一番オススメですので、複数登録するのはちょっと…って方もパソナには登録しておくといいと思います。会社の悩み事もたくさん相談できますよ。
あと、自分と同い年くらいの若いエージェントさんと相談だけしたい!ってことだったらハタラクティブという転職エージェントサービスがオススメです。
何がオススメかというとなんとここ、ラインで気軽にエージェントさんと相談ができてしまうんですよね。
若い会社ですので若い社員が多く、そのせいもあってかエージェントとの連絡でラインを利用しているそうです。
本当に気軽に相談してみたい!というのだったらこちらも利用してみるといいと思います。求人の質はさすがに前者3社より落ちますが、手軽に相談という意味ではこちらがオススメです。
以上、本気で沈みゆく泥舟から脱出したいのであれば、面倒臭がらずに必ず全部の転職エージェントを使い倒しましょう。
ちなみに僕は転職の時はもちろん全て使ってました。複数利用すると比較できるからいいんですよね。それに相談ってのは1人に相談するよりもいろんな人からの意見を聞いたほうがいいのです。
転職を成功させた人はみんなエージェントは複数掛け持ちしているらしいですからね。
ということで、銀行なんていうクソ組織に所属して毎日を無駄にしている皆さん!
金融業は今や儲からないですし、あまり潰しの効くスキルも身につきません。職場環境と人間環境がクソならさっさと辞めて次の人生を踏み出すのが吉です。
下手に辛いことを頑張って、鬱病になってしまったら元も子もないです。
そして下手に社歴が長くなって、第二新卒というブランドも使えないただのおっさんになってしまったらそれこそ転職はもうできません。
新たな人生を踏み出すのは今なのです。
20代であればまだまだ新たな人生を切り開くことができます。
僕も、労働の離脱という人生の目標に向かって、人生を切り開いている最中であります。
銀行なんていうオワコン組織から早く抜け出し、明るい未来を作っていきましょう。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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