リクルートライフスタイルの開始した「新・新卒採用」方式は日本企業を滅ぼすと思う

こんばんは。

本日は、就活生のみなさんを驚かすようなビッグニュースが飛んできましたね。

 

それは、リクルートライフスタイルが発表した「新・新卒採用」方式です。

 

教育業界ニュースを提供するリセマムさんの記事から文章を引用させていただくと、リクルートライフスタイルの「新・新卒採用」方式とは

 

大学3年生の3月から27歳まで、大学卒業後3年を目安に365日エントリーを可能とする。これにより、最終学年の6月以降、随時選考を受けることができるようになる。

また、「入社パスポート」と「最終面接パスポート」の、2種類の「2 Year パスポート」を交付する。「入社パスポート」は、内々定受諾者に交付され、卒業後2年以内であれば入社時期を選ぶことが可能となる。「最終面接パスポート」は、2次面接通過者に交付され、2年以内であれば最終面接から選考をスタートできる。

(出展:http://resemom.jp/article/2017/01/23/36100.html)

 

 

ということらしいです。

 

僕、これを読んだ瞬間、

 

えっ?こんな採用システムを大手日本企業が採用し始めたら新卒育成どうなんの???

 

って思いました。

 

今日はそれについて論じてみたいと思います。

 

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確かに、学生にとって利点は多くありそうですが、日本企業側からしたらこの採用システムは欠点も多いのではないかと思います。

 

そもそも、日本企業は新卒一括採用、新卒一括育成システムを採用してきたからこそ、ここまでの成長を遂げてきたのです。

 

今回はリクルートライフスタイルのお話ですが、もしこれが他の日系大企業にまで波及してこの採用システムが就活でメジャーになり、古き良き日本企業の伝統的な新卒一括採用、新卒一括育成システムが無くなってしまったら日本企業はどうなるのでしょうか?

 

僕は日本企業がうまく回らなくなると思います。

 

なぜ僕がそう思うのか?

 

理由は簡単、この採用システムでは、若手社員を会社の色に染めることが困難だからです。

 

 

  • 新卒一括採用、新卒一括教育のメリット

 

 

欠点ばかり語られがちな新卒一括採用、新卒一括教育ですが、その最大のメリットは

 

 

  1. 短期間で社会経験のないまっさらな若手社員を会社の色に染め上げ、会社に従順な人間に育てることができる。
  2. 企業内訓練によりその会社独自の社内スキルを一から教え込むことができる

 

ということに他なりません。

 

 

大学を出てすぐの新卒会社員たちは、社会から見たらただの何も知らない赤ん坊です。

 

そんな赤ん坊たちを大量に一括採用し、一から社内スキルを教え込み、育て上げる、それが今までの日本企業の教育の在り方でした。

 

日本企業に入社した新卒社員たちは社会について何も知らないので、企業内訓練を施せばその吸収スピードは速く、かつ新卒社員たちにとっての社会はその「会社」なので、企業内訓練に対して特に疑問を抱くことはありません。

 

そうすることで、新卒社員たちはその会社独自の社内スキルを身に付け、会社に従順になりました。

 

ちなみに会社独自の社内スキルとは、その会社、業界でしか役立たないノウハウ、人脈などのことを言います。

こういった会社独自の社内スキルは、下手に社会経験のある人間には教え込みにくいです。

何故なら余計な知識と経験が邪魔をするからです。

 

 

社会経験のないまっさらな新卒社員は社内スキルの吸収スピードも速く、疑問も抱きにくいため、非常に育てやすいのです。

 

 

新卒一括採用、新卒一括教育システムは、その会社に従順な社員を育て上げるのにうってつけのシステムなのです。

 

日本企業はこうやって企業内教育を施し、社内スキルを身に付けさせ、どんどん自分の会社に従順な社員を育て上げていきました。

 

そうすることで社員の定着率も上がり、会社への忠誠心も高くなるので、一層と会社に貢献するようになるのです。

 

 

と、以上が新卒一括採用のメリットでした。

とにかく今までの日本企業は、社員に社内スキル、業界知識、社内人脈をひたすら教え込み、会社への忠誠を誓わせることにより、成長してきました。

 

他の会社へ行っても通用しないスキルやノウハウが多いので、転職もしづらく、社員定着率も上がり、会社はますます成長していくことができたわけです。

 

 

  • 「新・新卒採用」システムの欠点

 

しかし、今回のリクルートライフスタイルが発表した「新・新卒採用」システムが日本企業に蔓延したらどうなるのでしょうか?

 

 

 

卒業後に、起業やら留学やら、なんらかの社会経験を積んでしまう新卒社員が大量に現れます。

 

 

 

そうするとどうなるでしょうか?

 

 

 

新入社員が余計な社会経験、ノウハウ、知識を持ってしまうため、会社は独自の企業内訓練を施しにくくなります。

社員の社内スキルの吸収スピードは遅くなり、かつ余計な社会経験を積んでいるため、会社に疑問を抱きやすくなります。

 

 

こうなると、企業独自の社内スキル習得を拒んだり、拒まなくとも余計な知識が邪魔をして習得が遅れたり、会社に対し疑念を抱く社員が現れるようになります。

 

 

さらに、新入社員の入社時期もバラバラになってくると思うので、企業内訓練の1つである新卒一括教育も難しくなってきます。

 

 

会社に忠誠を誓う、会社に従順な社員を育成することが困難になるのです。

 

 

そうなればもちろん、社員定着率も下がるでしょう。

日本企業を成長させてきた企業内訓練システムは崩壊し、会社に忠誠を誓う社員の数がどんどん減っていくのです。

 

 

社内スキルを持たず、会社に忠誠を誓わない、個を重んじる若手社員の増加。

 

 

そんな社員が増えていったら、日本企業は本当に、瓦解の一途を辿ってしまうのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

以上、僕がリクルートライフスタイルの発表した「新・新卒採用」について感じたことでした。

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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