
一般的にホワイトと言われがちな大手製薬会社。
高給、福利厚生充実、休み多い、安定、と良いとこ尽くしであり、就職においても毎年人気ランキングの上位を争っています。
そのホワイトさは本当なようで、大手製薬会社に勤務している知人からは良い評判しか聞きません。
しかし、そのあまりのホワイトさゆえ、成長が見込めないと嘆いている人がいるのも事実です。
今回はそんな大手製薬会社に勤務する現役営業マンにお話を伺ってきましたので、大手製薬会社についての記事を書いてみることにします。
題して、「ホワイトすぎて逆にブラック?大手製薬会社の実態」です。
目次
効かない薬が多すぎてクソ
いきなりびっくりなタイトルですが、効かない薬が多いらしいです。
大手製薬会社の営業マンが言うのだから間違いありません。
実を言うと、製薬会社が販売している薬というのはそのほとんどが効力がありません。例えばパーキンソン病治療薬はパーキンソンを止められませんし、降圧薬は本当に血圧を下げているのかわかりません。抗がん剤はいくら使ってもがんが治りません。ほとんどの分野で、薬は期待値を満たしていません。
プラシーボ効果もあってかわかりませんが、効くと称して効かない薬を売り出していることがあるようですね。
彼の会社だけではなく業界全体でそうみたいです。
僕たちも薬を買う時は製薬会社の内部の人に事情を聴いてから買いたいですね…
新薬が旧薬に完全に負けている
製薬会社は新薬を高い薬価で売りつけてきますが、それらがジェネリック医薬品(特許が切れた昔の薬)より劣っていることはよくあります。 例えば、効果とか、副作用とか、剤型とか、医師からの評価とか、、、 てゆーか、最近の新薬はほとんどそんな感じです。そして新薬はなによりも高い。自己負担月15,000円越えとか余裕で全然あります。会社人である以上「ジェネリック使ったほうがいいですよ」と正直に言えないあたり、罪悪感を感じることは日々あります。
確かに新薬って高いですよね。
でも、高いがゆえに効能を完全に信じて買ってしまう人はよくいらっしゃいます。
とはいえ、ジェネリック医薬品もジェネリック医薬品も良い噂は聞かないですから、新薬を買えば良いのかジェネリックを買えば良いのか…
僕ら消費者は一体何を信じれば良いのでしょうかw
自前で開発してなさすぎ
例えば「アステラスの薬はアステラスが開発している」って思って
ませんか? 実は、ほとんどの大手製薬会社はベンチャー企業や大学から種を買って、それを商品化することで薬を販売しているのです。すなわち、実際に薬を開発しているのはベンチャーや大学。
大手製薬会社はその薬を買ってうまくマーケティングをして前述の通りの想像以上の高値で消費者に売りつけているに過ぎません。つまり、製薬会社は自前で開発なんかせず、開発はベンチャーや大学に任せて後はいいとこ取りしているだけです。これは『ビッグ・ファーマ』って本が詳しいので、よかったら読んでください。
大企業ってのは往々にして小さい組織から安値でアイデアや商品をふんだくってそれを高値で売りさばきますからね。
「貧乏暇なし」とはよく言ったもので、国をよくするために必死に働いているベンチャー企業や大学機関の方々は安値で大企業に買い叩かれ、大企業はその利を平然と横取りしていくのです。
社会のピラミッドは製薬業界には如実に表れているんですねえ….
まあ、金はいらないから本気で人々を救いたい!と考える人がいるからこそ世の中が成り立っているんですが…
ほんで、彼が勧める製薬業界の実態、製薬会社の真実について暴かれている本がこちらの「ビッグ・ファーマ」って本ですね。
見出しが「製薬会社の真実」ですからねw
製薬会社志望の就活生や転職者は是非読んでおくといいのではないでしょうか?
給料もらいすぎ
こちらはとても素晴らしい見出しですが、どうも仕事内容に見合わない給料をもらっているのが不満の模様。
製薬会社の収入の7割は税金からです。にも関わらず1年目でも日系なら350万(手取り)、外資なら550万(手取り)くらいもらえます。 薬剤師や理系院卒なら+50万くらい。しかも福利厚生は手厚い。休みも多い。外資なら自分用の車一台もらえます。医療費の高騰は製薬会社が儲けすぎだからです。近々天誅が下ると思います。
こんなに貰っているなら大学やベンチャーにも分けてあげてもいいくらいだと思うんですがw
にしてもこんなに楽でお金が貰えるなら最高の仕事だと思うんですが、自分の立場を顧みずこんな風に社会的な問題点を追及できるなんて彼は非常に誠実であると思います。
営業しない営業
思わず目を疑いたくなるような題名ですねw
これが一番大きいんですが、薬は薬効が全てなので、ぶっちゃけ効果さえ良ければ営業の必要無し。 寝てても映画観てても漫画喫茶行ってもオールオッケー。何にも身につかないので、転職とかでも不利です。
何にも身につかないは言い過ぎだとは思いますが、どうやら普通の人が思い浮かべる営業より遥かに楽みたいです。
彼がデキる営業マンだから外回りで何しててもオッケーと言うんじゃないかという疑念はありますが、まあ話を聞く限りでは普通の営業よりは楽そうでした。
製薬業界っていう特殊な業界の中で、様々な規制に守られているからこそ楽な営業になるのでしょうか。
まとめ。オススメの就活サービス
今回のお話はかなり偏見に満ちていた記事だったと思いますので、あくまで一意見として読んでいただければと思います。
今回のお話から学ぶべきこととしては、薬が効くとか効かないとかそういうことではなく、大手製薬業界はホワイトで高給であるという一点でしょう。
まずもってクビはあり得ませんし、会社が潰れることはもっとありえませんし、自分の実力以上の給与と福利厚生を享受することができます。
そんな勝ち組の環境を手にしたい就活生諸君は大勢いるでしょうから、どうすれば大手製薬会社に入社できるのか???それを意識すると良いのではないでしょうか。
とはいえ、大手製薬会社は就活では難関企業です
それこそいくら高学歴であろうとESの段階で弾かれることは多いですし、無論面接では多くの就活生が撃沈します。
そうならないよう、しっかりと医薬品業界の研究をして、志望動機を練っておくことが必要になります。
今や無料で就活生のために業界研究資料を配布しているサイトだってあるんですから…
以下、製薬業界志望の就活生のために、オススメの就活サイトを紹介しておきます。
Unistyle
例えばUnistyleなんかは超絶オススメですね。
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、大手企業の内定者ES、選考情報、業界研究記事、就活にまつわるコラムを全て無料で閲覧することができます。
無論、大手製薬会社の内定者ES、業界研究記事も充実しています。
ちなみにこれ、僕が就活していた2016年は3000円での会員登録が必要だったのですが、なんと今や無料登録で全ての記事を閲覧できるようです。
いやー、僕が就活生の時に無料登録サービスをやってほしかったなあ….
ともかく、過去は有料であったことからもわかりますが、とにかく他のどのサイト以上に内定者ES、選考対策、業界研究情報が充実しているのがUnistyleです。
僕も就活生の時はもちろん使っていましたし、正直使わなきゃ損くらいのサービスですので、大手製薬会社並びに大手企業に行きたいのなら必ず登録しておくことをオススメいたします。
登録は下記からできるので良かったらどうぞ。
ONECAREER
もう1つ、大手企業や有名企業を目指している学生にオススメなのがONE CAREERというサイトです。
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、 こちらでも大手企業の内定者ES、選考情報、業界研究記事、 就活にまつわるコラムを全て無料で閲覧することができます。
特に選考対策の掲載企業数は4,000社以上、内定者ESも含むES掲載数は18,000件以上、就活体験談の掲載数は40,000件以上もありますからね…
他にも総合商社特集の記事などがアップされていますね。実際に商社の人事の方へも取材を行っているようでして、そこらへんのナビサイトよりもよっぽど詳しくまとまっています。
ちなみにONE CAREERでは記事を誰が書いているか明確なものが多く、 例えば就活界隈では有名なトイアンナさんとか、 借金玉さんあたりも記事を寄稿しています。わからない方はまあ、 ツイッターで検索してみてくださいw
登録は下記リンクからできますのでよかったらどうぞ!
就活ノート
また、こちらは最近の就活サービスなんですが就活ノートというのもオススメですね。
こちらの業界研究記事やコラムはプロのライターが執筆しているわけではなく、現役の就活生が執筆しております。
とするとどういうことかと言うと、製薬業界も含め、各業界のリアルな選考体験談、選考情報を入手できます。
もちろん就活生であればあなたも製薬業界なり、他の業界なりの就活に関する記事を執筆して、世の就活生に情報を提供することができます。
このサービス、結構画期的だと思うんですよね…企業が一方的に提供する情報を信じ込むのでなく、個人が情報を発信してそれを共有するという近代のシェアリングエコノミー的発想があります。
今後、こうしたWikipedia的発想は主流になってくることでしょう…
というわけで、就活ノートも是非とも登録しておくべきサービスであると思いますのでこちらも紹介しておきますね。登録は下記リンクからどうぞ!
しかし今やいろんな就活サービスが出ていますよねえ…僕が就活生だったら絶対にこういうの読んで選考対策していましたよ….
ネット上に無料でこんなに業界研究資料が転がってるのに対策本とか買ったりするの冷静にアホらしいじゃないですか。
情報弱者は負ける世の中ができつつあるのです。
このようにネットを駆使して情報を集めて、しっかりと対策を練ったやつが最後に笑う世の中になってきているのです。
皆さんも情報弱者ではなく情報強者になって、人生の勝ち組になりましょう!
では、こんなところで。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
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ではでは
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