総合商社志望の就活生が読むべき漫画「栄光なき天才たち〜鈴木商店〜」

本日は、ちょっと古いですが総合商社志望の就活生にとって非常に勉強になる漫画を紹介したいと思います。

それは、「栄光なき天才たち」第3巻です。

「栄光なき天才たち」という漫画について説明しますと、この漫画は歴史上の不遇の天才にスポットを当て、彼らの涙ぐましい努力、花火のように散っていった人生をストーリーにしている漫画です。

偉業を成し遂げたはずなのに非業の死を遂げた人物とか、成功したはずなのに人生でスポットを当てられることなく生涯を閉じ、死後やっとその功績が認められるようになった人物とか一杯いますよね。

そういった偉人たちの人生をまとめたのがこの漫画なんですが、やはり偉人の人生というのはそれだけで波乱万丈なわけですから漫画も必然的に面白くなります。

どの回もその波乱万丈な人生がリアルに描かれていて、非常に面白いです。

 

そして今回はそんな「栄光なき天才たち」の中でも総合商社の原点を学ぶことができる回をご紹介したいと思います。

第3巻に収録されている、「鈴木商店」の回になります。
みなさん五大商社はご存じでしょうが、鈴木商店は知っているでしょうか?

恐らくは知らない方も多いと思います。

今回ご紹介するのはそんな鈴木商店の回になります。
鈴木商店は総合商社の源流を作った日本の商社ですので、総合商社志望の就活生は是非参考にしてほしいと思います。

 

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総合商社の源となった鈴木商店

現在一般的に世間に知られている日本の総合商社は「三井物産」「三菱商事」「住友商事」「伊藤忠商事」「丸紅」「双日」あたりだと思うのですが、かつてはこうした大財閥を凌駕した個人商店があったのです。

それが、「鈴木商店」でした。

鈴木商店は第一世界大戦勃発時、全世界へ情報網を張り巡らせ鉄の買い占めを行いました。

当時の大方の予想として「戦争はすぐ終わるだろう」と思われていたのですが予想に反して戦争は長引き、鉄の価格は高騰します。

鈴木商店は膨大な量の情報を分析し、この展開を予想していたのです!

これにより鈴木商店は大きな利益をあげました。

 

このことから、世界の情報網を鈴木商店はいち早く網羅していたことがわかりますよね。
現在の日本の総合商社の界に誇る情報網はこの頃から顕在だったのです。

 

日本を介さない第三国間貿易

鈴木商店は鉄の買い占めにより、欧州から日本にひたすら製鉄を運んでいました。

このとき、ロンドン支店に駐在していた高畑誠一(当時26歳、後の日商岩井の創始者)は日本で鉄の積み荷を降ろしたら帰りの船が空っぽになることに着目し、当時では異例の自国を介さない第三国間貿易を始めました。

日本からの帰りの船にサイゴン米を詰め込み欧州で売りさばいたり、ロシアからの小麦をロンドンで売りさばいたりして莫大な利益をあげました。

積み荷と買い手を現地で見つけ出し、場合によっては船ごと売りさばくという豪快なやり方で世界を相手に商品を売り回ったのです。

このときは、なんと年商で三井物産の売上をはるかに上回っていたようです!

 

日本の総合商社が誇る商社マン魂はこういったところが源流にあるのですね。

 

大きくなりすぎたが故に突然の倒産

皮肉なことに、鈴木商店は大きくなりすぎました。

出る杭は打たれるというのが日本の風潮。
それ故世間から反感を買い、マスコミからバッシングされ、鈴木商店のブランドは急落しました。

鈴木商店=悪徳商店のイメージがマスコミから植えつけられ、メインバンクが融資拒絶、時代を動かした鈴木商店は昭和2年に倒産するにいたりました。

 

出る杭は打たれる。

日本は既存勢力に甘く、挑戦者に厳しい。

この日本の悪しき風潮は今も昔も変わらずですね。

東芝の役員の中で誰も牢屋に入っていないのに、ホリエモンは牢屋に入ってマスコミからバッシングを受けました。

こういった最近の出来事も、鈴木商店が大きくなり始めたら急にマスコミがバッシングを始めたのと似てますよね。

既存勢力を擁護し新参者を叩く日本の風潮は今も昔も変わらないのでしょう。

こんなところからも日本の歴史を学ぶことができますよね。

 

そして、鈴木商店のロンドン支店にいた高畑誠一は今の双日のルーツとなる日商岩井を創立することとなるのです。

 

 

と、こんな流れが鈴木商店の章です。

一巻にも満たないくらいの分量なのですぐ読めてしまいますが、その少ない分量で総合商社の源流や総合商社の歴史を一気に学ぶことができてしまいます!

 

今回ご紹介したのは総合商社のお話でしたが、その他にも「栄光なき天才たち」シリーズでは様々な業界の知られざるルーツ、様々な偉人の人生を知ることができます。

 

他では僕はレーサーの浮谷東次郎の回なんかが好きですね~。

中学時代、バイクでの東京→大阪がむしゃら1500キロ、大学受験を放棄してアメリカ突撃留学。そして世界に認められたドライブテクニック、最後に23歳という若すぎるレースでの死。

日本人の若者の究極の理想像が描かれています。

高度経済成長で成熟してしまったニッポン社会の中でイジイジ生きているサラリーマンに対して強烈なアンチテーゼを与えてくれる回でした。

実際に読むと、そのあまりの不屈の精神に感動さえ覚えてしまいます。

ちなみに、浮谷東次郎の回では本田技研の四輪車進出のことも取り上げられますので、同時に日本の自動車業界も学べますw

就活生とか学生とか、自分の将来、進路に迷っている人は読むといいと思いますね。

偉人の方々ってみんな思いっきりがよくて大抵は親や周囲の反対を押し切って人と違うことをやっているので、小さいことでウジウジ悩んでいる自分が小さく思えてきますよw

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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