有名大学出身で、誰もが羨むような大企業に勤めながらも、「レールの敷かれた人生なんてまっぴらだ!」と愚痴を垂れ流すサラリーマンが世の中にあまりにも多いことに、僕は毎度驚かされます。
もちろん、その中の一部の人間は会社を辞めて起業をしたりするわけですが、そんな人間はごく一部の話でして、大半のサラリーマンはそのまま敷かれたレールに乗り続け、鍵垢のツイッターで会社の愚痴ばかりを垂れ流す日々を送っています。
人生には時間の限りがありますし、今の日本に住んでいる限りは困窮して死んでしまうなんてことはほとんどあり得ないはずですから、そんなことで悩んでいる暇があったらさっさと会社なんて辞めれば良いのに、とも思うのですが、なかなかそうもいかないようです。
大半のサラリーマンは、会社の愚痴を言い続けながらも、敷かれたレールから外れるのが怖いので、なんだかんだ理由をつけて現状に満足し、明日も変わらぬ仕事をまた始めるのです。
しかし、敷かれたレールに乗って、真面目に会社で働いているだけで幸せになれる時代は、とっくのとうに終わりを迎えています。
ということで本日は、
・敷かれたレールの上を歩く人生がヤバイ理由
・敷かれたレールから外れると、人生が一気に楽になる理由
・敷かれたレールから外れて、幸せになるためにはどうすれば良いのか?
これらについて自分の実体験談と、様々な書籍を引用しつつ解説していきます。
「レールに敷かれた人生はまっぴらだ!」とお悩みのサラリーマンにとっては非常に参考になる内容と思いますので、是非とも最後までご覧ください。
目次
僕も、敷かれたレールに乗り続けていただけのしがないサラリーマンでした
冒頭で偉そうなことを言ってきましたが、この記事を書いている僕自身も、かつては敷かれたレールに乗り続けているだけのしがないサラリーマンでした。
僕の経歴だけ簡単にお話ししておくと、都内の私立中高一貫校を卒業した後、慶應の経済学部をストレートで卒業。卒業後は某大手メーカーに新卒で就職しました。
こう書けばわかる通り、まさに僕自身は完全に敷かれたレールを歩んできたのです。
人生は順風満帆!あとは会社でぬくぬくと40年間勤め上げて、一丁あがり!
当時、新入社員の僕はマジでこんな風に思っていましたよね。
しかし、人生そう上手くはいかないものです。
僕は大企業の仕事に耐えきれず、わずか10ヶ月で会社を退職することになってしまいました。
人生で初めての、敷かれたレールからの脱輪です。
社会のエリートから、一転して社会の負け組となってしまいました。
それでも、僕はそこから3回の転職を繰り返し、20代後半に差し掛かった現在は中小のWeb広告代理店にて週2,3日程度で働くようになりました。
そのかたわら、このようにブログを書いたり、YouTubeを撮ったり、適当に読書をしたりして自宅で慎ましく暮らしています。
このように聞くと、
「大企業勤務という看板と、社会的地位、安定した高年収を自ら捨てて、お前は社会の負け組だなw」
と思われる方も多いかもしれません。
もちろん、新卒で就職した大手メーカーにそのまま勤め続けた方が、安定した働き方はできたかもしれませんし、社会的信用もあったことでしょう。
しかし、断言できます。
僕は、社会のレールから外れた現在の生き方の方が圧倒的に幸せです。
確かに僕は現在、大企業に勤めていた頃と比べると社会的信用はありません。安定した収入があるわけでもありませんし、学生の頃に思い描いていたような、世界を股にかける働き方をできているわけでもありません。
それでも僕は、敷かれたレールを外れることによって、無限とも感じられるような自由な時間を手に入れることができました。
参考までに、現在の僕の毎日はこんな感じです。
現在の僕の毎日
・目覚ましはかけない。朝陽が昇る頃に起床
・朝食前にランニング
・朝食後に、Web業界の仕事を適当にこなす(完全在宅)
・昼飯を食べたら、少し昼寝
・午後はブログを適当に書く
・日が暮れたら仕事はしない。読書をする
・夕飯を食べて、風呂に入って就寝これだけで幸せなんだよな
— タコペッティ (@syakaisei) November 20, 2021
大手メーカーに勤めていた頃には考えられなかった、人間本来の生活ができるようになりました。
敷かれたレールに乗っていた頃のように、受験勉強に追われることもありません。上司にビクビクする必要もありません。〆切までに仕上げなければならない資料やレポートもありません。
そもそも、敷かれたレールに乗って、会社員をやって生きるなんてのは産業革命以降に現れた、最近の常識に過ぎません。
「江戸時代の仕事図鑑」という本によると、江戸時代の人間は「看板書、錠前直し、便り屋、井戸掘り、刷毛師、灰買い、鍋のつる売り、瀬戸物焼継、蝋燭の流れ買い、素麺師、冷水売り、歯磨売り、早桶屋、宝舟売….」などの多種多様な仕事を各々が不定期にこなして生計を立てていたようです。
もちろん、この時代は良い大学に入って、大企業に勤務する…なんていうレールもありません。
僕らが常識だと信じているレールは、所詮は最近現れた概念に過ぎないんですよ。
現在でも、高学歴であっても、大企業社員であっても、敷かれたレールから逸脱して自由に生きている人間なんてたくさんいます。
例えば、ファーストリテイリングの社長の柳井さんは新卒でイオンリテールに就職するも、働くのが嫌になり9ヶ月で退職し、その後は半年程友人の家に居候していたそうです。
人気お笑い芸人として活躍中のサンドウィッチマンの伊達さんも、「限りある人生、どうせなら好きなことをやらないと」と悟り、長年勤めた会社を辞めてお笑い芸人として生きる決意をしたそうです。
彼らが敷かれたレールに乗り続けたままだったら、今があるでしょうか?柳井さんがジャスコの店員として働き続けていたら、今のファーストリテイリングがあるでしょうか?
まあ、別にここまで大成しなくとも、敷かれたレールから外れて自由に生きている人間なんてたくさんいます。
僕のように半フリーランスとして自由に働くでも良いですし、中国の寝そべり族のような怠惰な生き方をしても良いかもしれません。なあに、いざとなったら生活保護もありますし、日本に生きている以上、食えないで野垂れ死ぬなんてことはほぼほぼあり得ません。
ちょっと書店を見渡してみれば、「ニートの歩き方」やら「年収90万円で東京ハッピーライフ」やら、働かずに生きていく方法をまとめた書籍でも溢れています。
例を挙げればキリがありませんが。敷かれたレールに無理に乗り続けなくとも、生き方なんていくらでもあるのです。
むしろ、敷かれたレールから降りてしまった方が気は楽です。誰にも関与されない、自分だけの生き方ができるんですから。
敷かれたレールの上に乗り続けても、幸せになれない理由
さて、敷かれたレールから外れても楽しい生活ができるよ!というお話をしてきましたが、ある意味では敷かれたレールに乗り続けてしまう方が悲惨だったりします。
敷かれたレールに乗り続けても、鬱病になってしまったら本末転倒
僕の身の回りでも、会社のためにしゃかりきに働き続けた結果、健康を害し、鬱病になってしまう友人が後を絶ちません。
事実、株式会社ジャパンイノベーションの調査によると、5割以上の会社員が鬱病リスクを抱えたまま働いているとのことです。
敷かれたレールに乗り続けたいがために嫌な仕事をやり続け、鬱病を拗らせてしまうなんて本末転倒ではないでしょうか?
そもそも、敷かれたレールに乗り続けた先の、日本の会社員の未来はお先真っ暗
そしてさらには、うつ病を乗り越え、なんとか敷かれたレールに乗り続けたとしても、日本の会社員である以上、その未来は暗いと言わざるを得ません。
ヤフーニュースで、日本の平均給与は433万円…日本だけ賃金が下がり続ける“3つの根本原因”という記事がいっときバズっていました。
この記事によると、先進国各国の年収は上がり続ける中、日本人の年収は下がり続けているとのことです。
敷かれたレールに乗っているだけでは、世界各国と比較して相対的に貧乏になっていくという時代が、今や訪れているのです。
皆さんも、今の会社で働き続けて、自分の収入が上がったり、人生が変わる未来が見えるでしょうか?おそらく、見えないという方が多いと思います。
敷かれたレールに乗り続ける方が、実はリスクだったりするのです。
「今の会社を辞めようかどうか迷う…」という相談がよくくるけど、リスクリワードをしっかり考えた方が良いよね
今の会社を辞めることで失うモノよりも、辞めることで得られる将来のリターンの方が大きいと思えば、さっさと辞めれば良いのだ
— タコペッティ (@syakaisei) November 7, 2021
敷かれたレールから外れると、人生は一気に開いてきます
敷かれたレールに乗り続けることと、敷かれたレールから外れることのどちらが良いか?
参考になる書籍として、「死ぬ瞬間の5つの後悔」という本を例にあげましょう。
こちらの本は、緩和ケアの介護を長年つとめ、数多くの患者を看取ってきた介護士さんのブログをまとめた本になります。
この本によると、患者さんが死ぬ間際に後悔することのベスト5は
①自分に正直な人生を生きればよかった
②働きすぎなければよかった
③思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
④友人と連絡を取り続ければよかった
⑤幸せをあきらめなければよかった
とのことです。
これら5つの死ぬ瞬間の後悔を聞いて、何か思うことはないでしょうか?
そうです。
敷かれたレールに乗り続けている限り、死ぬ間際できっと後悔するだろう、ということです。
敷かれたレールに乗り続けているあなたは、自分に正直な人生を生きていますか?
敷かれたレールに乗り続けているあなたは、働きすぎだと感じていませんか?
敷かれたレールに乗り続けているあなたは、幸せになることを諦めていませんか?
サンドウィッチマンの伊達さんの言葉をお借りするならば、「限りある人生、どうせなら好きなことをやらないと」という心構えを持ちましょうということです。
そうでないと、あなたの人生は手遅れになる可能性すらあります。
何をするにも、若ければ若い方が有利です。年をとってできないこともないでしょうが、年を取れば体力も知力も衰えてきますし、周囲の視線も気になることでしょう。
僕自身は、20代の前半で、新卒で入社した大企業をわずか1年で退職しましたが、あの決断をして本当に良かったと思っています。
もしあのまま敷かれたレールに乗り続けたまま、大企業で消耗していたら、今の自分はなかったでしょう。
僕は現在20代後半ですが、この歳になってくると、若い時に社会のレールから外れた友人がそれなりに自由な人生を送っているイメージです。
僕の友人には、大企業を早期離職して起業して成功した友人もおります。ブログを売却して億り人になった友人もいます。仮想通貨で億り人になった友人もおります。
彼らみんな、敷かれたレールから外れることで今の成功を手に入れました。
敷かれたレールに乗ったままだったら、今の成功はないでしょう。
敷かれたレールから外れてこそ、本当の自分の人生が始まるのです。
敷かれたレールから外れて、幸せになるためにはどうすれば良いのか?
さて、ここまでお話を進めてきてなんですが、そうは言っても何も考えずにいきなり会社を辞めるべきではありません。
僕はたまたまうまくいったから良かったですが、あまり真似はしてほしくありません。自分の人生やキャリアについて何も考えずにレールから外れてしまったら、非正規社員として職を転々とする人生に転落してしまうのがオチです。
「ドラゴン桜2」で桜木先生もこう言っていますね。まさにこの通りだと思います。
何も考えずに社会のレールから外れるのは、ただの短期離職です。早計と言わざるを得ません。
計画性を持って敷かれたレールから外れるためには、事前準備が必要不可欠です。
事前準備とは何をすれば良いのか?と申しますと、自分の人生について徹底的に考えることです。
スティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学卒業式の講演で、
「今やろうとしていることは、本当に自分のやりたいことだろうか?まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。」
と言っています。
自分の人生について、自分のやりたいことについて、まずは徹底的に考える、レールから外れる前に、まずはそれを皆さんにやっていただきたいのです。
「そんなこと言っても、何から始めれば良いかわからないよ…」という方もご安心ください。今の時代、無料でキャリア相談ができる有用なサービスがたくさんあります。
例えば1つオススメを紹介しておくと、ポジウィルキャリアなんて良いですね。
こちらは一般的な転職エージェントサービスとは一線を画しておりまして、キャリアのプロフェッショナルである専属トレーナーにオンライン人生相談ができるというサービスです。
「どう生きたいか?でキャリアを決める」
というのが公式ホームページのキャッチコピーになっておりますが、まさに今の僕らは「どういう仕事がしたいか?」ではなく、「どう生きたいか?」を考えるべきだと思うのです。
転職のバイブルでもある、「転職の思考法」という本には、
「To do」ではなく、「To be」でキャリアを選べ
とも書かれています。言い換えれば、僕らは「何をしたいか?」ではなく、「どうなりたいか?」でキャリア選択をすべきなんですよね。
この観点で考えれば、ポジウィルキャリアは僕らのようなキャリアに迷っている若者にとっては最高のサービスでして、
・なぜ今の会社の仕事が嫌なのか?
・会社を辞めたとして、どんな生き方をすれば自分は幸せになれるのか?
・そもそも、自分は会社員に向いているのか?
こういった悩みについて、専属トレーナーとのオンライン面談で全て解決することができるのです。
簡単に言えば、自分に向いていない仕事に就いてしまわないように、人生の軸やどう生きるかについてを整理した上で、快適なキャリア選択をお手伝いしてくれるというサービスですね。
過去を分析し、自分に向いている仕事を見つけるという作業はキャリア選択だけではなく、人生を生きていく上で必須の作業です。その作業をプロの方と一緒にできるというわけですから、この上ないサービスでしょう。
サービスの詳細は公式ホームページに書いてありますので、「自分の人生を本気で変えたい!」という方は、まずはこちらで無料相談だけでもしてみることをオススメいたします。
ラインで気軽にプロのカウンセラー相手にキャリアの無料相談ができるんですから、良い時代ですよね
ちなみに、なぜ僕がこんなにもポジウィルを推奨しているかというと、正直に言ってしまえばアフィリエイトだからです。
しかし、広告だろうとなんだろうと、僕はポジウィルのサービスを自信をもってみなさんにオススメしています。
なぜかというと、僕自身がポジウィルCEOの金井芽衣さんとお会いして、キャリアに対する熱い思いを聞いてきたからです。
参考までに、金井CEOのTwitterアカウントも貼っておきます。キャリアに対する熱い思いを感じ取れるのではないかと思います。
最近「いい会社に入社したものの、なんとなく満たされない・・とは言え今後のライフイベントを考えると辞めるのもどうなんだろう?」という方からのご相談が増えているのでそんなnoteを置いておきます☺️https://t.co/A4pbqMTldV
— 金井芽衣@POSIWILL (@meiem326) November 16, 2020
金井CEO自身も、社会人としての自分のキャリアを見つめ直した結果、安定した会社を退職し、独立して起業するという選択を決断したのです。
金井CEOが言っていたことで、僕も皆さんに伝えたい3つの重要なことがこちらです。
①重要な出来事の80%は35歳までに決まる
人生に強い影響を与えた経験や出会いは20代に集中している。20代後半からの結婚などのライフイベントがはじまり、30代以降はすでにキャリアが築かれ、家族に対する責任も重く、軌道修正くらいしかできない。
②20代は人生のピークではない
20代は、人生で「もっとも不安定で困難な時期」である。20代で下した決断が残りの人生を形成する。「30-40代はこうありたい」という姿を明確にしたら、辛くとも行動を起こさないといけない。
③最初の10年間で生涯賃金が決まる
20代の仕事は想像以上に今後のキャリアに影響する。故に、生涯賃金の2/3はこの時期どう過ごしたかで決まる。
いかがでしょうか?
こちらはすべて、「人生は20代で決まる」という本に書かれていたことでもありますが、僕ら若者にとってはかなり衝撃的な事実ではないでしょうか。
一言でまとめれば、20代をどう過ごしてきたかで、今後の人生が決まるということです。
そんな貴重な20代を、つまらない会社で、つまらない仕事で消耗させてしまっていいのでしょうか?
自分の人生に悩んでいる方は、一旦立ち止まって、一度自分の人生について本気で考えてみてから次の進路を決めるべきなのです。
その結果として、今の会社に勤め続けるという決断を下したのならそれでもいいですし、金井CEOのように独立起業するのであればそれでもいいでしょう。
いずれにせよ、自分の人生について本気で考える、自己分析を改めて徹底的にやってみる、ということを、ぜひ皆さんにやっていただきたいのです。
ということで、「自分の人生を変えたい!」という方は、ぜひ一度、ポジウィルの無料キャリア相談を受けてみてください。人生経験豊富なプロのカウンセラーが皆さんに寄り添って、損得勘定抜きの真摯なアドバイスをしてくれるはずですよ。
無料相談はこちらのリンクからできますので、よかったらどうぞ
そして、僕自身はこのようにして自分のキャリアを真剣に考えた結果、大企業に勤め続けるという敷かれたレールからは外れ、現在はWeb業界にてWebマーケティング職として働いております。
安定した生き方はできなくなりましたが、僕は今が一番幸せです。それもこれも、自分の人生を真剣に考え、どのように生きるかが自分にとって最も幸福かを追求し続けてきた結果だと思います。
ということで皆さん、敷かれたレールから外れることは、そこまで怖くないんです。
むしろ、敷かれたレールから外れるということは、新たな人生の始まりとも言えます。
自分の人生を生きて、人生を楽しんでいきましょう。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
などは僕のメルマガにて公開しております。
メルマガ限定の情報なども流しますので、ご興味ある方は下記リンクより是非とも僕のメルマガにご登録していただければと思います。もちろん登録は無料です。
ではでは
今まで、終身雇用はいやだから、やりがい重視で給料が低くても楽しい仕事がいいと考えていた。でも、まずは大企業に入ってレールに乗ってそっからリストラされてもまた働ける実績と肩書を持った社会人になることを意識して頑張ろうと思います。
青臭くて、よく考えていない自分の短所は行動ができて自分に制限をかけないいい部分でもあると私は思います。ですが現状思考がレールを外れて行こうとしていてレールを外れたら何者でもなく軸もない自分でどんどん悪化していく以上そこは反省してまずお金で選ぶとか大企業で選ぶとか素直にアドバイス聞いて就活しようと思います。