【電博だけじゃない】就活生が知るべき中小広告代理店の仕事内容

電通や博報堂などの大手広告代理店の労働実態はメディアに取り上げられることが多いですが、中小の広告代理店の情報はあまり世に出回っていないように思えます。

広告業界というと電通や博報堂を思い浮かべがちですが、実際は中小広告代理店が広告業界のほとんどを占めていますし、広告志望の大半の学生は中小広告代理店に行くことになるでしょう。

 

というわけで、本日は中小の広告代理店の実態のお話をしたいと思います。

 

とはいえ、中小の広告代理店は無数にあるためその中にはホワイトな代理店とブラックな代理店が存在します。

今回は電通や博報堂との違いとともにホワイト中小広告代理店とブラック中小広告代理店の違いもお話ししたいと思います。

僕はファーストキャリアで中小広告代理店の人たちとガッツリ絡んでいますし、今もブラックであろうとホワイトであろうと、数多くの中小広告代理店の人たちと接してきています。就職説明会では語られない、リアルな業界ネタを本記事では提供しますので是非とも就活のご参考にしていただければと思います。

ちなみに、広告業界の他業種の人々のお話は下記で書いておりますのでご参考ください。

 

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(当ブログは広告業界ネタが多いですが、僕自身がファーストキャリアもサードキャリアも広告業なので広告業界ネタが多くなってしまうんですね。ご了承ください。)

 

では、見ていきましょう!

 

電通や博報堂のような大手広告代理店と中小広告代理店の仕事内容の違い

まずは、皆さん疑問に思う中小広告代理店と大手広告代理店の違いを説明します。

 

中小広告代理店は広告のデザインができない

第一に大手と中小の違いとして、中小は広告のデザインができないことがあげられます。

 

例えば電通ならいろんな広告のデザインを取り扱いますよね。まあ、電通の人がデザインするか、電通の人が下請けにデザインを投げるかどうかは別にして、広告デザインを受注するのは電通になります。

僕が電通の会社説明会に行った時は今まで電通が取り扱った広告デザインのカードを大量に貰いましたねー。写真にあるのがそれです。

 

 

角ハイボールとかポンデリングも電通がやっていたんですね…

 

とまあ、これらの印象的なデザインは電通が受注して製作しているわけです。

 

世の中に出回る広告のデザインをするのが大手広告代理店の仕事ということになります。

 

一方、中小の広告代理店は広告のデザインはほとんどできません。

 

では中小広告代理店は何してるの?と言うと、広告を掲載する場所を決定します。

いわゆるメディアプランニングというやつですね。

例えば、外を歩いていたら看板とかあるじゃないですか。電車に乗っていてもいたるところに広告がありますよね。

あのような広告を掲示する場所を販売するのが中小広告代理店の仕事になります。

 

簡単に言うと、広告をデザインするのが大手広告代理店、広告を掲示する場所を決めるのが中小広告代理店ということになります。

 

ですのでよく大手広告代理店の人が言うのは、世に影響力を与える仕事ができるのがおれらの仕事だ!!というのですね。確かに世にインパクトを与える広告を製作できるのが大手ですからね…

 

既存顧客を引き留める営業をするのが大手、新規開拓をひたすらするのが中小

さて、広告代理店といえば営業のイメージですが、営業のやり方も大手と中小では全く異なります。

大手は昔からの付き合いの大口のお客さんが多いので、営業はどちらかというと

 

「また来年もよろしくお願いします!」

 

といった感じになります。よくある接待もまさにそんな感じですね。

特に局担(大手広告代理店のテレビ局担当)の人は接待大変そうだったなあ…

テレビ局の人が合コンやりたい!と言い出したらすぐにヤレそうな女の子用意して合コンのセッティングしなければいけませんから…

 

一方で中小広告代理店では、その仕事の多くが新規開拓営業になります。

要はテレアポ、飛び込み営業ですね。

 

「あの場所に広告出しませんかー!?」

 

とひたすら新規のお客さんに営業をかけるわけです。

僕はファーストキャリアはメーカーのマーケティング部にいたんですが、よく中小の広告代理店から電話がかかってきたなあ…

まあ具体的に言うとこんな感じです。

 

「御社の広告を駅のホームで拝見したのですが、また別の場所に広告を出稿するご予定などございませんでしょうか??」

「広告出すとこ決まってますか?ウチと取引しませんか?」

 

みたいな感じで中小広告代理店から電話がかかってくるわけですね。こんな感じでゴリゴリ広告を出してくれそうな企業に新規営業していくのが中小広告代理店の営業の仕事です。

 

そんで、まあ大抵はめんどくさいので僕なんかは

 

「検討致しますので資料だけ送付していただけないでしょうか?」

 

と言って断るわけですね。こっちは電話で話すの時間の無駄だし、向こうも資料を送れれば万々歳なのでウィンウィンなわけです。

 

ちなみに僕がメーカーにいた時は中小の広告代理店から電話がかかってきたときは全て断っていて資料もロクに見ていなかったのですが、まあテレアポで広告出す気になるお客さんなんて少数なんだろうなあ…

なんでも100件に1件ひっかかればいい方みたいですね。

 

ちなみに僕の友人で中小の広告代理店に行ったやつは、新卒でいきなり飛び込み営業やらされてましたよw

最初は訳も分からなかったから会社の前で2時間ウロウロしてただけだったとかw

彼は2年目ですが今も仕事内容変わっていないそうな。なんと日々を消耗させていることか…

 

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中小広告代理店の辛いところ

大手と中小の広告代理店の違いがわかったところで、なんとなくおわかりでしょうが中小広告代理店の仕事の辛いところを見てみましょう

世の中に影響を与えられない

中小の広告代理店さんがよく愚痴るのが、世の中に影響を与えられない!ということですね。

まあ、どこにどんな広告を出すか決めるだけですから、そこまでの影響力は社会に与えられませんよね…

やっぱり広告を見たときに「この広告すげえ!」と思うのは広告のキャッチコピーとかデザインですから。

あんまり世の人々は

 

「この場所にこの広告を出したのはセンスあるなあ…」

 

とは思わないわけですね。

そこにやりがいを感じられなければ、中小広告代理店の仕事は辛いものになってしまうと思います。

 

新規営業が辛い

先ほどもちょっと申し上げましたが、中小の広告代理店では商品内容が他社と差別化できないため価格競争とか営業担当の人柄がメインになってきます。

 

「あの代理店の営業マン、人が良いし仕事早いから、あそこに任せるか!」

 

こうなるわけです。

 

これができる人は仕事楽しいかもしれませんが、人付き合いが向いてない人にとっては辛い仕事となるでしょう。

広告はコミュニケーションですから。コミュニケーションできる人が仕事もできるのです。

 

あとこれは大手もそうですが、接待は多いですねえ。場所を買ってもらうために休日出勤してお客さんをもてなすのです。

 

また、もっと中小広告代理店だとお客さんすらいないので新入社員がひたすら飛び込みをして営業して回るなんてとこもありますね。

ノウハウもわからないのに、名刺を1日5枚集めてくるのがミッションなんて会社はよくあります。

ノウハウがわからないから、会社の前を行ったり来たり。それを2年間やっている。給料もブラック。こんな中小代理店は山ほどありますね。

こういったところは中小広告代理店の辛いところと言えるでしょう。

 

中小はおっさんのワンマン経営がありがちだから企業体質が古い

広告業界はカジュアルなとこが多くて、黒のスーツで白シャツとかが多いのですが、中小だと社長がワンマンだったり古臭かったりするので服装にもうるさかったりしますね。

広告ってそこそこカジュアルな服装でも良いイメージですが、「あいつちょっとスーツ派手だよなあ」とか話題が出たりします。

また、ワンマン経営のところだと良くも悪くも社長の一存で全てが決まるようなところもありますもね。

こちらの記事でも書いてますが、ワンマン経営の広告会社に入ってしまうと悲惨なことになります…

 

中小広告代理店のメリット、ホワイト中小広告代理店の見つけ方

さて、悪いことばっかり言っていてもしょうがないので中小企業のいいところ、そしてホワイトな中小広告代理店の見つけ方も書いていきたいと思います。

 

1人でできる仕事の裁量が大きい

こちらの記事でも書いていますが、電博のような大企業はマーケティング職なり営業職なり、職務が細分化されています。

そのため社内人脈、社内チームワークが一層大事になってきます。

それはいいところでも悪いところでもありますが、一方で中小では人が足りていないので営業職であろうとマーケティングもやりますし、調査もやりますしし、企画もやったりします。

いろんなことができるのが中小企業ならではのやりがいであり、お客さんによっては自分1人の意思で様々なことができてしまいます。

臭いですが、中小は人が少ない分、自分の仕事の裁量が大きく、自由に仕事ができると言えるでしょう。

 

ホワイト中小広告代理店の見つけ方

さて、最後はホワイト中小広告代理店の見つけ方のお話をします。

ポイントとして、自社媒体を持っているかどうかは重要になります。

 

例えばマイナビを例にあげます。

実はマイナビも広告代理店業でして、かつてはめちゃめちゃ小さな広告屋でありました。しかし、今や大企業にまで成長しています。

現在は非常に儲かっているわけですがなぜマイナビが儲かっているかというと、自社媒体を持っていたというのが大きいです。

 

自社媒体ってなんぞや?というと、ナビサイトですね。

自前で持っているナビサイトの広告枠を売って収益を上げるのがマイナビです。

例えばマイナビの儲けの大きな柱はマイナビバイトですが、マイナビバイトという媒体が強いのは多くの人が見ているからです。多くの人が見て、そこから成約につながりやすい広告枠だから引く手数多でめちゃくちゃ売れるんですよ。

 

さらに余談ですがマイナビの新人さんはまずは地方に行ってマイナビバイトの広告枠を地方商店に売りまくるのだとか。

 

これがまあー売れるらしいんですね。

 

確かに地方商店からしたら人出は欲しいけれど変なとこに広告出しても誰も見ないし、マイナビバイトならみんな見るか!ということで広告を買い取って自分のお店のバイト募集をかけるわけですね。これによって結構人が集まるらしいです。

 

以上のように、自社媒体を持っている広告代理店を探すというのはホワイト広告代理店を見つける上で重要です。

 

とはいえ、人材業界がホワイトって言ってるわけじゃないですよ。人材業界も広告代理店業ですがだいたいブラックですから。

 

例えば僕のオススメは、電車のホームのベンチ裏広告を取り扱っている会社とかですかね。

電車のホームの広告は交通広告の類になりますが、電車のホームにあるベンチ裏の広告場所はとある会社が全て買い取っているので独占市場なのです。

電車のホームに広告出したい企業なんてたくさんありますから。わざわざ営業かけなくてもいろんな会社が

 

「あの駅のあのホームのあそこに広告出したいです!」

 

と言ってくるのです。

 

自分で営業するまでもなく向こうから広告枠を買いたいと言ってくる。それはめちゃめちゃ強いですよね。競合したら価格もあげられるわけですし。

 

他では、合同説明会の椅子にかかっている広告枠を独占買い占めしている会社とかね。

 

これもまた別の広告会社です。

 

こういう会社は超ニッチな広告枠を売っているため、電博のような大手が参入することもなく独占市場を築き上げています。

 

こういった広告代理店は中小でもホワイトですよね。だって営業しなくてもお客さんの方から広告を出したくてやってくるんですから。

 

皆さんも広告業界を志望するなら闇雲に電博とか受けるのではなく、こうしたニッチな市場でシェアを築いている中小広告代理店なども見てみましょう。きっと新たな発見があるかもしれませんよ。

 

まとめ

以上、中小広告代理店のお話をしてきました。

就活生の皆さん!!電博や博報堂だけが広告代理店ではありません。リクルートやマイナビだって広告代理店ですし、いろんな広告代理店があるのです!

是非とも視野を広げて、優良広告代理店に就職しましょうね!!

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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