就活生が知っておくべき証券会社投資銀行部門の実態

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「証券会社の投資銀行部門ってかっこよさそうだけど、イマイチ何してるかわからない…」

「年収は高いんだろうけど、投資銀行部門って仕事きついんでしょ?」

など、様々なイメージがある「証券会社の投資銀行部門」

一般には高学歴のエリートが入社し、激務をこなしながらも日本を裏で動かし、高給を手にしていると言われる証券会社投資銀行部門。

今回はそんな証券会社の投資銀行部門に新卒入社を果たしたエリート新入社員にインタビューをして、その過酷な業務内容の真実について語ってもらいました!

題して、「新入社員が語る!証券会社の投資銀行業務の実態!」です。

個人的には「永遠に空かないトイレ」の実態が衝撃的すぎてびっくらこきましたw

では、以下、証券会社の投資銀行業務の実態を見ていきましょう!

 

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証券会社の投資銀行部門ってなにするの?

M&AやIPO(新規上場)、株式や債権の発行による資金調達をする際のアドバイザリーと実行支援をメイン業務として担当します。

 

具体的にはExcelを使って会社の財務諸表を分析して企業価値を計算したり、PowerPointを使って自分達の提案を魅力的に見せる資料作成等を行います。

証券会社の投資銀行部門に入社するメリットは?

とにかくハードワークで、得られる知識と賃金が破格であるところ。
最近は某超大手広告代理店の社員が自殺した事件もあって残業は減りつつありますが、依然として一般企業よりは圧倒的にハードワークです。
毎日24時以降に帰ることはザラにあり、プロジェクトが炎上している時は2徹、3徹することもあります。
毎日が文化祭前日のような活気のある職場こそが投資銀行最大の魅力だと思います。
賃金は外資なら初年度で700万〜1,000万円、日系なら600万〜800万くらいは貰えるのではないでしょうか。外資は日系と比較して給料の分ハードワークというイメージですね。

3.証券会社の投資銀行部門に入社するデメリット

とにかくプライドの高い人が多いところですね。

 

日本で投資銀行と呼ばれる部門を有する会社は外資系投資銀行と日系大手証券の5社しかなく、各社の採用人数も多くて20名前後なので、基本的に学歴は早慶の看板学部レベル以上でないと入社出来ません。

そのせいか自分がエリートだと勘違いしている人が多く、他業界や、同じ会社のセールスやトレーディング、人事等の他部門のことを下に見る傾向が強いと思います。

前に弊社から超大手広告代理店の営業職に転職した先輩がいて、私は凄いな〜と素直に感心していたのですが、その先輩の同期は、「投資銀行から逃げただけだろ、しかも営業とかありえんわ」と辛辣な言葉を放っていて、非常に複雑な気持ちになったことを覚えています。

 

証券会社の投資銀行部門を受ける就活生に対して言っておきたいこと

投資銀行は賃金が高いこともあり、興味本位で受ける人が多い業界の一つだと思いますが、ストレス耐性や体力に自信のない人にはオススメできない業界です。
賃金も働いた時間には見合いませんし、住む場所等の関係で出ていくお金も多いです。
それでもこの業界に入ってみたい人は、とにかく早い段階から準備して、インターンには必ず参加するようにして下さい。
本選考から受ける人は、他社のインターン参加経験か、コーポレートファイナンスの学習経験があると非常に印象が良いと思います。

入社して驚いたこと

永遠に空かないトイレ

これはきっとどの投資銀行もあると思いますが、とにかく個室のトイレが空きません。これは皆さんお腹が弱いからという理由では当然ありません。

 

トイレが空かない理由は、トイレで仮眠を取る人々によって占領されているから、です。

 

投資銀行は深夜に働くことが多いため、睡眠時間が非常に短い日が続くとデスクで目を開けていることが不可能になることも良くあります。
そんな時は我々のベースキャンプであるトイレに行き、トイレットペーパーで枕を作って眠りにつきます。
しかし、本当にトイレがしたい人からするとこの状況は絶望的ですね・・・

細かすぎる資料作成規則

投資銀行の若手が行う作業は、資料作成が全てといっても過言ではありません。
資料を見せる相手は社長であったり、役員であったりするため、上司も決して手は抜かず、細かい所にまで目を配ります。
具体例をいくつか挙げてみます。
✓フォントは数字や英語はArial、日本語はMSPゴシック。それ以外を使うと罵声が飛ぶ
✓使える色は各社が定めるカラーパレットからしか選べず、それ以外の色を使うとセンスを疑われる
✓テキストボックスの行間は5pt、それ以外の行間を使うと一瞬でバレて修正を求められる
等など、お客様は決して気にしないレベルの規則が投資銀行では事細かに定められており、遵守しない社員は問答無用で上司からしばかれるのです。

使用を許されないマウス

パソコンを使用する人なら誰でもマウスを使うと思いますが、投資銀行ではマウスを極力使用しません。
パソコン操作の大概はキーボードのみでも出来るようになっており、作業する際は高速化のためにマウスはあまり使いません。
そのため、AltやCtrlから始まるショートカットを大量に覚え、まるで格ゲー必殺技を覚えるがごとく日々修行をする訳です。

以上、証券会社の投資銀行部門の業務内容実態をお話してきましたが、いかがだったでしょうか?

想像にも増して恐ろしい世界ですね、証券会社の投資銀行部門。

とにかく効率的に短時間で作業を行うことが求められ、業務のためにはプライベートをも犠牲にしなければならないこともある…
まさにエリートのみが輝くことができる場所ですね!
そして僕からしたらトイレ問題は会社が解決すべき課題であると思うので、仮眠室でも設けたらいいと思うんですけどどうなんですかね?

トイレをベースキャンプと表現するってやばくないですか??w

それとこれは個人的なことなんですが僕がさすが投資銀行部門の人は違うな!と思ったのが、記事寄稿を依頼してわずか1時間足らずで上記のクオリティの文章が送信されてきたことです。

さらに上記の引用記事内容、送信されてきた内容から僕は一言一句編集を加えておりません。

普通記事を寄稿してもらったら誤字脱字や文章の繋がりがおかしい箇所とかをチェックして編集して公開するんですけど、今回は全くそういった編集作業を行う必要がありませんでした。

だって、文章完璧だったんですもん。

直すところがなかった。というか、僕なんかが文章訂正したりするのはおこがましいとすら感じました。

例えプライベートな文章作成であっても手を抜かず、高速でその仕事をやり終える姿はまさに証券会社の投資銀行部門のエリートにふさわしいと思いましたね。

逆に、仮に頭が良くてもなんでも適当にこなして作業を後回しにしてしまう人間は投資銀行部門に向いていないかもしれませんw

 

以上、「新入社員が感じた証券会社投資銀行部門の実態」でした!

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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