ホワイトな隠れ優良BtoBメーカーを見つけるための方法論

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残業時間が短くて、福利厚生が充実してて、給料も良い隠れた優良BtoBメーカーに就職したい…

こんなことを考える就活生も多いと思います。

事実、僕も就活生のときはそうでした。

 

僕は就活生のときはホワイトな優良BtoBメーカーを中心に就活をして、見事就活を決めました。

 

まあ、僕は自己分析を疎かにしていたので結局新卒で入社したホワイト優良BtoBメーカーはわずか1年ほどで辞めてしまいましたが、企業探しのやり方という面で見れば非常に理にかなったやり方をしていたと自負しております。

ということで本日は、世間にはあまり知られていないけれどもニッチな業界で高いシェアを誇っている隠れ優良BtoBメーカーを見つける方法論をお伝えしたいと思います。

 

僕は実際に以下のやり方で金の貰えるネットカフェのような超優良BtoBメーカーに就職することができました。

就活生の皆さんは是非ご参考ください。

 

では、見ていきましょう!

 

そもそもホワイトな優良BtoBメーカーとは?

まずはじめに、優良BtoBメーカーってなんなの?というお話をします。

 

僕の言う優良BtoBメーカーとは、

 

①ライバルの少ないニッチな業界でトップシェアを握っており、
②黙っていても売れる商品を取り扱っている

 

そんな企業のことを言います。

 

ではどんな企業が上記の条件を満たした優良BtoBメーカーなの??と言うと、優良企業の一例で言えば製薬最大手のJohnson&Johnsonなどが挙げられます。

Johnson&Johnsonはバンドエイドなど消費者向けのBtoC事業で有名ですが、売上比率を見るとBtoCの消費者向け事業の割合はわずか19%に留まり、実はその利益の大半はBtoB事業である医療機器事業と医薬品事業によるものです。

 

※Johnson&Johnson公式ホームページより

 

で、この3事業のうちで最も儲かっている事業は医薬品事業になります。

こちらの記事(【成長したい就活生は行くな】ホワイト過ぎてクソな大手製薬会社)にも書いておりますが、薬は薬効が全てなのでぶっちゃけ効果さえ良ければ営業の必要はないわけで、売れるのが必然なのです。売れるのが必然となると、当たり前ですが営業が頑張らなくても勝手に商品が売れていくわけです。

事実、J&Jの営業利益率は10年平均で18%です。メーカーでは5%あれば良いと言われる営業利益率がこれだけ高いのいうのは、まさに笑いが止まらないほど儲かっているということです。

ちなみにJohnson&Johnsonの営業職は「有給取り放題」「勝手に売れるから日中はやることがない」などと素晴らしい待遇だったりします。

その上、新卒1年目でも年収は550万円と破格の高給をもらっているのです。僕が今まで色々な人からお話を聞いた限りでは、Johnson&Johnsonの営業は最強に楽で給料が高いです。

 

 

すなわち、こうした会社に入社することができればまさに、「人生の勝ち組」、になることができるわけです。

冒頭で申し上げた、①ライバルの少ないニッチな業界でトップシェアを握っており、②黙っていても売れる商品を取り扱っている

という条件をJohnson&Johnsonは全て満たしているからですね。(その上、JNJはめちゃくちゃ給料がいいわけですがw)

 

ということで優良BtoBメーカーの定義がわかったところで、どうやってこのような優良企業を見つけるのか?というお話を以下に記述していきたいと思います。

 

定量的指標から見よ

まずは定量的指標から優良BtoBメーカーを見極める方法を書いていきましょう。

ホワイトかどうか?給料が良いかどうか?というのは数字からではわかりませんが、少なくとも「儲かっているかどうか」という点に関しては定量的指標から判断することができます。

上場している会社であれば財務諸表は公開されているはずなので、早速見ていきましょう。

 

営業利益率が5%以上のメーカーに行け

皆さんが見るべき指標は、営業利益率です。

営業利益率は営業利益÷売上×100で算出できます。すなわちどれほど効率的に儲けを出しているかをチェックするための指標になります。

営業利益率はメーカーであれば大体5%あれば良いと言われております。

仮に営業利益率が20%近くあれば、儲かって儲かって仕方がない事業を扱っていると言えるでしょう。

 

 

例えば最初にも例をあげましたがJ&Jの営業利益率は10年平均で18%です。メーカーでは5%あれば良いと言われる営業利益率がこれだけ高いのいうのは、まさに笑いが止まらないほど儲かっているということです。

 

日本企業で言えば、高給取りで非常に有名な会社、キーエンスの営業利益率は驚異の50%近くを叩き出しています。

キーエンスはセンサなどの電子機器を取り扱っていますが、企業ごとにオーダーメイドで部品を供給しています。すなわち他の企業が太刀打ちできないニッチな分野でトップシェアを誇っており、儲かりすぎてウハウハというわけです。

 

だって、キーエンスの平均年収は1777万円ですからねw

 

多くの日系メーカーが年収を低く抑える中、キーエンスは社員にこれでもかというくらいの給料を支給しています。

社員に平均年収1777万円を支給してもなお営業利益率が50%であるということは、キーエンスが本当に死ぬほど儲かっているから、黙っていても儲かる商材を扱っているからということです。

 

以上、定量的指標、すなわち営業利益率からいわゆるBtoB優良企業を見つけるための方法を見てきました。

このように財務諸表から客観的に業績を分析することで、その企業のビジネスモデルが見えてきます。面接でも有利でしょうし、会社に入ってからも必要な知識だと思うので是非みなさん覚えておいてください。

 

しかし、いくら営業利益率が高かろうと、社員にその利益が還元されているとは限りません。中には社員の給料を安く抑えているからこそ、営業利益率が高いというメーカーもあることでしょう。さらに言えば、そもそも財務諸表を公開していない非上場企業では上記の手法は通用しません。

ということで以下は、数字を見るのではなく、定性的な手法でホワイトBtoB優良企業を見極めるための方法について見ていきたいと思います。

 

黙っていても売れる商品を扱っている企業を見つける定性的な方法

世の中には上場していない会社がゴマンとあるわけです。ていうか上場していない中堅中小企業が世の中の大半を占めるわけで。

ですので、ニッチな業界でトップシェアを誇る真の優良企業を見つけるためには、普段から日常にアンテナを張っておくことが必要不可欠になります。

灯台下暗しとはよく言ったもので、投資であろうと就活であろうと、お宝企業というのは日常に落ちているものなのです。

ということで以下、日常から隠れ優良企業を見つけるためのアンテナの張り方をお伝えしたいと思います。

 

普段何気なく使用しているものに目をつけよ

日常生活において、普段何気なく使用しているグッズがあると思います。

例えば、 トランプカードの国内国外トップシェアを誇る企業はエンゼルプレイングカードという従業員数100人未満の京都の中小企業になります。

エンゼルプレイングカードのトランプは、海外のカジノなどで多数用いられております。

 

これはあくまで一例に過ぎませんし、エンゼルプレイングカードが働きやすい会社であるかどうかは僕は知る由もありませんが、普段何気なく使用している商品が国内国外トップシェアだった!なんてことはよくあることです。

普段何気なく利用している製品の製造元を調べてみる。日常からこうした作業を癖にすることで、お宝企業を見つけられる可能性は飛躍的に高まります。

 

好きなモノから見つけよ

で、そんなこと言っても普段使っているものに興味なんてないよ!!という方もいらっしゃるかもしれません。

そんなときは、自分の好きなモノを分解してみましょう。

 

例えば僕は文房具が大好きなのですが、文房具1つとってみても面白い企業がたくさん見つかります。

例えば小学生時代に使用していた鉛筆の後ろにつける銀色のキャップ、この銀色のキャップの日本トップシェアを誇る企業は大阪のクツワという会社になります。

こちらの会社、僕も文房具の展示会イベントなどで普段からお世話になっているのですが、プーマの筆箱だったり、紙粘土だったり、学童文具において圧倒的なシェアを築いております。

 

僕の好きな「文房具」

 

この切り口だけで日本の優良企業を見つけることができるわけです。

他には例えば自転車が趣味の人がいるならば、大阪のシマノという会社は自転車用コンポーネントで世界トップシェアを誇っているというのは有名な話です。

このように、自分の好きな商品の製造元を思い浮かべるだけで、さまざまな優良企業が頭に思い浮かんできます。

 

1つの商品を分解して見つけよ

さて、最後にやるべきことは、自分の好きな商品でもなんでもいいですが、1つの商品を分解してみるということです。

例えば先ほどの例で言うなら、自転車が好きな人は自転車を分解してみましょう。分解って言っても本当にやるわけじゃないですよ。

自転車を構成する部品を調べてみるんです。そうすると、先ほど申し上げたように自転車部品の世界トップシェアを握る企業がシマノという会社であることがわかってきます。

 

僕の好きな文房具だってそうです。

例えばノック式ボールペン1本にしたって、様々な企業が携わっています。

ボールペンのボディは樹脂でできていますが、このトップシェアを握っているのはJSRという化学メーカーになります。

またノック式ボールペンにはペンをノックするためのバネがあります。このバネはミクロ発条という日本のメーカーがトップシェアを握っています。

 

このように、ある商品を分解してみるだけでも様々な優良企業が見えてきます。

他ではスマホや車なんかは優良企業の宝庫ですよね。例えばアップルのスマホに内蔵されている積層セラミックコンデンサは村田製作所が世界シェア4割を誇っています。

 

その他では車なんかは日本の基幹産業ですし、優良企業の宝庫ですよね。ツイートをされている方もいます。

 

 

この辺りの自動車産業に関わるBtoBメーカーは全て日本を代表する超優良企業になります。

話が長くなりましたが、このように1つの商品を分解して、その商品に携わる優良BtoBメーカーを探すと、思いもよらぬ発見があります。

事実、僕が最初に発見した企業は自動車業界の優良BtoBメーカーでした。自動車業界は市場規模も大きいですし、優良企業を探すには非常にオススメです。

 

以上、このような手法によって企業探しをすれば、それこそ誰にも知られていない優良BtoBメーカーを探し当てることができます。

 

しかし、中には

「ここまで下調べするのはまどろっこしい!簡単に調べて見つける方法を教えろ!」

という方もいらっしゃると思います。

 

ということで以下は、本やネットで優良BtoBメーカーを探す方法を教えたいと思います。

 

本やネットで優良BtoBメーカーを探す方法

偉そうに方法論を語っておいて恐縮ですが、良い企業を見つけるためには愚直に努力するしかありません。

一見遠回りに見えても、愚直に努力するのが最も近道なのです。

では、そんな愚直な方法論を見ていきましょう。

 

就職四季報で探す

1番オーソドックスなのはこれでしょう。

 

 

東洋経済新報社さんが取材に取材を重ね、有給休暇日数や平均給与、3年以内離職率など、ありとあらゆる情報を盛り込んでおります。

正直、パラパラとページをめくっているだけで楽しいです。

 

「えっ!!こんな企業がこんなに給料いいの??」

とか

「えっ!!この企業ってこの分野で世界トップシェアなの!??」

 

とか、色々な発見があります。

 

そして、さらにニッチな企業を見つけたい皆さんには、優良中堅中小企業に特化した就職四季報もオススメいたします。

 

 

これを元に詳細に企業研究をすれば、それこそ自分に合った優良企業が見つけられると思いますよw

 

グローバルニッチトップ100選を閲覧する

就職四季報は東洋経済新報社という民間企業が優良企業を選定しておりましたが、国が優良企業を選定している場合もあります。

それが、経済産業省の定めるグローバルニッチトップ100選というコラムです。

国のやることって大体意味のないことが多いですが、僕としてはグローバルニッチトップ100選を選定したことは経産省の大きな手柄だな~wなんて思っております。

とにかくこちらのページには日本を代表するニッチトップ企業が100社掲載されております。

これを参考にして就活するというのもありかもしれませんね~

 

民間就職サイトで探す

3つ目は、民間の就職サイトを利用して探すという手法です。

で、リクナビとかマイナビとかは利用する必要がありません。なぜならリクナビやマイナビには大手企業ばかり掲載されているからです。

当たり前ですが、リクナビやマイナビも慈善事業をやっているわけではないので金を儲けたいわけです。ですので、企業情報のトップ欄には学生の目を引くための有名人気企業ばかり掲載されています。

 

皆さんが見るべきはそんな昔ながらのサイトではなく、しっかりとした口コミ就活サイトです。

例えば僕オススメのサイトだと、UnistyleONE CAREERあたりがオススメです。超詳しく業界研究ができますよ..

 

 

例えばONE CAREERでは、優良企業の内定者ES、選考情報、業界研究記事、 就活にまつわるコラムを全て無料で閲覧することができます。

特に選考対策の掲載企業数は4,000社以上、内定者ESも含むES掲載数は18,000件以上、就活体験談の掲載数は40,000件以上もあります。(2018年7月現在)

企業探しだけでなく、面接などの選考対策にもなりますので是非とも登録しておくことをオススメいたします。

まだ登録していないよ!という方は下記リンクから登録できますのでよかったらどうぞ。

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Unistyleでもあらゆる優良企業情報を入手することができます。

こちらでもES・選考レポートが充実しているのですが、例えば自動車・機械の選考レポート一覧を見てみると、日本精工、日本発条、ヤンマー、アイシン、デンソーなどの先ほど貼ったツイートに掲載されていた超優良企業の選考対策記事が多数掲載されております。

こちらも下記リンクから登録できますので、まだ登録してないよ!って方がいらっしゃいましたら是非とも今のうちに登録して、優良企業を今のうちに見つけておきましょう。

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まとめ

以上、優良BtoBメーカーを見つけるための方法論について詳しく見てきました。

 

日本には約421万社の企業があります。

みなさんはその中から1社を選ばなければならないのです。

 

いわば、就職は人生で最初にして最大の投資と言えるでしょう。

 

ほんのわずか1年で、金の貰えるネットカフェのような優良企業で働くのか、残業代もロクに出してもらえないブラック企業で働くのか、決まってしまうわけです。

そんな就活をどうして頑張らないことがありましょうか?

 

ってことで就活生の皆さん、本記事を参考にして優良BtoB企業を見つけていきましょう。

 

また、「もっと詳しく具体的に優良企業の見極め方を知りたい!!」という方は、こちらの記事(【定説を疑え!】優良企業を見定めるための方法、決定版!)にてその具体的な手法を全公開しておりますので、こちらも併せてご覧いただければと思います。

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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ではでは

 

コメント

  1. Racet より:

    初めまして。
    色々とタコペッティさんの記事を読ませて頂きました。

    『人事が優しい会社はブラック企業』っていうのは、正に腑に落ちますね。

    私は、とある製造業で働いているのですが、優良BtoBメーカーなんてあるのでしょうか?
    ご存知であれば、是非、教えて欲しいです(笑)

    因みに、うちの会社は、まあ、ブラックですね・・・

    1. takopetty より:

      初めまして。コメントありがとうございます。
      そうですね。記事の通り、優良BtoBメーカーなんて日本にはたくさんありますよ。
      例えばグローバルニッチトップ100選に選出されているような企業なんかがそうですね。
      ブラックであるならば、転職しましょう!笑

  2. バカ太郎スマイル より:

    タコペッティ様の記事を拝読させて頂きました。
    今日初めて就職四季報というものを見てきたのですが、就職者向けに書かれているだけあって見やすいですね。会社四季報の方は過去に見たことがあったのですが、あちらは投資者向けといいますか、就活に活かすには少々難解と言いますか……とにかくそのせいで四季報そのものを避けていました。
    なので、こういう機会がなければ就職期間中に就職四季報を見ることはなかったかもしれません。おかげで就活の手札が増えそうです。ありがとうございます。

    1. takopetty より:

      >バカ太郎スマイル様
      コメントありがとうございます。就職四季報は就活生向けなのでわかりやすいですよ。パラパラみているだけで人知れず眠っている優良企業が見つかったりします。是非とも就活頑張ってください!

  3. ニート侍 より:

    タコペッティ様、記事を拝読させて頂きました。

    私は17年卒、まともな職歴ない者でワークライフバランスが整っている職を探しています。エージェントからはメーカー300人規模の中小企業を紹介されています。それと、知人からIT系東証一部の営業をリファラル採用で誘われていて、どちらに行くか悩んでいます。

    タコペッティ様なら新規開拓なしでワークライフバランスの取れるメーカー営業に行きますか?それとも、多少きつくても東証一部の企業で働いてから条件のよい企業で働きますか?助言を頂きたいです。

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