【就活対策本なんて必要ない】漫画「銀のアンカー」から学ぶ就活の極意

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就活対策本なんて必要ないという強気なタイトルで驚かれたかもしれませんが、基本的に受験でも就活でもやたら対策本を買いすぎる人間は失敗するものです。

情報が多すぎるとそれだけで惑わされてしまいますからね。

特に就活は筆記試験と企業研究さえ除けば勉強することなんてありません。

就活のやり方なんてネットに腐るほど落ちていますし、わざわざ対策本なんて買う必要はありません。

それでも「就活生は是非読んでおくべきだ!」と僕が思う就活の極意とエッセンスが詰まった漫画があるので今回の記事で紹介したいと思います。

 

それは、あの「ドラゴン桜」の執筆者、三田紀房が就活生のために書き下ろした就活漫画、「銀のアンカー」です。

 

いまや投資セミナーや起業セミナーを開いたらかなりの人を呼び込めるであろう三田紀房さん執筆の漫画です。

ぶっちゃけ、ドラゴン桜のときからこの人の画力は微妙だったりするんですが、それを消し飛ばすような発言のインパクトの強さ、説得力の強さが売りです。

そんな銀のアンカー、あらすじを簡単に書きますと

 

ヘッドハンティングのプロで「草刈り機」の異名を持つ白川がとあるセミナーに参加し、「キャリアアップなどというのは存在し得ない」などという自説を観客の前で主張し、セミナーをぶち壊しにしてしまいます。

セミナーを後にした白川はセミナーに参加していた大学3年生の千夏と、その同級生の田中雄一郎に就職で悩んでいると相談されます。しかし、その2人に対し白川は「なぜもっと早く準備しておかないのか。社会に出る第一歩がいかに大切か、なぜもっと真剣に考えないのか」と過酷な現実を突きつけ、就職活動の現実を語るのでした…

あらすじだけ見ても、極論だけども妙に説得力のある三田紀房節が発揮されていますね。

「キャリアアップなどというのは存在し得ない」

というのは言い得て妙で、確かに日本では転職回数が1回、2回と増えれば増えるほど平均賃金は下降していきますよね。
転職するにつれ給料が安くなっていくことを考えれば、最初に入る会社(ファーストキャリア)がいかに重要かというのがわかってくると思います。

そういった日本の事情を受けて、
「なぜもっと早く準備しておかないのか。社会に出る第一歩がいかに大切か、なぜもっと真剣に考えないのか」
と学生のうちに社会へ出る準備をする重要性を強調しているのです。

他にも就活をする上で重要な名言が多く出てくるので、今回はそれらを紹介したいと思います!

 

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「受けもしないで受からないと嘆いている。これはバカ以外の何者でもない。」

これは行動しないことがカッコいいと思っている就活生にグサッときそうな発言ですね。

就活は自分がどんな学歴であろうが、どんなに浪人留年を重ねていようが、過去の自分を払拭してエリートになれる最後のチャンスです。

新卒一括採用での就活に失敗してしまったら、失敗に厳しい日本では余程のことがない限りもう二度とエリートの世界へ舞い戻ってくることはできません。

そんな人生を決めるといっても過言ではない就活、行動もしないで嘆くだけのやつはバカだという一言を浴びせるのです。

事実、高校を素行不良で退学することになった僕の友人も、就活を頑張って見事東証一部上場の大企業に入社し現在はエリートコースを歩んでいます。

そりゃそうですよね。

就活は学歴や経歴が多少選考に関係するとはいえ、行動次第でいくらでもエリート大企業に入社することができるんです。過去の自分なんて関係なく、行動と熱意次第でいくらでもエリートの仲間入りを果たすことができるなら行動しない手はないじゃないですか??

 

ということで、行動しないやつはバカ、これは何にでも言える正論だと思うのです。

 

 「迷ったら金で決めろ!」

 

「自分に合った仕事を~」とか「やりたいことをやろう~」とか言われることが多い就活ですが、なかなかハッキリと「金で決めろ!」と言ってくれる人は周りでいません。

日本ではなぜか金を稼ぐことは悪とされ、ホリエモンのような発言が叩かれる傾向にあります。

ですから就活ではどんなセミナーに行っても

「結局はお金です。お金で決めましょう。」

なんて言ってくれる目上の人はいません。
みんなお金は汚いものだという先入観からか、お金の話はあまりしたがりません。

ですが、銀のアンカーの白川さんはハッキリ言ってくれるのです。

「迷ったら金で決めろ!」

と。
漫画の中では「迷ったら金で決めろ!」という思考に至るまでのプロセスが業界別賃金表などを元に描かれているので、詳しいところは是非実際に読んでみることをオススメします。

 

「自分を業界と会社に合わせろ!」

 

これも世でよく言われていることと逆です。

ありのままで面接して、ありのままの自分を受け入れてくれる会社こそが自分に合った会社だとよく言われがちですが、そんな会社は無いと銀のアンカーでは断言しています。

企業によって求める人物は違い、ましてや面接官1人1人によって求めるタイプが違うのです。
偶然自分に合った会社、人物が向こうから現れることなんてのは奇跡に近いのです。

そうすると、自分に合った会社を見つけるのではなく、自分が会社に合わせて選考を進んでいくというのが非常に効率的なやり方になってくるのです。

一度入ってしまえばサラリーマンの仕事なんて誰でもできるんですから、クビになることはなくのうのうと一生を過ごせるわけですね。

「入ってしまえばこっちのもんなんですから…」

という発言も漫画内で出てくるのですが、日本の大企業は正社員を簡単にクビにすることはできないので言っちゃ悪いですがどんなに適当に仕事をやっていても毎月自動的に給料が振り込まれてきます。

学生が仕事ができるかどうかを心配するのは無用で、サラリーマンの仕事なんて誰がやろうと変わらないし、誰でもできるのです。
誰がやっても変わらないけど、給料は良い、そんな仕事の席を就活で競い合うわけです。

 

まさに、言い得て妙、世間で言われていることと反対なようで世の真理を語ってきます。
これが「ドラゴン桜」と同様、三田さんの漫画の魅力なんですけどね。

 

 

いかがでしたでしょうか?

これを読まないで就活を終えたらきっと後悔します。

と僕は言い切ります。

読むと読まないだと就活を終えてからの後悔度、満足度がきっと変わってきますよ。

 

ではでは、就活生の皆さん、就活がんばってください!

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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