ベンチャー企業へ転職してわかった大企業に勤める4つのメリット

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大企業とベンチャー企業ってどっちがいいの?

そんな風に思う方も多いと思います。

ていうか、永遠の疑問ですよね。

特に就活生、第二新卒くらいだとまだまだ社会人経験も浅いため、わからないことが多いと思います。

ということで、本日は大企業をわずか1年で退職し、新進気鋭のベンチャー企業へ転職した僕が感じる大企業に勤めるメリットを述べてみたいと思います。

なんか、世の中には大企業を猛烈に批判して若者はベンチャーにいけ!!!なんてのたまう輩が多いようですが、大企業に行くメリットってめちゃめちゃありますからね??

というわけで、世の若者が大企業批判厨に惑わされないよう、本日は大企業に勤めるメリットを書いていきたいと思います。

ただ、僕自身社会人経験は短いのでどちらかというと新入社員目線でのお話となってしまうかと思います。ですので新入社員、転職を考えている若手社会人の方なんかはぜひ参考にしてください。

 

 

仕事しなくても高い給与が貰える

1番のメリットはこれ。

 

大企業では、仕事しなくても年功序列でめちゃめちゃ高給を貰えます。

 

僕は企業に勤める以上は「企業に利益をもたらすこと」が仕事だと思っているのですが、大企業では別に全員が全員会社に貢献しなくても普通に高給を貰えます。

大企業って、組織を維持、存続させるための仕事がめちゃめちゃ多いんですよね。いわゆる、仕事のための仕事が多いんです。つまり組織の歯車ですね。

今思っても、全く大したことしてないのに高い給与貰ってた…

仕事のための仕事も会社に貢献していると言えばしているのですが、その仕事のための仕事すらしていない会社員もたくさんいます。

例えば僕が前いた会社だと、毎日植木鉢に水をやるだけの人とか、新聞を読みに会社に来ている人とか、そんな人が大勢いました。

そういった人でもまともに仕事をしている人と同等の給与が貰えるわけですから、大企業っていいですよね。

給与は能力で決まるわけではない!!というのはよく言ったもので、給与はどこの会社に勤めるかで決まります。

 

大企業であれば一度入社してしまえば年功序列制度が崩壊しない限り一生安泰に過ごせると言えます。

年功序列制度はいずれ崩壊するとか言われていますが、日本社会は思っている以上に強固です。当分は年功序列制度は続くでしょう。従って、大企業社員はまさに人生における勝ち組と言えると思います。

 

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研修制度が整っている

聞き飽きたわ!と思われるかもしれませんが間違いなくこれは言っておきたいです。

「大企業はお金をかけて社員を教育してくれるからお得だよ!」

というのは本当に耳にタコができるほど言われたと思うのですが、もう一度言います。

 

立派な社会人の基礎力は大企業の研修を通して得られます。

 

ベンチャー企業ですと研修が無いところも多いです。最初からベンチャー企業に入社してしまうと、きちんとした研修を受けないまま社会人としてのビジネスマナーを知らないまま年齢を重ねてしまうことがあり得ます。

まあ例えば、僕のいたベンチャー企業ですと電話の対応マナーなんかはわりと適当でしたね。大企業だったら怒られるような電話応対の言い回しが黙認されていたりしていましたから。

 

実際、ベンチャー企業にいたころマナー面でやらかして、

「うわ!やっちまった!怒られる…」

と思っても誰も怒りませんでした。大企業の感覚だと絶対に怒られているんですけど、ベンチャーだと怒られませんでしたねw

 

マナー面とかそういった細かい部分の教育は大企業に勝るところはないでしょう。

とはいえ、電話応対のやり方なんかは細かいことではありますが大体本やネットでも学べるので自分で調べてできる人はベンチャーでも良いと思います。そうでない人は確実に大企業へ行った方がいいでしょう。

自分でなんでもできるやつはベンチャー!できないやつは大企業!というのはある意味正しいかもしれません。

 

圧倒的な福利厚生、手当

これも何度も言われていることかもしれませんが、書きますね。

大企業はやっぱり福利厚生は半端ないです。

僕のいた会社なんか、光熱費水道代込みで月8000円の社員寮がありましたからね!夏なんかエアコンガンガンつけても電気代ほとんどかからなかったです。神でした。

あと社員食堂も大きかったです。普通にランチすると800円くらいは飛んでいくのが、400円以内で腹一杯食えるんですからね。

その他にも給与面では謎の手当がたくさんあったり、医務室があったり、定期的なパーティでタダ飯が食えたり見えない福利厚生が山ほどありました。

そういうのを含めたら給与プラス10万くらいの待遇だったんじゃないでしょうか?

一方でベンチャー企業はそういった福利厚生、手当類は皆無です。

ある企業はあるかもしれませんが、大企業には遠く及ばないでしょう。

 

大きな仕事ができる

ベンチャー企業のほうが個人の裁量が大きいから、大きな仕事ができる!とは言いますが、それは新卒や第二新卒で入社した若者にとっては嘘です。

確かにベンチャー企業のほうが個人の裁量が大きいかもしれませんが、それは逆に言えば大企業では派遣の人がやるような雑務でもベンチャーでは自分でやらなければならないということです。

そして、大企業では1人の動かせるお金が圧倒的に違います。

例えば僕は大企業ではマーケティング部にいて展示会運営業務を担っていたのですが、1つの展示会で数千万の予算を使うことができます。

上の許可は得なければなりませんが、販促グッズやイベントなど、好きなように企画することができます。(勿論、それによって結果を出すことが大前提ですが)

一方でベンチャー企業だと資金力に余裕がないところが多いため、販促グッズ1つ作るにも一苦労です。

 

また、大企業には豊富な人脈があります。過去の顧客リストから面白そうなことができそうな人を片っ端から当たることができます。

例えば僕は以前京都の大手メーカーに勤めていたのですが、祇園の舞妓さんとの繋がりがありましたからね!

祇園の舞妓さんなんてなかなか連絡を取ることができないと思うのですが、イベントとかで普通に関わってましたからね。今思うと良い経験です。こうした豊富な資金と人脈を利用して大きな仕事をできるのが大企業の強みと言えるでしょう。

 

僕は最初の大企業では展示会マーケティング担当のチームに所属していたので、辞めるのは年間の展示会を全て経験してから辞めよう!という思いで日々の仕事をこなしていました。

結果として、わずか1年間でしたが自動車、半導体、航空あたりの基幹産業の大きな展示会を一通り経験できたのは貴重な体験でした。

ベンチャー、中小企業ですと展示会の自社ブースも小さいですし人もあまり訪れないため、規模という面でもここまでの経験はできていなかったと思います。大企業の展示会ブースって装飾やレイアウトのデザインから何から何までコンセプトが決まっていて、どこに何の製品を配置するかまで全て理論詰めされていますからね。小さい会社ですとブース展示にそこまでのレイアウトを拘れなかったりするので、大企業の仕事ほど得るものは少ないと思います。

 

ぶっちゃけ、ベンチャーでなく大企業でも起業ノウハウとかそういうのは十分学べますからね。起業したい!個人事業主になりたいからベンチャーに行く!っていう考えは短絡的すぎなわけです。

 

むしろ大企業の方が一つの仕事が緻密で、理論に基づいている分、汎用的なノウハウが得られると思います。ベンチャーだとサークルのような会社も多くて、ノリと勢いでやってしまったりしますからね…緻密な戦略を立てて理論に基づいて仕事をするのと、ノリと勢いで仕事をするのではどちらが実力がつくでしょうか?明白です。

 

 

ちなみに転職もファーストキャリアが大企業だと何かと信頼されるのでやりやすいですw

ベンチャーから大企業、中小から大企業へは転職できませんが大企業から中小、大企業からベンチャーに行くのは簡単ですからねw

日本は上から下に行くのは簡単ですが、下から上に行くのは難しい、この社会の不可逆性はよく理解しておくといいと思います。

 

まとめ

というわけで、以上お話ししてきたようにほぼ間違いなくファーストキャリアでは大企業に行った方が良いです。

僕が最初に大企業に入って良かったなと思うのは、大企業の仕事の進め方、大企業倫理がわかったことです。

はじめにこれを経験しないでベンチャー企業に就職していたらと思うと恐ろしい…

 

皆様も是非、若いうちは大企業に入ってもらうことをオススメいたします。

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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