求人詐欺に騙されるな!求人詐欺を未然に防ぐ方法を転職経験3回の僕が考える

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最近、「求人詐欺」という言葉が流行しています。

ということで本日は、新卒で入社した1社目の大企業を10ヶ月、2社目のベンチャー企業を3ヶ月、3社目の営業会社もわずか1年程度で退職し、既に3回の転職経験をしている僕が、求人詐欺に合わないための方法をお伝えしたいと思います。

正直なところ、求人票だけで求人詐欺を完璧に見極めるというのは不可能な話ですし、実態は入社した後にしかわかりません。

とはいえ、僕の3回の転職経験から言えば、新卒であろうと中途であろうと、事前準備をしっかりすればその会社の実態、給料、待遇を見極めることは可能だと思うのです。

 

そりゃあ、求人票だけ見て、人事部から会社説明だけ受けて、「おっ!この会社良さそうだなw」なんて言ってたらそりゃあ求人詐欺にあいますよww

どの世界でも一緒で、とにかく事前リサーチがモノを言うと思うのです。

 

ってことで以下、転職を3回繰り返した僕が教える、「求人詐欺に合わないための方法」について書いていきたいと思います。

(YouTube動画でも同内容を喋っております。文章が面倒臭い、動画で見たいという方はこちらをどうぞ!)

 

そもそも求人詐欺とは?

で、「そもそも求人詐欺とはなんなのか?」について見ていきたいと思います。

そもそも求人詐欺とは、「給与条件や雇用形態などを誇張して求人を行うこと」を指します。

 

例えば有名な求人詐欺の例では、過労死事件を引き起こした「日本海庄や」のケースがありますね。

この会社は「月給19万4500円」と募集していたにもかかわらず、入社直後の研修で、「給料の中には80時間分の残業代が含まれている」ことを説明していたらしいです。

これは時給換算すると1時間当たりの時給がほぼ当時の最低賃金のようです。こんなのはまさしく、給与条件を誇張して求人をしているわけで、入社後に社員は「騙された…」ということに気づく訳です。

(出典元:「働いても幸せになれない日本」に生きる若者 東洋経済オンラインより)

 

新卒中途問わず求人詐欺は問題になっているようでして、下記のようなツイートもありますね…

 

 

まあ、このデータが果たして本当に正しいかどうかはわからないので何とも言えませんが、少なくとも求人詐欺が横行しているのは事実です。

中には、「一番最高でもらえるだろうという額面を最低の額面で記載していた。」なんてのを暴露する大手企業元幹部もおりますからね….

 

 

こんなことがあったら確かに

「もともと聞いていた給料より遥かに給料が安い…思ってたのと違う!」

となって会社を辞める選択肢を取るというのは至極真っ当なことだと思います。

 

求人票はプロでも見抜けない

で、こうした求人票の嘘を見抜くのは専門家でも至難の技でして、日本の社会福祉士でもあり社会運動家でもある藤田孝典先生も、求人票の嘘を見抜く方法について下記のように述べています。

 

求人詐欺の難しいところは、求人票を見るだけでは詐欺かどうかがわからないことです。

たとえば、A社とB社があって、A社は残業100時間で20万、B社は残業なしで20万だとしても、求人票の段階では区別がつかない。入社した後にしかわからないんです。

クナビでもマイナビでも、残業代を含んだ金額を「月給」として平気で提示しています。国も取り締まっていません。ですから、私のような専門家が見ても、本当の月給は、まったくわからないのです。

 

出典元:「働いても幸せになれない日本」に生きる若者(東洋経済オンラインより)

 

専門家でもこんな事を言うわけですから、いわんや僕らが求人票を見てもわかるわけがありません。

 

口コミサイトを見ることでもある程度はわかりますが、全て見抜くことはできません。

ではどうすればいいか?僕が実際にやってきた求人詐欺を見極める方法をお伝えすると、「カフェなどで実際に社員と会って話をする」ということです。

シンプルな話ですが、これはみんな意外とやらないので一番重要です。

 

カフェなどの社外で現場社員と会って事前に話をしておくべし

求人票を見たり、会社HPを確認したり、会社説明会に出席して会社のことをわかった気になっていたらそれは間違いです。

 

日本企業は暴力団みたいなもんで、平気で嘘をついてきます。求人票はもちろんのこと、人事のお話や説明会での説明は基本的に疑ってかかったほうがいいです。

 

これは僕が某営業会社に入社した時のお話ですが、求人票や採用案内には9時15分始業と書いてあり、人事もそう説明していたのに、いざ入社してみると、

 

「朝会が8時45分から!新人は掃除のため、8時に出社すること!」

 

というルールがありました。

 

すなわち、9時15分から始業というのは求人票に書かれた嘘で、実際はどの社員もそれよりも30分くらい前から出社しているのです。

これは大したことではないかもしれませんが、始業時間を偽っているわけですからレッキとした詐欺だと思います。

時間が命である僕ら労働者にとって、朝の30分というのは限りなく重要だからです。

 

まあ、僕の場合は大したことがないかもしれませんが、月給を偽るケースだって後を絶たないわけです。では、このような事態を防ぐためにはどうしたら良いでしょうか?

 

結論から申し上げると、求人詐欺を防ぐために第一にやるべきことは、「現場社員と社外のカフェなどでお会いして、根掘り葉堀り会社のことを聞く」ということです。

 

現場社員と実際に話をする機会があれば、労働条件や給料、労働時間、福利厚生はもちろんのこと、会社の文化や因習についても聞くことができます。

ただ、こちらから聞かなければ当たり前ですが教えてくれないはずですので、朝に掃除する文化があるのか?朝礼の開始時刻は?業務の終了時刻は?リモートワーク可能?他にどんな社員がいる?

 

気になるところを全て聞いておきましょう。

 

また、これも重要なところですが、社内ではなく社外のカフェなどで会いましょう。

 

なぜかといえばこれは僕も経験があるのですが、社内だとどこに隠しカメラがあるのか?誰が聞き耳を立てているのかわからないので労働時間や給与などの諸条件は細かく話せなかったりします。

 

日本企業は法律違反はもちろんのこと、退職をしようとしても拒否されて家まで押しかけてこられるヤクザみたいなもんです。

できうる限り徹底的に情報収集をして、嘘を事前に見抜くようにしましょう。

 

で、「どうやって社員を社外に連れ出せばいいの??」という質問も受けたのでここで回答を貼っておきますが、まあ人事なりに普通に頼み込めば良いと思います。そこの反応でもある程度見分けられると思いますので…

 

 

また、新卒であればビズリーチ・キャンパスなどのOB訪問アプリを駆使して社員訪問をするのも良いでしょう。OBなら腹を割って話せるでしょうし、聞きにくいことも聞けるはずです。

 

それでも入社して求人詐欺だと思ったら、1日で辞めるべし

ただ、どんなに対策したところで会社が徹底的に社員に洗脳教育を施していたりしたら、その場合は求人詐欺を見抜くことは難しいでしょう。

ですので、求人詐欺の被害に合うことももしかするとあるかもしれません。

 

そして、僕が言いたいのは、もし「これは求人詐欺だ!早く逃げなければ!」と思ったら、今すぐに会社を辞める選択肢を持つということです。

 

こちらの動画でもお話ししていますが、スキルも何も身につかない、市場価値の上がらない仕事と職場で2年や3年勤めてしまうことの方が問題です。

例えば僕のYouTuber仲間に新卒で大手食品メーカーに入社して3年間、工場のライン作業の仕事だけやり続けたという奴がおりますが、そんな仕事は1日で辞めた方が良いです。無駄にそこで3年勤めたところで市場価値も上がりませんしスキルも身につきませんし、むしろ年齢だけ重ねることになるので人生の損失です。

 

まあ、1日はさすがに言い過ぎですが、ヤバイと思ったら今すぐに辞めた方がいいのは間違いないです。なぜなら時間は有限ですし、鬱病になったり血を吐いたりして体調を崩してしまったらもう遅いからです。

 

例えば某大手食品メーカーで2交代制で働いていた社員さんなんかは、会社を辞めてからも深夜2時に目が覚めてしまうって言ってましたからね… 会社によって刻まれた傷は深く、なかなか癒すことはできないのです…

 

ですので、求人詐欺にあって「ヤバイな!」と思ったら、今すぐ会社を辞めることをオススメします。

なあに、いくら会社を短期離職したところで、若手人材ならば転職市場で引く手数多ですので大丈夫です。

 

何より精神の安定と健康が第一!

 

まとめ

以上!転職回数3回の僕が考える、「求人詐欺を未然に防ぐ方法」でした!

 

求人詐欺を完全には防ぐことはできませんが、ある程度は自分の努力でどうにかなることだと思います。

 

ヤクザのような日本企業に騙されることなく、自分の身は自分で守っていきましょう。

 

なお、「短期離職をしてしまったら経歴に傷がつくのではないか…」と考えられているみなさん、そんなもの何も問題はありません。短期離職をしていようが、若けりゃ転職なんていくらでもできます。

短期離職を繰り返す20代会社員にオススメの転職サービスについてはこちらの記事(短期離職を繰り返す20代会社員にオススメの転職サービス3選)にまとめておりますので、気になる方はこちらの記事も是非ご覧ください。

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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