「上司からのパワハラに耐えられない…」
「なぜあの人はくだらないことでいつも怒鳴っているんだろう?」
こんなことでお悩みの方も多いと思います。
僕もかつては典型的な日系老舗企業で働いていたこともあり、上司からの訳のわからない叱責とパワハラに悩まされた経験があります。
かつての僕の職場には、部下のミスや何かうまくいかないことがあるとすぐに
「なんでそんな簡単なことができないんだ!!」
「死ね!!」
などと怒鳴り散らす上司がおりました。
いや、「死ね!」は流石にまずいと思うし人権団体が黙っちゃいないと思うのですが、その当時は誰も密告する人もいなかったので特に捕まることもありませんでしたね…流石に上層部から注意は受けていましたが。
その他には、飲み会では部下の話はロクに聞かず、自分の武勇伝を語るひたすら語る上司なんかもいましたね。
もっとひどいのだと、飲み会中に
「頭を出せ!」
と言われてなんだろうと思って頭を出したら、いきなりビール瓶で頭を殴られたこともありましたw
飲み会中なら部下に何をしても良いとでも思っているのでしょうか?あの時はびっくりしましたねえw
とまあ、こんな感じで例を挙げればキリがありませんが、この世の中には想像を絶するパワハラ上司がたくさん存在しているのです。
実際、厚生労働省のデータによると、企業のパワハラ件数は年を追うごとに一貫して右肩上がりだということです。
ということで本日は、この未曾有のパワハラ時代を乗り越えるべく、パワハラを受けた時の対処法を皆さんにお伝えしたいと思います。
ポイントは、
“パワハラをしてくる上司は、劣等感に苛まれた可哀想な人だと思いなさい!”
という点につきます。
こちらの点について、詳しく書いていきたいと思います。
目次
パワハラをしてくる上司は、実は無能
まず初めに僕らが認識すべき事実は、
“パワハラをする人間は、無能である”
ということです。
「これからの哲学入門」という本に、「アドラーの価値低減傾向」という概念が出てきます。
これは、「他者を攻撃して相手の価値を貶めることで、
要は、他人の価値を下げる行為を指します。
要するにパワハラのことですね。パワハラをして他人の価値を落とそうとしてくる人間は、自分が優越感に浸りたいだけなんです。
これからの哲学入門https://t.co/h1HpuXnz15
パワハラ上司の対処法やブラック労働から身を守る術について、哲学者の文言を引用しながら解していてとても良かった
部下を理不尽に威嚇するパワハラ上司は、アドラーの言う価値低減傾向にあるらしい。パワハラ上司を見かけたら、アドラーを思い出そう
— タコペッティ (@syakaisei) June 8, 2021
本当に部下のためを思うなら、
にも関わらず、あえて上司が部下を叱責するのは、
本当に優れている人は、
「弱い奴ほど良く吠える」
とはよく言ったもんで、自分に自信のない無能上司は、自分の無能を隠すために、
「パワハラをする上司は、無能である」
この事実だけを覚えておくだけで、会社員生活はグッと楽になる
「弱い奴ほど良く吠える」
とはよく言ったもんで、自分に自信のない無能上司は、自分の無能を隠すために、仕事と直接関係のないところで部下を叱るのだ。#パワハラ対処法 #パワハラ
— タコペッティ (@syakaisei) June 8, 2021
怒鳴ってくる上司なんて無能なんですから、たとえ上司から叱責されたとしても、
「この人何を怒っているんだろうww
部下がミスをしたのなら、言葉でそのミスを指摘すれば良いだけの話なのに、わざわざパワハラをしてくるなんて、この人は強い劣等感がある可哀想な人なんだなあ〜ww」
実力以上の自分を部下に誇示してくるパワハラ上司は、 虚栄心の塊の大したことがない人間である
本当に部下の信頼を得たいのなら、上司は部下にパワハラなんてせずに、自ら研鑽を積むべきなんです。
過去の武勇伝を自慢し、実力以上の自分を部下に誇示してくる時点で、その上司は大したことがない人間なのです。
京都の南禅寺付近から銀閣寺まで続く道、「哲学の道」には、哲学者の西田幾多郎の次の文言が刻まれています。
「人は人、我は我也 とにかくに我行く道を我は行なり」
この言葉の意味するところはすなわち、「人は人、自分は自分」ということです。
人と比較して優越感や劣等感を抱いて生きている限り、どこまでいっても永遠に楽しくならないし、ましてや幸せな心持ちにはなれるはずなんてないのです。
要は、自分の実力を誇示し、部下にわざわざ自分の武勇伝を語ったりしてくる時点で、その上司は可哀想な、不幸な人間なんです。
実際、かつて僕にパワハラをしてきたおっさん上司も、今思えば非常に可哀想な人でした。
その人は、家庭に居場所が無いために、定時を過ぎても会社に居残って残業をし、部下を飲みに引き連れては説教をする、典型的な昭和系ダメ上司でした。
家では奥さんに頭が上がらないし、家庭に居場所が無いからこそ、会社で部下に威張り散らすんですよねえ….
その上司、家に居場所が無いからってんで、会社が終わってからもマックの100円コーヒーで終電まで暇を潰すなんてことしてたんですよw
まあ、いわば可哀想な人なわけですよw
こんな人からパワハラを受けたとしても、
「ああー、この人は家庭がうまくいってないから、部下をいじめて憂さ晴らしをしているんだなあーw なんて可哀想な人なんだろうかw」
くらいに思っておけば良いんですよ。
究極のパワハラ対処法は、パワハラ上司がいない環境に逃げることです
どうでしょう?
パワハラ上司に怒られて気を揉むことが、どんなにアホなことかお分りいただけましたでしょうか??
キチガイなパワハラ上司に怒鳴られたなら、適当に「ハイハイ」とか言って受け流しときゃ良いんです。
奴らの言うことを全てまともに受け止めていたら、命がいくつあっても足りません。
まあとはいえ、パワハラ上司の対処法をいくらマスターしたところで、パワハラ上司が幅を利かせているような環境で働いている限り、いつまで経っても人生は楽にならないし、ましてやスキルアップなんて見込めません。
冷静に考えて、そんな上司の元で働いていてスキルアップなんてできるわけないじゃないですかw
それに、いくらパワハラ対処法を身につけたとしても、四六時中怒られっぱなしってのはメンタルにくるもんです。
僕がかつて勤めていた会社でも、1日に8時間ほど部下を怒鳴り続けるクソ上司がおりましたが、毎日怒鳴られ続けていた同僚は最終的には目を鬱病をこじらせ、会社を辞めてしまいましたよね。
パワハラ上司の実態をいくら理解しようとも、環境を変えなければ人は変わらないんです。
経営コンサルタントである大前研一さんは、著書「時間とムダの科学」の中で、こう述べています。
人間が変わる方法は三つしかない。
一つは時間配分を変える、
二番目は住む場所を変える、
三番目は付き合う人を変える、
この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前 研一(経営コンサルタント)|時間とムダの科学
要は、自分をどう変えたところで、今の環境を変えなければ人生はいつまで経っても楽にならないということです。
僕の例を挙げると、僕はパワハラ上司が跋扈する老舗の日系企業を退職し、合理的な働き方を実現できるWeb業界に転職したら、人生は一気に楽になりました。
要は、僕は働く環境を変えることによって人生を変えたということですね。
パワハラ上司は日系の昭和系企業に多く存在する傾向にありますので、パワハラ上司が存在し得ないような新進気鋭のIT/Web業界に転職をすれば、上司からのいじめに逢うこともなく、毎日を楽しく働けるようになる可能性が高いんです。
実際、僕は老舗の日系企業からWeb業界に転職してから、毎日の働き方は次のように変わりました。
■リモートワークができる
■副業がOK
■新入社員が朝早くに出社して掃除をしなくても良い。役職者も含めてみんなで掃除をする
■上司が部下に敬語
■連絡は電話ではなく、Slackという社内チャットで完結
もうね、上司が部下に対して敬語の合理的な職場環境なわけですから、パワハラとは無縁の毎日を送れるようになりましたよね!
僕がWeb業界に転職して人生が変わった体験談については、「日系企業の営業職からWebマーケティング職に転職して人生が変わった話」という記事に詳しく書いているので、興味のある方は是非とも読んでみてください。
パワハラ上司がいるような環境で働いている限りは、いつまで経っても人生は楽になりません。
「ニュータイプの時代」という本には、下記のように書かれております。
魏晋南北朝時代に編纂された有名な兵法書「兵法三十六計」の最後には、「走るを上と為せ」という項目があります。これはつまり、「逃走は最善の策である」という意味です。
すなわち、「逃げる」ことは古来から有効な戦略だったわけです。
ところが日本人は「逃げる」ことがうまくできないため、第二次大戦でも日本軍は徹底することができず、日本本土に原爆が落ちるという悲劇を迎えることになってしまったのです。
だからこそ、「ヤバそうだ」と思ったらさっさと逃げることは自分の身を守る上でも最適な戦略なのです。
少なくとも、僕はパワハラ上司が跋扈する、老舗の日系企業から逃げてWeb業界に転職をすることで、人生は変わりました。
皆様も、パワハラ上司に人生を壊されてしまわないよう、「ヤバイと思ったら逃げる」、これを意識して、この世知辛い日本社会を生き抜いていきましょう。
なお、本記事でWeb業界に興味を持った方、ご参考までに未経験からWeb業界に転職するためのノウハウを詳細に書いた記事をこちらに貼っておきますので、興味ある方は是非ともご覧ください。
→【決定版!】短期離職を3回も繰り返した僕が未経験でWeb業界に転職した方法
ではでは、今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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