会社を辞めて無職を経験した僕が思う会社員の6つのメリット

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皆さん元気に会社に通っていますか?

会社員というのは毎日会社を辞めることを考えている生き物ですが、僕は実際にそれで後先考えずに会社を辞めたクチです。

 

会社辞めたい…

ブラックすぎてもう無理…リスカしよ…

 

こんな方々は多くいらっしゃると思います。

 

ですが、誰がどう見てもブラックである企業に勤めている人以外は、辞める前にちょっと考えてみて欲しいのです。

僕は無職になってから実感しましたが、会社員って死ぬほど恵まれてます。

サラリーマンであるときはそれに気づかないのですが、辞めてから気づく会社のありがたさというのは本当にあります。

ということで本日は、会社を辞めて無職を経験した僕が会社員でいることのメリットを書いてみようと思います。

 

会社辞めて起業する!フリーターになる!なんて思う方は是非とも参考にしてみてください。

 

社会からの信用がある

1番でかいのはこれでしょう。

会社員って信用の面では最強なんですよ。どんな中小零細に勤めていようが、正社員ってだけでなぜか信用されます。

 

特にでかいのが、親や親戚の評判と金融機関からの信用です。

 

これは辞めた人にしかわからないと思うのですが、会社辞めて無職になったら親戚の評判はガタ落ちします。

特に辞める会社が大企業であればあるほどなおさらです。

僕なんかファーストキャリアの大企業を1年で退職したので、親戚一同から

 

「あそこの息子はキチガイだ!!」

って言われたりしましたからね。

 

企業に所属し正社員であることは、それだけで親戚や親からの信用を勝ち取れるのです。

 

そしてもう1つは、金融機関からの信用です。

金を引っ張れるって言い方は良いか悪いかわかりませんが、会社員ってだけで何故か社会的信用があるので金をたくさん借りられるんですよね。

無職、フリーターですと仮になんらかのビジネスを行なっていて年収1000万円あったとしても年収300万円のサラリーマンよりも金を引っ張れないんですよ。

社会のこの仕組み、おかしい思うんですけどね~

 

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会社員は恵まれた諸制度を利用できる

会社員は類い稀なる恵まれた制度を利用できます。以下、最強の会社員制度をご紹介したいと思います。

自営、無職だったらこんな制度ないぜえ…

 

傷病手当金(お金を貰いながら休職できる)

ケガや病気などで会社を休職しなければならないときに、会社に行かなくても給料の2/3を毎月いただけるという制度です。

企業によっては3年間、80%の日給を保障しているところさえあります。ぜひあなたの会社の制度を確認してみましょう。

そしてこれ、産業医の診断さえあれば鬱病でも利用可能です。正直鬱病なんて金さえ払えば誰でも診断されますから、究極金貰いながら正式にズル休みが可能なのが会社員なんですよ。

無職やフリーターだったら働かなければ収入はゼロな訳ですから、会社に所属しながら給料を貰ってニート体験ができるというのは最強の制度です。

まあ元気なのにこの制度を利用するのは会社に対する忠誠心が欠けているクソ野郎ですが、本当に体調悪かったり鬱病を煩わせているなら利用しない手はないと思いますねー

 

保険料を折半で会社が支払ってくれる

これもでかいんですが、自営業、無職ですと国民健康保険に加入になります。国保だと会社員のときに支払っていた保険料の約2倍の金額を納めなければなりません。

実は会社員が加入する社会保険では、会社があなたの保険料の半分を支払ってくれているんですよ。

不思議なことに雇用者は被雇用者の保険料の半分を支払わなければならない。って法律で決められているんですよね~。なんと労働者に有利な契約か!

会社は見えないところであなたの負担をしてくれているのですよ。

ついでに言うと加入している健康保険組合によっては民間の生命保険ばりに保障が充実しているところもあります。

本当に会社員って恵まれていますよ。

 

税金支払いなどの手続きを会社が代行してくれる

保険料以外でも面倒な手続きを全てやってくれているのが会社です。

無職、自営業ですと確定申告っていうクソ面倒な手続きを自分でやらなければなりません。

これがまた領収書とか集めたりなかなかめんどい。

しかし、会社はそういった面倒な税金支払い手続きを全て代行してくれます。

無職だったら金払ってでもやってもらいたい仕事を無償で会社がやってくれるんですよ?超ありがたいですよ。

 

何も考えなくても仕事があり、仮に仕事をしなくとも毎月一定の給料が貰える

個人的に会社員で最強だと思うのはこれ。

無職、自営業だと仕事を自分で見つけるって結構大変なことなんです。僕の言う仕事っていうのはアルバイトとかではなくて自分でお金を生み出すことですよ。

自分でお金を生み出すことは思っている以上に大変です。社会に価値を提供して、その対価としてお金をもらうというその仕組みを自分で作り出すことは非常に大変です。僕は無職時代、これにかなり苦戦しました。

 

一方会社員は楽すぎますよ。何も考えずに会社に来て、とりあえず与えられたことをこなしていれば社会に価値を提供しているかどうかなんて関係なしに給与をいただけるんですからね。

仕事がなくたって、月給制であればとりあえず会社に来ているだけで金がもらえるんです。

 

なんですかそれ。全然頭使わなくていいじゃないですか。

 

仕事が自動的に与えられるってことは非常に幸せなことなんですよ。

会社に所属していないと、仕事を自分で見つけなければならず、一定のお金をいただけるとも限りません。中には買い叩かれたりしますからね

行くだけで月給が保障されている会社員は恵まれすぎだなあ…

 

会社の設備を自由に使える

無職、自営業は経費は全て自腹です。パソコンの電気代、コピー代、通信代、備品、空調代…全てが自腹です。

そうなると結果的にめちゃくちゃ金がかかるんですよ。仕事をするだけ、息をするだけで金がかかってきます。

 

一方で会社員はどうでしょう?

 

勤務中にネットサーフィンをしていようが、いくら無駄なコピーをしようが、全て会社負担の経費です。

会社員は給与+10万円ほどの経費がかかっていると言っていいでしょう。

 

仮にあなたの月給が20万円だとしたら、会社は30万円くらいのお金をあなたに支払っているつもりでいるのです。

自分の会社の給与が安い!安い!と嘆く前に、会社で使える設備利用費を自分のお金で負担したらいくらになるか計算してみるといいでしょう。

会社の設備を全て自分のものにできるというのは幸せなことです。

 

仕事のノウハウ、スキルを盗むことができる

これは言わずもがなですね。

会社には、仕事のスキル、ノウハウ、情報という無形資産があります。

その無形資産を無償で盗むことができるのです。

特に新入社員だったらお金を払ってでも受けたい研修と教育が受けられますからね~。

しかも仕事でも失敗して責任を問われることは若いうちはほとんどないじゃないですか。

金をもらいながら社会について勉強でき、仕事のスキル、ノウハウを学べるなんて神すぎます。自営か無職だったら全部自分でこなさねばならず、失敗も自分の責任だし、誰も仕事のやり方を教えてくれる人なんていませんからね~

 

居場所がある

僕が無職になって気づいたのがこれ。

組織の一員であることの安心感って半端ないんですよね。

会社員である以上、あなたは何者かになれます。どこどこ会社のまるまるさん、とあなたの肩書きが生まれるのです。

しかし、無職なり自営業なりになったらその肩書きは自分でつけなくてはなりません。

 

無職や自営業は、自分で頑張らなければ何者かになれません。

 

会社に入れば、特に何も考えずとも何者かになれるのです。いわば、就職とは個性のない個人が何者かになるための通過儀礼とも言えるかもしれません。

 

朝井リョウさんの小説「何者 (新潮文庫)」はこの辺の話を詳しく描いた小説ですね。ベストセラーで映画化もされた本ですが、僕は会社員になってから読んでいろいろと考えることがありました。会社員でも就活生でも、学ぶところは多い小説ですのでよかったらみなさん読んでみてください。

 

 

まとめ

まだまだ会社員であることのメリットは言い足りないくらいですが、結論として会社員はめちゃめちゃ恵まれています。

まあ超ブラック企業とか、得るものが何もないクソ会社はたくさんあり、そんな会社はさっさと辞めた方が身のためですが、一般に会社員とは恵まれすぎているものです。

 

ただし、ずっと会社員でいると発想が会社員に留まり、会社という看板を捨てたら何者にすらなれなくなるのも事実。

 

僕が思う最強の会社員の在り方は、自分の会社のリソースを最大限に利用しつつ、自らのスキルとノウハウを高め、自己ブランドも構築することです。

僕は一方では会社員、一方ではブロガー、一方ではYouTuberとして活動して自己ブランディングを行い、何者かになるための努力を怠らないようにするつもりです。

会社員のメリットを享受しつつ、その一方で趣味や遊びも極め、自分の肩書きを多く持っておく。それこそが究極の会社員の在り方だと僕は思っています。

 

ただ、中には社員の私生活や趣味まで制限し、時間まで奪ってくるジャイアニズムな企業も存在します。

そんな会社は所属する意味がないので辞めていいと思います。

会社員としてのメリットを享受でき、会社で自己研鑽もできる、そんな状況が理想系なんでしょうね。

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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