新卒でホワイト大企業に入社した僕が1年で会社を辞めた理由

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本日は、新卒でBtoBホワイト優良メーカーに入社するも、1年で退職してしまうという憂き目を見た僕がなぜ会社を辞めたのか?なぜ会社選びに失敗したと思っているのか?その理由を詳細に書きたいと思います。

かなり真面目に書きますので、これから就活をする方は是非ご参考にしていただければと思います。

 

業界研究しかせず、自己分析はしなかった

第一はこれです。

正直な話、僕は企業についてはめちゃくちゃ調べました。

それこそ事業内容や業界研究はもちろんのこと、福利厚生がどうとか、残業時間はどうとか、利益率はどうとか、負債がどうとか…

 

OB訪問もめちゃくちゃして、自分が生涯働く会社はどんな会社が良いのかは真剣に考えました。

僕は鬱病になるのは嫌だったし、ノルマ地獄に耐えられる気もしなかったので慶應経済の人が行きたがる銀行、証券、損保とかの会社はまるっきり避けていました。

 

それこそ銀行、証券、損保あたりの話は慶應OBからたくさん聞くのですが、ロクな話が入ってきませんからね!!

銀行、証券、損保がいかにクソな業界であるかの話は本ブログにて書いているのでご覧になっていただくと良いのですが、そういう理由で僕はこれらの業界に行く気は一切ありませんでした。

そして、どういう企業なら長く働けるだろうと考えた結果、残業時間が少なく、そこそこ給料がもらえて、財務状況が良好で、今後10年くらいは安泰であろう隠れ優良企業をひたすら探していました。

 

所謂BtoBメーカーってやつですね。

大体の大手BtoBメーカーは入社してからも確信しましたが、労働環境が整っているので非常に働きやすいです。

 

僕の調査力は我ながら素晴らしく、僕が自分で見つけて自分で面接を受けに行って入社した会社は世間にはあまり知られていませんがニッチな業界で絶大なシェアを持つ東証一部上場の大手企業で福利厚生バッチリ、残業代はきっちり出る、社員はみな優しい、のんびりとした社風、営業利益率は10%越え、負債ナシと誰もが恨むような超優良企業でした。

 

基本的に定時で帰れますし、パワハラをしてくるような上司もおらず、残業したらその分の残業代はキッチリと出ます。

 

 

例えるならば「金の貰えるネットカフェ」

 

 

まさに天国のような環境でした。

 

 

(今でも戻りたいとたまに思うくらいなので、僕の勤めていた優良企業名を知りたい!という方はラインなりメールなりで連絡ください。こっそりと教えたげます。)

ちなみに、ホワイトBtoB優良メーカーを見つける方法論についてはこちらの記事(ホワイトな隠れ優良BtoBメーカーを見つけるための方法論)にて詳細を書いておりますので、「どうしてもホワイトBtoB優良企業に行きたい!」と思う方は是非ご覧ください。

 

さて、話を戻しまして僕はマーケティング部に配属されたので、社外の方と関わる機会も多く、製品を宣伝するという立場なのでそれなりに面白いものでした。

 

 

しかし、入社して半年くらい、僕の中である違和感が大きくなってきたのに気づきました。

企業のことだけ研究して入社した結果、働きながら以下のことを考えるようになりました。

 

ずっと勤め続けるのはいいがこのままだと一生労働者であることに入社半年で気づく

それ以上に僕を悩ませたのが、この会社にずっといたら人生安泰だろうけど、労働者として一生を終えることになるのではないか??

ということです。

 

このブログでは僕の人生の目標についてたびたび書いてきていますが、僕の目標は資産を構築し、不労所得を得られる仕組みを作り、労働という名のラットレースから離脱するということです。

よくよく考えればBtoBメーカーって終身雇用制の元で長く働くのに適していますが、労働から脱しようと思ったら全く適していない業界だったんですよね。特に僕は文系ですし。

僕の人生の目標は資産を構築し、不労所得を得て、労働者のラットレースから抜け出すことが目標だったのに、終身雇用制度の元一生労働者であることが保障される業界に入社してしまったのです。

 

この会社にいたら確かに一生安泰だろうけど、一生労働者として生きることになるんだろうな、と思った瞬間に労働意欲が失せましたよね。

 

企業のことしか調べず、自分がどうなりたいかを考えていなかった。これは失敗でした。

 

長期的な雇用慣行の元、1社に骨を埋めるのは性に合わなかった

日系の内資メーカーで重要とされることって、やはり製品の知識と会社の知識、そして会社の縦の繋がりなんですよね。それは入社してから本当に感じました。

 

っていうか、文系だろうと理系だろうと製品知識と会社の知識と社内人脈さえあれば会社では仕事ができるということになり、生きていけました。

 

それは会社もよくわかっているようで、入社してから最初の2年間ほどは会社の仕組みをひたすら学ぶことになります。

 

例えば僕の会社では1年目は1人の新人につき1人の中堅クラスの社員が「指導員」として付き、その人の元で業務を遂行することになっています。

この期間中は自分からアクションを取れず、ある月はずっと集合研修、ある月はずっと工場研修、とひたすら会社のことを学びます。

そして1年目の終わり(12月ごろ)には、1年間の研修の成果を指導員の指導を受けてまとめあげ、大会議場でエライ人の目の前でプレゼンをします。

そして、自分がいかに成長したかについての論文を書きます。

 

これが僕の会社の大昔からの伝統行事でした。

 

長期的な雇用慣行のもと、外部から中途採用するのでなく、社内で人材を育てるのが会社の方針です。

僕が勤めていたような昔ながらの日系大手メーカーは、1社に骨を埋めることを前提に人材育成がプランされていたのです。

まあ、これは長期雇用慣行が維持されているうちは社員にとってとても良いのですが、僕の意見では長期雇用慣行はいずれ崩壊する、そもそも今後10年後くらいに雇用という概念が崩壊し始める、と思っているので、このへんの価値観が僕には合いませんでした。

 

そして終身雇用言うてますが、あくまで「慣行」なのがポイントで、終身雇用契約を結んでいるわけではなく、いきなり切られる可能性もあるわけです。

 

雇用制度がいずれ崩壊すると僕自身思っているのに、終身雇用制が前提の日系内資メーカーに勤めるって、冷静に考えてめちゃめちゃギャップがあったわけですね。

 

資産を構築し、不労所得を獲得し、ラットレースから抜け出すために会社を退職

先ほども申し上げましたが、この会社にいるままだと一生労働者、一生ラットレースから抜け出せない!という事実に入社して半年くらいで気づきました。

僕は某高知のプロブロガーとは違って会社員として労働すること自体は別に悪くは思わないのですが、その労働が自分の資産に繋がらなければそれは死んだ労働だと思うんですよね。例えばコンビニのレジ打ちとか。

どうせ会社員としてやる労働なら、自分のブランディングにもなって、自分の資産にもなる労働の方がいいでしょう。

 

僕の性格からして、ひたすらに社内人脈を構築し社内でしか役に立たないスキルを学び会社について詳しくなり、1社に骨を埋める人生を送る会社に入社するというのは合っていなかったのです。

ですので転職の時はそのことを念頭に置いて転職活動をしましたしね。まあそれはまた別の話になりますが….

 

まとめると、就活の時は自分は労働についてどのような価値観を持っているのか?自分はどうなりたいのか?どのような労働を行うのが幸せなのか?を考えず、ひたすらホワイトな優良BtoBメーカーを受けていたのが失敗だったのです。

 

自分がどうなりたいか?を考えず、世間一般的な価値観に合わせてホワイトなBtoB優良企業の研究していたのが完全に失敗だったわけです。

常々このブログで言っていますが、「自分が何になりたいか」を学生時代に考えることなく就活をしてしまったからこそ、1年という短い期間で会社を辞めることになってしまったのです。

 

(※「自分が何になりたいか」を常に考えることの重要性と、就活メディアが煽る薄っぺらい自己分析がいかにムダかということはこちらの記事で書いているので、参考にしてください。)

 

ということで、僕は企業のことしか調べず、自分のことを調べていなかったからこそ、会社選びに失敗したわけですね。

 

そして気づいたら僕は会社を辞めていました。

もちろん、何百人いる同期のうち、辞めたのは僕だけです。

常識的に考えたらこんないい会社辞めるわけありません。

親戚やら友人やらからは罵倒の嵐ですよもう。

 

ただ、「あんないい会社を辞めるなんて何も考えてない!キチガイだ!」

と言われるのはお門違いだと思っておりまして、むしろめちゃめちゃ考えたから辞めたんですよ。

適当に周りが行くからと銀行証券損保あたりに入って、辞めないほうがいいという世間の常識にとらわれて「会社は嫌だなあ」と思いながらなんとなく新卒で入社した会社に勤め続ける人の方が何も考えていないと思いませんか?

 

労働の次のステージ

さて、雇用という概念はいずれ無くなるというお話はしましたが、労働自体がなくなることはないでしょう。

ただ僕は、労働のあり方自体が今後変わってくると思っています。

これからは色々な労働の形が生まれるはずです。

 

ブログ?YouTube?

いやいやそんなんじゃありません。むしろブログやYouTubeはもう古いコンテンツでしょう。

 

雇用という概念が崩壊した次なるステージの労働は、遊びだと思っています。

それこそマジック、ジャグリング、けん玉、ヨーヨー…ありとあらゆる娯楽ですね。

今後は機械によって仕事が奪われ、残業もできなくなり、会社員は暇な時間が増えます。

 

そうなると、娯楽業界は一気に発展するでしょう。

まあこの辺の話は僕が言わずとも、ホリエモンあたりがいろんな本で書いてます。

 

「遊びが仕事になる」

 

はホリエモンや落合さんがが常々主張していることでもありますので、具体的な内容が気になる方は是非10年後の仕事図鑑をお読みください。

 

 

以上、僕は誰もが羨む優良BtoBメーカーを辞めたわけですが、あんまり後悔はしていません。

皆さんも自分は本当に今の会社にいるべきなのか?

自分はどうなりたいのか?

一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに僕は大企業をわずか1年で辞めた後に無職経験を経てベンチャー企業に転職するのですが、そのベンチャー企業もわずか3ヶ月で辞めています。

僕が第2新卒で転職したベンチャー企業をわずか3ヶ月で辞めた理由についてもこちらの記事(第2新卒で入社したベンチャー企業を3ヶ月で辞めて転職した理由)にて記載しておりますので、ご興味のある方はご覧ください。

 

また、ホワイトBtoB優良メーカーを見つける方法論についてはこちらの記事(ホワイトな隠れ優良BtoBメーカーを見つけるための方法論)で解説しております。

メーカーに限らず、優良企業を見定めるための方法についてはこちらの記事(【定説を疑え!】優良企業を見定めるための方法、決定版!)にてその方法を解説しております。こちらも併せてご覧ください。

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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ではでは

 

コメント

  1. ゆーき より:

    こんばんは! この記事、凄い参考になりました! 自分はまだ大学1年生なんですが、正直過酷労働に耐えられる人ではないので、こういうブログを探してました笑
    もしよろしければ、タコペッティさんが見つけた超優良な企業を教えていただけますか?? 欲望丸出しで申し訳ないんですが笑

    1. takopetty より:

      コメントありがとうございます。
      メール送りましたのでご確認お願いします!

  2. 1332 より:

    こんばんは!
    とても興味深く読まさせていただきました!
    企業をいろいろ調べるのが好きなのですが、なかなか思い通りにいかないところです汗
    よろしければ優良企業を教えていただきたいです!

    1. takopetty より:

      コメントありがとうございます。
      うーん。人によって優良企業の基準は異なりますので、ご自身の優良企業の基準を教えていただけませんでしょうか?
      単に利益率のいい、財務体質のいい良い企業はこの世の中にたくさんありますが、そこに入社したとして幸せにはなれないのが現実です。
      まずはご自身でどんな仕事がしたいか、自分が何をしたいのかを考えると良いと思いますよ!

      1. 1332 より:

        返信ありがとうございます!
        メールをさせていただいてもよろしいでしょうか??

        1. takopetty より:

          はい!是非メールしてください!

          takomiyusu@yahoo.co.jp

          メールが面倒であればTwitterでも質問受け付けてますよー
          @syakaisei

          1. 1332 より:

            メールさせていただきました!

  3. gussan95 より:

    ここまで自分と似た境遇の方がいるのか、、と正直驚きました。
    自分も大企業とはいきませんが、かなり大きいホワイト企業に新卒で勤めているのですが、
    自分で事業を立ち上げたく、退職について上司との面談の真っ最中です。

    退職時の流れ(スムーズに辞められたのか)や、辞めてからの生活、
    今の状態など、いろいろと質問させていただきたいのですが、
    メールをお送りさせていただいてもよろしいでしょうか。

    1. takopetty より:

      コメントありがとうございます。
      是非ともメールしてください!
      →takomiyusu@yahoo.co.jp
      TwitterのDMでも大丈夫ですので、お気軽にご連絡お願いします!
      →@syakaisei

  4. 彩乃 より:

    はじめまして!
    今就活真っ最中の大学三年です。
    ブログ拝見しまして、とても参考になりました。
    もしよろしければ、初めに勤められた優良企業のお名前お伺いできるでしょうか‥?
    突然で失礼かとは思いましたがぜひお聞きしたいと思いコメントさせていただきました、よろしくお願いします‥!

  5. らんぐ より:

    就活に行き詰まった慶應生です。就職活動期間も佳境ですが、参考までにタコペッティさんが見つけられた優良企業を教えていただければ幸いです。

    1. takopetty より:

      メールしてくだされば幸いです
      →takomiyusu@yahoo.co.jp

  6. OO より:

    記事拝見しました。
    すごく参考になります。
    僕は現在社会人ですが、転職しようか迷っているところです。
    もしよろしければ、タコペッティさんの勤めていた会社をお教えください。

  7. ぴよ丸 より:

    まー資本主義は資産家が得して労働者は永遠に損するって言いますけど確かに労働者に搾取されるけども、とりあえずタコペッティさんの勤めていたホワイト企業をコッソリ教えて下さい労働者の中での勝ち組になりたいです。資本家は労働者以上に圧倒的に努力が必要なのでお願いします。

    1. takopetty より:

      コメントありがとうございます。
      確かに、優良企業でまったりというのがある意味最も合理的な選択なのかもしれませんね。
      私が勤めていた優良企業についてですが、今後はメルマガに登録してくださった方限定で教えることにいたしました。
      もし本当に知りたいようでしたら、是非とも僕のメルマガに登録後、僕のメルマガにその旨をご返信ください。
      メルマガ内では優良企業研究講座なども行なっております。

      →https://takope.net/lp/mail/

  8. 太郎 より:

    感度しました

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