1年で会社を辞めた僕が感じた無職になった時の不安と絶望

(PR)当サイトは広告による収益を得ています

会社辞めたい…

多くの会社員は口を開けばこう言います。

実際ぼくも入社初日から会社を辞めたかった人間ですのでその気持ちはよーくわかります。

 

そして僕は新卒から入社1年後、会社を辞めて見事無職となりました。

 

しかし、不思議なことにいざ会社を辞めてみるとあれだけ嫌だった会社に行きたくなるのです。

 

実際、会社を辞めてしまうと言い知れぬ不安が襲いかかってくるんですよね。

それって別に金がないからとかではなくて、精神的な面です

 

ということで本日は、並の人間なら会社辞めたら孤独と不安が襲いかかってきてまた会社に行きたくなる心理を書いてみようと思います。

だから僕は高知のプロブロガーさんなんて凄いと思うんですよね。高知で1人で暮らしてひたすらブログ書いて投資生活するって…

 

仮に生きて困らないお金があってもその生活僕には絶対無理ですわw

 

 

所属組織がない不安

会社を辞めて第1に不安になるのがこれです。

会社員である以上、どこかの組織に所属しているということですから何者かにはなり得るんですよね。会社員であれば信用が絶大です。

 

しかし、会社を辞めてしまうと自分から何かアクションを起こさない限り何者かになることはできません。信用もないです。

 

会社を辞めてしまうと、「あなたどういう人ですか?」と聞かれたときに答えることができないんですよね。

 

よっぽど何か特異な才能があって個人でも何者か名乗れるクラスの人じゃないと、所属組織がないことに不安になります。

 

今思えば、僕らは中学高校予備校大学と常になんかしらの組織に所属して生きてきたわけです。

社会に出て会社員になって、会社を辞めた瞬間、僕らは人生で初めて所属組織を失うのです。

所属組織がないというのは恐ろしいものでして、僕らは知らず知らずのうちに所属組織の信用に甘え、大学やら会社やらの所属組織におんぶにだっこしてもらってきたという事実に会社を辞めてから気づきました。

 

所属組織がある安心感というのは、恐らく無職なりフリーターなりフリーランスを経験した人でないとわからないと思います。

 

「◯◯会社の◯◯です!」って言うの、物凄く楽で安心なんですよね~。

 

何かあっても会社が守ってくれますし…

 

バックの会社が大企業であればなおさら、その安心感というのは絶大になります。

 

会社を辞めると所属組織が無くなり不安が増大する。これは一般人であれば会社を辞めた開放感よりもまず先にこの感情が沸き起こると思います。

 

有給消化期間なんて、最初は楽しいですけど後は言い知れぬ不安しか襲ってこないですからね…

 

だから僕はフリーで活動してるプロブロガーとかフリーライターとかすごいと思うんです。

信用ないし、不安定だし、怪しすぎじゃないですか。

フリーでやってる人ってなかなかのメンタルの持ち主か、もともと所属組織というものにそれほどの安心感を感じ得ない人であると思うんですよね。

多くの日本人は会社が嫌でも、会社辞めて食っていける実力があっても辞めないで会社員を続けるわけですからなんだかんだで組織ってのが好きなんだと思います。僕含めてね。

 

スポンサーリンク



将来が不安

会社を辞めると将来の不安が襲いかかってきます。

 

 

将来の不安というのは、別にお金の話じゃないんですよね。

 

何故なら現代は会社員のときと同じように真面目に1日8時間くらい個人事業やってたら1人で生きていける程度のお金は稼げる世の中だからです。

 

どうやって稼ぐのかわからない?現代であれば稼ぐ手段なんていくらでもあるじゃないですか。

 

ライターなんかしょっちゅう募集してるし、エンジニアとかデザイナーであれば高単価案件を受注して会社員クラスの給与を稼ぐことは可能ですよね。

 

だから1人の生活という意味での不安はありません。

 

あるのは、将来の不安というその一点です。

 

将来の不安って何?というと、結婚とか、老後とか、葬式とか、そこらへんですよね。企業に属していればこのような通過儀礼があるたびにお金が貰えるし、結婚も老後も葬式も会社勤めであればある程度組織がお手伝いしてくれるのでこのへんは心配いらないんです。

 

一般的な終身雇用型の日本企業では、結婚すれば祝い金が出てかつ職場の人が祝福してくれるし、どんなに仕事ができなくとも年次によって給与が上がっていくので子供を育てる分の給与をもらえ、老後資金を蓄えることができるんです。

例えば僕が最初に在職していたメーカーですと30代で年収600万くらい行くというのは給与カーブから明らかでした。結婚したら祝い金も出ますし子供ができたら手当も出ます。

 

要は、ただ会社組織にいるだけで自動的に毎年貰える給与が多くなり、自然と家族を養える給与を貰えるのです。

 

会社が倒産しない限りは一生安泰です。いや、倒産しても労働者は守られているので国からいろんな給付金を受け取れます。

 

会社の倒産による退職なら失業保険が即日貰えますし、再就職に成功したら再就職手当なんてのも貰えますからねえ…

 

労働者ってのは制度と法律でガチガチに守られているんですよね。

 

社会保険も半分支払ってくれ、年金も払ってくれますし、退職金も出ますし、企業年金もあればもっと安泰ですので会社組織に属して労働者でいるだけで将来の不安は無くなるのです。

 

しかし、辞めてしまうとそれが全て無くなります。

 

例えばライターの仕事なんて余程希少価値の高い人材で無ければ単価は上がりにくいし、アフィリエイターは広告配信がストップされたらそれだけで収益源が無くなりますし、エンジニアだって今やフリーエンジニアは年収200万とかで買い叩かれている時代ですし、稼ぐノウハウを持っていたとしても会社員以上に不安定なのが非組織人なのです。

 

さらに企業年金も退職金もないので老後が一切見えないのが非組織人です。

 

会社員だったら退職金たっぷりに企業年金まで貰えます。会社に終身雇用してもらってお金をたんまり受け取った今の団塊の世代の会社員組はまさに人生の勝ち組ですよね。

 

仮にアフィリエイトで月100万稼いでいたとしても、なんらかの不手際でサーバダウンしたら一気に収益がゼロになるのが非組織人なんです。

 

いくら金稼いでても先行きは不安なのが非組織人なんですよ…会社員は守られてますから…

 

不規則な生活リズムの不安

会社を辞めるとよっぽど自制心がない限り生活リズムが狂います。

夜更かしをついしてしまうので、夜遅く寝て朝早く起きる生活になります。

会社員以外で早寝早起きができる人はよっぽど希少だと思うんですが、まあ普通の人は生活リズムが狂うわけです。

 

僕は会社を辞めたとき、いかに会社が生活リズムを整えてくれていたか実感しましたね~

 

夜更かしして延々とゲームなんかやっていると、最初は楽しいですけどだんだん飽きてきて、言い知れぬ恐怖が襲ってきます。「これでいいのか!?おれ?!」なんて思ってくるわけですよ。

(ちなみに周りの同級生が働いている中自分だけニートでずっと遊んでいるという無職生活を謳歌できる人は、よほど神経が図太いんだと思います。普通の人であれば働いていない罪悪感、所属組織がない不安、何もしないという虚無感に襲われますから。実際僕はそうでしたしw)

 

僕が思うに、学生時代に自習室に行かなければ勉強できなかった人って絶対に会社員になった方がいいと思うんですよね。

 

だって勉強すら学校行かないとできなかった人が、会社辞めて1人で生活できると思いますか?できないでしょ。自制心がある人でないと誘惑の多い自宅で勉強できないですし、それは社会に出ても変わらないです。

 

いわば、会社は自分を律してくれる学校のような組織なのですよ。

 

だから会社辞めてフリーで仕事してる人とか本当にすごいと思うんですよね。学生時代は絶対に自習室なんて行かなくても勉強できてたんだろうなあ…

 

まとめ

結論として、会社を辞めたいから辞めても、結局不安は尽きないんですよ。

会社にいても不安、会社辞めても不安、結局人ってのは何してても不安だし、安心できるときなんかないと思いましたよ。

 

僕が仮に宝くじを1億円当てたとしても、次の日にはお金が誰かに盗まれないか…怪しい人たちがたくさん寄ってこないか…

こんな不安で一杯になるでしょう。

 

結局、よほどメンタルが強い人でない限りは会社なり公務員なりで組織に所属していた方が安心だと思うんですよね。

 

ってことで、フリーで仕事したい!起業したい!と思うのはいいけど小心者な人は会社に勤め続けるなり、転職するなりしてなんらかの組織には所属していた方がいいんじゃないですか?というお話でした。

 

スポンサーリンク



 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


ちなみに、

 

①ブログには書けないようなさらに濃い話

②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと

③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」

 

などは僕のメルマガにて公開しております。


メルマガ限定の情報なども流しますので、ご興味ある方は下記リンクより是非とも僕のメルマガにご登録していただければと思います。もちろん登録は無料です。

 

タコペッティのメールマガジンに今すぐ登録する!

 

ではでは

 

コメント

コメントを残す

*