「新卒でベンチャー企業に入社したのは良いけれど、この会社はもしかしてブラック企業なんじゃないか…?」
「新卒でベンチャーに入社してまだ1年だけど、もう会社辞めたい..」
本日は、このような悩みを抱えている方に向けて記事を書いていきます。
結論を先に申し上げると、
新卒でベンチャーに入社して、「辞めたい…」と一度でも思ったなら、
今すぐ辞めましょう
ということです。
ちなみに僕は、第二新卒で入社したベンチャー企業をわずか3ヶ月で退職していま
むしろ、「辞めてよかった….」と、本気で思ってさえいます。
ということで、本記事では
「今すぐ辞めるべきクソベンチャー企業の特徴4選」
こちらについて具体的に解説していきます。
僕は今まで、数多くのベンチャー企業と関わってきました。そして、崩壊していくベンチャー企業を数多く取材し、記事にしてきました。
こうした僕の経験を踏まえつつ、「こんなベンチャー企業はヤバイ!!」という特徴をまとめました。
今現在ベンチャー企業にお勤めの方にとっては非常に参考になる内容と思いますので、是非とも最後までご覧ください。
目次
バックオフィスの人員が少ない
ヤバイベンチャー企業の1つ目の特徴は、「バックオフィスの人員が少ない」という点です。
一見するとイケイケのベンチャー企業に見えても、人事総務などバックオフィスの人員が足りていないというケースはよくあります。規模の割にバックオフィスの人員が少ない会社では、人事労務に関するトラブルが多くなります。
なぜなら、イケイケの若いベンチャー企業は売上偏重の組織体制であることが多く、売上に直結しない人事総務などの部門を軽視する傾向があるからです。
1つ、例を挙げましょう。
以前、「メガバンクから社員30名のベンチャー企業に転職し、地獄を見た話」という記事を書きました。
こちらのベンチャー企業では、人事労務に関する契約書トラブルが多発していました。
具体的には、
・雇用契約書の条件が面接で提示された条件と違っていた
・会社側のミスで、雇用保険に未加入だった
・給料の振込先を間違えられた
などなど、一般的な大企業では考えられないようなミスが多発していたのです。
会社の成長を重視するあまり、人事総務などのバックオフィスに手が回っていなかったからですね。
しかし、バックオフィスを疎かにしている会社が長生きできるわけがありません。
この会社はわずか2年で、30人いた社員のうち20人以上が退職し、崩壊の危機に瀕することになるのです…
その他にも、「ブラックSES会社の営業職を1年未満で短期離職した実体験談…SESの営業はやめとけ!」という記事に登場するベンチャーSES会社では、人事総務の仕事すべてをたった1人の女性社員が担っていました。
営業マンを大勢抱えている、そこそこの規模の会社だったにも関わらず、バックオフィスの人員が1人しかいなかったのです。
そんな状況で、人事労務の仕事がまともに回るわけがありませんよね…
ちなみに僕もかつて、社員数が100人そこそこのベンチャー企業に入社したことがありますが、人事労務総務の仕事を全て1人の社員が回しておりました。
側から見ていても、新入社員の採用から人事労務管理、社会保険やらなんやらの手続きを全て1人でこなさなければならないわけですから、彼は毎日残業まみれでしたよね。
仕事を家に持ち帰って、休日にやっていたこともあったようです。
そして、これの何が問題かって、彼の仕事は社会保険やら雇用保険やらの個人情報に関わる仕事だったということなんですよね。
残業まみれで思考力の落ちた社員が僕らの大切な個人情報を扱うわけです。
そりゃあ、どこかで契約書トラブルやらのハプニングは発生するよね、って感じです。
ということで、ベンチャー企業にお勤めの皆さんがまず第一にチェックすべき点は、
・自分の会社のバックオフィスはきちんと人が足りているかどうか??
・バックオフィスに勤めている社員さんたちが、きちんと仕事をこなしているかどうか?
この辺りを是非ともチェックしみてください。
もしも、社員数がそこそこの企業であるのに、1人の社員が人事総務の仕事をすべて引き受けていたりしたら、その会社は相当ヤバイと思っていただいた方が良いです。
また、入社してから契約書トラブルが多発するケースも要注意です。
普通の会社では契約書トラブルなんてそうそうおきませんので、それが起きるという時点で、バックオフィスが機能していない可能性が高いです。
ということで、自社のバックオフィスがきちんと機能しているかどうかは必ずチェックするようにしておきましょう。
社長によるワンマン経営で会社が私物化されており、役員連中が社長と仲の良い人間だけで固められている
ヤバイベンチャー企業の2つ目の特徴は、社長によるワンマン経営で会社が私物化されており、役員連中が社長と仲の良い人間だけで固められているというパターンです。
「メガバンクから社員30名のベンチャー企業に転職し、地獄を見た話」という記事に登場するベンチャー企業では、社長は自分の会社とカネをあたかも自分のモノであるかのように振舞っていました。
具体的には、
・社員の意向は全て無視され、どこの誰かもわからぬ社長の昔からの友人がいきなり上のポジションに抜擢されたり…
・顧問税理士が急に解雇され、どこの馬の骨かもわからぬ税理士が担当に付き、その税理士が年末調整直前で蒸発してしまったり…
・会社のカネを使って昔の経営者仲間とキャバクラ豪遊を繰り返したり…
こんな状況でした。
もちろん、既存の社員は愛想を尽かし、次々と会社を去っていったそうです。
会社が社長によって私物化されるというのは小さなベンチャー企業ではよくある話でして、神田昌典先生のビジネス小説「成功者の告白」には、その実態がリアルに描かれています。
ちなみに神田先生によると、このような会社の社長は最終的には女性関係でやらかし、地獄に落ちるパターンが多いということです。
ということで、会社が社長によって私物化され、社長と仲の良い謎の人物が会社を出入りしており、社長の女性関係にも疑問符がつくようであれば、その会社には疑いの目を持った方が良いでしょう。
みなし残業制を導入している
ヤバイベンチャー企業の3つ目の特徴は、みなし残業制が導入されているという特徴です。
みなし残業制とは、基本給や年俸の中に一定の残業代が含まれているとみなす制度のことです。
例を挙げるなら、
“基本給20万円!(見込み残業20時間込み)”
みたいな会社のパターンです。
見た目の基本給は20万円ですが、残業20時間を含んでの基本給20万円ですので、実質の基本給は17万円程度だと見なければなりません。
ここで問題なのは、みなし残業時間を超えて働いた分の給料を支払ってくれない会社が多いということです。
例えば、某SES会社で働いていた知人は、超過分の給料が一切支払われず、時給換算で1200円程度の給料で働かされていました。
時給1200円もあれば良い部類かもしれません。某コンサル会社で働いていた別の知人は、時給換算にして1000円も見たないくらいの低賃金で労働を強いられておりました。
例を挙げればキリがありませんが、みなし残業制とは言い換えれば、「定額働かせ放題の給与システム」とも言えると思います。
働いた分の報酬を支払わない企業からは、今すぐ逃げた方が良いと思います。
営業手法がテレアポのみ
ヤバイベンチャー企業の4つ目の特徴は、営業手法がテレアポのみという会社です。
ハッキリ言いますが、営業手段がテレアポしかない時点でその会社はクソです。
ビジネス系インフルエンサーであるイケハヤ先生も、このようにツイートしておられます。
新入社員のみなさん、もしもあなたの会社が無差別な電話・訪問営業をやっているようなら、かなりヤバい会社だと思った方がいいですよ。
そもそも非効率なのはもちろんですが、それ「押し売り」しないと売れないレベルの商品だということですから。精神すり減らすのはもったいない。— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年4月26日
商品が魅力的で、マーケティングがしっかりしている会社であれば、営業をかけるまでもなく商品は勝手に売れるものなんです。
例えば、iPhoneなんかは良い例ですね。別に営業をかけなくても、消費者は勝手にiPhoneを買っていきます。これは完全にアップルのブランド力とマーケティング力勝ちですよね。
すなわち、新入社員にテレアポを強要する時点で、その会社は大したことがないということなんです。
テレアポ営業なんて泥臭い仕事をやらねばならないのも、あなたの責任ではありません。会社の商品に魅力がないからなのです。
そんなわけですから、
「ベンチャーの営業が辛い….早く辞めたい…」
「テレアポなんてやりたくない…」
なんて悩みを抱えている方は、自分が悪いのではなく、会社が悪いんです。
そんなクソベンチャー企業なんかさっさと辞めて、もっと儲かっている業界・会社に転職すべきなんです。
クソベンチャー企業に勤めている時間は人生の無駄。今すぐ辞めた方が良い
以上!「今すぐ辞めるべきクソベンチャー企業の4つの特徴」でした。
僕自身の経験からしても、周囲を見ていても、これら4つの特徴に当てはまるベンチャー企業に勤めているなら、今すぐ辞めた方が良いです。
とはいえ、そうは言っても、
「1年で会社を辞めたやつに再就職先などない…」
「少なくとも3年は働かないと会社のことはわからない…」
「今のままだと、他の会社に行っても通用しない。」
なんてことを、会社の人間から言われるかもしれません。
っていうか、ほぼ間違いなく言われるでしょう。
これらの主張は、労働者を引き留めるために会社が利用する常套句だからです。
しかし残念ながら、これらの主張には数的根拠はありません。
むしろ、今は若者が貴重な時代です。
もし仮に会社を1年で辞めたとしても、会社を1年未満で辞めた人のための転職サービスが溢れている時代です。
僕もそうですが、会社を1年未満で辞めたとしても代わりの就職先なんていくらでもありましたし、転職サイトに登録したら向こうから求人メッセージが大量に送られてくるくらいです。
今や日本企業は、ベンチャーに限らずとも、若者の労働力を喉から手が出るほど欲しているのです。
嘘だと思う方は、是非ともミイダスでご自身の市場価値を診断してみてください。
このツールは無料で今現在の自分の年収相場を算出することができるツールなんですが、ご自身の想定以上の年収が算出されますし、面接確約オファーも大量に届くので驚くはずですよ。
僕も試しに受診してみたんですけど、僕の適正年収は771万円でしたw
さらに。面接確約オファーも101件確定してましたw
人気者になった気分ですねw
このように、自分の市場価値がわかるってのは面白いので、皆さんも是非やってみてください。こちらのリンクから無料で診断できます。
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若いみなさんは親の古い価値観に惑わされるのではなく、このような最新ツールを駆使して、数的根拠に基づいて転職の判断を下すようにしてください。
えっ?「会社を辞めたくても辞められない??」そんなのは悩むにも値しません。退職代行ガーディアンでも使って今すぐ辞めてください。
重要なのは、会社に縛られない、自由な人生を取り戻すということです。
この言葉を胸に刻んで、転職活動を頑張っていきましょう。
ではでは、今日はこの辺で。
※ちなみに、僕自身は転職を繰り返しつつ、最終的にはWeb業界に転職し、自由な働き方を手に入れることができました。
僕が日系企業の営業職から逃げて逃げて、Webマーケティング職に転職して人生が変わった話については以下記事に詳しく書いておりますので、興味のある方は是非とも合わせて読んでみてください。
→日系企業の営業職からWebマーケティング職に転職して人生が変わった話
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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ではでは
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