3メガ損保を半年で辞めた社員に学ぶ大手損保のクソさと実態

東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、三井住友海上。

三大メガ損保と呼ばれるこれらの企業は一般的に高給、安定と言われています。

しかし、本当にこれらの企業に入れば高給で安定なのでしょうか?

良いイメージばかりが先行して、三大メガ損保の実態などは語られていないと思います。

ということで本日は、大手損保に就職するも車を強制的に購入させられることになり、わずか半年で退職を決めた元損保マンにお話を伺ってきました。

就活時には大手損保の良いことばかりが語られるも、入社したら次々と明らかになる大手損保の闇、本日はそんなところを書いていきたいと思います。

現在損保会社に勤めて日々を消耗させている皆さんや、大手損保への就職を考えている就活生の皆さんは是非ご覧ください。

 

*2018/2/26追記

コメントにて、3メガ全てが以下のような実態ではないというご意見をいただきました。

「あくまでそういった可能性もある。」というお話ですので、その辺りは一例として読んでいただければ幸いです。

 

 

大手損保に就職することとなった私の就活

まずは大手損保の闇を語る前に、彼の妥協に妥協を重ねた就職活動を見てみることにしましょう。

 

私の就活の軸

私の就活の軸として、

1.大手
2.給料が良い

ということがありました。元々の第一志望業界は別の業界だったのですが第一志望の方は思うように行かず、損保に就職することとなりました。

第一志望でなくとも損保に就職を決めた1番の理由は、選考で会う人の雰囲気が自分に合うと思ったからです。それは完全にフィーリングです。ただ、後から思えば、「人で選ぶ!」という選択肢は絶対にやめたほうが良かったと後悔しています。

また、損保の仕事内容自体は就活時には自分にあっていると信じ込んでいました。それは、就活時に仕事体験ワークをやって損保の仕事を面白いと感じていたからです。今思えば損保会社が就活生に対して行なっている仕事体験ワークなんて本物の仕事とは全く異なるわけですからあれで仕事内容をわかった気になっていたのが間違いでした。

また、内定者バイトで仕事体験ワークを就活生相手に運営していたので、それでさらに仕事を理解した気になっていた節があります。

 

なるほどなるほど。

大手、給与が良いというのは就活生が考えがちな志望理由ですが、それだけではダメということですね。

また、内定者がよく言う「人で選んだ」というワード、彼の発言を見ればわかると思いますが絶対に信じてはいけませんよw

「人で選んだ」とか、その会社の仕事内容や理念をよく理解せずに入社した内定者の常套句ですからね。彼のように「人がいいから」入社を決めようとしている就活生は要注意ですよw

 

 

就職先が大企業であればあるほど、人で選ばないほうがいいですね。

例えば自分にとって一番重要な人間は直属の上司になるわけですが、大企業ではそれが選べないのです。

同期や先輩など他の社員といくら気が合おうと、直属の上司と馬が合わなければ会社員生活は一気に辛くなります。

直属の上司を選べない大企業への新卒就活って、完全に運ゲーですからね?人で選んだとか言ってる場合ですか?

 

自己分析

「自分がどういう性格をしているか?」とか、「どういう価値基準なのか?」などは理解していましたが、先の自分を考える自己分析はできていませんでした。

お金を稼いで自分はどうしたいのか?私生活はどうしたいのか?人生での目標は何か?そういった人生単位での自己分析を全くできていませんでした。

就活でやらされる自己分析って、会社に入社するための自己分析になりがちですからね。自分は人生でどうしたいのか?とかそういった広い部分での自己分析も行う必要があります。

 

 

業界研究

先ほども申し上げましたが、グループワークのような企業側が提供する情報を鵜呑みにしすぎていました。

もっと口コミサイトとか、働いている人のブログを見ればよかったです。

OB訪問もしたのですが、今考えるとOBたちも「自分の会社を受けてほしい!」という思いで仕事内容を話してくるに決まっているのです。嘘は言わないのですが、会社にとって都合の悪い一部の情報を伏せられてお話をされました。

今思えば内定者になってからOB訪問をすればよかったです。内定者になってからならもっと深く会社のことを聞けたかなと思っています。

情報を一方的に信じてはダメだという教訓ですね。

企業側は就活生に対して自社に都合の悪い情報なんて開示するわけがありません。就活生はそのことを肝に命じておきましょう。

 

入社後、次々に明かされる不都合な真実

では、次に入社後について見てみることにしましょう。入社前には聞かされることのなかった不都合な真実が次々に明らかになってきます。見てみることにしましょう。

 

強制的に生命保険に加入させられる

生命保険に加入させられるとは就活時には一切知らされていませんでした。

就活の時に聞けば良かったと言えばそれまでですが、損保に入社して生保に加入させられるとは夢にも思いませんでした。(自社の生保ではなく、提携先の生保におつきあい的な意味で新入社員がみんな加入するという仕組みです。)

 

研修が終わった後に新入社員は強制的に残らされて、提携している生命保険の営業マンと会わせられ、保険に強制的に加入させられます。

 

加入しないという選択肢はないのです。

 

結局、一番安いプランに入りました。若い時は生命保険など必要ないので、本当に無駄です。

 

生命保険料が月々1万くらいでした。

1年目の月収は21万か22万くらいです。そこから税金などを引かれて、かつ生命保険料の1万円が引かれるのです。

月収だけ見て給与を考えてはいけないという教訓ですね。

生命保険に加入すること前提での給料ですからね。そういう諸経費を差し引いた分の手取りで収入を考えなければなりません。

 

配属後、車を購入させられる

配属後初日、世話役の先輩社員に他の部署に挨拶に行こうと言われました。

 

どこに連れて行かれるのかと思いきや、営業部でした。そこで、営業の社員と車を購入する話になりました。

 

営業社員「車どれにする??」

私「いや、自転車で間に合っているので…」

営業社員「いや、でも必要でしょ。好きな車種とかないの?」

私「いや、特に…軽でいいかなと…」

営業社員「保険の社員で軽自動車はないだろ。まあ、どれ買うか考えといてね。」

 

すでに車を買うこと前提で話が組まれていたので、買わないという選択肢もない、かつ軽もダメでした。

 

私は自動車の代理店営業には行きたくなかったので、営業配属ではありませんでした。就活前は営業に配属されなければ車を買わなくても済む、車を買うのは営業社員だけ、と聞かされていたのですが、それらは全て嘘でした。

 

次に会う時にはどの車を買うか決めているという前提で話が終わりました。

その後、昼休みに上司と飯に行ったりするのですが、車どれにするか決めた?など言われるのです。もう車をローン組んで購入することは避けられませんでした。

なんということでしょうか。

車なんて超高い買い物ですし、ローンを組むわけですからいわば借金です。借金を強制的に会社から組まされるのです。

もう人権侵害ですよこれ!元々車を買いたい人ならまだしも、彼は車が必要ないと思っていた人ですからね!

損保に就職予定の就活生諸君はぜひ気をつけてください。

 

1日の仕事の流れ

出社は7:30

新入社員は掃除などの雑用で早く来なければなりません。工場やコールセンターとやりとりをするので、FAXが大量にきます。ですのでFAXの仕分けや紙の補充など、資料BOXを並べるなどの雑用をします。

9:00始業

私の仕事内容は保険金の支払いです。事故を起こした人は保険金の支払いをすると思うのですが、まずは最初にコールセンターに電話をします。そこのコールセンターから事故の詳細の書類が届きます。その事故の詳細がわかったら、お客さんにオススメの保険内容を提案します。

その一方で自動車工場と連絡と取ります。工場で車の修理代の見積もりをもらって、お客さんにいくら修理代がかかるのかを報告します。つまりお客さんと修理会社との仲介役を担うのです。

また、過失割合も相談の上決定します。相手の保険会社と話し合いながら、お客様のうち誰の負担が大きいのかを話し合います。

例えば信号無視をして事故が起こったら、信号無視をした側の過失割合が大きくなります。お互いに過失割合をしっかり決めることがメインになります。

業務外で言えば、私は昼飯の時間が嫌いでした。年配の社員に囲まれて若いからという理由だけで大盛りにさせられて、しかも昼飯代、大盛り代は自腹です。地味に嫌でした。

就業時間は9:00〜17:30で、帰りは19:00でした。

飲み会はほぼマストでした。週3で飲み会で自腹なので、お金がたまりません。

「うい!いくぞ!」みたいな感じで断りづらいです。ほぼ強制飲み会でした。

大盛りにさせられて昼飯代も自腹。飲み会も強制的に連れて行かれて飲み代も自腹。これに生命保険、自動車ローンもあったら自由な時間とお金がどんどんなくなっていきますよね…

見かけの月収と全く異なる収入がそこにあるわけですね。

 

馬が合わない上司

私の上司は私の大学が嫌いでした。ちなみに上司は私より偏差値の低い大学出身で体育会出身です。

私が高学歴ということで、ちょくちょく嫌味を言われました。

先輩からは、

「課長はお前の大学嫌いだし、課長の大学を持ち上げることを言っておいた方がいいぞ」

という熱いアドバイスを受けたくらいです。

学歴だけでいじめられるなんて悲しいですね〜

社会に出ても学歴が付いて回るなんて悲しいことです。

 

配属されて即退職を決意

業務以外で会社に拘束されることがすごく嫌でした。

それこそ車を買わされるとか、生命保険に加入させられるとか、お付き合いとか、地域のボランティアスタッフとして休みの日に呼び出されるとか、私生活の自由を拘束されるのがすごく嫌でした。

また、先輩社員を見ていて、こうはなりたくないと心から思いました。

飲み会の場で「もっと給料いい会社があれば転職したいわ〜」と先輩が愚痴っていました。

正直、40代になったら保険会社以外じゃ転職できないし、ここに残り続けたら他業種にはもう行けない、一生保険会社に入るしかないという現実に恐怖を感じました。

少なくとも目の前にいる40代の人たちはやりがいもないし、お金を貰って生きているだけで、その使えるお金と自由時間も少ないです。

営業であれば2-3年おきに必ず車を買い換えなければならないので、貰っている給与以上にお金がたまらないのです。

もともとそんなに損保への志望度が高くなかったため、ちょっとずつ嫌だなと思うことが積み重なり、この会社で働く未来が見えず、今の気持ちは数年働いても変わらなそうだと思ったので早めに見切りをつけて辞めたという感じです。

会社の体質として車を買わされるとか、生命保険に加入させられるとか、保険以外のスキルが身につかないとか、20年経ってもやりがいが変わらないとか、そういうところは部署異動しても変わらないと思いました。部署異動しても状況は好転しなさそうだったので、辞めました。

どうせ辞めるんだったら早いほうがいいと思いました。次の道を探し始めるという意味で、早めに決断したほうが次に生きると考えましたね。

ずっと残り続けても未来はないし、お金も自由もないということで退職を決意したのですね。

聞いていると仕事内容自体には特に不満はなかったようですが、何より働いて幸せになる未来が見えなかったこと、会社自体の制度、会社に拘束されることが嫌だったようです。

他部署に異動したとしても会社自体に不満を抱いていたらそれは変わらないわけですから、早めに退職して正解だったでしょうね。

 

今考える、私が就活に失敗した理由

まず企業研究が足りなかったこと、そして自分の生活を意識していませんでした。その会社に就職して、私生活、自分の人生をどうして行くかの想像が足りていませんでした。それを含めての企業研究が足りていませんでした。

また、冒頭にも申し上げましたが人で選んだのは失敗でした。同期は好きでしたが、年配の社員が嫌いでした。良い人、自分に合う人はたくさんいても、同じ部署の人がピンポイントで合うとは限りません。私は大企業であればあるほど人で会社を選んではいけないと思います。

 

「大企業であればあるほど人で会社を選んではいけない。」

 

これは就活生は肝に命じておかねばならないですね。

ちょっと会社に疑問を感じたらすぐ辞めるということも選択肢としてアリだということですね。

ズルズルと長年勤めてしまう方が次の人生に不利だったりしますから。決断は正しければ早ければ早いほど良いのです。

 

まとめ

長年働くことになる企業なわけですから、企業選びは本当に重要です。大手だから。見かけの月収が良いから。などという理由だけで安易に就職先を選んではいけません。

 

ちなみに彼は半年で会社を辞めた後は転職活動をして、見事ホワイト企業へ転職することができました。

 

今の時代、半年で会社を辞めようがなんだろうが若けりゃ引く手数多なんですよねえ…

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あっ!!おれ会社じゃ使えないと思ってたけどこんなに価値のある人間だったんだ…と思うはずです。

ちなみに僕の年収相場は700万円程度でした。僕は結構市場価値高いみたいですw

 

 

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ハタラクティブと同様に、第二新卒で転職活動をするなら絶対に利用しておいた方がいい転職エージェント言えるでしょう。

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以上、大手損保のクソさを見てきましたが、入社してからも本当にその企業でいいのか?自分の人生はその企業で働くことで満たされるのか?生命保険や車のローンを差し引いた本当の月収はいくらなのか?

入社しても日々自問自答し、自分の人生を考える必要があります。

そして会社を辞めることが最善の選択肢だと気づいたなら、僕や彼のように思い切って辞めて転職するというのもアリなのです。

なんだかんだで転職すればもっといい人生送れたりしますからね…彼も僕も転職してそれなりに満足しているので、勢いよく会社を辞めて転職してみるのもいいと思うのですよ。

 

ズルズルと会社にいる羽目になって、彼が見てきたようなつまらない大人になってしまうことだけは避けなければなりません。

 

みなさんも今の仕事を少し止めて、一度自分の人生を見つめ直してみてはいかででしょうか?

 

<合わせて読みたい>

【徹底比較!大企業への転職にオススメなエージェント4選】
大企業を1年で辞めた僕が利用したオススメ第二新卒専門転職エージェント

 

コメント

  1. 高田純次 より:

    損保では車を買わされるのは当たり前でそれを知らずに入社するのはあまりにも無知すぎます。損保がクソという以前に業界研究が足りなかっただけではないでしょうか?

    1. takopetty より:

      コメントありがとうございます。
      確かにそうかもしれませんね。
      ただ、入社前は車なんて買わされない!と社員から言われるようですので、そこを信じてしまったというのもあるのでしょう…

  2. 今のマイカーは9年目 より:

    3メガ損保の1つに勤める者です。
    1社に勤めた経験があるだけですが、このパワハラが五月蠅い時代に、少なくとも弊社では強制的に生保に入らされることも車を購入させられることもないので、さも3メガ全てがこのような状態であるかのような書き方をされるのは誤解を招く恐れがあります。

    お辞めになった方は入社前に思っていたことと違う現実に戸惑い、さぞ辛い思いをされたことだと思います。馬が合わない上司に当たってしまったのは不運としか言いようがありません。しかしながら、メガ損保はどこも従業員が1万人を超える会社です。合う方も合わない方も多く存在しています。転勤の多い業界ですので、数年経てば自分か上司が異動する、というのもこの業種のメリットの一つだと私は思っています。

    「車を買うのは営業社員だけ」ということを事前にお話しした方の真意はわかりませんし、さも買うことが前提でお話があったのも不幸だったと思いますが、損保社員が何のためにディーラーに車両購入の紹介をしているのかお考えになったのでしょうか。
    某社が始めた悪しき習慣ですが、紹介台数が少なくシェアが落ちれば利益が落ち給与が下がります。
    それなりの学歴の方が集まる職場です。みんなが納得して行っていることが、「自分は担当じゃないから買う必要はない」としか思えず人権侵害だとまで言うのは、自分の給与がどこからか湧いて出てきていると思っていたのでしょうね。
    その負担があるために、この業界は給与が高いし福利厚生もいいんですけどね。

    ディーラー営業も含め入社以来10年以上損保営業をしていますが、今のところ車が必要で買った経験はあっても、買いたくもないのに買わされた経験はありません。そういう配属もありますので、この方は運もなかったのでしょう。
    少なくとも弊社は学歴によるいじめなど聞いたこともなく、良い会社だと私は思っています。一方からだけの記載は業界を志望される方の誤解を招くと思ったので書き込みをいたしました。
    長々と申し訳ございませんでした。

    1. takopetty より:

      コメントありがとうございます。
      確かにそうですね。
      木を見て森を見ずという感じで、辞めた社員からの一方的な言い分を書いていたので偏った部分があったと思います。申し訳ございません。
      一応、冒頭に注意書きをつけさせていただきました。

      また、もしよろしければこちらのコメントを記事の最後に掲載してもよろしいでしょうか?

      この度は貴重なご意見ありがとうございました。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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