「会社を辞めたい…でも、職場の人にはお世話になったし、なかなか辞めにくい…」
「会社を辞めたいけど、いざ辞めようと思うと勇気がない…」
「上司になんて言えば良いかわからないし、そもそも会社が辞めさせてくれない…」
こんな悩みをお持ちの方って、世の中に非常に多いと思います。
確かに、会社を辞めたくても辞められない気持ち、僕も非常よくにわかります。
僕は新卒で入社したメーカーをわずか10ヶ月で退職しておりますが、「会社を辞めます!」と上司に報告するまでは、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
しかし、今考えると、会社を辞めようかどうか迷っている時間ってムダでしかなかったんですよね。
会社を辞めたいなら、退職代行でもなんでも使って今すぐにその会社を辞めるのが吉なんです。
そもそも、「会社を辞めたい…」なんて一度でも思う時点で、既に会社選びに失敗しているという事実を認識した方が良いです。
せっかく頑張って会社に入社したのに、辛い労働を強いられ、給料も安いし、上司や先輩にもロクな人がいない…
もしも今の職場環境がこんな状況なら、もうその時点でキャリアに傷がついているのです。最低1年は勤めるべきだとか、そんなのは何も関係ないです。会社を辞めたいと一度でも思った時点でキャリア選択は失敗なので、今すぐその会社は辞めた方が良いんです。
株式投資でも、持ち株に損が出ている時点で既に銘柄選びに失敗しているんだから、間違いを認めて即座に損切りするが吉なんですよね
キャリアも一緒で、「会社辞めたい…仕事つらい…」とか思う時点で仕事選びに既に失敗しているんだから、即座に損切り、すなわち今すぐ会社を辞めるべきなんです
— タコペッティ (@syakaisei) December 16, 2021
ちなみにこの記事を書いている僕自身は、新卒で入社したメーカーを10ヶ月で退職し、2社目に入社したベンチャー企業も3ヶ月で退職し、3社目に入社した営業会社も1年程度で退職しています。
しかし、このように転職を繰り返して自分の仕事の向き不向きをしっかり見極めるとともに、仕事のスキルアップもしていった結果、現在はWeb業界で週に2,3日程度、完全在宅でゆるく働くだけで月に50万円ほどの給料が手元に入ってくるという、最高の働き方を手に入れることができました。
ということで本日は、そんな僕の経験談もお話ししつつ、
「会社を辞めたいのに辞められないとか悩んでいる時間がそもそも無駄!クソ会社はさっさと損切りして辞めるべき理由」について詳しく解説していきたいと思います。
「職場の人にはお世話になったから…」
「会社に迷惑がかかるから…」
「上司になんて言って辞めれば良いかわからない…そもそも会社が辞めさせてくれない…」
このような悩みを抱えて会社を辞められないでいる方にとっては非常に参考になる記事だと思います。是非とも最後までご覧ください。
目次
まずは、「今から就活を始めるとして、今の会社に就職したいか?」と自分に問い直してみよう
まずは、細かいことは置いておいて、第一にみなさんにやっていただきたいことをお話しします。
それは、「今から就活を始めるとして、今の会社に入社したいか?」と自分自身に問い直してみることです。
経営の神様であるドラッカーは、キャリアについて以下のような文言を残しています。
もしも自分が今の会社に入社していなかったとしたら、あなたは今の会社に就職したいか?
(参考書籍:「P.F.ドラッカー―理想企業を求めて」)
この質問を自分に問いかけてみましょう。
大半の方は、「ノー」と答えるのではないでしょうか?
つまり、この問いにイエスと答えられない限り、あなたは今の勤め先に満足していないということになります。
今の会社に入社するためにどれだけ頑張ったかとか、今の会社でどれだけ頑張って働いてきたかとか、そんなものは何の判断材料にもならないのです。なぜならそれはあくまで過去の話だからです。
まっさらな状態で、「今の会社に入社したいかどうか?」
これだけを考えてみましょう。
答えがノーなら、今の会社にいる理由はないんです。
多くの方は、「せっかく大企業に入ったんだから…」とか、「せっかく就活を頑張ったんだから…」とかいう過去の理由で、今の会社を辞めることに躊躇してしまいます。
これは、投資用語で“サンクコスト効果”とも呼ばれています。それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで、意思決定に影響を与えてしまうことを言います。
しかし、冷静になって考えてみれば、重要なのは過去の話ではなく、今の話、未来の話のはずです。
その会社にいることで状況が好転しないのなら、その会社に在職し続ける理由はないんです。
ドラッカーのこの言葉を自分に問い直してみて、答えが「ノー」なら会社を辞めることを検討してみる。この考えこそが、過去の自分に縛られない合理的な判断なんです。
サラリーマンは代替可能な存在。あなたがいなくても、会社は回る
さて、自分の胸に手を当て、ドラッカーの言葉を問い直した結果、多くの方は
「自分は今の会社に居続ける必要はない」
ということを理解できたのではないでしょうか?
ただ、それでも多くの方は、「自分がいなくなったら会社が回らなくなる」だの、「自分にしかできない仕事が今の会社にはある!」という理由で会社を辞めることを躊躇するかもしれません。
そんな方に是非とも理解していただきたいのは、
あなたがいなくても、会社は回る
ということです。
あなたがどんな仕事をしていようとも、サラリーマンの仕事なんて基本的には代替可能な存在なのです。
多分、あなたが会社を辞めたとしても、あなたのやっていた仕事はすぐに誰かに引き継がれ、数ヶ月後には別の誰かがあなたの仕事をやっていることでしょう。
僕が会社を辞めた時も、すぐに代わりの人が雇われて、僕がやっていた仕事をその人がそのままこなしていました。
その時は、「ああ、自分のやっていた仕事って、誰にでもできる仕事だったんだなあ…」って思いましたよね。
ということで、「自分にしかできない仕事がある!自分が会社を支えている!」なんて思ってはいけません。それは単なるエゴですし、自意識過剰も良いところ、ただの幻想なのです。
この事実を、必ず認識しておきましょう。
辞めた社員のことなんて、1日で忘れる
さらに、「もし自分が辞めたら、会社の人が心配するだろう…」と、こう思う方もいらっしゃるかもしれません。
ところがどっこい、そんなこともありません。
会社の人間といくら仲が良かろうと、所詮は赤の他人。
会社の人間はきっとあなたのことなんて何1つ知らないし、あなたがどうなろうと知ったこっちゃないと思いますよ。
冷静に考えてみてくださいよ。
あなたの上司、先輩、同僚はあなたのことをどれくらい知っていますか???
あなたの趣味も、あなたが休日に何をしているかも、あなたが会社のことをどう思っているかも知っているんですか?
多分、会社の人は履歴書上の情報でしかあなたのことを知らないと思いますよ。
逆に、あなたは会社の人たちのことをどれくらい知っているのでしょうか?
上司のこと、先輩のこと、同僚のこと、どれくらい知っているのでしょうか??
きっと、仕事上のことしか知らないと思いますよ。
会社の人間のことなんて、あなたが思っている以上に何もわかってないし、わかろうともしていないのです。
所詮、人というのは自分は自分、他人は他人なんです。
隣の社員が会社を辞めようが会社に残ろうが、知ったこっちゃないのです。
人生は1人、戦いも、基本は1人なのです。
こちらはカイジの鉄骨渡りのシーンですが、「人生は鉄骨渡り」という表現はとてもしっくりきますね。
”いつだって人は…その心は…この橋を行くカイジらのように、孤立している心は理解されない…伝わらない…誰にも伝わらない…”
福本先生がこうおっしゃる通り、どんなに偉そうなことを言えども、他人は他人、自分は自分なのです。
自分の心は常に孤立しており、ましてや職場の人間が自分のことを理解してくれると思ったら大間違いです。
もちろん、あなたが会社を辞めたら、会社の人間も一瞬は寂しがることでしょう。
しかし、寂しがるのはほんの一瞬です。
1日経てば、あなたのことなんて綺麗さっぱり忘れて目の前の仕事に忙殺されていることでしょう。
実際、僕も会社を辞めてからというものの、未だに連絡を取り合っている同期なんて1人たりともいません。
一度会社さえ辞めてしまえばもうこっちのもの。その後は会社の人間と関わる機会なんてほとんどなくなるんです。
ということで以上、「周りの人が心配するから…」なんていうくだらない理由で会社を辞められないでいる人は、是非とも一度、考え直してみましょう。
1回会社を辞めてみると、見えてくるものがある
とはいえ、会社を辞めるまでは勇気がいりますよ。
実際、僕も新卒で入社した会社を10ヶ月で辞めるまでには、大変な勇気がいりました。
そもそも、僕が元々勤めていた会社は大企業でしたので、辞めてからもかなり後悔はありました。
それでもね、やっぱり会社は辞めると清々しいんですよ
会社を辞めた当日の夜の帰り道は、例えるならこんな感じでした。
一度会社を辞めてみると、頭がスッキリするんですよね。
株式投資で損切りをすると、心が晴れやかになる
それと同じで、嫌な会社を辞めた当日というのは、なんとも晴れやかな気分になる
例えるなら、翼から羽が生えてきそうな感覚…!帰り道の夜空が、明るく、優しい光に満ちているような感覚になります。この爽快感は、会社を辞めた人でないと味わえない
— タコペッティ (@syakaisei) December 16, 2021
それと同時に、今まで自分が所属していた世界は、いかに狭い世界だったかということがわかります。
「自分はなんであんなことに悩んでいたんだろう…」
「会社を辞めても、収入源なんていくらでもあるじゃん!」
「なんだ。この世の中にはもっと楽しい仕事なんていくらでもあるんだ!」
ということに気づきます。
特に、今の時代はSNS全盛期です。転職も当たり前の時代です。そんな激動の時代に生きているのに、1つの会社にしがみついたまま無意味な仕事で人生を消耗してしまうなんて、非常に勿体無いと思いませんか?
会社を辞めたいのに辞めさせてくれないなら、最終手段として退職代行サービスを使えば良い
ただ、そうは言っても
「そもそも、上司になんて言えば良いかもわからない…」
「上司に相談しても全く取り合ってくれなかった…そもそも会社が辞めさせてくれない…」
なんてお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
特に、相手が理解のない理不尽な上司の場合、説得するだけで一苦労ですし、最悪の場合は揉め事になる可能性もあります。
事実、僕も3社目を辞める際は、退職届の受け取りを上司から拒否されたという経験があります。
要は、退職届を受け取ってもらえなかったんですよね。退職届を受け取ってもらえないってなんやねんって話ですがw
会社を辞めるのは労働者の権利のはずなんですが、それができないというパターンもあるんですよね…
そんな場合は、最終手段として退職代行サービスを利用することをオススメいたします。
退職代行とはその名の通り、退職手続きを代行してもらえるサービスのことです。
これがまたすごいサービスでして、会社の就業規則がどうなっていようと退職代行サービスに1本電話をするだけで即日から会社に行かなくて良くなるんですよね。
24時間対応で電話を受け付けておりまして、休日や深夜でも即座に退職できるという神サービスです。退職代行サービスを使えば面倒な手続きも上司の説得も一切必要ありません。電話1本で即座に退職が可能になるのです。
ですので、上司の説得が面倒だったり、会社を辞めさせてくれないという場合は、退職代行サービスを利用してみるというのもありかもしれません。
オススメの退職代行サービスとしては、退職代行ガーディアンが最もオススメです。
ここは東京都に認証されている合同労働組合が運営している組織ですので、違法性なく安心・確実に即座に退職することができます。
退職代行業者ってよくわからん会社が色々やっているイメージですが、退職代行ガーディアンは一般法人と弁護士の強みを”唯一”持つ存在ですので安心です。
「どうしても会社を辞められない…」という方は是非とも最終手段として退職代行サービスを利用してみるのが良いかもしれません。
ご利用はこちらからできるのでよかったらどうぞ
僕は20代で3回の短期離職を繰り返した結果、Web業界でセミリタイアも同然の働き方を手に入れることができました
ということで、会社の人間関係とか、辞めたら会社の人が困るとか、そんなことは自分と全く関係はありません。
「今から就活を始めるとして、今の会社に就職したいか?」
ドラッカーのこの言葉が全てなんです。この問いに対する回答が「No」なら、辞める準備をすれば良いだけの話なんです。
ちなみに、かくいう僕はというと3回の短期離職を繰り返した結果、最終的にはWeb業界に就職し、自分に合った働き方を実現させることができました。
僕自身は電話応対とか営業のような対人コミュニケーションを必要とする仕事が全くできず、ストレスを溜めまくりでした。
ですので、他人と全く関わらないで淡々と自分の作業に集中できるWebマーケティングという仕事を選んだ結果、心身ともに楽になり、年収も上がりました。
現在の僕の働き方を少し簡単にお話しすると、
■完全リモートワーク、出社しない
■自分の仕事さえきちんとやっておけば、いつ起きてもいつ寝ても良い
■労働時間は週に2,3日程度
■上下関係なし、出社しなくて良いので会社の人間とほとんど関わらなくて良い
■事務職の頃より給料も良い
もう…ハッキリ言って天国です。
皆さんも、「今の仕事が向いていない….」と思うのであれば、さっさと今の仕事を辞めて、自分に向いている仕事を見つけることをオススメいたします。
ちなみに、老舗の日系企業で人生を消耗させていた僕がWebマーケティング職に転職して人生が変わった話はこちらの記事に詳しく書いておりますので興味のある方はご覧になってみてください。
ただの事務員、ただの営業マンからどうやって自由な働き方を手に入れたのか?具体的な体験談を赤裸々に記しております。
また、3回の短期離職を繰り返している僕が未経験でWeb業界に転職した体験談や、未経験からWebマーケターになる方法については以下の記事にまとめて書いておりますので、気になる方はこちらの記事も合わせて読んでみてください。
個人的に、Web業界は完全リモートワーク可能、週4日勤務もOK、上下関係もない、給料もそこそこと若者にとっては最高の環境だと思います。
苦手な仕事からは逃げて逃げて、自分にとって本当に向いている仕事に就いて、ストレスのない生活を送るべく、努力していきましょう。
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ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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ではでは
記事拝見しました。退職について私も全く同じ考えです。ただ、私はその考えに至るまで新卒から10年近くかかってしまいましたが、、、
数年前に退職した私が一番後悔していることは、もっと早く会社を辞めていれば良かったということですね(笑)
>コメントありがとうございます。
辞める時期についてはなんとも言えませんが、早く辞めたら辞めたで後悔する可能性もありますし、難しいところですねー