コロナショックによる不景気の到来で「広告、メディア業界は衰退するだろう」という意見がありますが、僕はそんなことはないと思います。
アフターコロナにより人々はますますオンラインでモノを購入するようになるし、それに付随してWeb広告業界というのはますます興隆してくると思っております。
ということで本日は、アフターコロナにWeb広告業界が勝ち組になると思う理由をデータと持論を交えつつ書いてみたいと思います。
ちなみに僕の自己紹介をしておくと、僕は社会人4年目、Web広告業界にて週4勤務で勤める28歳のサラリーマンです。
「えっ??週4勤務でサラリーマンとして働くなんてどうやったらできるの??」と思われた方はこちらの記事(週4日勤務で正社員の仕事を勝ち取った方法と実体験談。20代なら未経験だろうがIT/Web業界に転職すべき!)をご覧ください、
今回のお話は週4勤務に関するお話ではなく、自分の所属しているWeb広告業界がアフターコロナにますます伸びていくだろうという主張をする記事になります。
無論、現在Web広告業界に勤めている僕ですからWeb広告業界に対するポジショントークも入っておりますが、そこも踏まえてご覧いただければと思います。
ちなみに僕は3回の転職を経てWeb広告業界にやってきたわけですが、コロナウイルスの渦中にこの記事を書いている今でも、Web広告業界に転職して良かったと心の底から思っております。
ということで本日は、アフターコロナにWeb広告業界が興隆するであろう3つの理由について持論を書いてみたいと思います。
「コロナの影響で今の会社がヤバい…」とか、「この先の職探しをどうしよう…」とか、「アフターコロナの勝ち組み業界はどこだ!?」とお悩みの方は、参考になると思いますので是非ともご覧いただければと思います!
Web広告費は一貫して右肩上がり
アフターコロナにおいてWeb広告業界が勝ち組になると思う理由1つ目。それは、そもそもWeb広告費は一貫して右肩上がりという事実です。
2020年3月、インターネット広告費2兆1,048億円がテレビ広告費1兆8,612億円を超えたというデータが電通から発表されました。
(出典:電通「2019年日本の広告費」)
これは日本中に衝撃を与えたデータでして、今まで巨額の広告費をつぎ込んでいたテレビメディア広告費を、インターネット広告費が追い抜いたのです。
上記の画像をご覧いただければわかる通り、テレビメディア広告費が右肩下がりである一方、インターネット広告費は一貫して右肩上がりであるという事実が見て取れると思います。
2020年は不景気になるでしょうから過去の勢いのままネット広告費が右肩上がりで伸びていくということはないと思いますが、少なくとも過去のデータを鑑みれば、アフターコロナにおいてもWeb広告費は一貫して右肩上がりで伸びていくという予想が立てられると思います。
特に、コロナ自粛下においては外でモノを購入することを控えなければなりませんでしたから、AmazonなどのECプラットフォーム広告費の伸びはますます加速していくことが予想されます。
事実、Amazon広告の売上と成長について分析をしたこちらの記事によると、2019年のAmazon広告収入は約141億ドルで、2018年の101億ドルから39%も増加したとのことです。
Amazon広告に限ってみても、2019年のわずか1年間で前年同期比39%増の圧倒的成長!!
2020年がどうなるかはわかりませんが、コロナの影響でAmazonなどのECサイトを通じてモノを購入する人々が増えていることを考えれば、AmazonなどのECプラットフォーム広告費の伸びはますます加速していくことと思います。
以上、過去のデータを振り返ってみればネット広告費は一貫して右肩上がりですので、アフターコロナによる不景気の影響で伸びが多少鈍化することはあっても、Web広告業界が伸びる傾向は続くと思います。
オンラインにおけるWeb広告需要が増加
上記は定量的なデータのお話。
定性的な面からお話をすると、コロナウイルス影響下では人々はネット上でモノを買うことを余儀なくされました。
企業側の視点に立って考えてみれば、今までオフラインでモノを売っていた企業もネット上でモノを売ることを強いられるようになったのです。
ですので、ネットでモノを売るためのノウハウ、カッコよく言えばWebマーケティング、デジタルマーケティングの需要が外出自粛下において急増しました。それに付随してアフターコロナにおいてもWebの需要が今後増加していくと予想できます。
事実、コロナウイルスによる外出自粛下においてはネット上の有名ビジネスインフルエンサーに対してWebコンサルの依頼が多く舞い込んでいたようです。
なんと、またサイト制作を、2件ほど受注😌
今月はすでに4件目とかですかね。見込み売上は100万とかでしょうか。依頼内容としては「メディア構築」が増えてますね。コロナの影響で「Web集客」のニーズが高まりまくり。SEOコンサル業を復活させたら、大量に稼げそうな予感。しかし、僕はゲームで忙しい— マナブ@バンコク (@manabubannai) April 17, 2020
マナブさんは有名なビジネスインフルエンサーの方ですが、コロナの影響で「Web集客」のニーズが高まりまくりとのことです。
SEOコンサルに拘らず、Web広告業、Webマーケティング、デジタルマーケティング業にはコロナショックはかなりの追い風になるのでは?と思います。
事実、外出自粛期には訪問販売はもちろんのこと、お店を営業することもままなりませんでしたから、モノを売るためにはWebを活用するしか手段がありませんでした。
その中でもWeb広告の活用に関しては多くの企業が取り組みを強めておりまして、例えばポカリスウェットの広告は世間でかなり話題を呼びました。
ポカリスウェットの今だからなお、
見入ってしまう素晴らしいCM🤔pic.twitter.com/8vabJN9U6f— furu🐻副業Webマーケター (@furu_marketing) April 22, 2020
このような事実から見ても、アフターコロナにおいてもWeb広告を活用してモノを売る企業は増えていくだろうと予想できます。
Web広告を活用してモノを売りたい企業が増えれば、それに対するWeb広告代理店だったりWeb広告コンサル、Webマーケティングの需要は高まるわけですから、Web広告業界全般は今後ますます伸びていくと思います。
「僕らはSNSでモノを買う」という本もありますからね。
これを読むと、僕らはもうオフラインでモノを買うのではなく、オンラインで良いと思ったモノを買うという時代に突入していることがわかると思います。
コロナによって、商売のオンライン化が加速度的に進んだと思うのですよ。
インフルエンサー経済が興隆
3つ目の理由は、日本でインフルエンサー経済が興隆するだろうという予測です。
皆さんは、インフルエンサーマーケティングという単語をご存知でしょうか?
インフルエンサーマーケティングとは、めちゃめちゃ簡単に言うとYouTuberやブロガー、インスタグラマーに商品をプロモーションしてもらうというマーケティング手法のことですが、こうしたマーケティング手法がアフターコロナにおいて台頭してくると予想しています。
例えば、デジタルインファクトの調査によると、インフルエンサーマーケティングの市場規模は右肩上がり、2028年には現在の10倍近くになると予想されております。
(出典:株式会社デジタルインファクト「インフルエンサーマーケティングの市場規模、2018年は219億円と推定、2028年には933億円に」)
ところが、実は日本のインフルエンサー経済は世界で見ればまだまだ小さいです。
Invision「インフルエンサーマーケティングの市場規模はどれくらい?」という記事によると、世界と日本のインフルエンサーマーケティングの市場規模は下記のようになります。
インフルエンサーマーケティング全体
世界:約560億円
日本:約26億円出典:Invision「インフルエンサーマーケティングの市場規模はどれくらい?」
インフルエンサー経済を主導しているのは米国や中国です。
米国や中国で流行った文化が遅れて日本に流入してくることを考えれば、今後日本でインフルエンサー経済が花開くと予測するのは自然なことでしょう。
そして、コロナウイルスとインフルエンサー経済の関係を考えてみれば、中国でコロナウイルスが蔓延していた頃に、インフルエンサーのライブ配信によって売上を伸ばしたという中国企業がありました。
店頭でモノを売ることができないから、「インフルエンサーを通じてECでモノを買ってもらおう!」という企業のマーケティング戦略というわけです。
このように、コロナウイルス影響下にあってもアフターコロナにあっても、インフルエンサーを活用してモノを売りたい企業が全世界的に増えていることを考えれば、アフターコロナにインフルエンサーマーケティングの需要が高まってくることは間違いないと思います。
インフルエンサーマーケティングとはすなわちWebマーケティング、デジタルマーケティングの分野ですから、それすなわちWeb広告業界の興隆に繋がると思うわけです。
ですから、今までは「インフルエンサーとか笑」とインフルエンサーをバカにしていた人たちも、インフルエンサーを目指し始める未来が訪れるかもしれません。
見える、見えるぞ…!
今までは、「ブランド人とかww笑」
と言ってネット芸人やインフルエンサーらをバカにしていたエリートサラリーマンたちが、ネット芸人たちに
「ツイートの仕方を教えてください!」
「ネット上で仕事を獲得するにはどうすれば良いですか…?」とひれ伏す未来が!
— タコペッティ (@syakaisei) April 17, 2020
ちなみに、中国のインフルエンサー経済についてはこうみくさんという方のTikTok最強のSNSは中国から生まれるという本に詳しく書かれておりますので興味のある方は是非ご覧ください!
まとめ。だからこそ、Web/IT業界への転職はオススメです
以上!「アフターコロナにWeb広告業界が勝ち組になると思う3つの理由」でした。
もちろん、僕自身がWeb広告業界に勤めているからポジショントーク的なところはありますが、過去を振り返ればWeb広告市場が一貫してずっと右肩上がりだということを忘れてはなりません。
コロナウイルスの影響によって市場が衰退することがあるかもしれませんが、それはあくまで一過性のものであり、資本主義社会、ハイテク社会が今後続く限りはWeb広告はより一層発展していくと思っております。
その一方で、アフターコロナで衰退していく企業ももちろんあると思っていて、オンライン化、在宅ワーク化が進むでしょうから鉄道業界全般や、製紙業界やテレビなどの既存のメディア産業は厳しい戦いを強いられるのではないかと考えております。
アフターコロナによって企業の盛衰が分かれると思っておりますので、今のうちに自分が所属している業界の行く末を見定め、ダメだと思うなら転職なり副業なりを今のうちに検討しておくべきだと思います。
オススメの転職先としては、手前味噌になって恐縮ですがやはりWeb広告業界はオススメですね。
僕は今まで3回の短期離職を繰り返してきた人間ですが、Web広告業界に入社してから人生が変わったと本気で思っております。
Web広告業界に転職してからというものの、給料も上がりましたし、働き方も自由になりましたし、成長できますし、何より週4日勤務を実現することができました。
完全ポジショントークになってしまい恐縮ですが、ハイテク産業が今後興隆していくのは間違いないですし、成長産業であるWeb広告業界に自分の身を置く選択というのはキャリア選択としては優良な選択であると思います。
ということで、「コロナの影響で今の会社がヤバい…」「アフターコロナはこのままじゃダメだ!成長産業に身を置かなければ!」とお思いの方は、是非とも一度自分を見つめ直し、転職を検討してみるのも良いんじゃないかと思います。
ちなみに、短期離職を3回もしている僕が未経験でWeb広告業界に転職した方法について下記記事に詳しく記載しておりますので、興味のある方はご覧いただければと思います。
僕は週4日勤務の正社員としてWeb広告業界で働いているわけですが、週4日勤務の会社を見つける方法については下記で解説しています。他のブログには無い、僕独自の仕事探し法になりますのでこちらもよければご覧ください。
→週4日勤務で正社員の仕事を勝ち取った方法と実体験談。20代なら未経験だろうがIT/Web業界に転職すべき
ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
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②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
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