アパレル正社員を8年で辞めたデザイナーが語る!アパレル業界の闇と実態

アパレル業界….

パッと見は華やかであり、オシャレな可愛い女子が生き生きと働いているイメージがあります。しかし、その内情は超絶ブラック。

というわけで本日は、アパレル業界に新卒で入社し、現場の販売員として約3年、本社でファッションデザイナーとして約5年もの勤務経験があるこういち@脱サラ/ブログさんにインタビューをして、アパレル業界の闇と実態についてとことん聞いてきました。

こういちさんは何を隠そう、現場での販売員時代は全国2位のスーパー販売員になったこともある、凄腕のサラリーマンの方でした。

ところが、アパレル業界のあまりのブラックさと闇深さにより入社8年目で退職を決意。現在はノマドライフを目指し、フリーランスファッションデザイナーとして働いております。

 

ということで、そんなアパレル業界の闇を知り尽くすこういちさんからお聞きしてきたアパレル業界の闇と実態を以下、詳細に書いていきたいと思います。

 

見出しを質問形式で、本文をこういちさんの発言にして書き進めていきますので、アパレル業界に就職しようとされている方、はたまたブラックすぎて辞めたいと考えられている方は是非ともご参考ください。

 

新卒でアパレル業界に就職した理由は?

元々は工学部でWebの勉強をしていたのですが、一度しかない人生、やりたいことをしたいなーと思い、アパレルデザイナーになることを決めました。

 

今思えば、これが地獄の始まりでした…

 

アパレル業界に新卒で入社したら、ほぼ100%は店舗の売り場に配属されることとなります。

販売員の仕事内容はみなさんご存知の通り、店舗に来客してくださったお客さんの接客をするお仕事です。自分のお店に置いてある服を売れば売るほど実績になります。

ですので、ルミネやら丸井やらに入っている店舗で販売員の仕事を数年間こなすこととなるのですが、販売員の仕事がとにかくブラックだし、きつかった…

 

現場の販売員を経験し、本社に上がるまでどれくらいの期間が必要?

そして、売り場から本社に上がるまでにどのくらいの歳月が必要かというと、数年で上がれることもあれば数10年も上がれないこともあります。ブランドの人員不足によるためです。

 

例えば私の場合であれば、めちゃめちゃ売上を立てていたのですぐに本社に行けるかと思いきや、

 

「お前めちゃめちゃ売ってるだろ!代わりがいない!もうちょい現場で頑張ってこい!」

 

と本社から言われ、3年間も現場で接客の仕事をすることとなりました笑

 

ただ、3年というのも曖昧で、人によっては本社に上がるまで10年かかりますし、人によっては1年で上がれたりします。本当に運です。

そして、そもそも私はデザイナー職として入社したのでずっと店舗で販売員をやらされ、本社に行けなかったのもよくわからない話なんですが…

 

アパレル業界の販売員のブラックさについて教えてください

ハズレの店長に当たったら終わり。村社会の販売員の現場

具体的なアパレル業界の販売員の勤務内容についてお話ししたいと思います。

まず、アパレルの服売って小さいお店だと普通は3人で構成されます。(例外もありますが)。店長とその他販売スタッフ2人ということですね。

ということで、1年間はまず3人チームの構成で働くわけです。

 

ここで問題になるのが、仕事場が3人で固定されるということです。

すなわち村社会です。例えば店長が悪質だった場合、最低でも1年なり2年なりはその売り場を担当しければいけないので、その1年の販売員生活は地獄となります。

良い店長に当たるのかどうか?いわば店長ルーレットに左右されるわけですよね…私の場合は1年目の店舗は店長に恵まれましたが、3年目以降の現場ではブラック店長に当たってしまい、そこはまさに地獄のような環境でした。

 

店長による度重なる暴言

正直なところ、私は店舗でトップセールスマンになっており、店長よりも売上を上げておりました。

しかし、店長はそれを気に入らなかったようです。そんな私に執拗な嫌がらせをしてきました。

実際に、

 

「お前よー、本社からの評価が高すぎなんだよ!」と謎のお言葉を頂戴したこともありました笑

 

 

また、販売員は1人のお客様に対して10万〜15万ほどの服を売ったら「ナイスプレイ!」と店長から言われのが普通です。

ところが、私の場合は、

 

「なんで20万円いなかったんだよ?」

などと言われるわけです。

 

正直、どれだけ売上をあげようがなんだかんだでイチャモンをつけられました。店長は自分よりも全く売ることができていないのに…

 

さらに、私は嫌われてたせいもあって、トイレ休憩や昼飯にすら行けない時もありました。

 

他には、例えば店内のTシャツが少し畳まれていないだけでも、

 

「おい!!!ここ!!2ミリずれてるぞ!」

 

とかイチャモンつけられたりするのです。

 

さらには店内に置かれているマネキンも、角度が数ミリずれているだけで怒られたりしました。

正直、そんなとこ誰も気にしないし、全くズレているようには見えないので、ただの嫌がらせでしたね…

例えるなら、嫁と姑の関係に近いんじゃないでしょうか?

 

男社会より過酷!いじめの横行するレディースアパレル

さらにレディースアパレルはもっと陰湿で、女性3人の世界ですので他の2人に嫌われたら一巻の終わりです。

例えば出勤退勤のタイムカードを消されたり、売上を消されたりするいじめを受けるそうです。

そうなると給料とかも減らされるわけですから、溜まったもんじゃないですよね….

 

販売員時代の給料はどのくらいですか?

会社によりますが一般的なアパレル業界では新卒の給料は大卒で20万くらい。高卒で17万くらいです。

 

まあ、昔は基本給プラス残業代が出ていたのでそれより多くはもらえていたんじゃないかと思います。

 

ちなみに、販売員時代の名言として、「残業代は裏切らない」という言葉もありましたね笑

ただ、最近は残業規制によりほとんど残業ができなくなったため、残業代で稼ぐことができなりました。

 

結局、仕事量は昔と変わらないのに残業ができないので、タイムカードを切ってサービス残業をしなければならないことが多くなり、結果的に稼げなくなりました。

 

そうなると、中には当時の手取りで12万円とか13万円になる同僚もおりましたね。

 

なぜなら、自分の会社で販売されている服を全身買わなきゃいけないので、給料からそれを引かれるからなんですよね。

春夏秋冬、毎回全身の服を買わなきゃならないので、給料から引かれる額が多く、手元に残るお金は少ないのです。

 

会社を辞めることを伝えると、削られるボーナス

ボーナスも悲惨でして、例えば会社を辞めることを伝えると問答無用でボーナスを減らされるなんてこの業界では当たり前です。

例えば毎回50万円のボーナスを貰っていた全国ナンバーワンの店長が、5000円のボーナスになったこともありました。

 

仮に本社に上がったとしても、辞めると言っただけでこれだけ削られるわけです。

 

頑張っても成果に反映されない給料

また、販売員はいわゆる営業ですが頑張っても給料に反映される上限は決まっています。

ですのでいくら売っても給料は変わらないわけです。これではなかなか販売員のモチベーションも上がらないですよね…

 

また、昔は売上ゼロを回避するためにクレジットカードを使って100万くらいカードを切って会社の仕事のためにリボ払いで借金する人もいました。

 

会社から洗脳されるので、売上ゼロは自分のミスだということで借金せざるを得なくなるんですよね….

 

売上ゼロだと、

 

「で、お前何買うの??」

 

とか言われて、カードで買わされたりするんです。

ですので仕事をすればするほど借金がかさむという本末転倒なことになっている同僚もおりました。

 

アパレル業界の本社勤務のお話を聞かせてください

前述したように、私は営業成績が良かったのでなかなか現場に上げてもらえなかったのですが、1店舗目の店長が良い人だったので、

 

「あいつそろそろ本社あげなきゃ会社辞めますよ?」

 

というプレッシャーをかけてくれ、上げてくれることになりました。

4年目でようやく本社に上がれることになります。

 

本社勤務1年目の仕事内容

雑務をひたすらやらされました。

何をやって良いかわからず、誰にも指示されないので、手探りで色々とやっていました。

タイムカードを切ってもまだみんな残っているのです。

タイムカードっていう制度自体はもう古いんですけどね。令和の時代になっても未だにタイムカードを切って残業をしていますよ笑

 

絶対的に人手が足りてないんですよね。形式的に部長や専務は仕事を切り上げて上がれというけれど、仕事ができなかったらやはり突っ込まれるので結局は残らざるを得ないんです。

 

これからのアパレル業界の展望を教えてください

ズバリ、ユニクロ一強だと思います。

構造的に他のアパレル会社は勝てないんですよね…

大手メーカーと組んで、高品質なものを安く売っているので、どうしても勝てるわけがないです。

 

もっとわかりやすく例を挙げるならば、アパレル業界の人がユニクロの服を着ているわけですからそれでお察しですよね。

 

もしアパレル業界に就職したいのであれば、待遇面だけで言うならファーストリテイリングに行くのが一番良いと思います。給料も良いですからね。

ただ、デザイナーとしてファーストリテイリングに契約社員として入社してしまうと、すぐに切らされることが多いのでそこは注意が必要かもしれません。

 

なぜアパレル業界を退職したのですか?

アパレルデザイナーの肩書きをとったし、続ける理由もないので、さっさと辞めました笑

 

もっと具体的に言うと、1年に最大1万円程度しか給料は上がらないので給料的にもきついですよね。

30代で500万ちょいの給料しかもらえておらず、しかも私はそれでも貰ってるほうでした。

 

さらにユニクロ以外のアパレル業界は間違いなく衰退するため、未来がありません。

しかも、どんだけ出世したとしても年収には収入限界があるので先が見えています。

もう続ける理由がありません。

辞めるリスクがないので、すぐに辞める決意ができました。

 

辞めることを上司に伝えた時には、「1%でも続ける気は無いのかなー?」と言われたのですが、そこはもう譲らず、「1%もないです」と言い、すぐに辞めました。

 

辞めたい人はさっさと辞めた方がいいですね。

 

やりたいことがあるのであれば、自分で動けるのであれば、アパレル業界に勤め続ける理由はないと思います。

 

アパレル業界からの転職先はどこがオススメですか?

販売員時代に営業力が鍛えられるので、不動産業界や保険業界など、営業で稼げる業界に行くことをオススメしますね。

アパレル業界の中でECサイトの担当であるなら、Web業界への転職をオススメします。

私自身は工学部出身でもあるので、Web業界へ転職しようかなと思っております。

 

まとめ

以上!「アパレル正社員を8年で辞めたデザイナーが語る!アパレル業界の闇と実態」でした。

 

ここからは管理人の僕の感想になりますが、アパレル業界ってブラックとは聞いていましたが本当にめちゃめちゃブラックなんですねえ…

 

店の物が売れないから責任取ってリボ払いで自分で店の商品を買うって、そんなことされたら僕なんか速攻やめますよw

働けば働くほど借金地獄に陥る会社員がいるとは聞いていましたが、こういうことだったんですねえ…

 

また、初期配属リスクというのは本当に企業のクソなところですよね。上司を選べればいいのですが、世の中にはクソ上司が多く存在するものでして、こういちさんのようにクソ店長に当たってしまったら何をしても怒られるわけですから辛いところです…

 

しかし、今や転職先なんていくらでもあるわけですから、本当に無理な環境だったら転職してしまうのも手です。

今や転職支援サービスも充実しておりまして、大手であれば王道のリクルートエージェントマイナビジョブ20’sパソナキャリアあたりの転職エージェントを使っていれば間違いないんじゃないかと思います。

 

またこういちさんも仰っておられましたが、僕個人的にはWeb/IT業界への転職は非常にオススメです。

僕も今はWeb/IT業界で働いているんですが、アパレル業界のように古臭いしきたりもないですし、変に上に気を遣う風潮もないですし、週4勤務やリモートワークもできますし、率直に言って最強です。

 

Web/IT業界への転職は完全未経験でもいけますので、気になる方は僕のようにWeb/IT業界へ転職し、自由を謳歌することをオススメいたします。

ちなみにWeb/IT業界に強い転職エージェントで言えばワークポートがオススメですね。ワークポートでは無料のエンジニアスクールを開くなどして未経験からのWeb/IT業界への転職も支援していますので、未経験からWeb/IT業界への転職なら一番オススメできるのではないかなと思います。

 

参考までに、未経験でWeb業界に転職する詳しい方法についてはこちらの記事(短期離職を3回した僕が未経験でWeb業界に転職した方法)に書いておりますので、こちらも良ければご参照ください。

 

また、最後に、本記事を執筆するにあたってインタビューに答えてくださったこういちさんのTwitterアカウントとブログを貼っておきますので、良ければごちらも併せてご覧ください!

 

Twitter:@kic_tkhs こういち@脱サラ/ブログ

ブログ:脱サラリーマンの現在地

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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