子会社からの出向社員は見た!日立製作所の営業現場の実態

本日は、実際に日立製作所の営業現場で働いている出向社員にお話を伺い、日立製作所の古臭い営業現場の実態を記事にしていきたいと思います。

今回お話を伺ったのは、日立製作所の某子会社に勤める社員さんです。

彼は親会社である日立製作所に出向した結果、煩雑な社内雑務、社内接待に忙殺され、鬱病となり会社を休職するに至りました。

 

見積もりを依頼するのに社内接待をしなければならない悪しき因習、絶対的な権力を持つ工場に振り回される営業現場…

 

もうね。とてもじゃないけど若者が生きていける環境ではないですよ。

なんせ、営業なのに業務内容のほとんどは社内へのお伺いと社内資料の作成なんです。

いくら商品が勝手に売れるといえど、社内雑務だけで毎日深夜帰りだったらそりゃ鬱病になりますわ…

ってことで以下、出向社員が見た日立製作所の営業現場の実態を見ていきたいと思います。

 

ちなみに今回お話を伺った彼もブログを運営しております。

彼のブログはこちらになりまして、彼のツイッターはこちらになります。よかったらご覧になってみてください。

 

では、日立製作所の営業現場の実態を見ていくことにしましょう。まずは彼の自己紹介からですね!

 

自己紹介

はじめまして。今年で社会人4年目となる26歳です。2018年3月より日立製作所に出向社員として勤務しておりました。

おそらく出向社員として勤務された方の体験談は少ないので、参考にしていただけますと幸いです。

出向について簡単にお話しすると、出向社員というのは基本的に社員に教育はされず、悪く言えば「人売り」という形で出されます。

例えば私の例で言うなら、私の会社から日立製作所に出向していた人が心の病になり、代行で私がその人の業務を担当することとなりました。

出向をしなければならなかったのがなぜ私だったかというと、単純に若くて独身だったからですね…

すなわち、「若手の経験のため」という体の良い理由で有無を言わせず出向という形になったわけですね…

 

そんなわけで私は右も左もわからず出向する羽目になりました。

通常の出向では自分の経験を元にして、能力やスキルのある人が出向するのが普通なのですが、私の場合はその業務が全く未経験でありながら出向に出された特殊な出向でした。

まあ、親会社である日立製作所への出向は自分の経験にもなるし良いかなーと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。

 

そこで待ち受けていたのは、工場の絶対的権威に支配された数々のくだらない因習でした。

 

日立製作所の営業の実態

私が配属された部署では鉄道会社相手の営業を主力としていたのですが、正直待ってても売れるので仕事の9割はクレーム対応になります。

とはいえ、私が辛いと感じていたのは営業そのものやクレーム対応ではなく、厳しい売上管理や謎の社内ルールや書類作成義務、工場とのやりとり、社内接待等になります。

以下、私が辛いと感じた日立の営業現場の実態について見ていきたいと思います。

 

売上管理が全て!無駄に売上をあげるな!

普通の営業会社では「売上至上主義!とにかく売って売って売りまくれ!」というのが普通だと思うんですが、日立では売上をあげすぎると怒られます。

なぜなら機械には不具合というものがつきものでして、あんまり売りすぎるとクレーム対応が追いつかなくなってしまうからです。

たくさん売れてしまうとその分クレームも多くなり、営業としてはめんどくさいわけです。さらに言えば日立において絶対的権力である工場に機械修理のお願いをしなければならないわけですから、なおさら面倒なわけですよね。

従って、いかに年初に立てた目標に売上を近づけるかという売上管理の仕事がメインになります。

ちなみに、とある部署では月の売上が20億ほど目標より上回ってしまい、上から

 

「お前の部署の管理はどうなってるんだ!!!」

 

と怒られたことなんてのもありますw

 

機械の不具合を処理するために社内書類が必要

機械の不具合は工場の人に直してもらう必要があります。

従って、営業社員は取引先からクレームを受けたら工場の人に修理をお願いをしなければなりません。

 

まあ、ここまでは良いのですが、工場の人にお願いをするには社内書類が必要になります。

基本的には「工場が絶対的な権力をもっている」ので、何をするにも工場にお願いをしなければならないのです。(ちなみに東芝も工場が強く、三菱は営業が強いです。)

営業業務のほとんどは不具合対応ですので、工場に動いてもらわなくてはなりません。そのため、馬鹿みたいに書類が必要になるのです。

いわゆる大手企業にありがちな書類作成業務なのでこれが好きな人はいいでしょうが私には全く合わなかったですね…

 

機械修理の見積書を作成するのに1ヶ月以上かかる

そして、機械修理の見積書も工場に作成してもらわねばなりません。

ここが曲者でして、工場に見積書の作成を頼むと短くとも1ヶ月はかかってしまうのです。

 

皆さんも何か見積もりをお願いしたとして、1ヶ月も待たされたらキレると思います。それを工場は平然とやってのけるわけですからもちろんお客さんは怒りますよね。

しかしお客さんが怒っている旨を工場へ伝えても、工場からは「そんなん知らんし」と怒られるのです。

 

まさにお客さんと工場との板挟み状態です。

 

さらに言うと、工場に見積書を作成してもらうのに見積もり調書という書類を出さなければなりません。

すなわち、見積書を書いてもらうための書類ですね。

工場に見積書を作成してもらうために社内で見積調書という書類を作成し、会社に提出し、承認が降りたら見積書を作成してもらえるわけです…いやー、無駄ですよね。

 

ちなみに日立で働いていて一番感じるのが、「無駄な書類が多い」ということです。

馬鹿みたいに書類を作成しなければならず、お話ししてきたように社内で見積書を作成するだけで10人くらいの承認が必要なんですよ…

 

しかし、見積調書さえ書けば大丈夫というわけではなく、それでも工場の人は動かないので今度は社内接待をしなければなりません。

社内接待をして工場の人のご機嫌をとって、見積書を作成してもらうのです。

すなわち、見積書を作成してもらうために営業社員が工場まで出向き、飲み会の席で工場の方々を接待するのです。

営業先のお客さんに接待をするということは一切ありませんが、見積書を作成してもらうための接待は何度もあるのです。いやー、無駄ですよねえ…

そしてこの社内接待、実は経費に回せたりします。経費に回せるのは暗黙の了解みたいですが、これもまた闇を感じましたよね。

 

ちなみにさらに言うと日立は事業部制で、見積調書などの書類は事業部が発行しなければならず、営業社員が事業部にお願いをして工場に投げるのですが、事業部に対しての接待もあります。

事業部が何をしているのかは私も未だにわかっておらず、営業の邪魔をしてくる印象しかありません…厄介な人が行く部署で、窓際族の集まりすね。その人たち相手に若手が接待をしなければならないわけです…

 

子会社からの出向社員だからこそ仕事がきつかった

とはいえ、日立製作所に入社すること自体が悪いかと言うとそんなこともないと思うんです。

なぜなら日立製作所の新卒は大体は事務仕事に回されるからですね。そして、仕事も懇切丁寧に教えてもらえます。

 

一方で私は子会社からの出向社員。未経験での仕事で出向になった私は本当に大変でした。

なんせ誰も社内ルールを教えてくれないので、社内からもお客さんからも怒られるし、それに従って残業も増えるんですよね。

「出向だからわかってるでしょ?」的な目で見られるわけです。

それでいてプロパーの社員のほうが仕事量は少なく、早く帰れるわけです。

全く割りに合わないですね。たぶん、土日もサービス出勤していたので、月100時間は残業していたと思います。

 

あまりの社内業務の煩雑さに耐えられなくなり、休職へ

そんなこんなで心も体もきつくなってきたので心療内科にかかったところ

「うつ病とまではいかないけれど、適応障害だね~。顔もかなり疲れてるし、1ヶ月程度会社に休みを申し出た方がいいよ。」とお医者さんに言われました。

診断書をいただき、会社に1ヶ月の休みを申し出て、いまは有休を消化して自宅療養をしています。

今これを書いているときにはかなり元気になっているのですが、あのまま仕事をしていたら恐らく重度のうつ病になっていました。

出向社員として働いている方々はおそらく「出向として仕事をするのだから、結果を残さないと」と自分を追い込む傾向があるようです。実際に私もそうでした。

しかし、実際に出向で営業職を経験した私としては、「会社のために何で犠牲にならないといけないの?笑」という意見です。たぶん、このぐらいに考えないと100%潰れます。

 

あと、休職って意外と人生を見つめ直すいい機会になるんですよ。

私も自宅療養をしている体ですが、ぶらぶら遊び歩いているし、体調が良くなったら復職すればいいだけです。

元の職場に戻りたくなければ、会社にその旨を伝えて判断を任せるしかないです。

 

それで無理そうだったら、転職するしかありません。

日本の会社って診断書を出されたら拒否できないんですよ。会社としても、特に人事の立場としても、それで自殺でもされたら大問題になるので「お願いだから休んでください。」となります。

 

余談ですが、日立製作所には髪が薄い人が多いと感じます。きっとストレスが多いからでしょう。

このままでいたら私もきっとストレスでハゲてしまうと思います…現在この記事を読まれている人は真面目な人が多いでしょう。私もそうでした。

しかし、社会では真面目であることが必ずしも良いとは限りません。

取り返しがつかなくなる前に、ぜひ自分で自分を守ってくださいね。

 

まとめ

以上、日立製作所の営業現場の実態を見てきましたが、想像以上でした…

見積もりを作成するためだけに10人以上の承認が必要で、見積もりを作成するためだけに工場に出向いて接待をしなければならないなんて本当に無駄も甚だしいですわw

商品自体は売れるので営業自体はそんなに大変ではないみたいですが、とにかく元凶は社内ですね。

 

ストレスでハゲている人が多いというのは彼の主観でしかありませんが、僕はあながちその直感は間違っていないと思うんですよね。

だって見積書を作成するためだけに事業部と工場の人たち両方に対して接待をして、さらに見積調書などの社内書類を多数作成して確認確認確認のハンコ行列…もうね、これだけで発狂ですよ。

 

自分の資産にもならない、意味のない仕事は即刻やめなければなりません。

皆さんも、無駄な社内業務に日々消耗していませんか?

本当に自分に向いている仕事をしていますか?

 

無駄な労働を辞めて、価値ある労働をしましょう。

 

ということで今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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