電材屋の営業職がブラックすぎて鬱病に…電材業界はきついので、逃げた方が良い

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本日は、電材屋のブラックすぎる営業職の実態について書いていきたいと思います。

本記事を寄稿してくださったのは、電材業界に約1年間の勤務経験がある、セッキーさんです。

(ちなみに、セッキーさんのブログはこちらになります。これから情報発信を頑張るみたいなので、応援しています!)

セッキーさんは高校を卒業した後、派遣社員を経て電材業界に転職をするも、あまりのブラック労働で鬱病を発症。

1年間ほどの引きこもり経験を経て、社会復帰をすることとなります。

 

営業先は電気工事屋や建築業者など、ガテン系の人たちばかりなので対応が荒々しく、セッキーさんはそれでだいぶストレスを溜め込んでいたようです…

 

ということで本記事では、

 

・セッキーさんが電材業界に就職することになったきっかけ

・電材業界の営業職のブラック労働の実態

・セッキーさんはどのようにして電材業界から逃げ出し、まともな企業に転職したのか?

 

これらについて詳しく見ていきたいと思います。

今現在、電材業界ならびに電材屋に勤めていて、「仕事がきつい….」と感じている方にとっては非常に参考になる内容だと思います。是非とも最後までご覧ください。

 

以下、セッキーさんから寄稿していただいた記事になります。

自己紹介

こんにちは。セッキーと申します。

現在は保険代理店のマネージャーとして働いておりまして、充実感を感じる毎日を過ごしています。

と言っても、ここまでの道筋は、正直に言ってあまり人には話したくないような経験をしてきました。

 

具体的には、電材業界に就職して鬱病になり、引きこもり生活を約1年間経験しました。

 

同級生たちが大学生活を謳歌していた20代前半に、このような辛い思いをしてしまいました。

 

もちろん、今となってはこの経験・失敗談が話のネタになり、部下のモチベーションアップなどにも繋がっていますが、人生のどん底の時期は本当に毎日が辛く、情けない思いでいっぱいでした。

ということで、皆さんが私と同じような轍を踏まないためにも、私自身の最初の就職から、電材業界のとあるブラック企業での仕事の実態、そして、私自身がどのように変わり、キャリアアップをしていったのか、具体的にお伝えしていければと思います。

 

高校を卒業後、やりたいことがない・目的がない・なんとなくで就職しました

まずは、私の初めての就職についてお話しさせてください。

私は高校卒業と同時に就職し、仕事を始めました。

学生時代は何か突出するような学力や能力があるわけではなく、これといってやりたいこともない状態でしたので
そのままなんとなーくな感じで就職しました。

大学へ…ということも考えましたが、私の家がまぁまぁ貧乏家庭でしたので、学生生活の負担を考えると高卒で仕事を始めるしかなかった。といった感じです。

 

そこで、最初に就職したのが、派遣会社の正社員でした。

 

と言っても、派遣先で人員を管理するとかそういった類の仕事ではありません。

実際に工場の現場に入って他の派遣さんたちと同じ仕事をする、今で言うところの「特定派遣」といった形での仕事でした。

 

仕事内容はライン作業ではなく、納品されてくる部品の測定・検査です。

仕事内容自体は、正直言ってメチャメチャ楽でした。

 

運送業者から納品された部品をチェックし、メーカーからの依頼や新部品があれば、設計図通りに作られているか寸法を測る。

教われば誰でも1、2ヶ月程度で覚えられるようなものでした。

 

大して疲れることもなく、急ぎの仕事でもなければ残業もほぼ皆無。

8時〜17時の定時帰りの毎日でした。

 

そして、家に帰ってからはダラダラ過ごす。

こんな感じの日々をずっと繰り返しておりました。

 

この時の私は、”18歳”です。

 

これから人生をより濃く楽しもうとしている世代として考えると、本当にパッとしたものは何一つなかったです。

また、仕事内容に関しては何も辛いことはないので良かったのですが、何よりガッカリしていたのは、

 

「給料が安すぎる」

 

という1点でした。

初任給で得た給料は赴任前研修の時間も含まれていたため18万円ほどでしたが、翌月以降の給料については全て15万円以下です。

ある月は家の事情で3日ほど休んだのですが、

その月の明細は…

 

11万円。。。

 

仕事に行くために中古車を購入してもいたので、その支払いや携帯代、昼食代にガソリン代、自動車保険などを払ってしまえば、もう口座には数千円程度しか残っていないような生活です。

なんとなく選んで就職した結果が、こんな状況でした。

 

働くってなんだろう?

 

こんなモヤモヤ感がずっと拭えなかったですね。

 

自分を変えるべく、電材屋に転職するも、そこはブラック企業…

ダラダラと過ごしていた日々が2年ほどたった頃、親戚のおじさんから転職についての提案を受けました。

 

「もっと給料のいい会社で働いたほうがいいんじゃないか?」
「ずっと同じものを眺めてるだけじゃつまらないだろ?」

 

こんなことを言われました。

人に流され、なんとなくの日々を送っていた私は、

 

「やっぱり転職したほうがいいのかな〜?」

 

と、最初の仕事を決めた時と同じようになんとなくで、おじさんの紹介先の企業へ転職することにしました。

今より収入良くなるし、最初は先輩がつきっきりで教えてくれる。

だったらまぁいいか。って感じですね。

 

そんな感じで転職した先は、電材業界の子会社。

 

各メーカー様の部品、商品を建築会社や電気工事会社に販売する卸売の営業職でした。

 

そもそも、「電材業界、電材屋とはなんぞや??」と言うと、電気資材設備をメーカーから仕入れて、工事屋さんへ販売する商社・問屋のことです。

私の仕事内容を簡単に言えば、電気器具をホームセンターや電気工事屋に売り込むイメージですね。

 

さて、人生初の営業職ということもあり、最初はほぼ100%わからないことばかり。

なので、最初の数日は先輩社員の横に付いて仕事の流れを見させてもらってました。

 

”最初の数日”は…

 

というのも、私が配属された事業所は私を含めて全部で6人。

それに対して取引先の業者は数十社。

社員全員が、毎日バタバタです。

先輩の横に付いて見ていましたが、誰も何も教えてくれることはありませんでした。

しかも、営業時間中はひっきりなしに電話がかかってきます。

先輩社員もその対応に追われていて、実際の業務がどのようなものなのかすらわかりません。

 

なんだか事前に聞いていたことと違うような…

 

そんな疑問が解消する間も無く、入社して1週目から取引先に挨拶に行くことになりました。

ちなみに私が入社したのと同時に、すでに私には担当が5社ほど付けられています。
(ホント意味わかんなかったです。)

初めて。ということで最初は支店長も同行し、その担当1社1社に挨拶に行ったわけですが、その電車の帰り道、いきなり支店長が一言

 

「これで全部回り終えたから、あとは全部お前一人で行けよ」

 

もう、頭が真っ白になりましたね。

仕事をするにあたって事前に聞いていたことと全く違っていたのです。

 

「俺は、ブラック企業に入社してしまったんだ」

 

ここで初めて、自分がブラック企業に入社してしまったことを認識したのです。

 

摂った食事をすぐに吐き出すようになり、仕事をバックれて退職。引きこもりに

挨拶回りを終えたのは入社して最初の週の金曜日。
その日からいきなり残業スタートです。

この日の仕事が終わった時間は21時を過ぎていました。

何回でも言いますが、もうホント意味わかんなかったです。

それ以降は取引先には1人で行きました。

そうは言っても、営業ド素人の私は、何を話せばいいのかなんて当然わかりません。

とにかく事業所を出るときに支店長に言われた

 

「〇〇の商品の話だけしてこい」
「〇〇の部分だけ伝えてくればいいから」

 

これを覚えたての日本語かのように、しどろもどろで取引先の担当に話すわけです。

すると、どの取引先でも決まって、

 

担当
「そんなこともわからないの?」
「なんでこんな子担当にするかな〜」


「すみません。それは調べてまたご連絡します」
「本当に申し訳ありません」

 

これの繰り返しでした。

事業所に帰ってくれば

 

支店長
「どうだった?当然〇〇については聞いてきたんだろうな?」


「いや…何を聞けばいいかわからなかったので、
とにかく教えてもらったことだけは伝えてこようと…」

支店長
「はっ?お前何しに行ってきたの?そんくらいわかるだろ!」


「すみません」

 

これの繰り返し。

席に戻れば、発注資料が置かれています。

しかし、そもそも全てが初めてのわけですが、これらの書類処理をどのような手順で進めていくのかがわかりません。

先輩社員に相談をすれば

 

「お前、そんなのもわかんねーの?」

 

などと嫌味を言われる始末。

 

取引先・支店長・先輩社員。

毎回毎回、内容は違えどいつもこんな感じでした。

そんな日々が繰り返されて、私はどんどん思考停止状態になっていきました。

もっともっと細かい出来事を話せばおそらく数万文字になって読み終わらなくなると思うのでこれ以上は言いませんが、とにかく精神的に病んで、もしも心療内科等に診てもらっていたら、当時の私は120%”うつ病”と診断されていたでしょう。

 

この精神的な苦しみは、体の異常としても現れてくるようになります。

 

具体的には、10分前に摂った食事を全て吐き出してしまうのです。

 

それでも、このような状態を相談したって、助けてくれる人なんて誰もいません。

むしろ、

 

「気持ちが弱いんだよ。情けない」

 

なんて言われてしまうような状況です。

こんな状態が続いていき、ついには朝体を起こすことすらできなくなりました。

会社からの連絡も怖くて出れません。

結局私は、仕事をバックレる形で退職になり、その後約1年間引きこもりを経験することになりました。

 

電材業界にお勤めの方は、体調を崩す前に、今すぐ逃げた方が良いです

と、私のブラック企業での経験を中心にお話しさせていただきました。

かなり重たい内容に感じられたかもしれませんが、「私自身の経験をありのままにお伝えしたほうがいいんじゃないか?」と思って包み隠さずお話しました。

 

ちなみに私のその後は、

 

引きこもり

日雇い派遣から社会復帰スタート

期間工

現在の仕事

 

という道のりを経ています。

今ではこの経験を活かすことができていますが、まぁ客観的に見たら、やっぱり遠回りしてしまったことは事実だと思いますね。

ちなみに、電材業界は業界全体がかなりハードな労働環境です。

私の勤めていた事業所だけでなく、会社全体としてもスパルタな感じでしたし、仕事相手も電気工事屋さんや建築関係の方が多いので、基本的にはみんなガテン系の人です。

ですので、対応のすべてが粗々しいです。

 

「つべこべ言ってねーで、いーから今すぐ持ってこいよ!あぁ!?」

 

とか言われて、何に使うのかわからない手のひらサイズの部品1つ持って往復4時間かけて届けに行ったこともありました。

あのような日々、経験はもう2度としたくない。というのが私の正直な気持ちです。

このような経緯を振り返ってお伝えしたいこととすれば、「ヤバい会社に入ってしまったと感じたなら、今すぐ逃げた方が良い」ということですかね。

 

今の私は、遠回りした人生だったからこそ、”時間”という軸を大事に考えています。

後悔があったからこそ、「人生の1分1秒を大切にしよう」と考えて仕事をしています。

 

・好きな人と過ごす時間
・尊敬する人と会う時間
・家族といる時間
・仲間と過ごす時間
・自分を成長させるための時間

 

こういった、自分にとって大切な時間をいかに確保するか?ということです。

この観点で考えれば、自分の時間を奪い取るブラック企業からは今すぐ逃げた方が良いんです。

 

特に、今の時代はインターネットを駆使して、ありとあらゆる視点から情報を得ることができます。

正直な話、私が電材業界に勤めていた頃は、こういったブログを書いている人はまだいませんでした。

また、ハローワークなどの公的な転職サポート以外の転職エージェントなどといったサービスもほとんどありませんでした。

 

ですから、今の職場について悩みがあるのであれば、こういったブログや転職サービスをうまく活用して情報収拾することは絶対だと思います。

正直なところ、私の時代にこういったサービスがあれば、こんなに遠回りすることはなかったんじゃないかと思います…

 

ということで、私の経験や考えが何か1つでも人生をよくするきっかけになれたら。と思ってここまでお伝えさせていただきました。

最後まで読んでいただき、大変ありがとうございました。

 

結論。ブラック企業からは、今すぐ逃げるべき

さて、最後に結論です。

 

人の時間を奪うブラック企業からは、今すぐ逃げてください。

 

セッキーさんのように、上司や先輩に相談して

 

「気持ちが弱いんだよ。情けない」

「お前なんか、他の会社に転職したところでうまくいくはずがない。」

 

なんて言われても、信じてはいけません。

セッキーさんのおっしゃる通り、今や民間の転職サービスが山ほどありますし、日本企業にとって若手人材は喉から手が出るほど欲しい人材なんです。

スパルタでガテン系の、人間を人間とも思わないような、給料も安いブラック営業職にこだわる必要なんてありません。

 

ちなみに、新人時代のセッキーさんは、新人だから何も仕事ができないという理由で、給料が半分近くもカットされていたそうです。

 

そんなの普通に違法ですし、その時点でブラック企業であることは確定なわけです。

また、仕事が早く終わった日も、飲みに連れまわされたりパチンコを代わりに打たされたりで、全く自分の時間がなかったようです。

なんでも、当時の睡眠時間は3時間とか4時間くらいだったとか…

 

そんな会社にいたところで、人生が良くなるはずがありません。

 

むしろ、働けば働くほどお金が無くなり、体調も崩してしまうという、最低の悪循環に陥ってしまう可能性の方が高いです。

 

現在、セッキーさんは保険代理店のマネージャーとして働かれております。

あの時、もしも勇気を振り絞って逃げなかったとしたら、今のセッキーさんがいるかどうかわかりません。

 

中国の古い兵法書にも書いてある通り、「逃げるは最善の策」なのです。

 

経営の神様であるピーター・ドラッカーは、キャリアについて、以下のように言っています。

 

もしも自分が今の会社に入社していなかったとしたら、あなたは今の会社に就職したいか?答えがNoなら、今の会社にしがみつく必要はない

 

この質問を自分に問いかけてみましょう。

 

要は、「自分が今から就活を始めるとして、今の会社に入社したいか?」ということです。

大半の方は、「ノー」と答えるのではないでしょうか?

 

つまり、この問いにイエスと答えられない限り、あなたは今の勤め先に満足していないということになります。

今の会社に入社するためにどれだけ頑張ったかとか、今の会社でどれだけ頑張って働いてきたかとか、そんなものは何の判断材料にもならないのです。

なぜなら、それはあくまで過去の話だからです。

まっさらな状態で、「今の会社に入社したいかどうか?」

 

これだけを考えてみましょう。

 

答えがノーなら、今の会社にいる理由はないんです。

 

どの職場にも共通することですが、理不尽な上司の元で働き続けても仕事の成果が上がるわけがありませんし、給料が上がるわけでもありません。

 

「職場が理不尽で…」だの「職場がブラックで…」だの、そんな悩みに時間を奪われている暇があったら、もっと自分を生かせる環境にさっさと身を置けば良いだけの話なのです。

 

ちなみに、この記事を書いている僕自身は、クソ職場から逃げに逃げ、3回の転職を繰り返した結果、最終的にWeb業界という素晴らしい業界に巡り会うことができ、文字通り人生が変わりました。

Web業界は合理性を重んじる業界ですので、ガテン系の人間なんて存在しませんし、上司から「お前」呼ばわりされることすらありません。

昼休みは自由に取れますし、完全リモートワークなのでいつでもどこでも自由に働くことができますw

 

つまり、Web業界に入社してから、職場でストレスが溜まるということが一切なくなったのです。

 

参考までに、Web業界の良いところを以下のようにツイートさせていただきました。

 

 

もう、最高ですよね…!

 

ということで、「理不尽なガテン系の職場にうんざり!昭和脳の企業にうんざり!」という方は、Web業界のような合理的で、社員をきちんと重んずる業界に転職するのが一番の解決策だと思うのです。

 

ポジショントークにはなってしまいますが、Web業界は若者にとって最高の環境だと思います。

僕は少なくとも、Web業界に転職してから人生が変わったと本気で思っています。

今はもう、いつどこで働いても自由の環境なので、目覚ましをかける必要もありませんし、会社からの電話にビクビクする必要もありません。

PC1台さえあれば、いつでもどこでも自由に働ける、最高の環境を手に入れることができたのです。

 

もちろん、自分に向いている業界に入社するのが一番ですので、別にWeb業界でなくとも構いません。

重要な点は、昭和の働き方から脱却できな古臭い衰退産業からは逃げて、もっと自分を生かせる環境にさっさと身を置くべきだということです。

 

今回のお話が、多くの方の参考になれば幸いです。

 

参考までに、未経験からWeb業界に転職する方法は以下記事に詳しく書いておりますので、興味のある方は是非ともご覧ください。

未経験からWeb業界に転職する3つの方法(経験談も語ります。)

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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