電材業界の営業職で鬱病を発症し会社を辞めた実体験談

本日は高校を卒業後、転職で電材業界の営業職に就職し、鬱病を発症したという経験を持つセッキーさんに電材業界のブラック営業職の実態についてお話ししていただきました。

ちなみにセッキーさんのブログはこちらになります。

10年ほど前の話ですので労働法などによって今は多少変わっているかと思いますが、それでも業界の構造と慣習というのはなかなか変わるものではありません。

縦社会の強い状態は残っているようですし、人が入れ替わってなければ職場内の人間関係のあり方も同じようなものではないかと思います。

ちなみに「電材業界、電材屋とはなんぞや??」と言うと、電気資材設備をメーカーから仕入れて、工事屋さんへ販売する商社・問屋のことです。

わかりやすく電材業界の営業職の仕事内容の具体例を挙げると、電気器具をホームセンターや電気工事屋に売り込むイメージですね。

特に、工事業者への営業はガテン系の人たちばっかりなので対応が荒々しく、セッキーさんはそれでだいぶストレスを溜め込んでいたようです…

 

ということで、僕ばっかり話していてもしゃーないので以下、セッキーさんから寄稿していただいた電材業界の営業職のブラック実態と体験談を見ていきましょう!

 

自己紹介

こんにちは。セッキーと申します。

現在は保険代理店でマネージャーとしてチームをまとめる、管理する立場で仕事をしております。

もともと自分の経験を人に教えることが好きだったり、相手の話を聞いてから客観的に物事を捉えるような性格だったこともあり、この立場で仕事ができることに充実感を感じる毎日を過ごしています。

と言っても、ここまで来れた道筋は、正直言ってあまり人には話したくないような経験もしてきました。

 

・ブラック企業
・引きこもり

 

周りが大学生として楽しんでいた20代前半でこのような日々を経ています。

今となってはこの経験・失敗談が話のネタになり、部下のモチベーションアップなどにも繋がっていますが、人生のどん底の時期は本当に毎日が辛く情けない思いでいっぱいでした。

そこで、皆さんが私と同じような轍を進まないためにも、
私自身の最初の就職から、電材業界のとあるブラック企業での仕事の実態についてお話ししていきたいと思います。

 

やりたいことがない・目的がない・なんとなくの就職

私は高校卒業と同時に就職し仕事を始めました。

学生時代は何か突出するような学力や能力があるわけではなく、これといってやりたいこともない状態でしたので
そのままなんとなーくな感じで就職しました。

大学へ。ということも考えましたが、私の家がまぁまぁ貧乏家庭でしたので、学生生活の負担を考えると高卒で仕事を始めるしかなかった。といった感じです。

 

そこで就職したのは派遣会社の正社員です。

 

と言っても派遣先の担当などで人員を管理するとかそういったものではありません。

実際に工場の現場に入って他の派遣さんたちと同じ仕事をする、今で言うところの「特定派遣」といった形での仕事でした。

 

仕事内容はライン作業ではなく、納品されてくる部品の測定・検査です。

仕事内容は正直言ってメチャメチャ楽でした。

 

運送業者から納品された部品をチェックし、メーカーからの依頼や新部品があれば、設計図通りに作られているか寸法を測る。

教われば誰でも1、2ヶ月程度で覚えられるようなものでした。

 

なので大して疲れることもなく、急ぎの部品の納品でもなければ残業もほぼ皆無の8時〜17時。

家に帰ってからはダラダラ過ごす。

こんな感じの日々を繰り返しておりました。

 

18歳。

これから社会で学んで人生をより濃く楽しもうとしている世代として考えると、本当にパッとしたものが何一つなかったです。

それと、仕事内容に関しては何も辛いことはないので良かったのですが、何よりガッカリしていたのは、

 

「給料が安すぎる」

 

という1点でした。

初任給で得た給料は赴任前研修の時間も含まれていたため18万円ほどでしたが、翌月以降の給料については全て15万円以下です。

ある月は家の事情で3日ほど休んだのですが、

その月の明細は…

 

11万円。。。

 

仕事に行くために中古車を買ったりしていたので、その支払いや携帯代、昼食代にガソリン代。自動車保険などを払ってしまえば、もう口座には数千円程度しか残っていないような生活です。

なんとなくの道で選んで就職した結果がこんな状況でした。

 

働くってなんだろう?

 

こんなモヤモヤ感がずっと拭えなかったですね。

 

人生初の転職はブラック企業

ダラダラと過ごしていた日々が2年ほどたった頃、高校時代から面識のあった知人のおじさんから転職についての提案を受けました。

 

「もっと給料のいい会社で働いたほうがいいんじゃないか?」
「ずっと同じものを眺めてるだけじゃつまらないだろ?」

 

人に流され、なんとなくの日々を送っていた私は、

 

「やっぱり転職したほうがいいのかな〜?」

 

と、最初の仕事を決めた時と同じようになんとなくで、そのおじさんの紹介先の企業へ転職することにしました。

今より収入良くなるし、最初は先輩がつきっきりで教えてくれる。

だったらまぁいいか。って感じですね。

 

そんな感じで転職した先は、電材業界の子会社。

 

各メーカー等の部品、商品を建築会社や電気工事会社に販売する卸売の営業職でした。

人生初の営業職ということもあり、最初はほぼ100%わからないことばかり。

なので、最初の数日は先輩社員の横に付いて仕事の流れを見させてもらってました。

 

”最初の数日”は…

 

というのも、私の配属の事業所は私含めても全部で6人。

それに対して取引先の業者は数十社。

毎日全員バタバタです。

先輩の横に付いて見ていましたが、誰も何も教えてくれることはありませんでした。

しかも、営業時間中はひっきりなしに電話がなります。
先輩社員もその対応に追われていて、実際の業務がどのようなものなのかすらわかりません。

 

なんだか事前に聞いていたことと違うような…

 

そんな疑問が解消する間も無く、入社して1週目から取引先に挨拶に行くことになりました。

ちなみに私が入社したのと同時に、すでに私には担当が5社ほど付けられています。
(ホント意味わかんないです)

初めて。ということで最初は支店長も同行し、その担当1社1社に挨拶に行ったわけですが、
その電車の帰り道、いきなり支店長が一言

 

「これで全部回り終えたから、あとは全部お前一人で行けよ」

 

もう頭真っ白になりましたね。

仕事をするにあたっての事前に聞いていたことと全く違っていたのです。

 

「俺はブラック企業に入社してしまったんだ」

 

ここで初めて認識しました。

 

営業職を経験し、鬱病に

挨拶回りを終えたのは入社して最初の週の金曜日。
その日からいきなり残業スタートです。

この日の仕事が終わった時間は21時を過ぎていました。

もうホント意味わかんなかったです。

それ以降は取引先には1人で行きました。

営業ど素人の私は、何を話せばいいのかなんて当然わかりません。

とにかく事業所を出るときに支店長に言われた

 

「〇〇の商品の話ししてこい」
「〇〇の部分だけ伝えてくればいいから」

 

これを覚えたての日本語かのように
しどろもどろで取引先の担当に話すわけです。

すると、どの取引先でも決まって、

 

担当
「そんなこともわからないの?」
「なんでこんな子担当にするかな〜」


「すみません。それは調べてまたご連絡します」
「本当に申し訳ありません」

 

これの繰り返しでした。

事業所に帰ってくれば

 

支店長
「どうだった?当然〇〇については聞いてきたんだろうな?」


「いや…何聞けばいいかわからなかったので、
とにかく教えてもらったことだけは伝えてこようと…」

支店長
「はっ?お前何しに行ってきたの?そんくらいわかるだろ!」


「すみません」

 

これの繰り返し。

席に戻れば外出中に溜まった発注資料。

これをどのような手順で進めて行くのかがわかりません。

なので、先輩社員に相談すれば

 

「お前そんなのもわかんねーの?」

 

取引先・支店長・先輩社員。
毎回内容は違えどいつもこんな感じでした。

そんな日々が繰り返されて、私はどんどん思考停止状態になっていきました。

もっともっと細かい出来事を話せばおそらく数万文字になって読み終わらなくなると思うのでこれ以上は言いませんが、とにかく精神的に病んで、もし心療内科等に診てもらっていたら120%”うつ病”と診断されたでしょう。

 

この精神的な苦しみは、体の異常としても現れてくるようになります。

10分程度前にとった食事を全て吐き出してしまうのです。

このような状態を相談したって、助けてくれる人なんて誰もいません。

むしろ、

 

「気持ちが弱いんだよ。情けない」

 

なんていわれるような状況です。

この状態が続いていき、ついには朝体を起こすことすらできなくなりました。

会社からの連絡も怖くて出れません。

結局私は、仕事をバックレる形で退職になり、
その後約1年間引きこもりを経験することになりました。

 

これから就職・転職を考えられているあなたへ

とここまで特に私のブラック企業での仕事を 中心にお話しさせていただきました。

かなり重たい内容に感じられたかもしれないのですが、これから就職・転職を考えている人にとっては、「私自身の経験をありのままお伝えしたほうがいいんじゃないか?」と思って包み隠さずお話しました。

 

ちなみに私のその後は、

 

引きこもり

日雇い派遣から社会復帰スタート

期間工

現在の仕事

 

という道のりを経ています。

今ではこの経験を活かすことができていますが、まぁ客観的に見たら、やっぱり遠回りしてしまったことは事実だと思いますね。

ちなみに電材業界は業界全体がかなりハードな労働環境のようです。

私の勤めていた事業所だけでなく、会社全体としてもスパルタな感じでしたし、仕事相手も電気工事屋さんとか建築関係なので、ガテン系の人です。

なので対応がかなり粗々しいです。

 

「つべこべ言ってねーで、いーから今すぐ持ってこいよ!あぁ!?」

 

とか言われて、何に使うのかわからない手のひらサイズの部品一つ持って往復4時間くらいかけて届けに行ったこともありました。

あのような日々、経験はもう2度としたくない。というのが私の正直な気持ちです。

このような経緯を振り返ってお伝えしたいこととすれば、当たり前のことかもしれませんがやはり周りに流されたり、なんとなくで仕事を選ぶことは絶対にしないでほしい。ということ。

そして、情報や活用できるツールは使い倒したほうが絶対良い。

 

この2点ですかね。

流される・なんとなく。ということに関しては、「収入がいいから」とか「残業が少ないから」とか「休みがちゃんとあるから」とか。

確かにこのような条件は仕事を選ぶ上ですごく大事だと思います。

 

ですが、30代になって思うことは、

 

”それを得た先で自分が何を求めているのか?”

 

ということを大事にしてほしい。ということですね。

 

たくさんの収入を得て、その収入で自分の人生何を得たい・成し遂げたいのか?

残業が少ない、休みが多い。その浮いた時間で自分の人生をどのように充実させたいのか?

 

今の私の場合の考え方は、遠回りした人生だったからこそ、”時間”という軸を大事に考えています。

後悔があったからこそ、とにかく1分1秒を大事にと考えて仕事をしています。

 

好きな人と過ごす時間
尊敬する人と会う時間
家族といる時間
仲間と過ごす時間
自分を成長させるための時間

 

こういった時間をいかに作っていくか?

時間があってもある程度の収入がなければ食事やプレゼント、遊びや親孝行に自己投資、こういったこともできない。

だから収入を上げて行く必要がある。

であれば、そのためにはどうするか…

 

といった感じです。

もう1点の情報や活用できるツールということについては、今の時代こうしてタコペッティさんのブログを読んでいるように、ありとあらゆる視点から情報を得ることができます。

私の頃はまだこういったブログを書いている人はいませんでした。

他にも、例えば公的な転職サポート以外の転職エージェントなどといったものもほとんどありませんでした。

ですから、今の職場、就活について悩みがあるのであれば、こういったブログでとことん情報収拾することは絶対です。

それに、タコペッティさんのように直接連絡を取ることができる人が発信しているのであれば、不安に思うこと・疑問に思うこと・相談したいことなどは直接連絡したほうが絶対に良いです。

就職・転職なんて人生の大半を占める物事についてですから、色々な情報を持っている人から直接聞けるのであれば使わない手はありません。

転職エージェントも同様ですね。

正直私の頃もこういったことが利用できたのであれば、こんなに遠回りしなかったんじゃないかと思います。

私の経験や考えが何か1つでも人生をよくするきっかけになれたら。と思ってここまでお伝えさせていただきました。

 

まとめ

ということで僕から一言….

 

「逃げろ」

 

ということにつきますね。

 

「気持ちが弱いんだよ。情けない」

 

なんて言われても、それを信じてはいけません。周りがどう言おうがあなたが辛いと思うのならそれは辞めたほうが良い仕事です。

今はいろんな仕事があるんです。そんなスパルタでガテン系で、給料も安い営業職に拘る必要はありません。

これはあとで聞いた話ですが、新人で何もできないからといって給料が半分くらいカットされていたらしいですからね!

そんなの普通に違法なわけですし、その時点でブラックであることは確定なわけです。

また、仕事が早く終わった日も飲みに連れまわされたりパチンコを代わりに打たされたりで全然自分の時間がなかったようです。当時の睡眠時間は3時間とか4時間くらいだったとか…いやあ、恐ろしいですねえ…

 

ですので、

 

あまりにも今の状況が辛いようなら逃げる!転職する!

 

ということは決して恥ずかしくないということを肝に命じておきましょう。

 

事実、セッキーさんは保険代理店のマネージャーとしてチームをまとめる立場に今はなっているわけですからね…

僕が言うのも恐縮ですが、鬱病から立ち直って今があるというのはすごいことですよ…

あの時逃げなかったらセッキーさんの今があるかどうかもわからないのです。周りがどう言おうと、あまりにも辛い状況が続くようならばそこから逃げるという選択肢も視野に入れておけば、人生も充実すると思うのですよ。

 

ということで以上。今日はこの辺で。

 

*ちなみにセッキーさんのブログはこちらになります。よければみなさんご覧ください!

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


ちなみに、

 

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