
大企業から内定を貰えさえすればいい!!
高学歴の皆さん、そう思っていませんか?
確かに、就職活動という超せまーーい枠組みの中だけで見たら大企業から内定を貰えれば勝ち組なんですよ。
ただね、僕が社会に出て感じたのは、大企業に入社してからが人生の本当の勝負、ということです。
まあこう言うと、大企業に入社してからの頑張りが勝負だ!
とこう思われる方もいるかもしれません。
ですが、それも大きな間違いです。
何故なら、内定の時点でその企業で出世できるかどうかは大方決まっているからです。
え???
と思われる皆さん、そうなんです。
大企業の出世レースでは、入社時点から誰が出世して誰が出世できないというのは大方は決まっているのです。
ということで本日は、僕が大企業に入社して学んだ、入社時点で出世順が決まる学閥の仕組みと、出世に公平性など全く存在しないという持論、経験談をお話ししようと思います。
目次
学歴で出世は決まる
未だに学歴信仰が根強く残る日本では、特に大企業では一部の高学歴の人間だけが出世を約束されるという現実があります。
例えば大手金融のメガバンク。
人気ドラマ「半沢直樹」でその内情は明らかになりましたが、就活生の間ではメガバンクというのは未だに根強い人気を誇っています。
(僕はなぜ銀行が人気なのか未だにわからないのですが…)
「メガバンクに入れれば人生安泰!」と思っている就活生諸君も多そうですが、実は入社時点で誰が出世できるかどうかが決まっているのが実態なのです。
「入社時点で出世順が決まってる!って、それ何で決めてるの!!?」と言うと、ズバリほぼほぼ学歴であります。
半沢直樹でも大和田常務は東大出身、半沢直樹は慶應出身、大和田常務はあれだけの失態を犯しながらもそこまでの左遷はなく、半沢直樹はあれだけの功績を残しながらも左遷されましたよね。
要はそういうことなのです。
学歴順に誰が出世できるかどうかは明確に決まっており、それは仕事で成果を残してもどうにもならない事実なのです。
メガバンクだったら東大出身が明らかに有利。東大ってだけで優遇されるでしょう。その他の準国営企業もそうだと思います。
また、マスコミは早稲田閥ですので朝日新聞なんかは早稲田の人が出世してますね。
慶應だったら東京ガス、ニッパツあたりの大企業は慶應閥ですので、慶應の人が出世しやすいですね。
このように、大手企業の中では必ずと言っていいほど学閥が存在し、その学閥に属せるか属せないかで明確に出世しやすいかどうかが決まってくるのです。
こうなると、そもそも就活の時は自分の大学の学閥のある企業に入るのが一番お得だということがわかりますよね??
ちなみに僕のお話をすると、僕は京都の大手メーカーにいたのですが、入社式の時点で既に同志社の新入社員と先輩たちで集まって飲み会やってましたよ。
同志社以外の人は除け者で、同志社出身の人たちだけは入社式の時点で先輩たちから飲み会に誘われ、交流を行なっていたという実態がありました。
このように、大抵の大手企業には学閥があり、その学閥に入れるかどうかで出世できるかどうか、出世しやすいかどうかが決まってくるのが現実なのです。
内定時に同期の中で出世順が決まっている
これもあるあるなんですが、入社してからの頑張りで配属や出世が決まっていると思い込んでいる人が非常に多いです。
しかし、内定時の評価で入社してからどんな待遇なのか、それは明確に決まってくるのです。
例えば僕の友人に、どうしても番組制作をやりたくてテレビ局に入った奴がいたのですが、ずっと人事部に配属されてくすぶっていましたね…
彼は内定を貰った時点で番組制作には向かない、と烙印が押されたので、入社してからも番組制作とは無関係の人事の仕事しかできていないのです。
その後、彼がなんの仕事をしているかは知りませんが、恐らくはよほどのことがない限りは番組制作の仕事に携われるということはないでしょう….
あとはトヨタに行った僕の友人も営業がやりたかったらしいですが、営業はダメとの烙印が押され、入社してからというものの人事部に配属され、毎日やりたくもない仕事をやっていたようです。
かくいう僕も営業をやりたかったのですが面接で営業の人に嫌われ、マーケティング部に配属されましたからね!
こうなってしまうともう、入社してから営業部に行くということはできません。
長年勤務して、会社でエライ立場になればその限りではないでしょうが、なかなかそこまでエライ立場になるのにも時間がかかるということです…
やるせないですね…
どうせ希望の部署に就けないのなら内定前にその旨を伝えてくれればいいだろうに、なんで入社後にそんな事実伝えるんですかねえ…本当にそういうところは大企業の悪いところだと思うのですよ…
ちなみに、トヨタで人事部に配属された彼も、僕も1年で会社を辞めております。
好きな仕事ができるかどうかもわからず、いきたい部署に行けるかどうかもわからないのに、嫌な仕事を延々と続けるなんてなかなかできませんから….
若い間の時間を大切にしたいという思いから、僕らは大企業をさっさと損切りしたという形です。
出世コースは営業部!それ以外は部長止まり!
ついでにこのお話もしますが、僕がかつて入社した大企業では、出世する人間は実際に利益を生み出している営業部出身の人間!と相場は決まっていました。
僕はメーカー出身なのでメーカーの話をしますが、理系の開発部門の人たちの待遇がめちゃめちゃ軽んじられておりました。
僕個人の意見ではモノを作って価値を世の中に提供しているのは理系の開発部門の人たちなんだからその人たちが出世すればいいと思うのですが、悲しきかな出世していくのは文系の営業職の人たちでした。
メーカーの営業職の人たちって
「俺たちが利益を上げてるんだ!!」
って感じで社内で偉そうですからね。
その商品を作っているのは理系の開発の人たちなんですが…
何故か理系の開発の人たちは軽んじられ、田舎の工場に追いやられ、まずい飯を食うことになるのが相場なのです。
そして大学時代に遊んでいた文系の人たちが都内で美味い飯を食い、営業成績を出せた人が出世して役員になる。悲しきかなこれが現実なのです。
まあ、中には開発出身の人が大体出世してるお偉いモノづくりメーカーもありますけどね!そういうメーカーさんは開発を軽んじない本当に良い会社でしょう。
メーカーの話中心になってしまいましたが、まあ基本的に営業がある会社では
出世できるのは営業部!と相場は決まっていると思います。
さらに、大企業だと営業部の中でもどの部門の営業部が出世する部署なのかとかそのへんまで決まっていますからね…
本当に、入社時点でどこに配属されるかで出世が決まってしまうのです。
ですので、出世できない、花形でない部署に配属されたらその部署内で出世することだけをひたすら目指すか、窓際族コースを狙ったほうが良いかもしれません。
出世コースの部署に配属されたら、頑張って会社に貢献して役員クラスを狙うと良いかもしれませんね。
男は出世に有利!何かと目をかけてもらえる!
また、出世競争において、性差別というのは未だに根強く残っています。
表面上では男性と女性で出世に差別はしない!と謳っている会社は多いですが、書類上では性差はないと謳っていても実態は出世に性差がある場合がほとんどです。
そしてそれは、タチの悪いことに表面上は見えません。いわば慣習として男性が出世しやすい雰囲気ができているのです。
例えば僕のお話をしましょう。
僕は大手メーカーに最初勤めていたのですが、部署に配属初日、男性の先輩社員から以下のようなアドバイスを受けました。
「お前は朝1番に出社をして、毎日掃除をしろよな。そうすれば目をかけてもらえるから、出世もしやすくなるぞ。あと、あの人に媚び売っとけよ」
このように言われました。
同じ部署には僕以外にも2名、新入社員で女子社員がいたのですが、彼女たちにこのアドバイスがなされることはありませんでした。
同じ同期の新人でも、朝早くに出社して掃除をすることで上からの評価が上がるという事実を、ただただ僕が男の新入社員というだけで知ってしまったのです。
そして、出世するためには誰に媚を売ったほうがいいかという事実も、同時に教えてもらいました。ただただ僕が男の新入社員というだけで…
このように、表面上では男女平等を謳っていても、内部では見えない出世の壁がいたるところに存在しているのです。
今回は性差の話でしたが、これは学閥や部署によっても現れてくるでしょう。
自分の知らないところで同僚が出世しているというのは、自分の自助努力ではどうにもならないことが関係していることが往々にしてあり得ます。
学閥、性差、配属部署…
出世には能力以外で、自分では調整できない要因が数多く存在しているのです。
まとめ
以上のように、大企業への内定を獲得しても社内での出世競争は永遠に続きます。
カイジでも利根川が言っていましたね。
想像してみろ
何も築いてこなかったおまえらにどこまで想像が届くかわからぬが想像してみろ
いわゆるレールの上を行く男たちの人生を
おまえらのようにボォーッとしちゃいないぞ・・・・!
小学中学と塾通いをし・・・・・・
常に成績はクラスのトップクラス
有名中学有名進学校と受験戦争のコマを進め一流大学に入る・・・・・・
入って3年もすれば今度は就職戦争・・・・
頭を下げ会社から会社を歩き回り足を棒にしてやっと取る内定・・・・・・
やっと入る一流企業・・・・
これが一つのゴールだが・・・・・・・・・・
ホッとするのも束の間すぐ気が付くレースがまだまだ終わってないことを・・・・
今度は出世競争・・・・
まだまだ自制していかねばならぬ・・・・!
ギャンブルにも酒にも女にも溺れず仕事を第一に考え
ゲスな上司にへつらい取り引き先にはおべっか遅れずサボらずミスもせず・・・・・・
毎日律儀に定時に会社に通い残業をし
ひどいスケジュールの出張もこなし・・・・
時機が来れば単身赴任・・・・
夏休みは数日・・・・・・
そんな生活を10年余続けて気が付けばもう若くない30台半ば・・・・40・・・・・・
そういう年になってやっと蓄えられる預金高が・・・・・・
1千・・・・2千万という金なんだ・・・・※カイジより
大企業へ内定を獲得した。これは喜ばしいことですが、入社時点で誰が出世するか決まっているケースが非常に多く、社会では平等なんてあり得ないのです。
全ては能力と結果に関係のない、学歴や性差などの部分で決まってきます。
学歴や性差を乗り越えて出世しようと思えば、階級を一段階乗り越えなければなりません。
資本主義社会において、階級を飛び越えようというのはとんでもない能力と努力が必要になります。
いや、努力しても乗り越えることはできないかもしれません。
就活生諸君はこうした現実を知って、自分の学閥が存在する一流企業から内定を獲得し、配属部署も希望していただければと思います。
さて、最後に、一流企業志望の学生が使うべき就活サイトを紹介しておきますね。
一流企業へ入社したいのであれば、必ず一流企業志望の学生が利用する就活サイトを使いましょう。
例えば、僕が勝手に2大最強業界研究メディアと呼んでいるサイトがあります。
大手、人気企業を目指すのであれば絶対に登録しておくべきサイトです。
UnistyleとONE CAREERというサイトになりまして、ちょっとご紹介しておきますね。
Unistyle
ご存知の方も多いと思いますが、Unistyleは業界研究記事、内定者ESはもちろんのこと、その他多くの企業に関する記事がたくさん掲載されております。
例えば僕が好きな記事は「メガバンク入社2年目の行員が語るリアル」ですねえ。僕はアンチ金融なのでこういった業界のリアルを語る記事は大好きですw
他にも業界の悪いところまで赤裸々に描かれている記事が多数公開されております。
きちんと業界の悪いところまで書いてくれるって超親切ですよね。
どこぞのナビサイトとは大違いです…おっと、悪口はこのくらいにしておきましょう…
ちなみにUnistyleは僕が就活していた2016年は3000円での会員登録が必要だったのですが、なんと今や無料登録で全ての記事を閲覧できるようになりました。
いやー、僕が就活生の時に無料登録サービスをやってほしかったなあ….
ともかく、過去は有料であったことからもわかりますが、他のどのサイトよりも内定者ES、選考対策、業界研究情報が充実しているのがUnistyleなのです。
僕も就活生の時はもちろん使っていましたし、正直使わなきゃ損くらいのサービスですので大手生保等に行きたいのなら必ず登録しておくことをオススメいたします。
登録は下記からできるので良かったらどうぞ。タダで超高品質な業界研究記事を読めますので、就活生なら必ず登録しておくべきですね。
ONE CAREER
もう1つ、大手企業や有名企業を目指している学生にオススメなのがONE CAREERというサイトです。
知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、 こちらでも大手企業の内定者ES、選考情報、業界研究記事、 就活にまつわるコラムを全て無料で閲覧することができます。
特に選考対策の掲載企業数は4,000社以上、内定者ESも含むES掲載数は18,000件以上、就活体験談の掲載数は40,000件以上もありますからね…
他にも総合商社特集の記事などがアップされていますね。実際に商社の人事の方へも取材を行っているようでして、そこらへんのナビサイトよりもよっぽど詳しくまとまっています。
ちなみにONE CAREERでは記事を誰が書いているか明確なものが多く、 例えば就活界隈では有名なトイアンナさんとか、 借金玉さんあたりも記事を寄稿しています。わからない方はまあ、 ツイッターで検索してみてくださいw
ツイッターでも情報を発信しておりまして、 企業では珍しく中の社員さんがツイッターを利用して就活情報を呟いたりしています。
例えば僕がフォローしている人だとめいこさんなんかがいますね…
メガバン行ってる友人の話を聞くに、12〜3月(社会人3年目の終わり)は、下積みの地方支店から帰任するタイミング。
本店の管理系になることもあれば、グループの証券やリース会社に出向になることも。
話を聞いてると若手の仕事は面白そうだけど、ラクだから・安定だからモチベ保てるわけではなさそう。— めいこ@ワンキャリ編集部 (@meiko_oc) 2018年1月23日
結構攻めたツイートしてます。やっぱりここでもメガバンが批判されるというねw
ちなみに僕は1回だる絡みしております。そのうち会ってみたい…
とまあ、そんな関係のない情報は置いておきまして、 とにかく一流企業志望の学生は是非とも登録して記事を読んでおくことをオススメいたします。
登録は下記リンクからできますのでよかったらどうぞ!
以上、「学閥、配属部署…大企業では内定時点で出世できるか決まっている」というお話でした。
一流企業目指し、就活頑張っていきましょう。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
などは僕のメルマガにて公開しております。
メルマガ限定の情報なども流しますので、ご興味ある方は下記リンクより是非とも僕のメルマガにご登録していただければと思います。もちろん登録は無料です。
ではでは
「何故か理系の開発の人たちは軽んじられ、田舎の工場に追いやられ、まずい飯を食うことになるのが相場なのです。
そして大学時代に遊んでいた文系の人たちが都内で美味い飯を食い、営業成績を出せた人が出世して役員になる。悲しきかなこれが現実なのです。」
↑これ本気で言ってます?なんか某掲示板のコピペそのままの匂いがするのですが。
コメントありがとうございます。
全てのメーカーがそうだとは思いません。
ですが、そういったメーカーが多いのは事実です。
私が在職していたメーカーでもそのきらいはありましたしね…
良いメーカーはーとか言っておいて、理系下げしてるやつやんw
あと、いい年?なのかわからんけど、学閥で出世する時代終わってるよ。
コメントありがとうございます。
確かに最近は学閥で出世する時代は終わりつつかもしれないですね…
出世するってことは人を管理する立場になるということ。
そして、人を管理する人間に求められるのはコミュニケーション能力だということ。
そういったことを考えれば営業部が出世で優遇されるのは当たり前のこと。