コミュ障、文系….
これは就職活動において最も忌み嫌われる求職者の特徴です。
なぜコミュ障の文系が社会から必要とされていないのか?
それは社会で仕事をする上で必要とされる二大スキルが「
しかしご安心を。
会社、
ただ、
それは、その職種が自分に向いているかどうかと、
例えば人が足りないからといってコミュ障文系が営業部なんかに配
明らかにコミュ障なのに営業やってる人なんて山ほどいますからね
人には適性があるのですから、自分に向いている仕事をしなければダメなわけです。
そして、その仕事に適性があったとしてもそれがブラック労働ではまたダメなわけです。
よく「コミュ障でもできる仕事一覧!」みたいなサイトで「
確かに人との交流はないかもしれませんが、こういう仕事って「
真面目にその人の将来を考えたらそんな仕事をオススメするわけは
ということで、今回はそんなコミュ障文系の方の将来も考えつつ、
それは、「人事労務」の仕事です。
前置きが長くなりましたが、以下、
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目次
人事労務の仕事内容
まずは人事労務の具体的な仕事内容について書いていきたいと思い
人事労務とは人事部の中の1つの仕事なのですが、
具体的には入退職時の社会保険、雇用保険の加入・
専門的には社会保険労務士の業務であり、
ですので何年間か業務を行って労働法や書類作成方法、手続きのやり方など労務の専門知識をつけれ
中にはキャリアアップのために社労士の資格を取得する人事労務の方もいらっしゃるそうなのです。
人事労務の仕事はどこの会社でもやることは変わらないので、
ちなみに労務のお仕事は大企業であればあるほど細分化されており、僕の会社では「
ベンチャーや中小ではそこまでの社員がいない関係もあって1人で
本当に小さいところだと人事総務というくくりで総務部と人事部が一緒になっている会社もありますからね。
人事労務の仕事で成長したい!
大企業ならば例えば社会保険チームに配属されればひたすら社保資
僕のいた大企業では社会保険チームの人はいつも暇だと言っていて
一方ベンチャーや中小ではそうはいきませんよね。
どちらがいいかは皆さんのご判断にお任せします。
ちなみに、採用チームはかなりのコミュ力が求められますし、
なぜ人事労務の仕事がコミュ障文系に向いているのか
次に、なぜ人事労務の仕事がコミュ障文系に向いているのかをお話
基本的な業務は事務作業
先ほどもお話したとおり、人事労務は社会保険・雇用保険・
従って、
一度勉強して各種書類作成方法、労働法・
勉強ができる人ならば、
さらに理系知識は一切必要なく、
ひたすらPCとにらめっこして事務作業ですから、あまり人との関りを必要としません。コミュ障文系の仕事にぴったりではないでしょうか。
とはいえ人との関わりも必要
いくら事務作業がメインだからといっても、
ですが、営業や広報職、
難しい調整力・折衝力はそこまで必要になりません。
具体的な人事労務の対人折衝業務は、
・社保・雇保・年金等に関する役所とのやり取り
・採用チーム等、部署内での連携
・給与・勤怠・保険・年金・福利厚生・退職などに関わる社員とのやり取り
となります。
こう書くと、めっちゃコミュ力いるやんけ!!!と思われるかもしれませんが、文系職の中で言えばどれも大したことのないコミュニケーションです。
役所関係の仕事は主にハローワークや年金事務所とのやり取りが主になるのですが、窓口で「手続きお願いします!」と言うだけですし、書類が間違っていたら「ここ直してください」と役所から電話がかかってきてそれに応対して修正する程度なのでなんら特別なコミュ力は必要ありません。
電話応対が嫌だ!なんて言う人はサラリーマンできないので諦めましょう。電話応対ノウハウについての記事も書いているのでよかったら。
[blogcard url=”http://takope.net/denwaoutai”]
部署内の連携というのもサラリーマンでは避けて通れぬ道です。部署内のコミュニケーションすらできなかったらサラリーマンできません。
社員とのやり取りというのも、人事の仕事なので当たり前のことです。ですが、基本的には社員からの質問に答えたり、社員の勤怠入力等に不備等があった場合に社員に連絡する程度のコミュ力なのでこちらもなんら特別なコミュ力はいりません。
退職時の説明もマニュアル通りやればいいだけですから、楽なもんです。
(海外の方々がいらっしゃる職場だと英会話力が必要になってくるかもしれませんが、そのあたりは企業さんによってまちまちなので各自調べてください)
人事労務の今後の展望
では、人事労務の仕事に就いたとして今後どうなっているのか気になるところだと思います。
この件について、企業の人事システムを開発しているワークスアプリケーションズの社員に実際にお聞きしてみたところ、このような返答が返ってきました。
「人事の仕事のほとんどはAIに代替されるだろうが、人間の目でチェックする仕事は残る。また、採用の仕事は無くならない。」
予想通りの返答でした。個人的には採用に関しても全て統計とデータ処理でできてしまうのかな~と思うのですが、最終的にはやはり人の判断が必要になってくるようです。
ということで人事労務の仕事はほとんどがAIに取って代われるようですが、人間の目でチェックする確認の仕事は残るはずなので人事労務の仕事がなくなることはないでしょう。
また、社員からの相談に回答するなど、労務に関するコンサルティング業務も絶対に無くなることはないので人事労務の仕事は今後も安泰と言えるでしょう。
人事労務の仕事をやりながら社労士の資格とか取っちゃえばさらに良いかもしれませんね!
人事労務の志望理由はどうするのか
最後に、人事労務を志望する理由をどうするか問題について考えてみたいと思います。
どこの企業もやることが大して変わらないこの人事労務の仕事ですが、就活や転職ではどこの会社でもできる仕事なのになぜ人事労務を志望するのか?ということはよく聞かれます。
ですので、そもそもなぜその会社に行きたいかは明確にしておきましょう。それは会社のサービスが好きだとか、企業理念が好きだとか、自分なりの理由であればなんでもよいです。
その会社に行きたい理由を明確に話せるようになったら、なぜ人事労務を志望するのかの理由付けを学生時代の経験と紐づけてお話すればよいでしょう。
サークルで裏方の仕事をしていたのなら、
「自分は学生の頃は裏方で組織に貢献してきた。その経験をもとに、裏で社員さんたちのことを支えたい。社員さんが気持ち良く働けるように会社の枠組づくりに貢献したい。」
と言うのが無難でしょう。
そのあたりは真の自己分析と、自分の過去の経験、企業研究が必要になってくると思います。
人事労務の職種内容については本記事が参考になればと思います。
また、人事部と総務部が一緒になっている会社もありますので、その会社の人事労務の仕事の幅がどこからどこまでかというのも事前に確認して志望理由を練りましょう。
まとめ
コミュ障文系には工場やSE等の仕事しかないと思われがちですが、そんなことはありません。
コミュ障に向いている仕事は工場労働者やSEだと勝手に決めつけるサイトは単にコミュ障の諸君を自分に都合のいい労働力にしたいだけなのです。
それこそ資本家の傲慢です。今や21世紀なので労働者が仕事を選ぶ権利はあります。
コミュ障文系であろうと良い仕事は世の中にたくさんありますので、ネットだけの情報に惑わされず、自分にとって本当に良い仕事を見つけてもらいたいと思います。
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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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ではでは
会社の顔となる人事部にコミュ障配属する企業は完全に泥船