無い内定だった僕が一芸採用で大企業から内定を貰った就活法

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本日は100社以上からお祈りメールを貰った僕が、一芸採用で一流企業から一発内定を貰ったお話をしたいと思います。

学生時代の僕は世間一般で言えばそこそこの大学に通ってはいたものの、体育会に所属しているわけではなく、インターンに精を出しているわけでもない、いたって平凡な大学生でした。

そんなわけですからもちろん就職活動の準備などしているわけもなく、就活解禁日がやってきました。

心のどこかで就活に対する嫌悪感を覚えながら、僕は突如何かに追われるように周りの学生たちに合わせ説明会の予約を開始しました。

そこからはとりあえず説明会に行き、とりあえずESを提出して、とりあえず選考を受ける日々が続きました。

しかし、そんなわけで周りの優秀な学生たちに勝てるわけがありませんでした。

 

そこそこの学歴のおかげで筆記試験と書類審査と1次面接くらいはどこも通るのですが、大してそこの会社に行きたいという思いがあるわけでもない上に業界研究もロクにしていなかったので2次面接以降や最終面接では連戦連敗。

 

気づけばNNT(無い内定)、真夏で汗だくになりながら受かりもしない選考へ向かうだけの自分がいました。

このままではいけない!

僕は思いました。このままでは大学卒業までに就職がどこにも決まらず、大卒無職のニートになってしまう!

そうなったら間違いなく人生の終わりですので、後は自殺するしか道がなくなります(今考えるとこの思考は大袈裟なのですが)

そう思った僕は急遽、自分の得意なことを行かせないかと思い、お世話になっていた就職エージェントの方に相談しながら、その方法を探しました。

すると、なにやら面白い採用方法を行っている会社をエージェントさんが教えてくれました。

 

その名も、「一芸採用」

 

なんだこれは?と思いお話を聞き、会社HPを見てみると、

「誰にも負けない誇れる何かを持っている人を採用します。それはアニメでもゲームでもなんでも構いません。面接ではご自身の誇れるものについて熱く語ってください。」

とのことでした。

 

「世の中にはこんな面白い採用を行っている企業があるのか!」

 

と僕は愕然としました。

みんなと同じ服を着て、みんなと同じことを行う就活よりはこちらのほうが合格する可能性が高いのではないか。僕はそう思いました。

そこでお試しに一芸採用でその企業に応募したところ、なんと一発内定。

今まで落ちまくっていたのが嘘のようでした。

というわけで、以下、僕が一芸採用の選考に応募し、内定を獲得するまでの出来事を書いてみようと思います。

かつての僕と同様に一芸採用を考えている就活生の参考になれば幸いです。

 

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一芸採用とは

まずは企業の新卒採用における一芸採用とはどのようなものかについてお話します。

一芸採用とは大学の一芸入試に近いもので、新卒一括採用枠とは別の枠を設け、ある分野に特化して秀でた人材を確保するための選考方式です。

大学入試で例えると慶應SFCが最初に始めたAO入試に近いものであり、学校の成績やスポーツだけではなく個人の趣味、ボランティア、資格、社会貢献などを評価して多様な人材の獲得を図るというものです。

企業ではこうした一芸入試を最初に始めたのは富士通株式会社であり、「何でもいいからこれまでの人生で実績を上げた人」というのが対象で新卒採用が行われました。

そして現在ではソフトバンクのNo.1採用を始めとして、村田製作所やパナソニックなど一部の大手企業でも一芸採用を取り入れています。

 

一流企業の一芸採用枠に応募

こうした一芸採用を行っている大企業にスポットを合わせ、僕は早速それらに応募しました。

そして、僕は一芸採用の中でも他者と差別化を測るために、自分という商品を売り込むための戦略を立てていきました。

僕は趣味として「ペン回し」をやっていました。ただの趣味と侮る無かれ、僕はペン回しで世界大会にも出場した経験もあり、大学時代には公民館でペン回しを教える活動をしたり、メディアでペン回しを披露していたりもしていました。

っていうか、大学時代はそれしかやっていませんでした。

それでも、

「ペン回しなんか就活の役には立たないだろう」

僕はそう思って普通の就職面接ではペン回しのことなどおくびにも出していなかったのですが、一芸採用なら話は別です。存分に話してやろうじゃないか!と思い、選考対策を練りました。

 

4000字のペン回しレポートを企業に提出

その企業の一芸採用募集要項では、「1000字以上で自分の誇れるものについて語ってください。」という課題があったのですが、僕は4000字以上でペン回しのレポートを提出しました。

とはいえ、訳のわからない専門用語を並べたレポートではありません。

自分はなぜペン回しを始め、なぜ日本トップレベルのペンスピナーになれたのか、そしてなぜ就職活動をして、御社に入社したいのか、そして御社で何をしたいのか。まで書き起こしました。

1000字以上というくくりだけでしたから文字制限はありません。恐らくは大抵の学生は応募しても1000字を少し越えるくらいだろうと予想していたので、僕は指定文字数の4倍もの長文レポートを書くことで他就活生との差別化を測りました。

(どんなレポートを書いたか知りたい人はメールでもTwitterでもいいので連絡くださればお見せします)

そして案の定、企業側から早速電話がかかってきました。

僕は早速希望職種を伝え、面接へ行くこととなりました。

 

面接にて「ペン回し」を熱弁

面接では、志望動機や自己紹介など基本的なことも聞かれたものの、大半は「ペン回し」についての質問でした。

就活についての質問は答えるのが難しかった僕でも、自分の好きなことについての質問に答えるのはお手のもの。
ただし、「ペン回し」で培った経験が会社で活きるように、社会人受けするように答えることは心がけました。

例えば、「なぜペン回しを始めようと思ったのですか?」という質問には

「発展途上でかつ開拓余地のある分野であり、技術の追求と発信をしていけば自分がその道の第一人者になれると思ったからです。」

とか格好良いこと言ってました。

実際に始めたきっかけなんて友達がやっていてカッコよさそうだったから!でしかないんですけどねw

面接って何をやったにも理由が求められるんですよね。

実際は、自分のやったことに理由なんてないはずです。

「面白そうだからやった。」「なんとなく楽そうだからやった。」「なんとなくできたらカッコよさそうだからやった。」

というのが本心だと思うんですが、就活ではその答えって不正解なんですよね。

趣味であろうと特技であろうと、自分の行動の裏には必ず理由付けをしなければなりません。

そして、その理由は必ず企業側の求める答えにしなければなりません。

それが就活なのです。

面倒くさいですよね。面倒くさいですけどそれを考えて上手いことを言えば面接官もなんとなく「こいつはよく考えてるなー」となるわけです。

要は騙し合いなんですね。

僕はなんとなく面白いだからというだけの理由で広報部志望してましたけど、

「私はペン回しというニッチな文化を日本へ広めていくための学生時代行動しました。従って、御社の商品を世に広めることが出来る広報部を志望いたします。」

なんていう論理でモノ言っていましたね。

今考えると全く意味の分からない論理なんですけど、新卒就活って何より本人の熱意、やる気、言っていることの辻褄が合っているかを重要視しますので、こんなよくわからん理由でもなんとかなるんですね。

広報部って別に商品を世に広めるためだけの活動をしているわけではないんですが、まあ細かい職種内容は学生にはわからないだろうと企業側も思っているわけですから特に学生の発言を深堀りしようとは思わないわけです。

(職種内容を詳細に知っているに越したこと無いですけどね。ちゃんと知っていたら知っていたで、こいつすげえな!ってなります。)

で、恐らく普通の面接であればここから更に突っ込まれたりするんでしょうけど、「一芸採用」である以上普通の面接者よりも合格のハードルが下がるんですよね。

これも僕が一芸採用をオススメしたい理由です。

一芸採用を謳っている以上、そいつが本当にその分野ですごいのか、その分野で何を達成したのか、どういったモチベーションで彼はその分野を極めたのか、
を把握するのが企業側の面接官の目的ですから。

あとは入社してもらってから育成すればいいや、というわけです。

つまり、本当にあなたに一芸があってそれを熱を持って語れるならば、一般選考に参加するよりも一芸採用に参加するほうが内定のハードルが低いのです。

以上のように一芸採用ですと面接で自分を前面に押し出せますし内定のハードルも低いので、利点であふれているんですよ。

 

無事、一発内定

一般選考では大企業もベンチャー企業も含めあらゆる企業選考に落ちまくっていた僕が、一芸採用枠に応募したら一発で一流企業から内定。

学生時代にやってきたことに自信が無いとか、学歴が低いとか、勉強は苦手だとか、コミュ力が無い、とかで落ち込んでいる人も、一芸採用には一縷の望みがあると思います。

なんかの一芸に秀でている人は是非とも企業の一芸採用に応募してみてはいかがでしょうか?

 

一芸採用は就活弱者が一流企業から内定を貰うことのできる穴場採用だと思います。

自分に合った採用方式を探し、自分の独自の就活法を見つけ、是非とも一流企業の内定を勝ち取りましょう!

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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