就活に有利なアルバイトなど無い。面接の自己PRが全てだ。

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世の中には「就活に有利なアルバイト8選」などというクソみたいな記事が溢れています。

はっきり申し上げると、就活に有利なアルバイトなんて存在しませんよ。

「えっ?じゃあアルバイトの話はしないほうがいいの!?」と言うとそういうわけでもなくて、要は自分のやっていたアルバイト経験を話すことによって自己PRができるならその話をすれば良いし、できないなら話さなければいい、ただそれだけのことです。

 

そんな事情を話さずして、このアルバイトさえしておけば就活はイケる!みたいな本質を理解していない薄っぺらい記事が世の中になんて多いことか….

 

しかも、そういう記事って大体就職情報会社が書いているんですよね…

 

大丈夫か企業…

 

ってことで、本日は就活に有利なアルバイトなど存在しない理由、アルバイト経験を面接でアピールするにはどうすればいいかについてご説明したいと思います。

 

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そもそもアルバイト経験など面接で話さなくてもよい

 

アルバイト経験をしなければ面接で受からない!

 

と思い込んでいる学生が多いですが、全くそんなことないですよ。

アルバイト経験がなくて社会人になっている人なんてたくさんいますし、そもそも企業は学生にアルバイト経験なんて求めていません。

 

嘘だ!企業は面接でアルバイト経験を聞いてくるぞ!

 

と思った方、それは単純にあなたのことを知りたいからですよ。

アルバイトはいわばプチ社会経験。学生にとっては唯一の大人と関わる労働ですので、企業は学生がアルバイトをしていたときの様子を知ることでその学生のことを知りたいんです。

 

「この子はウチの会社に入ったらどんな仕事ぶりをしてくれるのかなー。」

「あっ、アルバイトでそういう働き方をしていたなら、ウチの会社でもこういう働き方をして会社に利益をもたらしてくれそうだな…」

 

ということを想像するのです。

アルバイトの働きぶりを聞くことで、その子の人柄、働きぶりを知ることができるからアルバイト経験を聞いてくるんですよ。

 

つまり、自分がどういう人間か?自分は労働に対してどのような考えを持っていて、どのように目の前の仕事に取り組むのが?

 

それが伝わるエピソードがあれば別にアルバイトの話なんかしなくても構わないわけです。

 

みなさん、サークルの経験とか、ボランティアの経験とか、勉強の経験とか、趣味の経験とか、話すネタは他にもたくさんありますよね?

それらのことを話して自分をPRできるなら、アルバイト経験なんて話す必要は全くないのですよ。

 

就活に有利なアルバイトなど存在しない

ここまでお話すればお分かりになったかと思いますが、就活に有利なアルバイトなど存在しません。

どんなアルバイトであれ、あなたの人柄、どのように仕事に取り組むかがわかれば良いのです。

 

まあその観点で言えば、確かにアルバイトによって話しやすかったり話しにくかったりするネタがあるかもしれません。

ひたすらレジ打ちのバイトよりかはコンビニバイトのほうがネタにしやすいでしょう。

そういったネタの話しやすさ、話しにくさはあると思います。

ですので、このアルバイトネタは面接官ウケしそうだ!自分で話せる!と思えば話せばいいし、そうでないなら話さなければいい。ただそれだけの話です。何も深く考える必要はないのです。

 

アルバイトネタで自己PRする方法、面接官ウケする話をする方法

では、ここからが本記事の肝ですが、具体的にどうやって自己PRすれば良いかをお話ししたいと思います。

 

まずアルバイトアピールにおけるNG事例をお話ししますと、

 

「バイトリーダーを務めて、売り上げを前年度比25%あげました!」

 

こんなのはまず間違いなくNGですね。

ただ、こういう人めっちゃたくさんいるんですよね…こんな自己PRは最悪です。

 

何故か就活ではバイトリーダーっていう人種が大量発生するんですよねえ。

 

えっ?こいつもバイトリーダー?こいつもバイトリーダー?

 

世の中にそんなにバイトリーダーっていう職種存在しないだろ!と思うのですが、まあありえないことが起こるのが就活なのです。

 

とまあ、余談は置いておきまして、

 

「バイトリーダーで売り上げをアップさせました!」

 

という話のどこがダメかというと、この話からはその人がどんな人なのか、どのようにバイトをしていたのか、人柄が全く見えてこないんですよね。

 

要は、プロセスを話さないで結果だけ話しているのです。

 

就活ではその人がウチの会社に入ったらどのように働いてくれるか、ウチの会社で成長しそうなポテンシャルを持っているか、そういった部分が見られますのでむしろ結果なんてどうでもよくて、プロセスさえ話してくれれば良いのです。

バイトリーダー務めて売り上げ伸ばしたなんて話、面接官からしたらどうでもいいですからw

 

例えばバイトリーダーの話をするんだったら、

 

「私は飲食店でバイトリーダーを担当し、お店の売り上げを伸ばすことに貢献いたしました。具体的にどのような方法でお店の売り上げを伸ばしたかというと、まずは現状の課題の分析から始めました。お店の課題として、外の看板が目立たず、外から中の様子も見えないため興味を持ったお客さんも店に入らないことが多かったのです。そのため、興味を持ったお客さんが店内に入りやすくなるような工夫を凝らしました。例えば私が行った工夫としては看板のデザインを客層に合わせてキャッチーなものにし、かつ店内の写真を付け加えることで店の奥の様子までわかるようにしました。その結果お客さんが増え、売り上げも伸びました。」

 

みたいな風に言えばいいのです。
(同じこと言えって言ってるんじゃないんですよ。これと同じこと言っても自分の言葉で言わないと落ちます。自分がどう考え、どう行動したかを説明することが重要なのです。)

 

まあこの例で言えば、この子はウチの会社の仕事においても課題を発見して、色々と工夫をしてそれを解決する方法を提案して実行に移してくれるな!

と、面接官は目の前の学生がウチの会社で働く様子を頭に浮かべることができるのです。さらにこれに付け加えてアルバイト先の社員との繋がり方、コミュニケーションの取り方なども同時にアピールできればベストですね。それで人柄が伝わるので。

このように、自分の行動原理、自分の人柄がわかるようにバイト経験を話すのがコツです。

こういった話さえできれば、どんなアルバイト経験を話したっていいんですよ。むしろ結果が正しいかなんてわかりっこないので結果を誇張して話したっていいんです。プロセスが正しければ面接官も納得してくれますよ。

 

まとめ

以上、お話ししてきたように、アルバイト経験は自己PRできるならすればいいし、どんなアルバイトであれ自分の行動原理、プロセス、人柄がわかるようなエピソードを絞り出して話せればいいんです。

 

「就活に有利なアルバイトは何だろう…」

 

とか思っちゃってるあなたは、その時点で就活における面接の本質を理解していないのです。

面接官が何を知りたいのか?何を学生に求めているのか?相手の立場に立って考えればすぐにわかることです。

 

 

決して面接ではバイトリーダーを務めて店の売上を上げたなどトンチンカンなことを言ってはいけません。

自分の行動原理、人柄を最大限面接官にアピールできるように対策を練って、就活を成功させましょう。

 

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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