民間への就職が最強と謳われる慶應大学。
僕は慶應経済出身ですが、確かに慶應は就職に強いと思います。
早稲田と比較されがちですが、慶應は早稲田よりも圧倒的に就職に強いです。
それは僕が就職活動をしていた時にもかなり感じました。
ということで、本日は僕の経験も踏まえ、慶應はなぜ就活に強いのか??を論じてみたいと思います。
目次
大学キャリアセンターではなくOBが就活対策講座を行ってくれる
普通の大学ではキャリアセンターが面接対策講座とかやったり、キャリアセンターが就活ガイダンスとかやったりするじゃないですか。
慶應では恐るべきことに、なんと慶應のOBOGが就活対策講座をやったりしてくれます。
例えば僕の所属していた大規模サークルでは三田会ってのがあって、人事を経験したことのある有志の慶應OBが模擬面接をやってくれたりします。
正直、慶應の優秀なOBが模擬面接講座をやってくれるなんて最強ですよね。
社会をあまり経験していない大学キャリアセンターの人が就活対策講座をやるのとは大違いです。
慶應内では、キャリアセンターに行くやつは情弱!OBから就活の情報を得るやつが普通!
みたいな風潮もありました。
まさに縦の繋がりが強い慶應ならではの風潮ですよね。
サークル、学生団体など横の同期との繋がりが最強
慶應は縦の繋がりも強いですが、同期との横の繋がりも強いのも特徴です。
例えば就活ではSPIとか、玉手箱とかの筆記試験があると思うんですが、別に自分から情報を取りに行く必要もなくグループラインで勝手にそれら筆記試験の対策情報が送られてきましたからね。
玉手箱解答集とか、勝手に慶應のグループラインで回ってきましたから労することなく筆記試験対策ができてしまうんです。
慶應生の中では情報はみんなで共有するものだ!という意識が働くので就活で得た情報はクラスラインなどで共有します。
この情報がまた貴重で強いんですよね~。
例えば東京海上日動の「人事の視点」セミナーに行けばモバイルバッテリーが貰えるぞ!なんていう情報を僕は友人から聞いたりしましたね。
慶應の人はみんな持っているような情報でも、他大の人はなかなか手に入れられないのです。
情報通の人間が多い慶應ならではの利点であると思います。
選考で言えば大企業の面接とかグループディスカッションの情報みんな回ってきますからね!圧倒的情報量により、選考を受ける段階で慶應生は圧倒的有利なのです!
あと、就活強者が周りに多いので、彼らに聞けば大抵のことはなんとかなります。
やれ、あの企業では面接のあそこがポイントだの、あのセミナーには出ろだの、慶應の就活強者は丁寧になんでも教えてくれます。
人数の少ない大学だとこういった人材と巡り合うことはなかなかできないですからね。
いや~慶應は優秀な人材が多いから就活では恵まれていたなあ~
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なんでも自分たちでやるという慶應の風土
これも慶應ならではなのですが、普通は大学キャリアセンターが実施する業界研究セミナーとか業界講演会、なんと慶應の大学生が主導で実施してます。
要は本来大学キャリアセンターが行う仕事の大部分を慶應の学生がやってしまうんですよ。
京大からやってきた僕のゼミの教授も、
「慶應に来てびっくりしたのは、学生が全部大学のイベントを企画、運営しとることや!!」
と言っていましたからね。
そうした自分たちでなんでもやるという文化が慶應生の間にあるので、独立自尊の精神が育まれます。
そして就活ではそれがめちゃめちゃ生きます。
みなさんが企業の人事だったら、なんでも自分たちでやってきた学生と、なんでも他の人にやってもらっていた学生とではどちらの学生の方が優秀だと判断しますか?
言わずもがなですよね?
慶應ではそうした社会人力、自立力が養われるのでそもそも社会に出て仕事ができるようになる人間が多いのです。
OBとの繋がりが最強
慶應閥の企業に受かりやすい
これは早稲田と比較すると顕著なんですが、慶應生ってOBがたくさんいる企業を受けたがる傾向があるんですよね。
慶應閥の企業ってたくさんあります。東京ガスとかニッパツとか…あげればキリがありません。
慶應生って、明らかにそういう慶應閥の企業を中心に受けるんです。
面白い話があるんですが、とある就職情報会社が慶應生の会員が欲しいからと慶應閥の企業をナビサイトに乗っけたら、慶應生の登録が急増したらしいです。
早稲田よりも慶應のほうがOBのいる企業に行く率が圧倒的に高いんですよね。
それは慶應生ならではの連帯感、慶應に所属しているという派閥意識が働くのだと思います。
OB側ももちろんその意識が働くので、慶應生を優先的に採用します。慶應生は何割とります!と最初から定めている企業もあります。その結果、慶應生が有名企業に入れる割合が非常に高くなるのです。
まさに慶應塾生の連帯感は最強ですねえ…
どの大学よりも充実した時間を送れるOB訪問
いろんなところで言われていることですが、これは本当に感じました。
大抵の大企業であれば慶應OBが1人や2人はいます。
東証一部上場の大企業であれば慶應卒の社員がいないほうが珍しいくらいどこにでも慶應の社員はおります。
ですので、OB訪問なんかめちゃめちゃ楽です。
大学の学事システムで検索して、発見したらすぐにメールをしてOB訪問できますから。
あと、慶應卒の社員、慶應生はとにかく数が多いのでOB訪問専用のサービスなんかも充実しています。
例えばビズリーチ・キャンパスなんかそうですね。
これを利用すれば学事システムなんて使わずに気軽にOB訪問ができるのですが、慶應の多くのOBがこちらのサービスに参加していまし、多くの慶應生がこちらのサービスを利用しています。
他大学と比べても、とにかくOB訪問の敷居がめちゃめちゃ低いんですよ。そしてOBはみんな親切なので普通の社員訪問では聞けないようなこともたくさん教えてくれます。
僕もOB訪問はしまくったなあ…
特にリクルーター制度を採用している企業からは、慶應OBから丸の内の高級そうなディナーを何度奢ってもらったか…
他の大学の人の話を聞くと、そんなに気軽にOB訪問できないらしいですからね!
慶應生は気軽にOB訪問ができ、手厚くもてなしてもらえるというのが大きな利点です。
慶應生限定の就活セミナーが多数
就活本番でも慶應ブランドはいかんなく発揮されます。
例えば、他の大学の人が予約しようとすると「満席」と表示されてしまう会社説明会も、慶應だと普通に予約できたりします。
要は会社側も慶應生(っていうか高学歴)が優先的に説明会予約できるようなシステムを作っているんですよね。
その傾向は大企業において非常に顕著でして、慶應大学限定セミナーなんて山ほどあります。
特に東京海上日動の慶應生限定セミナーなんてすごかったですねー。人事の人が
「新入社員全員慶應生にしたいくらいなんですが笑」
とか言ってますからね!本当に慶應生って恵まれてますよ。
他の大企業でも、慶應生限定でリクルーター制度があったりとかは日常茶飯事です。
新日鉄住金は出てくるリクルーターが全員慶應経済出身の人でした。多分慶應経済からは何人とる!って枠が決められているんでしょうね。
そもそも低学歴だと受けることすらままならないと…
いやあ学歴差別は醜いですなあ…
他にも、リクルートグループのとある企業は採用サイトに登録しただけで電話がかかってきて面談に呼ばれたり、NTT東日本も採用ページに登録しただけでリクルーターと面談できたり、とにかく慶應ブランドは最強でしたよ。こっちからいかなくても向こうからやってくるんですからw
まとめ。慶應は民間就職最強の大学である。
以上見てきたように、慶應大学は民間就職最強の大学です。
慶應大学に所属する慶應生諸君!慶應に所属しているだけで大企業に入れてしまう確率が非常に高くなるのです!
慶應閥の大企業に入ればほぼ確実に人生イージーモード、出世街道まっしぐら、人生の勝ち組になれること間違いありませんので、慶應生諸君は是非とも慶應のコネクションを最大限に利用してくださいね。
特に、ビズリーチ・キャンパスみたいなOBと学生のマッチングサイトは慶應生が利用すれば絶大なメリットがありますよ…
直近だとビズリーチキャンパスフェスティバルっていう大規模OBOG交流会もあるらしいですからねえ…
こういうのって慶應生ほんと有利ですから、ガンガン利用してコネクション作っておくといいですよ。
ズバリ、就活、というか人生の成功はコネです。
慶應の後輩諸君、是非とも僕みたいに慶應卒業してプー太郎になるのではなく、ちゃんとした大企業に入って人生の勝者になりましょうね~
では今日はこの辺で。
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