先日、Peingにて「これは面接で落ちるフラグでしょうか?」という質問を頂きました。
実際、多くの就活生は面接での落ちるフラグと受かるフラグを気にするようです。
正直、僕からすればそんなの気にするだけ時間の無駄だろうと思うのですが、どうやら世の中の人は面接の結果をついつい気にしてしまうようです。
決まっているものはないです。あるとすれば、「合格させたい!」と思った人に対しては「うちの会社ではこんなことできるよー」などと面接官が自社の魅力を伝えてきます。求職者が選考を辞退しないようにするためです #peing #質問箱 https://t.co/T6CfZZZiqP pic.twitter.com/urBkgdcxsQ
— タコペッティ (@syakaisei) 2018年3月4日
ということで本日は、面接での落ちるフラグと受かるフラグについて解説しようと思います。
面接中であっても、面接官の態度をじっくり観察していればその後の合否はある程度わかるものです。
では、見ていきましょう!
面接で受かるフラグ
まずは受かるフラグのほうからお話ししていこうと思います。
受かるフラグはズバリ、面接官が自社の魅力や仕事のやりがいを話し始めたときです。
面接というものは面接官が就活生の良し悪しを判断する場所だと皆さんは思っていらっしゃることでしょう。
確かにそうです。面接では面接官が学生を判断し、良い学生であればそのまま合格を出します。
ですが、その逆もあり得ます。
そうです。企業だって学生に選ばれる側なのです。
ですので、企業側も面接で良い学生が来た時には全力でその学生の心を掴もうとします。
学生の心を掴もうと面接官が躍起になってきたら、ほぼ間違いなくその面接は合格しているといっていいでしょう。
では?面接官が学生の心を掴もうとしているときってどんなとき?と言うと、
面接官が学生に対して仕事のやりがいとか、自社の魅力などを面接中にそれとなく語ってきたときです。
面接官の態度である程度は合否がわかる。面接官が自社の魅力、仕事のやりがいを語り始め、「君ならこういう仕事に向いてるかもねー」なんて言い始めたらまず受かっていると思っていい。その後の選考に進んでもらいたいから、頑張って就活生に自社PRをしているのだ。企業だって選ばれる側なのだ。
— タコペッティ (@syakaisei) 2018年3月4日
学生に何とかして自社の魅力を伝えたい!今後もうちの選考を受けてほしいから、なんとかしてここでつなぎとめておきたい!
面接官はそんな思いで学生に自社PRを行います。
面接官にそんな挙動が現れたら、受かるフラグが発生していると思っていいでしょう。
そんなときはもう大丈夫です。あなたは面接官の言うことをよーく聞いて、疑問点があればその場で面接官に突っ込みましょう。
そうすることで面接官はさらに語ってくれます。
コツは、あなたが喋ることではありません。面接官が自分に興味をもってもらうように仕向け、面接官に喋らせることなのです。
面接は気持ち良くなってはだめだ。気持ち良くさせないと。 https://t.co/6dhQirVC48
— エージェントが語る転職の裏側 (@Vchangingjob) 2018年3月4日
それさえできれば、もう面接なんて怖くないでしょう。
面接で落ちるフラグ
さて、ここまで読んでくださった賢い皆さんであればお分かりかと思います。
ズバリ、面接で受かるパターンは、自分ではなく面接官が喋るパターン。
一方で面接で落ちるパターンは、面接官ではなくあなたが喋ってしまうパターンです。
これもあるあるなんですが、受かったと思った面接に限ってお祈りメールが届くんですよw
面接中、一方的に自分語りをしている自分がいることに気づく時がある。面接官の方を見ると、さも興味なさげな表情をしている。自分の話など誰も聞いちゃいないのだ。だが、途中で辞めるわけにはいかない。後には引けない。必死の思いで自分語りをする。そして面接は終わり、届くのだ。お祈りメールが。
— タコペッティ (@syakaisei) 2018年3月4日
就活生はそんなとき「なんで!?あんなに楽しく話せたのに!」とか思うわけです。
ですが、「あんなに気持ちよく話せたのに!」と思う時点で就活生諸君は自分勝手であるということに気づきましょう。
いくら自分が気持ちよく喋っていたところで、その思いが面接官に届いていなければ意味がないのです。面接官が興味を持っていなければ意味がないのです。
落ちるパターンの就活生で多いのが、自分語りを長々としてしまうパターンなんですよねえ…
多くの就活生は自分が自己満足で自己PRをしているということに気づいていません。自己満足の自己PRは聞いている側を不快にさせます。
しかし、就活生自身は楽しく喋っているためそのことに気づかないのです。そして、面接官は評価シートにこっそりと、バツをつけるのです。
面接官は見込みのない就活生に対しては気持ちよく自分語りをさせる
さて、面接官は見込みのない就活生が面接に来た場合、時間を持て余します、
なぜなら見込みのない就活生に対して質問することなどないからです。
合格させたい学生、興味のある学生に対してはあれこれと質問して中身を引き出そうとしますが、見込みのない学生にはあれこれと質問しません。まして自社PRや仕事のやりがいなんて教えませんw
当たり前ですよね。
元々落とす予定の就活生なんてどうでもいいのです。あとは、自社の評判が悪くならないようにして面接を終えるのみです。
従って、そんなとき面接官は
「とりあえず気持ちよく面接を終えてもらおう」
こう思います。
そんなとき、面接官は学生に対し思う存分自己PRをさせるのです。思う存分学生の時に頑張ってきたことを語らせるのです。
就活生は嬉々と自分のことを語ります。自分のことを聞かれているので、嬉しいわけです。そして自分の得意分野について思う存分語ります。
しかし、その声は面接官には届いていません。
面接官は落とす予定の就活生だからこそ、自社のイメージを損なわないように面接の最後に学生に思う存分好きなことを語らせるのです。
きっとそのとき、面接官は学生の話には一切耳を傾けず、今晩のオカズのことでも考えていることでしょう。
…まあそれは言い過ぎですが、興味のない学生にほど自分語りをさせるというのは是非とも覚えておくといいと思います。
面接の後半、自分ばかり喋っているターンになったら要注意です。
そんなとき、面接官は自分の話を聞いているように見えて、心の中では何を思っているかわかりませんから…
面接中に自分がずっと喋っているターンになったら要注意だ。
「言いたいことは全部言わせてさっさと面接を切り上げよう」
見込みのない就活生に対しては面接官はこのような思考をする。こんな時就活生は実に気持ちよく自分語りをする。そして満足する。だが、大抵の場合その声は面接官に届いていない。— タコペッティ (@syakaisei) 2018年3月4日
まとめ
以上、面接の受かるフラグと落ちるフラグについて見てきました。
基本的に、受かるフラグは面接官が多めに喋り、落ちるフラグは自分ばかり喋っているときだと思っていただいて良いでしょう。
面接の必勝法は、相手がどう思うかを徹底して研究することです。
自分がこんな話をしたら相手はどう思うか?
どのような対応をすれば面接官は自分のことを欲してくれるのか?
それを常に研究し、実践することが面接です。
そして、この面接ノウハウは会社に入社してからの営業にガチで活きてきます。
えっ?自分は研究職だから営業は関係ない?
何言ってるんですか。上司へのゴマすりだって、毎日の部署の掃除だって、全部営業なのです。面接は社会に出てからの営業の第一歩と考えていただいて良いでしょう。
ってことで皆さん、就活の面接、楽しんで頑張っていきましょう。
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