「自分は根は真面目なはずなのに、どうしてこんなにも無断欠勤を繰り返してしまうのか…?自分はクズなんじゃないか…?」
こんな悩みを抱えている方も、世の中には多いのではないかと思います。
何を隠そう、僕もかつては無断欠勤の常習犯でした。
僕は新卒で某大手メーカーに入社したのですが、自分が会社員に向いていないことを入社初日に認識。
とはいえ、辞めるわけにもいかないのでなんとか頑張って会社に勤め続けます。
しかし、結局のところ僕は社会不適合者だったのでしょう。せっかく新卒で入社した会社を、わずか10ヶ月で短期離職してしまいました。
当時は毎日毎日頑張って会社に出社していたのですが、仕事はできるようにならず、上司から怒られる日々が続きました。
真夜中に急に目が覚めてしまうようにもなり、食欲不振で不眠の日々も続き、最後の方は無断欠勤を繰り返してしまうようにもなりました。
もうね。当時の僕の心境は、こんな感じでしたよね。
とにかく働きたくないし、会社にも行きたくないんです。
会社に行きたくなさすぎて、仮病を使って会社を休んだり、時には布団から出られずに無断欠勤をしてしまうこともありました。
頭の中では「こんなことをしていてはダメだ..!」とわかっていても、どうしても会社が怖くて家を出ることができなかったんですよね….
今思い返してみれば、無断欠勤を繰り返す当時の僕は「うつ」だったんじゃないかと思うのです。
ということで本日は、会社に行くのがあまりにも嫌で無断欠勤を繰り返してしまった僕の経験を踏まえつつ、無断欠勤を繰り返して「うつ」っぽい症状になってしまった場合の対処法をお伝えしたいと思います。
結論から言えば、無断欠勤をしてしまうのはあなたが悪いのではなく、その会社が悪いんです。働き方が悪いんです。生き辛い社会が悪いんです。あなたは何も悪くありません。
少なくとも僕は、このような他責思考の考えを身につけて生きるようになってから、人生は一気に楽なりました。
本記事ではそのノウハウもお話ししつつ、「うつ」っぽくて無断欠勤を繰り返してしまう場合にどうすれば良いかをお話ししていきたいと思います。
労働が嫌な方にとっては非常に参考になる内容と思いますので、是非とも最後までご覧ください。
無断欠勤を繰り返してしまう理由。あなたではなく、社会が悪い
まず皆さんにお伝えしたいことは、無断欠勤をしてしまうのはあなたではなく社会が悪いということです。
これは僕が勝手に言ってるんじゃなくて、「うつ」の効用 生まれ直しの哲学 (幻冬舎新書)にて精神科医の泉谷閑示さんも主張していることです。
この本は精神科医である泉谷閑示さんが「うつ病」について考察している本なのですが、それまで遅刻癖のなかった真面目な人が急に遅刻や無断欠勤を繰り
実際、僕も元々は非常に真面目な性格なんですが、会社に行くのがあまりにもツラすぎて、だんだんと遅刻と無断欠勤を繰り返すように
では、なぜ元々は真面目な人が、遅刻や無断欠勤を繰り返すようになってしまうのでしょうか?
精神科医の泉谷閑示さんによると、「頭では会社に行かなければならないとわかっていても、心と身体が出社を拒否しているから」ということです。
例えば、僕は新入社員時代、心の底から「会社に行きたくない。寝ていたい」と毎朝思っていました。
しかし、僕の頭は「会社に行かないダメだ!起きろ!」と身体に鞭打って命令を出していました。図に示すと、こんな感じですね。
心と身体は「会社になんか行きたくない。寝ていたい」
要は、頭の中では会社に行かなければならないとわかっているんだけど、心と身体がそれを拒否している状態のことですね。
この場合は、「このまま寝ていたい」
会社に行かなければならないし、仕事もしなければならない、ということは頭の中では理解できているんですが、心と身体がそれを拒否しているということです。
要は、「朝起きられない」とか「涙が止まらない」とか「不眠が続く」というのは、心と身体からのSOSなんです。
ですから、真面目な僕らが遅刻とか無断欠勤をしてしまうようになったとしたら、それは心と身体からのSOSだと思えば良いのです。
心と身体が出社を拒否しているわけですから、会社になんて行く必要はないわけです。堂々と会社を休めば良いのです。
そして、僕らのことをそこまで追い詰めたのは、間違いなく「会社」なのです。会社という魔物が、僕らの身体と精神を蝕み、無断欠勤に至らしめたのです。
ここまで考えれば、真面目な人が遅刻がちになったり、無断欠勤を繰り返してしまうのは悪いことではないことがお分かりになったと思います。別にその人の責任でもありません。
それは、その人をそこまで追い詰めた、会社の責任なのです。
そもそも、定時に出勤するという考えそれ自体が、ここ数百年の間に登場した新しい概念
そもそも、定時に出勤するという考えそれ自体がここ数百年の間に登場した新しい概念に過ぎません。
定時に出社しなければならないなんて考えは、産業革命が起こり、
冷静に考えて、機械式時計の刻む時間に合わせて起床するなんて生物として不自然極まりないじゃないですか。
本来は、季節や天候、
低気圧の時は起きるのが遅くなるでしょうし、一方で高気圧の晴れ晴れとした天気の時は早起きしたい気持ちになるでしょう。
こんな風に人間本来の生活に立ち返ってみれば、毎日体調も違うし、毎日起きる時間も違うというのは当たり前のことなのです。
最近こそリモートワークが浸透してきてはいるものの、まだまだ時間で管理されるという働き方自体は変わっていません。
夏だろうが冬だろうが、雨だろうが晴れだろうが、低気圧だろうが高気圧だろうが、体調が良かろうが悪かろうが、毎日一定の時間に起きてPCに向かうことが強要されます。こんなの狂気の沙汰です。
そんな働き方をしていては、体調を崩して会社に行きたくなくなるなんてのは普通のことです。
「朝起きられない」だの「会社に行きたくない」なんてのはいたって普通の感情なんです。
日本社会でまともに働けている人間の方が、異常なのです。
時間に縛られる働き方は、今すぐ辞めるべき
そんなわけですから、「定時に起きる」だの「時間きっちりに働く」だの、時間に縛られて働かなければならない職場からは、僕らは即刻逃げるべきなんです。
今までお話ししてきたように、「定時に出社する」「一定の時間に起きなければならない」という考えそれ自体が、人間の営みには合っていません。
だからこそ、今の職場で遅刻や無断欠勤を繰り返してしまうという人は、働き方が自分に合っていない可能性が非常に高いです。
実際、毎朝7時に起床して、満員電車に揺られて朝9時に出社するという生き方は僕にとって苦痛そのものでした。
毎朝7時に起きるなんて早すぎます!僕は体力もそんなにないですし、なんなら毎日朝の9時くらいまでは寝ていたいです。
もっと言えば、低気圧の日は朝10時くらいに起きたいです。身体が重いですから。でも、典型的な老舗日系企業では、なかなかそんなことが許されるはずがありません…
そんな僕のような方にオススメしたいのが、「今の会社を辞めて、働く時間を自由にできる会社に転職する」という選択です。
そもそも、真面目で良い人が短期離職を繰り返してしまったり、僕のように「うつ」っぽくなったりしてしまうのは、その会社の働き方に向いていないという要因が大きいです。
その場合は、いくら会社を休職しようとも、部署異動をしようとも、根本的な解決にはなっていません。
だって、復職しても結局、「定時に起きる」「定時に働かなければいけない」という毎日が続くわけですから….
定時出社を強要してくるような会社を辞めて、時間を気にせずに自由に生きていけるような働き方を手に入れることで、初めて根本的な問題が解決されるのです。
ちなみに、僕自身は新卒で入社した大企業を短期離職してからというものの、最終的にはWeb業界に転職し、完全リモートワークの仕事を手に入れることができました。
完全リモートワーク自体は今では大して珍しくもないかもしれませんが、僕はそれと同時に、いつ働いてもいつ休んでも良い、という時間を自由にする働き方を手に入れることができました。
参考までに、現在の僕の働き方は次の通りです。
■いつ起きても、いつ働いても良い!完全自由な毎日
■PC1台さえあれば、いつでもどこでも働くことができる
■完全週4日労働、完全リモートワーク
■上司からの命令にビクビクすることもない、ストレスフリーな毎日
もうね…ハッキリ言って最高ですよね…
Web業界に転職して完全リモートの仕事になって良かったのは、「季節や天候、体調に合わせて起きる時間を自由に変えられるようになった」ってことだよね
そもそも、機械時計が刻む時刻に合わせて毎日同じ時間に起きるなんて、不自然極まりない
起きたいときに起きれば、それで良い
— タコペッティ (@syakaisei) September 27, 2021
ついついツイートをしてしまいましたが、まさにこの通りです。
僕はもう、無断欠勤をすることもなくなりましたし、会社の仕事がイヤだと思うこともなくなりました。文字通り、Web業界に転職して、人生が変わったのです。
今はもう、僕は目覚し時計なんてかけていません。朝陽が差し込んできて、勝手に目が覚める時間に起きています。出社なんてここ数ヶ月ほとんどしていません。
起きたいときに起きて、食べたい時に食べる….そうした人間本来の生活をできるようになりました。
そんなわけですから、ついつい遅刻や無断欠勤を繰り返してしまう方にオススメしたいのは、時間に縛られた古臭い働き方を強要してくる会社をサッサと辞めて、時間を自由にして働ける会社へ転職するという生き方です。
「そうしたいのは山々だけど、会社に辞めることを伝えるのが怖いです….」なんてお悩みの方も心配はありません。
今は、退職代行サービスなんてのがある時代です。
これがまたすごいサービスでして、会社の就業規則がどうなっていようと退職代行サービスに1本電話をするだけでその日から会社に行かなくて良くなるんですよね。
ですので、上司の説得が面倒だったり、色々と思い悩んで時間を無駄にしてしまう人は退職代行サービスを利用してみるというのもありかもしれません。
ちなみにオススメの退職代行サービスですと、退職代行ガーディアンが最もオススメです。
ここは東京都に認証されている合同労働組合が運営している組織ですので、違法性なく安心・確実に即座に退職することができます。
「どうしても会社を辞められない…」という方はこちらから相談ができますので、利用してみると良いかもしれません。
無事に会社を辞めることができたら、あとは自由な働き方ができる業界へ転職すれば良いだけの話です。
僕のオススメはやはりなんといっても、Web業界一択です。
Web業界の素晴らしさについては以下記事にて詳しく書いているので参考にしていただければと思うのですが、やっぱり何と言っても、「時間」と「場所」を自由にした働き方ができるのが素晴らしいですよね。
(参考記事:26歳未経験で営業マンからWeb業界に転職して驚いた5つのこと)
現在、僕の会社も含めてWeb業界では、「ABW」という働き方が主流になっています。
ABWとは、Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の略でして、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のことを言います。
わかりやすく画像で示すと、次のようになります。
いつ働いても良いし、どこで働いても良いという働き方のことですね。
こうした働き方のできる会社を見つけることが、人間本来の生活を取り戻すための第一歩というわけです。
では、このような働き方ができる会社はどのようにして探したら良いの??と申しますと、20代であればマイナビジョブ20’sのようなイマドキの転職エージェントを活用するのがオススメです。
マイナビジョブ20’sは20代の若手社員向けの転職エージェントさんでして、20代に特化していることもあって新進気鋭のWeb/IT業界の求人が充実しています。
そして何を隠そう、僕も今の会社への転職はマイナビジョブ20’sを活用して転職を成功させました。
僕はYouTubeの動画制作などに興味があったので、動画マーケティング会社の求人をご紹介いただいて面接を受けに行ったりしていました。その中で1つ、自分に合った良い会社が見つかったのでその会社に入社を決めた感じです。今思い返すと良い思い出です。
とまあ、こんな感じで僕ら20代向けのWeb/IT業界求人がたくさんある上に、サービス自体も20代に特化しているので未経験からWeb業界への転職を希望するのであればマイナビジョブ20’sが一番オススメです。
エージェントさんに、時間を気にせず自由に働ける会社を紹介してもらっても良いかもしれませんね。
無料相談はこちらのページからできますので、興味のある方はよかったら見てみてください。
また、未経験からWeb業界に転職するための方法については下記記事で詳しく解説しておりますので、詳細を知りたい方はこちらも合わせて是非ともご覧ください。
本日は以上です。
無断欠勤や遅刻を繰り返すのは、あなたの責任ではないんです。
時間を指定した働き方を強要してくる、会社が悪いんです。
人生は他責思考。
Web業界のような自由な働き方を手に入れて、人生をストレスなく楽しく生きていきましょう。
ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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