「何をしたいのかわからない…」
「今の仕事に不安はないけれど、これは本当に自分のやりたいことなのだろうか?」
こんな悩みを抱える20代の方も多いと思います。
事実、僕も20代前半の頃は、自分が何をしたいのかわかりませんでした。
僕は新卒で大手メーカーに就職したのですが、入社後も自分が何をしたいのかわからず、わずか10ヶ月で会社を辞めることとなりました。
そして、その後は3回もの短期離職を繰り返し、人生の迷い人となります。
今でこそ、僕は「Webマーケティング」という自分の本当にやりたい仕事に巡り会えたので良かったですが、当時を思い返せば本当に辛かったです…
ということで本日は、「何をしたいのかわからない…」とお悩みの20代サラリーマンへ向けて、夏目漱石の「私の個人主義」を引用しつつ、「自分のやりたいことを見つける方法」について解説していきたいと思います。
結論を最初に申し上げると、「他人の価値観は一切気にせず、”自己本位”に生きること」これを是非みなさんにやっていただきたいのです。
僕自身は、夏目漱石の「私の個人主義」という本を読んで、
「自分の人生は一度きりなんだから、もっと自分勝手に生きなきゃ!他人の意見に振り回される人生はやめよう!」
と決意できるようになりました。
そう思ってからは、トントン拍子で自分のやりたいことができるようになりましたよね。
と、ここだけ話してもピンとこない方が多いと思いますので、詳しくは本記事でわかりやすく解説していきたいと思います。
「何をしたいかわからない…」と思い悩む20代の方にとっては、とても参考になる内容と思います。是非とも最後までご覧ください!
目次
僕も、新入社員時代は何をしたいのかわからない、ただの社畜でした
僕の経歴だけ簡単にお話ししておくと、都内の私立中高一貫校を卒業した後、慶應の経済学部をストレートで卒業。卒業後は日系の大手メーカーに新卒で就職しました。
これだけ書くと、
「ただのエリートやんけw 何も悩みがなさそうでいいなあ…」
なんて思われそうですが、事実は逆です。
何も考えずに、敷かれたレールの上を歩んできたからこそ、社会人になってからも自分が何をしたいのかわからず、悩み苦しむことになったのです。
その結果、せっかく新卒で大手メーカーに就職できたにも関わらず、毎日を全く楽しむことができず、
「この仕事は自分が本当にやりたいことなのか?」
「大手メーカーに入社したのは良いけれど、自分の人生は本当にこれで良いのか?」
なんて自問自答する日々が続きました。
その結果、僕は「会社を辞める」という選択肢を取り、新卒で入社した大手メーカーをわずか10ヶ月で退職しました。
しかし、僕は会社を退職しても結局やりたいことが見つからぬまま、その後は短期離職を3回も繰り返すこととなってしまいました。
20代前半の僕を例えるなら、「やりたいことがわからないまま、自分探しの旅を続ける迷える子羊…」まさにこんな感じでした。
こちらの漫画は「ドラゴン桜2」からの抜粋ですが、まさに当時の僕はこんな感じでした。
やりたいことがわからぬまま、短期離職を繰り返し、終わらぬ自分探しの旅を続けておりました。
実は夏目漱石も、若い頃は自分が何をしたいのかわからなかった
以上が僕の身の上話でしたが、「やりたいことがわからない…」と悩む若者は僕だけではないはずです。
実を言えば、なんと!あの文豪の夏目漱石も、「若い頃は自分が何をしたいのかわからなかった」と著書「私の個人主義」にて述懐しています。
日本を代表する文豪も若い頃は僕らと同じような悩みを抱えていたと思えば、気持ちはだいぶ楽になるのではないでしょうか?
具体的には、漱石はこのように言っています。
「この世に生まれた以上何かしなければならん、
といっても、何をして良いか少しも見当がつかない。 私はちょうど霧の中に閉じ込められた孤独の人間のように立ちすく んでしまったのです」
「何をして良いか少しも見当がつかない」と書いているわけですが、漱石は33歳まで、この空虚さを抱えて生きていたということです。
そして、漱石はこの状態のままロンドン赴任をしたのですが、最終的には鬱病になってしまいました。
やりたいことがわからないまま毎日を過ごし、最終的には鬱病になってしまう…
漱石も若い頃は僕ら現代の若者と同じような悩みを抱えていたのです。
では、漱石はこの状態からどのようにして復活を遂げたのでしょうか?ここに、僕ら若者が「やりたいこと」を見つける術が隠されています。
夏目漱石は、「自己本位」になることで自分のやりたいことを見つけました
答えを言いますと、漱石は「自己本位」になることで自分のやりたいことを見つけ出すのです。
要するに、今までの自分はただ言われたことをやっているだけの、他人本位の人生だったのではないか?ということです。
「今までは全く他人本位で、根のない浮き草のように、
そこいらをでたらめに漂っていたから、 駄目であったということにようやく気がついたのです。」
漱石はこのように言っております。
周囲の大人たちが「あなたはこうした方が良い」とか、「これは立派な作品だ」などと評価したとしても、それはその人たちの見方でしかありません。
漱石は、他人の価値観や世間体で自分の価値基準を決めていることに、このとき気づいたのです。
つまり、「他人本位」の人生を生きていたのですね。
周囲が「良い」ということが本当に「良い」とは限らないのです。
そして漱石は最終的に、「自己本位」になることで主体的な生を回復し、
「
私はこの自己本位という言葉を手に握ってから大変強くなりました 。気概が出ました」
とこのように言っていますね。
漱石の残した熱いメッセージとしては、
「ああここに俺の進むべき道があった!ようやく掘り当てた!
こういう言葉を心の底から叫び出される時、 あなたがたははじめて心を安んずることができるのでしょう」
というものもありますね。
つまり、自分のやりたいことを見つける、自分が自分らしく生きるためには、自我を取り戻すこと、自己本位を取り戻すことが最重要だということです。
20代のサラリーマンは、もっと自分勝手になって「自己本位」を取り戻すべき
さて、夏目漱石の例を見てきましたが、この「自己本位」という価値観は、僕ら20代のサラリーマンも意識しておくべきものです。
皆さんは、
「周囲の大人が大企業に行った方が良いと言っている。だから大企業が良い!」
「親がホワイト企業に行った方が良いと言っている。だからホワイト企業が良い!」
「とりあえず、みんなも会社員をやっているから、自分も会社員をやっていれば安心だ!」
こんな風に思っていませんか?
ところが、これこそが「他人本位」の生き方なのです。
僕自身も、就活生の頃は「ホワイト企業に就職したい!」と言っていましたが、これは自分の考えでもなんでもなくて、先生や大人たちがそう言っているから、でした。
「自分は本当にメーカーに入社して、その仕事をやりたいのか?」
「自分は本当にベンチャー企業に入社して、しゃかりきに働きたいのか?」
「そもそも、自分は会社員をやりたいのか?」
今一度自問自答をして、他人の価値観ではなく、自分自身の価値観で自分がどうなりたいかを考えて欲しいのです。
人気お笑い芸人として活躍中のサンドウィッチマン伊達さんも、「限りある人生、どうせなら好きなことをやらないと」と悟り、長年勤めた会社を辞めてお笑い芸人として生きる決意をしたそうです。
これもある意味、他人本位ではなく、「自己本位」の人生を取り戻した一例と言えるでしょう。
そして、僕自身もこのように自問自答を重ね、”自己本位の人生”を追求していった結果、エリートキャリアを歩みたいとかモテたいとかそんな欲望よりも何よりもまず、
「とりあえず楽に、ストレスなく働ければそれで良い」
「給料もそこそこで良い」
という価値観に落ち着きました。
僕は転職する時、自分はどうなりたいかを真剣に考えた結果、
「とりあえず楽に生きられればそれで良い」
「毎日健康で美味しいものを食べて、たまに旅行くらいいければそれでいい」結局はこのような価値観に落ち着いた
そしたら、しゃかりきに働く必要がないということに気づいたよね
— タコペッティ (@syakaisei) November 28, 2021
今の小中学生の夢は、「とにかく楽になりたい」「
とりあえず安心して楽な状態さえ実現できれば、僕は
このように考えると、周囲の大人たちが言うような、「有名企業に入社してしゃかりきに働く」というのが自分の価値観に合っていないことに気づき始めました。
僕は、とにかく短時間労働で、自分の時間を奪われることなく、楽に生きることが幸せということがわかったのです。
こうして僕は「自己本位」を取り戻し、最終的にはWebマーケティング職に転職し、今は自由気ままに働いております。
スティーブ・ジョブズは、スタンフォード大学卒業式の講演で、
「今やろうとしていることは、本当に自分のやりたいことだろうか?まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。」
と言っています。
自分の人生について、自分のやりたいことについて、他人の物差しではなく、自分の価値観で徹底的に考える、それを是非とも皆さんにやっていただきたいのです。
「そんなこと言っても、何から始めれば良いかわからないよ…」という方もご安心ください。
今の時代は便利なものでして、無料でキャリア相談ができる有用なサービスもたくさん揃っています。
例えば1つオススメを紹介しておくと、ポジウィルキャリアなんて良いですね。
こちらは一般的な転職エージェントサービスとは一線を画しておりまして、キャリアのプロフェッショナルである専属トレーナーにオンライン人生相談ができるというサービスです。
「どう生きたいか?でキャリアを決める」
というのが公式ホームページのキャッチコピーになっておりますが、まさに今の僕らは「どういう仕事がしたいか?」ではなく、「どう生きたいか?」を考えるべきだと思うのです。
転職のバイブルでもある、「転職の思考法」という本には、
「To do」ではなく、「To be」でキャリアを選べ
とも書かれています。言い換えれば、僕らは「何をしたいか?」ではなく、「どうなりたいか?」でキャリア選択をすべきなんですよね。
この観点で考えれば、ポジウィルキャリアは僕らのようなキャリアに迷っている若者にとっては最高のサービスでして、
・なぜ今の会社の仕事が嫌なのか?
・会社を辞めたとして、どんな生き方をすれば自分は幸せになれるのか?
・そもそも、自分は会社員に向いているのか?
こういった悩みについて、専属トレーナーとのオンライン面談で全て解決することができるのです。
簡単に言えば、自分に向いていない仕事に就いてしまわないように、人生の軸やどう生きるかについてを整理した上で、快適なキャリア選択をお手伝いしてくれるというサービスですね。
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ラインで気軽にプロのカウンセラー相手にキャリアの無料相談ができるんですから、良い時代ですよね
ちなみに、なぜ僕がこんなにもポジウィルを推奨しているかというと、正直に言ってしまえばアフィリエイトだからです。
しかし、広告だろうとなんだろうと、僕はポジウィルのサービスを自信をもってみなさんにオススメしています。
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参考までに、金井CEOのTwitterアカウントも貼っておきます。キャリアに対する熱い思いを感じ取れるのではないかと思います。
最近「いい会社に入社したものの、なんとなく満たされない・・とは言え今後のライフイベントを考えると辞めるのもどうなんだろう?」という方からのご相談が増えているのでそんなnoteを置いておきます☺️https://t.co/A4pbqMTldV
— 金井芽衣@POSIWILL (@meiem326) November 16, 2020
金井CEO自身も、社会人としての自分のキャリアを見つめ直した結果、安定した会社を退職し、独立して起業するという選択を決断したのです。
金井CEOが言っていたことで、僕も皆さんに伝えたい3つの重要な事実がこちらです。
①重要な出来事の80%は35歳までに決まる
人生に強い影響を与えた経験や出会いは20代に集中している。20代後半からの結婚などのライフイベントがはじまり、30代以降はすでにキャリアが築かれ、家族に対する責任も重く、軌道修正くらいしかできない。
②20代は人生のピークではない
20代は、人生で「もっとも不安定で困難な時期」である。20代で下した決断が残りの人生を形成する。「30-40代はこうありたい」という姿を明確にしたら、辛くとも行動を起こさないといけない。
③最初の10年間で生涯賃金が決まる
20代の仕事は想像以上に今後のキャリアに影響する。故に、生涯賃金の2/3はこの時期どう過ごしたかで決まる。
いかがでしょうか?
こちらはすべて、「人生は20代で決まる」という本に書かれていたことでもありますが、僕ら若者にとってはかなり衝撃的な事実ではないでしょうか。
一言でまとめれば、20代をどう過ごしてきたかで、今後の人生が決まるということです。
そんな貴重な20代を、つまらない会社で、つまらない仕事で消耗させてしまっていいのでしょうか?
自分の人生に悩んでいる方は、一旦立ち止まって、一度自分の人生について本気で考えてみてから次の進路を決めるべきなのです。
その結果として、今の会社に勤め続けるという決断を下したのならそれでもいいですし、金井CEOのように独立起業するのであればそれでもいいでしょう。
いずれにせよ、自分の人生について本気で考える、自己分析を改めて徹底的にやってみる、ということを、ぜひ皆さんにやっていただきたいのです。
ということで、「自分の人生を変えたい!」という方は、ぜひ一度、ポジウィルの無料キャリア相談を受けてみてください。人生経験豊富なプロのカウンセラーが皆さんに寄り添って、損得勘定抜きの真摯なアドバイスをしてくれるはずですよ。
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そして、僕自身はこのようにして自分のキャリアを真剣に考えた結果、大企業に勤め続けるという敷かれたレールからは外れ、現在はWeb業界にてWebマーケティング職として働いております。
安定した生き方はできなくなりましたが、僕は今が一番幸せです。
それもこれも、自分の人生を真剣に考え、自己本位を取り戻し、どのように生きるかが自分にとって最も幸福かを追求し続けてきた結果だと思います。
ということで皆さん、「他人本位」ではなく、「自己本位」の人生を取り戻すべく、自己分析をやっていきましょう。
※ちなみに、僕がWebマーケティング職に転職して人生が楽になった話についてはこちらの記事(日系企業の営業職からWebマーケティング職に転職して人生が変わった話)に詳しく書いているので、興味のある方は是非読んでみてください。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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