何者にもなれなかった?何者でもない幸せを噛み締めましょうよ

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「社会人になってからもう数年が経過するのに、何者にもなれていない…」

本日は、こんな悩みを抱えている社会人の方へ向けて記事を書いていきたいと思います。

というのも、togetterで“「何者にもなれなかった大人はどう生きればいい?」中年からのキャリア論が欲しい”というニュースを見ました。

内容を一部抜粋すると、

 

40〜50代の大部分の何者にもなれない大多数の勤め人、年金支給開始年齢と健康維持考えれば65〜70歳までは働き続けるはず…

人生の秋は意外にも長いし、無為にも自棄にもならない穏やかな生き方の導きが必要とされるはずなのですが…キャリア論は若者向けばかりのような…

 

と書かれていました。

なるほど。確かに、最近のキャリア論は若者向けのものばかりです。

世の中のどの記事を見渡しても、「何者かになるためにはどうすれば良いのか?」というコンテンツで溢れ返っています。そして、それに追随して、「何者かになりたい」若者で溢れ返っています。

 

しかし、若い頃は「有名になりたい!」「ビッグになりたい!」と息巻いていても、歳を取るにつれて毎日の生活が手一杯になり、気力も体力も衰え、いつしかその夢は儚くも消え去ってゆくもの。

 

ということで本記事では、「何者にもなれなかった大人たち」へ向けて、「何者でもない喜びを噛み締めましょうよ」という内容で記事を書いていきます。

 

 

何者にもなれなかった社会人の皆さん!

 

何者になんかならない方が幸せなんです。

何者かになってしまうと、それに伴って気苦労や厄介事が発生します。

 

平穏な毎日を、悠々自適に過ごす….

それこそが、真の幸せなんですよ。

 

では、詳しく見ていきましょう

何者かになると、不幸になります

まず皆さんにお伝えしたいのは、「何者かになると、不幸になってしまう可能性が高い」ということです。

 

有名になれば、幸せだ!

お金持ちになれば、幸せだ!

 

多くの方はこう考えるでしょうが、果たして本当にそうでしょうか?

この理屈で言うなら、芸能人は最も幸せなはずです。

しかし、みんなからチヤホヤされ、有り余るお金があるはずの芸能人たちは、本当にみんな幸せでしょうか?

 

・覚醒剤に手を出し、人生を棒に振る元ジャニーズや、元プロ野球選手…

・順風満帆な人生を、たった一度の不倫で台無しにする人気お笑い芸人…

・数億の資産があったにも関わらず、投資とギャンブルで全てを水に溶かす人気タレント….

 

あえて名前を出すことはしていませんが、彼らはみんな、せっかく「何者」かになれたはずなのに、自ら厄介ごとを招き入れて、不幸になっています。

最近では、元首相が暗殺されたという痛ましい事件も起こりました。

日本最高の権力者であったはずなのに….

 

こう考えると、権力を手に入れて、財産を手に入れて、知名度を手に入れたとて、必ずしも幸せになれないことがわかるでしょう。

哲学者のショーペンハウアーは、著書「幸福について」にて、次のように言っています。

 

「まことの富は、魂の内なる富、その他はみな、利得より厄介事を招くことが多い」

 

つまり、お金持ちや有名人になると心配事や厄介ごとが増えてしまい、大して幸福ではなくなる、ということです。

 

確かに、有名になってしまうと、その途端に気苦労が増えます。

 

日本のトップYouTuberであるヒカキンは、外出するときは常に誰かに見られていると思って行動しているそうです。

SNSに関しても、常に自分の投稿が誰かに晒されると思って行動しているそうです。

低層マンションの3階に住んでいたときは、2時間くらい連続でピンポンを鳴らされたこともあったそうです。

だから、今はタワマンの上階にしか住めないんだとか。

 

この生活が、果たして本当に幸せでしょうか?

 

ヒカキン自身がどう考えているかはわかりませんが、少なくとも僕は、いくら有名になれたとしても、こんな生活は嫌ですね…

 

ということで、仮に何者かになれたとしても、不幸になってしまう可能性が非常に高いのです。

 

何者でもないというのは、最高の幸せ

このように考えていくと、お金がなくとも、有名ではなくとも、穏やかな生活の方がよほど幸せです。

ちなみに僕自身も、何者でもありません。

普通のサラリーマンです。

ですが、普通に幸せです。

 

だって、無名なので覚醒剤の誘いを受けることもないですし、銃殺されることだってないですから。

こんな感じで好きなブログを書いて、好きなモノを食べて、起きたい時に起き、寝たい時に寝ています。

 

これ以上の幸せがあるでしょうか?

 

先ほど引用した、哲学者のショーペンハウアーは、著書「幸福について」にて、次のようにも言っています。

 

「富は何を成し得るかと言えば、実際の快適さに僅かな影響を与えるだけで、むしろ莫大な財産維持のために不可避的に生じる多くの心配事に煩わされることになる」

 

つまり、身の丈以上の財産と知名度は、不要なのです。

快適な暮らしができる程度のお金と、そこそこの社会的信用があれば良い。

 

そう考えると、“普通のサラリーマン”という肩書きは、最強なわけです。

“何者でもない”からこそ、僕は好きな時に好きなように街を出歩けます。

ヒカキンのように、周囲を気にする必要はありません。

 

好きな時に、好きなことができる

 

こんな普通の”幸せ”を噛み締めることができるのが、僕ら何者でもないサラリーマンの特権なのですよ。

 

「考え方」を変えれば、人生は180度変わる。何者でもない喜びを噛み締めて、人生を生きていきましょう

僕の尊敬する経営者の一人、京セラ創業者の稲盛和夫は、著書「生き方」にて、次のように言っています。

 

「考え方」を変えれば、人生は180度変わる

 

この言葉、僕は大好きです。

 

「考え方」一つで、人生の幸福度も、仕事の結果ですらも、ほぼほぼ決まってしまうのです。

 

多くの人は、

 

・ブログやYouTubeで稼ぐぞ!有名になるぞ!

・仕事で成功するぞ!出世するぞ!

・本を出版するぞ!

 

などと考え、何者かになることを目指すと思います。

しかし、「何者」かになった後は、面倒な厄介ごとが大量に発生します。

 

それこそ、変な投資話を持ちかけられたり、迂闊に外を出歩けなくなったり、財産の管理に気を揉むことになったり…

 

それならば、何者でもないサラリーマンとして、平穏な毎日を送れた方が、幸せではないでしょうか?

 

こういう「考え方」ができるようになれば、人生は一気に変わってくると思いますよ。

 

ただ、もちろん前提条件として、平穏に生きるための最低限のお金と社会的ステータスは必要です。

なぜなら、最低限のお金と社会的ステータスがなければ、そもそも満足な生活を送ることすらできないからです。

 

莫大な財産と知名度は不要かもしれませんが、必要最低限のお金と社会的ステータスは、幸福度を上げるためにも必要だということです。

 

また、「働き方」も重要です。

 

お金と社会的ステータスがそれなりにあったとしても、毎日毎日残業ばかり。自分の自由な時間が取れない….という方は、幸福度は低いはずです。

なぜなら、「人間に幸福感をもたらす信頼性が高い要因は、“人生を自分でコントロールしている”というはっきりした感覚があること」だからです。

これは、「サイコロジー・オブ・マネー」という本に、データで示されております。

 

僕自身も、かつてはリモートワークすらできず、残業だらけで自分の時間を自由にできない職場で働いておりましたが、自分の時間を自由に使える職場に転職をしたことで、幸福度は一気に上がりました。

参考までに、僕の現在の働き方は次のような感じです。

 

■いつ起きるのもいつ寝るのも自由
■いつ働いてもいつ休んでも、労働時間も完全自由
■読書三昧で趣味のブログとYouTubeを日々更新する生活
■仕事はあるものの、完全リモートワークなのでストレスは全く溜まらないし、いつやっても良い
■どこで働いてもどこに住んでも良い

 

と、サラリーマンではあるものの、セミリタイア生活となんら変わりのない毎日を送っています。

むしろ、ストレスを溜めず、好きな人と好きなことをして日々お金を稼いでいるので、全く仕事をしていないセミリタイア人よりも健康的なくらいです。

 

僕は現在、「何者」でもありませんが、「自由」であるため、最高に幸せです。

 

僕がこうなれたのも、自分の人生についての「考え方」を改め、行動に移してきたからです。

 

ということで皆さん、是非とも自分の人生を真剣に”考え”、”行動”することを実践してみてください。

そうすれば、30代でも40代でも、全く遅くはありません。人生は一気に変わってくると思います。

 

「ただ、そうは言っても、何から始めていいかわからないよ…」という方のために、僕は無料で人生相談・キャリア相談をいつでも受け付けております。

人生というのは、考え方次第でいくらでも楽になるのです。

僕の今までの人生経験も踏まえつつ、アドバイスができればと思います。僕のTwitterアカウントはこちらになりますので、興味のある方はいつでもお気軽にDMをくだされば幸いです。

 

ちなみに、僕自身も、“人との出会い”から人生が変わりました。

 

僕自身は、「新卒で入社した大手企業を辞める」という決断を20代の若いうちにできたからこそ、今があります。ただ、その時は大きな葛藤がありました。

大手企業をなぜ辞めるに至ったのか?その時の葛藤と経緯についてはこちらの記事に詳しく書いておりますので、興味のある方はぜひ併せて読んでみてください。

 

ではでは、この記事に出会えたのも、きっと何かの運命です。

こうした運と縁を大切にして、残りの人生を生きていきましょう。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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