大企業の正社員であれば、誰しもが一度は「出世」というものに憧れると思います。
実際、この記事を書いている僕も、かつて新卒で大企業に入社した直後は、「出世したい!」という思いで一杯でした。
しかし、いざ部署に配属され、仕事をして、上司からの評価を受け、会社という組織の仕組みがわかるにつれ、「自分はこの会社で絶対に出世はできないし、出世したくもない…」という考えに変わってきました。
そこで僕は、大企業の正社員として出世するという道を捨て、「Web業界に転職して、デジタルスキルを身につけて自由に生きる」という道を選択しました。
そこからの人生は茨の道ではありましたが、結果として僕は、「完全リモートワーク可能、いつどこで働いても自由」という、最高の働き方を手に入れることができました。
20代前半で短期離職を3回も繰り返してしまった僕だけど、Web業界に転職してからもう3年くらいだ
・個人を重んずる業界の社風
・完全リモートワーク可能
・いつ働いても、いつ休んでも良い
・希望すれば、週2,3日程度の柔軟な働き方も可能
・年収もそこそこ正直言って、辞める理由がないんですよね..
— タコペッティ (@syakaisei) January 31, 2022
ハッキリ言って、最高の環境ですよね笑
もちろん、大企業で出世をするという道は閉ざされてしまいましたが、ゆとりある時間を確保して、人生を楽しむ方が僕にとってよっぽど大切です。
僕は、大手JTCの正社員として出世するという道を完全に諦めて、
「Web業界に転職して、デジタルスキルを身につけて自由に生きる」
という道を選択した
結果、「いつどこで働いても自由」という働き方を手に入れることができた
僕にとって、場所と時間に縛られない働き方の方がよっぽど大切
— タコペッティ (@syakaisei) May 13, 2023
ということで、日本には僕のように、
「出世したくない!」
と考えている人が一定数いるのではないかと思います。
事実、日本人の出世意欲はアジア太平洋地域で「断トツの最下位」という記事には、「管理職になりたいか」という質問で、「そう思う」「ややそう思う」と回答した割合は日本では21.4%と、世界でも断トツで最下位だったというデータが掲載されています。
※アジア太平洋の14カ国・地域のビジネスパーソンに聞いた「管理職になりたいか」「会社で出世したいか」調査(パーソル総合研究所調べ)
すなわち、日本では8割程度の会社員が「出世したくない」と答えているのです。
ということで本日は、「出世もできないし出世したくもない!」とお悩みの方々に向けて、「出世しないでサラリーマン人生を勝ち抜くための3つの生き方」について記事を書いてみたいと思います。
目次
窓際族正社員として会社にしがみつき、働かない生活を手に入れる
1つ目は最も受け身な生き方。
出世を完全に捨て、窓際族として働かずに正社員のお給料をいただきつつ、毎日自由に生きるという道です。
以前、入社半年にして窓際族の地位を手に入れた男という記事を書きました。
この記事に登場する彼は、窓際族の地位を手に入れ、正社員の給与を貰いつつ、社内で毎日遊んで暮らすという夢のような生活を手に入れました。
このように、若いうちから社内での窓際族の地位を確立させ、自分の好きなことをするというのはある意味、勝ち組に近いと僕は思います。
中には、窓際族として正社員の給与を得つつ、余剰金を投資にぶち込み、セミリタイアを実現した人もおります。
窓際族になると自分の自由な時間が増えるので、副業なり投資なりに邁進することができます。こうして、クビになる前にさっさと生涯賃金を稼ぎ切り、人生を逃げ切るという選択肢は大アリだと思います。
エリート窓際族として人生を謳歌する方法について詳しくは以下記事に書いているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。実際に20代でエリート窓際族の地位を確立した方にインタビューをして、窓際族ノウハウを体系化しております。
→20代で窓際族になりたいなら、会社の人間と仲良くしてはいけない。元祖窓際王のもとまど氏が語る、窓際族の極意
ただし、僕個人の意見を言わせていただくと、現代の不確実な時代に正真正銘の窓際族になってしまうのはかなりリスキーだと思います。
いつ会社が潰れるかもわかりませんし、一昔前のように企業が終身雇用を維持させるという時代は終焉を迎えつつあります。
ですので、窓際族として会社にぶら下がるという生き方について僕はいささか懐疑的です。
では、他にどんな生き方があるのか?と申しますと、窓際族にはならない程度にほどほど会社の仕事をこなしつつ、副業で稼ぐという生き方です。
以下、僕も実践してきた、こちらの生き方について詳しくご紹介します。
サラリーマンの仕事はほどほどにこなしつつ、副業で稼ぐ
こちらは、実際に僕が実践してきた生き方です。
僕は現在、Web業界で自由に働いております。正社員の勤務時間を減らしつつ、ほどほどに給料をもらい、余った時間に副業をして、副収入を得ています。
この生き方の最大のメリットは、正社員の給料をあえて減らすことで税金と社会保険料の額を安く抑えつつ、副業を通じて所得を最大化できるという点です。
いかにして効率よくお金を蓄え、国に支払うお金を減らすかを考えた結果、プライベートカンパニーを設立して自分の懐に入る額を減らして会社にお金を貯めるという結論に達したので、今後とも僕は年収300万程で質素に暮らしていきつつ、自分の会社にお金を貯めていきたい。
— タコペッティ (@syakaisei) September 5, 2019
日本は累進課税なので、1つの場所で稼ぎを得れば得るほど課税される額が大きくなります。ですので、稼ぐ場所を分散させるというのは国から取られる金を減らすための最大の解決策です。
よって、正社員の仕事を程々にやりつつ、副業を頑張るというのは、自分の懐に入ってくるお金を増やすための最適戦略でもあります。
以上のお話を一言でまとめると、「仮に出世できなくとも、足りない分を副業で稼げばよくね???」ということです。
もし出世してしまったら、給料がほんのちょっと増える代わりに、部下の監督責任やらマネジメント業務やらが増えます。つまり、労働量と責任が増えるわけわけです。これ、めっちゃコスパ悪くないですか?
実際、産業能率大学総合研究所の調査によると、上場企業の管理職の9割超が、営業などの実務をこなしながら労務管理も手がける「プレーイングマネジャー」だったそうです。
(参考;日本経済新聞「ジョブ型が迫る管理職改革 プレーヤーよりも育成役に」)
つまり、日本の上場企業の管理職の9割超は、営業も部下の管理教育もやらねばならないということです。
これ、冷静に考えて負担重すぎですよね?
出世せずに会社員としての労働量と責任を増やさず、副業でそれ以上の額をコンスタントに稼いで気楽に生きた方が、人生よっぽど楽に生きられると思うのですよ。
もちろん、本業の会社員の仕事の方も、完全な窓際族というような仕事ぶりではなく、ほどほどにこなします。
これ、会社の仕事はほどほどというところがポイントです。仕事をサボるわけではなく、短時間で会社の仕事を切り上げ、残りの時間を副業に費やして所得を最大化させるのです。
なんやかんや言っても日本は労働規制が厳しいので、与えられた仕事をきっちりとこなしていればまずもってクビにされることはありません。
そこをうまく活用し、収入に限界がある本業の仕事はテキトーにさっさと終わらせ、青天井の収入を稼げる可能性のある副業に全精力を注ぐのです。
では、どんな副業をやればいいの???というと、それについては別記事で詳しく解説しています。興味のある方はこちらの記事を合わせてご覧ください。
→働きたくないけどお金は欲しいという人がやるべき楽な副業6選
転職して、好きなことを仕事にする
最後に提唱する生き方は、「好きなことを仕事にする」という生き方です。
その企業で出世するのが無理と感じたならば、自分に向いている好きな仕事に転職しましょう。
これは、「いくら副業を頑張ったところで、本業の仕事が楽しくなければ意味がない」とお考えの方向けの生き方です。
であれば、今の会社で出世することはハナから諦めて、新進気鋭のベンチャー企業なりに転職をして、自分の好きな仕事を好きなようにやるという選択もアリだと思うのです。
例えば、将来急成長するであろうスタートアップ企業に入社し、ストックオプションを行使して一攫千金を得るという道だってあります。そうすれば早期に大金を手に入れることができるので、その後の人生は悠々自適に暮らせることでしょう。
多くの会社員は、毎日やりたくもない仕事で日々を消耗し、上司にどやされ、出世もままならない職場で働いています。
であらば、自分の裁量で自分の好きな仕事をやらせてもらえる会社に転職し、自由に働く方が人生の幸福度は高まるはずです。
ベストセラー作家である橘玲先生も、以下のようにツイートしておられます。
「好きなことを仕事にしなさい、そうすれば一生のあいだ、1日たりとも働かずに暮らせる」アメリカの諺だそうです。FIREのRetire Early(早期退職)はこのことだと説明するとわかりやすいですね。
— 橘 玲 (@ak_tch) May 1, 2021
好きなことを仕事にしてしまえば、会社の悩みの大半は自動的に解決されます。
嫌な仕事で毎日を消耗させ、つまらない人生を送るくらいであれば、好きなことを仕事にしてしまうという選択もありだと思うのですよ。
実際、僕は20代前半で転職を3回繰り返すことで、Webマーケターという自分にピッタリな仕事を見つけることができました。
このように、「好きな仕事を見つける」というのも選択肢の1つとして持っておくのも良いと思います。
結論。出世はコスパが悪い。出世なんてするな!
以上、「大企業で出世したくないサラリーマンが人生を勝ち抜くための3つのキャリア戦略」についてお話ししてきました。
今回の記事が「今の会社で出世なんてしたくない…」と考えている方の参考になれば幸いです。
ちなみに、この記事を書いている僕自身は現在、Webマーケターとして毎日を悠々自適に働いております。
Webマーケティングという仕事は、完全リモートワーク可能で、PC1台さえあればいつでもどこでも働けるという仕事です。
実際、僕はWebマーケティング職に転職してからというものの、
①いつ起きても良いし
②いつ寝ても良い
③どこで働いても良い
という、最高の環境を手に入れることがでいました。
参考までに、Web業界の素晴らしい点を以下のようにツイートさせていただきました。
Web業界はまさに新時代の働き方
・完全在宅OK
・いつ起きるもいつ仕事するも自由
・学歴不問
・就職・転職に履歴書がいらない
・給料もそこそこ
・論理的な人が多いのでコミュニケーションがスムーズ
・感情的に怒鳴られることがない
・DQNがいない最高すぎますね
— タコペッティ (@syakaisei) November 9, 2021
もう、最高ですよね…!(笑)
僕はWeb業界に転職してからというものの、仕事の悩みの大半は消え去りました。
なぜなら、今は働く時間も働く場所も、すべて自分でコントロールできるからです。
ちなみに、Web業界では現在、「ABW」という働き方が主流になっております。
ABWとは、Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)の略でして、「時間」と「場所」を自由に選択できる働き方のことを言います。
わかりやすく画像で示すと、次のようになります。
いつ働いても良いし、どこで働いても良いという働き方のことですね。
なんなら、週休3日制とか時短勤務とか、それらも従業員の意思で自由に選ぶことができます。
このように、僕は①「働く時間」と②「働く場所」を自由にする働き方ができるWeb業界に勤めているからこそ、ストレスのない毎日を送ることができているのです。
そして、数あるWeb関連のスキルの中でも、“Webマーケティング”というスキルは非常に汎用性が高いスキルです。
プロフェッショナルになれば、自動で売上が上がっていく仕組みを構築することも夢ではありません。
そんな最高の職業が、Webマーケティングという仕事だと思うのです。
ということで、本記事を読んでWeb業界に興味を持たれた方は、未経験からWeb業界に転職して自由なライフスタイルを手に入れる方法について下記記事に詳しく書いておりますので、興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。
→未経験からWeb業界への転職を成功させる3つの方法(実体験談もお話しします!)
もちろん、全ての人がWebマーケティングという仕事に向いているとは限りませんので、その辺りはリクナビのグッドポイント診断を受診していただき、ご自身の向き不向きを見極めていただければと思います。
Webマーケター以外でも、動画編集者やライターやコンサルタントなど、自由に働ける職種は他にもたくさん見つかると思います。
ということで、最後に結論です。
「出世は、コスパが悪いんです。」
ではでは。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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