「毎日毎日会社に行って同じ仕事の繰り返し…自分はなんのために生きているんだろう…」
「毎日が同じことの繰り返しでつまらない…自分の人生はなんのためにあるのだろう?」
こんなことでお悩みの会社員も多いと思います。
事実、最近は僕の身の回りでも、このような悩みを抱えるサラリーマンが増えてきました。
そして、何を隠そうこの僕も、かつてはこのような悩みを毎日抱えておりました。
僕は新卒で大企業に入社したのですが、そこで僕に与えられた最初の仕事はオフィスの電話応対の仕事…これがもう、とにかく苦痛でした。
毎日毎日律儀に会社に出社し、3コール以内に電話に出なければ怒鳴られるし、3コール以内に電話に出たとしても怒鳴られる毎日。(結局、何をしても怒られるw)
あまりに電話応対が嫌だったので、僕は倉庫整理の仕事を自ら申し出て、オフィスから逃亡して居眠りしていたなんてこともありましたw
今思えば、僕が大企業で働いていた頃の新入社員時代は毎日が地獄だった
新入社員は電話応対が仕事なので、3コール以内に電話に出て先輩から怒鳴られまくるというのを毎日繰り返していた
だから僕は、倉庫整理の仕事に行くフリをして、オフィスから逃亡して倉庫に引きこもって居眠りしたりしていた
— タコペッティ (@syakaisei) March 12, 2021
まあ、数年間この生活を耐え抜くことでこの状況が改善されるなら良かったのですが、会社の諸先輩方を見ている限りでは状況は何も変わらなそうでした。
「このまま大企業にずっと勤め続けて毎日同じ仕事を繰り返すだけでは、懲役40年の囚人と同じだ!!」
僕はこのように判断し、最終的に僕は新卒後わずか10ヶ月で大企業をドロップアウト。文字通り無職となってしまいました。
しかし、無職になってからというものの、僕の人生は一変しました。
住む場所を関西から関東に変え、3回の転職を繰り返し、社会人や経営者などいろんな人と交流し、ブログやYouTubeなどの情報発信をして副業に精を出した結果、僕は現在、社会人5年目にして完全リモートワークで週4日労働という理想的な生活を手に入れることができました。
(※僕が週4日勤務で完全リモートワークの正社員の仕事を勝ち取った方法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。)
手前味噌で恐縮ですが、なぜ僕が同じことの繰り返しの毎日から脱出し、理想的な生活を手に入れることができたのか?
それはひとえに、
①時間配分を変えた
②住む場所を変えた
③付き合う人を変えた
からに他なりません。
世界を代表する経営コンサルタントの大前研一さんは、「時間とムダの科学」という本の中でこう主張しています。
人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。
大前 研一(経営コンサルタント)|時間とムダの科学
ということで本日は、大前研一さんの主張を引用しつつ、僕の経験談も踏まえつつ、同じことの繰り返しの毎日から脱出する方法論についてこちらの3つの観点から体系的にまとめていきたいと思います。
「毎日が同じことの繰り返しで仕事がつまらない…」と人生を絶望させている方は是非とも最後までご覧ください。
目次
読書、副業、異業種の人に会うなどの時間を意図的に設ける(時間配分を変える)
1点目は、自分の時間配分を変えるという観点です。
具体的に言うならば、自分の普段のルーティンを見直すということです。
会社の業務時間に何をするかは変えられないとしても、会社外の時間で何をするかは自由に変えることができます。
例えば僕は、就寝前に読書の時間を意図的に付け加えるようにしました。
読書は最強の自己投資です。
自分の価値観を変えてくれますし、いろんな人の人生観をたかだか数百円数千円で学ぶことができるというのは素晴らしいことだと思います。
ただ、自分の興味のある分野の本ばっかり読んでもあまり人生は変わらないので、自分の興味範囲外の本を意図的に選んで読んでみるとか、そういった工夫も必要になってきます。
本屋に行って、目をつぶって手に取った本をとりあえず買ってみて最後まで読んでみる、なんて方法もオススメです。自分の興味範囲外の本を意図的に読むことで、新しい発見をすることができます。
あとは、僕は大企業在職中に、このブログを新しく始めました。
普段はグダグダネットサーフィンをするだけで休日が終わっていたのですが、このブログを1つ立ち上げるだけでWebマーケティングやらWebライティングやらの勉強も同時に新しく始めることとなり、それがきっかけでWeb業界に転職して今の自分があります。
このように、読書をするでもブログを始めるでもなんでも良いのですが、自分の時間配分を意図的に変えて、新しいことを始めるだけで人生は劇的に変わります。
皆さんも是非とも自分の普段のルーティンを見直しても、自分の時間配分を変えてみましょう。
「そんなこと言っても、何をしたら良いかわからないよ…」という方は、以下記事にて「今すぐできる楽な副業6選」をまとめておりますので、興味のある方はこちらをご覧ください。
→働きたくないけどお金は欲しいという人がやるべき楽な副業6選
引越しをする(住む場所を変える)
2つ目はシンプルでわかりやすいと思います。住む場所を変えるということです。
「年収は住むところで決まる」という本があるのですが、この本によると、アメリカではシアトルやオースティンといった成長都市に住むと労働者の給料が上がるのに対し、デトロイトといった衰退都市に住むと労働者の給料が下がるという事実がデータで示されております。
「年収は住むところで決まる」(https://t.co/K8LIgRPydX)、面白かった
年収格差は社会階層ではなく地理的要因で決まっているらしい。その人の年収は経験やスキルではなく、どこに住んでいるか?どんな人と一緒にいるかだけで決まってしまう!
お金も健康も手に入れたきゃ、所得の高い地域に住め!
— タコペッティ (@syakaisei) March 11, 2021
要は、「給料あげたきゃ所得の高い成長都市に住め!」ってことです。住む場所を変えるだけで人生が変わるんです。
事実、僕は新入社員時代は関西に住んでいたのですが、関東に引っ越してからというものの、付き合う人も変わり、色々な情報が入ってくるようになり、人生が一変しました。
別に関西が衰退都市と言いたい訳ではないですよ。住む都市を変えるだけで見る視点が変わり、付き合う人も変わり、人生が変わるということです。
異業種の人間と会いまくる(付き合う人を変える)
最後、これは一番重要だと思います。
兎にも角にも、付き合う人を変えましょう。
多くの会社員は、同僚であったり大学の友人であったり、今まで付き合っていた人とばかり交流をしていることだろうと思います。
しかし、それでは何も人生は変わりません。
いくら高学歴高収入の大企業サラリーマンといえど、付き合う人間が同じでは、一気に人は堕落するんです。
例えば僕は、自分と同じ業界の人間とばかり会っていてはダメだと思い、日系の老舗企業と対極に位置する業界の社員と会うことを決めました。
具体的に言うと、新進気鋭のWeb業界に勤めている社員さん何人かと会いました。
Web業界に勤める何人かの社員と会ったのち、僕の既存の価値観は崩壊しました。
「世の中にはこんな自由な業界、働き方もあったのか!!」
と。
具体的には、Web業界の社員から、以下のような事実を聞きました。
■リモートワークができる
■副業がOK
■新入社員が朝早くに出社して掃除をしなくても良い。役職者も含めてみんなで掃除をする
■上司が部下に敬語
■連絡は電話ではなく、Slackという社内チャットで完結
これらはすべて、僕の常識の範囲外にある事実です。
世の中には、こんな働き方ができる会社があったのです!!
こうして僕はWeb業界に一目惚れをし、最終的にはWebマーケターへ転身し、自由なライフスタイルを手に入れることができました。
それも全て、異業種の人間と積極的に交流し、キャリア体験談を聞いてきたおかげでもあります。
毎日の退屈さは、自分で変えられる
ということで最後にまとめですが、毎日が同じことの繰り返しなんていう不満は、自分でいくらでも変えられるんですよ。
引っ越し、読書、転職、OB訪問…なんでも良いです。時間配分を変え、住む場所を変え、付き合う人を変えて、自分の人生は自分で変えていきましょう。
ちなみに僕の一番の転機は、Web業界への転職でした。これが一番人生を変えたと思います。
日系企業の営業職からWebマーケティング職に転職して人生が変わった話についてはこちらの記事にて詳しく書いているので、興味のある方はこちらも是非ご覧ください。
ではでは、今日はこの辺で
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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