テレアポ…
それは新入社員が研修を終え、営業部に配属されてから立ちはだかる最初の壁。
ゴリゴリの営業会社であればあるほどテレアポは重要視され、何件アポを獲得できるかで新入社員の評価が決まったりします。
「人材紹介会社を1年で辞めてフリーランスになった話」の記事でも書いていますが、テレアポ営業は完全実力主義の世界ですし、向き不向きがある仕事ですので人によってはメンタルをやられてしまうこともあり得ます。
中にはテレアポが嫌ですぐに会社を辞めてしまう新入社員もいます。
僕もテレアポはクソほど苦手なので気持ちは痛いほどわかる。仕事に意味を求めちゃう人は精神的に辛くなるんですよね。何も考えずに言われたことだけをやり続ける人の方が会社の仕事は上手くいくと思う。
新卒で就職も入社4日目で退社 ひたすら電話する業務に違和感 #ldnews https://t.co/Xv2lXLFPuW
— タコペッティ (@syakaisei) 2018年4月27日
事実、僕もそうだったんですよね…
僕もテレアポの経験はありますが、相手から怒られてしまうことを恐れてはっきりと喋れないんです。
そして、こっちから電話をかけたにも関わらず上手く喋れないと相手から怒られるという悪循環。
さらに、上手く喋れたと思っても言葉遣いが悪いと先輩から怒られる…
と、テレアポって本当に難しいんですよね。
特にノルマがあるとますます悲惨です。
1日に何件のアポを取る!というノルマがあると、そのノルマに追われてできることもできなくなります。
電話というのは現代社会の魔物です。
ホリエモンがいくら電話不要論を唱えようが、企業社会が電話社会である限り電話スキルを磨くことは必要不可欠です。
ということで本日は、数ある電話応対の中でも最も難しく、最も高度なスキルが必要とされるテレアポ、それがどうしても苦手だ…という人に向けて、メンタルが楽になるような記事を書いてみたいと思います。
目次
そもそもテレアポなんてしている会社は古い
まずはメンタルを楽にすることが重要なので、「テレアポができなかったところであなたの人間的価値が下がるわけではない!」というお話をしたいと思います。
そもそも、今時テレアポでガンガン営業している会社なんて古いんです。
考えてもみてくださいよ。Googleがテレアポしますか???トヨタがテレアポしますか??
そうなんです。
テレアポをしなければ商品を売ることができない会社なんてクソなんです。
ビジネス系インフルエンサーであるイケハヤ先生も、このようにツイートしておられますね。
新入社員のみなさん、もしもあなたの会社が無差別な電話・訪問営業をやっているようなら、かなりヤバい会社だと思った方がいいですよ。
そもそも非効率なのはもちろんですが、それ「押し売り」しないと売れないレベルの商品だということですから。精神すり減らすのはもったいない。— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年4月26日
商品が良くて、マーケティングがしっかりしている会社であれば営業をかけるまでもなく商品は売れるんです。
例えばコカコーラなんかは良い例ですね。別に営業をかけなくても勝手に売れるじゃないですか。あれは完全にコカコーラのブランドとマーケティング力勝ちですよね。
すなわち、新入社員にテレアポを強要する時点であなたの勤めている会社は大したことではないということなんです。
テレアポでお客さんが引っかからないのも、あなたの責任ではなく会社の商品に魅力がないからなのです。
と、そう思えば気が楽になりませんか?
ホリエモンは電話不要論を唱えていますし、僕も電話が不要になる時代がいつか到来すると思っています。
テレアポをさせる企業自体が悪い!
そう思って電話をかければ、ある程度は気楽になるはずです。
そもそもテレアポができなくともお金持ちになれる
そして、テレアポができたところで成功するとは限りませんし、テレアポができなくってお金持ちにはなることができます。
この世の中、仕事はテレアポ以外にもたくさんあります。
それこそ、IT全盛期の時代なんですから、プログラミングで稼ぐもよし。YouTubeで稼ぐもよし。株式投資やFXで稼ぐもよし。
この世の中には別にテレアポができなくたって、稼ぐ方法なんて山ほどあるんです。
ホリエモンがテレアポしてますか??
HIKAKINがテレアポしてますか??
バフェットがテレアポしてますか??
そうなんですよ。
テレアポが得意なことによる利点は確かに多いかもしれませんが、別にテレアポができなくとも別方面で成功はできるのです。
お金持ちになりたい!成功したい!と考えるのであらば、テレアポができようができなかろうが関係はないのです。
テレアポができないのなら、別にその仕事にこだわる必要はないんです。自分に向いている別の仕事に就いたって良いんです。
それさえ理解しておけば、気持ちは圧倒的に楽になるはずですよ。
それでもテレアポをやらねばならない環境なら、とにかくゆっくり、落ち着いて喋ることを心掛ける
とはいえ、「いきなり会社を辞めてYouTuberになる!」なんて選択をするのも難しいとは思います。
事情は色々あるでしょうし、取り急ぎは今の仕事で手一杯なことだろうとは思います。
ですので、ひとまずは目の前の仕事をこなさねばなりません。
ひとまずはテレアポで一件でも多くのアポを取らねばなりません。
というわけで結局はテレアポで結果を出さなければならないと思うんですが、そのために必要なことはとにかくゆっくり、はっきりと電話で喋ることです。
これだけで受け手側の印象も、かける側のメンタルも、だいぶ変わりますので是非ともお試しください。
テレアポって強引なもんで、相手の都合など何も考えていないんですよね。
「急に電話がかかってきた!」ということですから、電話に出た時点で相手は苛立っています。
苛立ってはいないにしろ、「電話営業めんどくせえなあ…」と思っているに違いありません。
皆さんも、仕事に集中している時に営業電話がかかってきたら面倒臭いじゃないですか?テレアポという行為は、そもそも相手に迷惑を与える行為なんです。
ですが、こっちも仕事なんですからそうは言ってられません。
1件でも多くテレアポをかけねばならない事情がこっちにもあると思うんです。
そのために僕らがやるべきことは、相手を不快にさせない程度にゆっくりはっきりと喋って、会話を自分のペースに持ち込むこと、まずはこれに尽きるわけです。
テレアポで断られても、落ち込まない
そして、テレアポで相手に断られても、怒られても、全く落ち込んではいけません。
テレアポで断られるのは、テレアポをさせている会社が悪いんですから。
っていうか、そもそもテレアポなんて8割方は断られます。
テレアポ自体が非現代的であり、相手の時間を奪う行為なので断られるのが当たり前なのです。
テレアポをしないと売れないような商品を作る会社側が悪いというスタンスでいけば、断られても落ち込むことはないはずです。
上司から怒られたとしても、そんなのは所詮社内の評価です。気にしてはいけません。
テレアポを成功させるコツ、テレアポで精神を病まないコツは、とにかく神経を図太くすることです。他責思考になることです。
ともかく断られてもめげないこと、テレアポをさせる会社が悪い!自分は悪くない!という他責思考、そのスタンスでいれば気持ちも楽になり、自然とテレアポも上手くいくようになります。
テレアポに気が滅入る人って、要は考えすぎなんですよね。
断られるのは当たり前と思って、テレアポなんてさせるような会社が悪いと他責思考を身につけて、何も考えず無我無心に会社のテレアポマニュアル通りに電話をかけ続ければ良いんです。余計なことを考えてしまうからダメなんです。
テレアポなんてさせられているのは自分のせいではない!売れない商品を作っている会社が悪い!
断られるのが当たり前なんだから、怒られても断られても何も落ち込まない!
こう考えれば、メンタルは一気に楽になるはずですよ。
あまりにテレアポが辛いなら、部署異動を検討すべき
さて、テレアポで気を病まないためのメンタル術について見てきましたが、あまりにテレアポが辛いのであれば、部署異動や転職を検討しても良いと思います。
この世の中には、いくら努力してもテレアポができない、全く向いていない人もいるんですよね。
例えば僕なんかそうです…
僕は滑舌も悪いし、声も低いし、テレアポでの印象は最悪です。
事実、僕は事務仕事をやっていた時も電話の取次が下手クソで怒られることが多く、いっときは電話イップスにもなりかけました。
テレアポを半年くらい経験して、「一切アポが取れない。本当に自分がテレアポに向いていない」と思うようであれば、思い切って部署異動や転職を検討するのも手です。
会社自体を辞めるのが嫌なのであれば、まずは人事部に部署移動したいという旨を伝えると良いと思います。
すなわち、電話を極力使わない部署や会社に移るするということです。
そんな理由で部署異動なんてできるの…?
と思われるかもしれませんが、会社にとって若手社員は貴重な戦力です。
会社側からしたら鬱病になって会社を休まれる方がコストなんです。
自分がテレアポに向いていないと思ったのなら、その旨を上司や人事部に相談し、自分の能力を最大限発揮できる部署に異動させてもらいましょう。
ちなみに、僕の友人はあまりにテレアポが嫌だったので
「部署異動させてくれなきゃ会社を辞めます!」
とまで言い切って部署異動の座を勝ち取りましたからねw
このくらいの気概で頼み込めば、きっと上司も納得してテレアポを辞めさせてくれることでしょう。
理不尽な営業会社であれば、辞めたって良い
そして、「部署異動だけじゃ今の問題は解決できない!今の会社がクソすぎるから、早くここから抜け出さないとダメだ!」という場合もあると思います。
世の中には、本当に話の通じない訳の分からないクソ上司やクソ会社が存在するものです。
「部署異動できなきゃ会社辞めます!」と人事部に相談をしても、
「ああそうかそうか代わりはいくらでもいる。辞めたいなら辞めろ!」
ぐらい言う会社も中にはあります。
いわゆるブラック企業というやつです。
従業員を単なるコマとしか考えていないような会社であれば、そこからは即刻逃げるべきです。
この会社はあまりにもおかしい。
この会社にいたら身がもたない。
そのように感じる直感は、間違いなく正しいのです。
従業員を使い捨てるような企業からは即刻、逃げましょう。
嫌なことからは逃げたっていいんです。
世の中にはごまんと会社があります。それこそ、世に知られていない優良企業で人が足りていない企業なんて大量にあります。
少なくとも3年は勤めないと転職できない?いえいえ、そんなのは嘘です。
転職市場では、無意味に3年勤めてしまったほうが次の転職に厳しくなります。
こちらのツイートの方のように、3年は勤めろ信仰を信じて3年も同じ会社に勤めてしまった結果、歳を食い過ぎと見られて転職ができなくなってしまった事例だってあります。
24才で就職→新卒は3年働け→3年働く→27で転職→歳食い過ぎと断られる。で、私がその後どうしたかって話
【実話】日本の新卒信仰は異常 / 転職サイトの人「女性で27才? 年齢的にどこの会社も採用したがらないから無理」 https://t.co/3BjqYkRbF8
— 沢井メグ@ロケットニュース24 (@Megmi381) 2018年3月20日
転職をするなら若ければ若いほど良いのです。
そもそも、若い方が転職の市場価値は高いんです。
ウソだと思うのなら、転職市場価値を診断できる転職アプリ、ミイダスで是非ともご自身の市場価値を診断してみてくださいよ。
若ければ若いほど、市場価値が高く診断されると思いますよ。
ちなみに僕は1社目を辞めた時点で市場価値を診断してみたところ、年収700万円と診断されましたw めっちゃ高い!
こんな感じで自分の市場価値がわかるってのは面白いので、皆さんも是非やってみてください。下記リンクから診断できます。
とまあ、話が逸れましたが、要はテレアポ以外にも良い仕事なんてたくさんあるんです。
むしろ、テレアポをしなければ売れないような商品を扱っている会社なんか、さっさと辞めた方が良いとすら、僕は思います。
事実、僕は日系の老舗企業の営業職を退職し、Webマーケティング会社に転職したら、人生は劇的に変わりました。
「今まで日系企業の営業職で消耗していたのはなんだったのだろう???」と思う程度には、全ての価値観がガラリと変わりました。
参考までに、Web業界の良いところを以下のようにツイートさせていただきました。
Web業界はまさに新時代の働き方
・完全在宅OK
・いつ起きるもいつ仕事するも自由
・学歴不問
・就職・転職に履歴書がいらない
・給料もそこそこ
・論理的な人が多いのでコミュニケーションがスムーズ
・感情的に怒鳴られることがない
・DQNがいない最高すぎますね
— タコペッティ (@syakaisei) November 9, 2021
もう、最高ですよね…!
ということで、「理不尽な上司にうんざり!昭和脳の企業にうんざり!」という方は、僕のように転職を繰り返して、Web業界のような合理的で、社員をきちんと重んずる業界に転職するのが一番の解決策だと思うのですよ。
ポジショントークにはなってしまいますが、Web業界は若者にとって最高の環境だと思います。
僕は少なくとも、Web業界に転職してから人生が変わったと本気で思っています。
今はもう、いつどこで働いても自由の環境なので、目覚ましをかける必要もありませんし、会社からの電話にビクビクする必要もありません。当たり前ですが、テレアポを強要させられるなんてこともありません。
PC1台さえあれば、いつでもどこでも自由に働ける、最高の環境を手に入れることができたのです。
もちろん、自分に向いている業界に入社するのが一番ですので、別にWeb業界でなくとも構いません。
重要な点は、古臭い因習を強要する理不尽なクソ会社からはさっさと逃げて、もっと自分を生かせる環境にさっさと身を置くべきだということです。
今回のお話が、多くの方の参考になれば幸いです。
参考までに、未経験からWeb業界に転職する方法は以下記事に詳しく書いておりますので、興味のある方は是非ともご覧ください。
→未経験からWeb業界に転職する3つの方法(経験談も語ります。)
ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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