1月から2月にかけて、1dayインターンを実施する企業は多いことでしょう。そして、それに参加する学生も多いことでしょう。
1dayインターンって一般的に無駄だって言われますよね。
それは確かにその通りで、1日でその企業の仕事の流れを覚えるなんて無理なので基本的には1dayインターンは会社説明会になります。
会社説明会で好印象を残して内定に繋げるなんてなかなか難しいですよね…
特に就業経験を得られるわけでもなく、そこで評価をされるわけでもない….
ですが、1dayインターンといえど手を抜いてはいけません。その会社の人の前に出る以上、あなたの一挙手一投足は全て見られています。人事がチェックなどしていなくとも、インターンを開催する側はインターンに参加した学生のことをそれなりに覚えているものです。
インターンで印象が良かった子は、その時点で人事の脳裏のどこかに記憶が残るため、その後の選考で少なからずそれが影響してきます。
実際、僕も1dayインターンに参加した企業の選考で、
「あー、きみ1dayインターンに参加してくれた子だよねー!」
と言われたこともあります。こうなると面接は非常に有利なんですよね。だって最初から好印象で面接がスタートするんですから…
1dayインターンであろうと決して気を抜いてはいけないのです。社員に見られているということを常に意識し、当たり前のことを当たり前にこなし、印象を良くしなければなりません。
ということで本日は、1dayインターンで高評価を得るためにやるべきことことを書いてみようと思います。
1dayインターンで社員から顔を覚えてもらえ
1dayインターンでまず意識すること、目的とすべきことは、「社員から顔を覚えてもらう」ということです。
例えば僕もファーストキャリアのメーカーで1dayインターン生の受け入れをしたことがあるんですけど、たかが3-4時間くらいのインターンでも全員の顔と名前ってしばらくは覚えているもんなんですよね。特に、印象の良かった子と悪かった子ははっきりと覚えています。
前で立って話すときは学生の顔を見るので、そのときにちゃんと僕の話に頷いていたり、こっちの目を見ている子は自ずと印象が良くなってきます。
一方で居眠りをしていたり、やる気のなさそうな子は一発でわかります。
僕も前に立って話すようになってやっと小学校とか中学校の先生の気持ちがわかるようになった気がしますねー。壇上から見てると、やる気のある学生とない学生は一目でわかるんですよ。そして、その印象は終始変わらないもんですし、かなり覚えています。
ということで第一に1dayインターンでやるべきことは、社員から顔を覚えてもらうこと、それも悪い印象ではなく、良い印象で覚えてもらうことです。
コツは単純で、人の話を聞くときに頷くとか、表情を作るとか、目を見るとか、結構そういう基本的なことだけで変わってきます。
いや、マジでこれだけで印象変わるんですよ…これだけで印象変わるんですからやらないともったいないですよ。
あとは積極的に社員さんに質問するとかですね。質問しすぎもうざいですが、ある程度意識の高い、突っ込んだ質問は歓迎されます。
実際、1dayインターンが終了したあとに人事部の人たちと学生評価会が始まって、「あの子よかったよね!うちに興味ありそうだった!」みたいな話は社員同士でするので超重要です。肝に銘じておきましょう。
1dayインターン後にお礼メールを送れ
お礼メールを送らない学生も多いですが、お礼メールはマストですよ。
実際、多くの学生はお礼メールを送らないのでその時点で周りと差別化できます。
特に僕がお勧めしているのは手書きのお礼の手紙を送ることですね。人間って不思議なもので、感情でその人のことを判断してしまうのです。
実際、メールよりも手紙を受け取ったほうが人間って嬉しいんですよ。なんだかんだで皆さん年賀状って今でも手書きでもらったら嬉しいと思うんですね。それと同じことです。
ちなみに、野村証券の新人営業マンが顧客に送付する挨拶状は未だに巻物です。それも手書きで筆の。
なぜ近現代にそんなことをしているかというと、単純に効果が出るからですね。未だに多くの日本人は手書きで丁寧な文書に好印象を持つのです。
ということで、印象を良くするために是非ともメール、ないしは手書きのお礼状を人事部に送付しておきましょう。ぶっちゃけ、やるとやらないでは大違いですよ。
社員訪問をしろ
インターン後にやるべきことでもう1つ重要なのは、社員訪問です。
ぶっちゃけ、野村証券のように巻物でお礼状でも送らない限りインターンでのあなたは全く印象に残りません。
そりゃそうですよ。一介の学生の印象なんてそのときは覚えていても、すぐに忘れます。
ということであなたがやるべきことは、とにかく会社への熱意、入社したい意欲を御社の社員に伝えることであります。
そこで簡単に入社したい意欲と熱意を伝える方法はたった1つだけです。
それは、人事部と連絡を取り合って社員を紹介してもらい、社員訪問(OB訪問)をすることです。
例えば、皆さんは単純接触効果というものをご存知でしょうか?
これは恋愛の心理学用語でして、単純によく会っている異性に興味が惹かれるという原理ですが、要はそれと同じことです。
御社も、熱烈にアピールしてくれる学生に対して好意を持つのです。所詮採用も人間がやりますからね。そこには恋愛と同じ心理的要素が絡んでくるのです。
ということで、とにかく社員訪問をしましょう。社員訪問のやり方?人事部に「御社の社員にお話を伺いたいのですが…」と聞けば一発ですよ。マッキンゼーみたいな会社でない限りは必ず誰か社員を紹介してくれます。(マッキンゼーは本当に受け付けてないのでやめましょうねw)
まあ、とりあえずOB訪問をやりまくればその熱意は必ず社員に伝わりますので、絶対にやっておくようにしましょう。
ちなみにインターンに行っていなくともOB訪問で企業に熱意をアピールすることは重要です。やり方としては直接人事部に電話やメールをしてもいいですし、同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」のようなサービスを使ってもいいと思います。
まあ人事部の立場からすると就活生からの電話はうざかったりするので、こういったツールを使ってOB訪問をすれば後腐れないのかななんて思います。
ちなみにビズリーチ・キャンパスは自分の大学のOBに気軽にメッセージを送ってOB訪問できるので、めっちゃ便利です。
とりあえず登録しておくと便利なので、就活生の皆さんは是非とも今のうちに登録してOB訪問を行っておくことをオススメします。
まとめ
以上、見てきたようなたった3つのポイントを踏まえるだけであなたの内定獲得率は格段に高まるでしょう。
ちなみに僕の友人は選考のたびにお礼の手紙を送り続けて内定を貰いましたし、僕も「貴社を志望する理由」「自己紹介書」などをワードファイルで4000字ほど執筆して、新卒時代は大手メーカーから、短期離職をしたあとも2社目はベンチャー、3社目は一部上場企業と内定をもらっています。
何のスキルもない、ただの若僧がこうしたテクニックを使うだけで優良企業から内定を貰うことできるのです。
理解しておくべきポイントは、「人は論理でモノは買わない。感情でモノを買う。」ということです。採用も一緒です。どんなに優秀な学生が目の前にいたとしても、面接官の感情次第で不合格になったりするものです。
相手の感情を掴み、この子がうちの会社にいたらいいだろうなあ…と相手に思わせるにはどうすればいいか?
それを自分でしっかり考えた上で今回お話ししたポイントを1dayインターンでも実行すれば、きっと内定まで近づけることでしょう。
ということで皆さん、就活頑張ってくださいね。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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