「自己分析をやらなきゃならないと思っているけれど、やり方がわからない…」
「自分に向いている仕事、自分の強みがなんなのか全然わからない…」
こんなことでお悩みの方も多いと思います。
かくいう僕も、今でこそ3回の転職を経てWeb業界という自分に合った業界を見つけることができましたが、新卒就活では自分に向いている会社がどこか分からずに悶々をしていました。
それこそ、
・自分に向いている会社、業界がどこかわからないから、とりあえずホワイトで優良そうな大企業を受けてみる
・自分の職務適性がわからないから、とりあえず有名そうな会社を受けまくってみる
・面接で自分の強みを聞かれても、自分の強みがわからないから曖昧な返答しかできない
…と、こんなどこにでもいる就活生でした。
そんな僕ですが、社会人になってようやく、最強の自己分析ツールを見つけてしまいました。
それが、本日ご紹介する「就職力測定テスト」になります。
フィードバック面談まで受けてきたのですが、「自分が就活生の時に受けていれば、僕の人生は変わっていただろうに…!」と思えるような素晴らしい内容でした。
多分、就職力測定テストを就活生の時に受検していれば、僕は老舗の日系内資系メーカーなんて受けていなかったと思います。
ということで本日は、
・就職力測定テストとはそもそも何なのか??
・僕が就職力測定テストを実際に受検し、フィードバック面談まで受けてきた実体験談
について詳しく書いていきたいと思います。
目次
就職力測定テストとは?
まずは、そもそも「就職力測定テスト」とはなんなのか?について書いていきたいと思います。
株式会社企業変革創造という企業様が社会人向けに「市場価値測定テスト」というものを作成しているのですが、こちらのテスト内容を就活生向けにアレンジしたテストが今回ご紹介する「就職力測定テスト」になります。
就職力とはなんなのか?と申しますと、わかりやすく言えば「ビジネス能力」というものになります。
パワーポイントやエクセル、ワードの使い方はもちろんのこと、外国人との異文化適応力であったり、ストレス度合いや健康度の診断まで、ビジネス能力を総合的に判断するテストということになります。
もちろん、テストと言っても数学のような試験を受検するわけではなく、基本的には質問項目に回答していくというアンケート形式の試験になります。試験内容自体はどちらかというと性格診断に近いものを感じますね。
ただ、そこらへんの就活サイトにあるような薄っぺらい性格診断ではなく、20分ほどの時間をかけて数多くの質問項目に回答し、自分の性格、能力、スキルについて客観的に測定してもらえるという、極めて有意性の高い試験になります。
試験自体はオンラインでいつでもどこでも受検することができ、分析結果は50ページにもわたるPDF資料で確認することができます。
さらに、人によってはプロのキャリアコンサルタントからフィードバック面談を受けることができます。無料でプロのキャリアコンサルタントから自分の職務適性であったり性格について説明を受ける機会ってなかなかないと思うので、めちゃくちゃ貴重ですよね…
以上が簡単な就職力テストについての説明でしたが、次に、実際に僕が就職力測定テストを受検してみた実体験談を書いていきたいと思います。
僕はフィードバック面談まで受けてきましたので、面談でキャリアコンサルタントさんから言われたことも含めまして、実体験談を詳しく書いていきたいと思います。
就職力測定テストの受検結果
僕の受検結果を見ながら、就職力測定テストがどんなものなのかについて具体的に見ていきたいと思います。
試験自体はオンラインで20分ほどで完了しまして、受検後1週間程度で分析結果がメールで送られてきます。
分析結果は、
①ビジネス基礎能力(コアスキル)
②性格特性(パーソナリティ)
③ストレス度
④自立度(ベンチャーマインド)
の4点で構成されています。
それぞれの項目についてスキルが点数化されるということになります。
では、長々と説明していてもよくわからないと思いますので、実際にそれぞれの項目について僕の診断結果を見ていきましょう!
ビジネス基礎能力(コアスキル)
ビジネス基礎能力(コアスキル)とは、リーダーシップ能力やマネジメント能力、PCスキルやプレゼンスキル、情報収集能力など、ビジネスマンの核となるスキルのことを言います。PCで例えるならばOSの部分、言わば、その人のビジネス性能を測る指標になります。
僕のコアスキルを示したグラフはこちらです。
コアスキルにはAからJの10項目がありまして、それぞれのスキルについて平均と自分の成績を見比べることができます。
キャリアコンサルタントさん曰く、AからJのコアスキルの中だと、Aのパーソナルビジョン能力が最も重要とのことです
パーソナルビジョン能力とは、わかりやすく言えば自分の夢やロマンを描き、それに向かって努力できる力です。一昔前は会社のために滅私奉公することが求められたわけですが、これからの時代は会社に依存するのではなく、自分自身の”個”が重要になってくる時代ですから、自分のビジョンを概念化する能力は昔以上に重要になっているというわけです。
ちなみに僕は、最も重要とされるパーソナルビジョン能力は概ね平均程度でした。強みでも弱みでもないといった感じですね。
僕のコアスキルが最も低かったのは、Cのリーダーシップ能力、Dのマネジメント能力でした。これは平均以下になっています…
今思えば、僕は学生時代からリーダーになった経験がほとんどなく、社会人になってからも会社でうまくやっていけずに3回も短期離職を繰り返してしまっておりますので、チームワークやコミュニケーション、リーダーシップ能力が求められるこれらの指標が低いというのは肯けます。
学生の頃にこれを受検しておけば、対策の手立てもあっただろうに…と思います。
とまあ、このように、ビジネスマンに必須となる能力を測れるのが「ビジネス基礎能力(コアスキル)」の指標になります。
その他の指標についても詳しく分析結果が記載されておりますので、自分のビジネス能力について細かく知りたい方は是非ともテストを受検してみてください。
性格特性(パーソナリティ)
性格特性(パーソナリティ)とは、その名の通り性格診断と似たようなものになります。
僕の診断結果はこちらです。
「エゴグラム」と言えばご存知の方も多いんじゃないかと思います。
要は、人の心を5つに分類し、その5つの自我状態が放出する心的エネルギーの高さをグラフにしたものになります。
これを詳しく解説していると心理学のお話になってしまうので細かいことは省きまして、要はこのグラフを分析すれば、自分の性格や職務適性を判断できるということになります。
フィードバック面談をしていただいたキャリアコンサルタントさんによると、僕の性格は一言で言えば、機動的で論理的で活動的なアメリカ人に近い、ということらしいです。
具体的には、
・専制君主的な傾向が強い。
・組織のしがらみは気にしない。
・不合理で納得いかないことがあるとストレスを感じる。
・管理されたりするとストレスを感じる。
ということらしいです。
これ、まさに僕です。
僕は新卒で大手の内資系メーカーに就職したのですが、組織のしがらみや不合理に並々ならぬストレスを感じましたし、上司や先輩から常に監視されている働き方には非常に違和感を覚えました。
これは会社が悪いというわけではなく、元々僕がそういう働き方に向いていなかったという話だったのです。
僕が新卒で就職したのは典型的な日系内資メーカーでしたから、典型的日本人に合ったような集団主義の会社でした。そんな会社に、典型的なアメリカ人に近い性格を持つ僕が入社してしまったわけですから、そりゃ合うわけないよね、って感じです。
いやあ…僕が就活生の時に就職力測定テストを受検して自分の性格をしっかりと把握していれば、集団主義の日系内資メーカーに入社して短期離職してしまうこともなかっただろうに…と思います。
ということで、自分の性格を測るという意味で非常に貴重なテストです。
ストレス度
ストレス度とは、その名の通り、僕らが日頃どのくらいストレスを溜めているのかを数値化したものになります。
僕のストレス度測定結果はこちらです。
なんと!軽いストレス状態にあるようでしたw
まあ、これに関してはテストを受検した日の体調やメンタルによって変わってくるそうなのですが、少なくとも僕はメンタルが強い方ではありませんので、この結果は当たっていると言えます….
ちなみに、某シンクタンクの調査によると、会社の退職理由のほとんどは「人間関係」ということでしたので、人間関係を円滑に保ってストレスを無くすのは非常に重要です。それができずにストレスを溜めてしまったからこそ、僕は20代で3回も短期離職をしてしまったと言えるでしょう…
何度も言いますが、就活生の時にこのテストを受検していれば…と悔やみます。
まあ、今後は気合を入れて休む日を作ったり、適度に運動したりしなきゃダメだなあ…という感じですね。
自立度(ベンチャーマインド)
自立度(ベンチャーマインド)とは、その名の通り、ベンチャー企業に向いているかどうか?ベンチャースプリットがあるかどうか?を判断するものになります。
僕の診断結果はこちらです。
これも当たっていますね。
僕のキャリアとしては、新卒で入社した大企業は10ヶ月程度で辞めてしまったのですが、2社目に入社した新進気鋭のベンチャー企業もわずか3ヶ月で辞めてしまいました。
要は、既にビジネスモデルが確立されている大きな企業でもうまくやっていけなかったし、ビジネスモデルが発展途上の新進気鋭のベンチャー企業でもうまくやっていけなかったということですね….
「ベンチャーの中でも、ある程度組織が固まってきた企業であれば力を発揮できるかもしれません。」
というのはその通りでして、「ある程度ビジネスモデル確立されて組織が固まっている自由なベンチャー企業」が僕に真にマッチしているというわけです。
こういうのも、就活生の時に知りたかったですよねえ…
受検後、一部の人にはフィードバック面談の特典もあります!
さて、以上が診断結果になります。
これだけでも十分すぎるほどの自己分析ができるのですが、さらに!一部の人にはプロのキャリアコンサルタントからのフィードバック面談まであったりします。もちろん今のご時世ですので完全オンライン対応です。
僕も特別に面談を受けさせてもらったのですが、いやー、ただ資料を自分で見るだけよりも、面談でプロのキャリアコンサルタントの方からアドバイスをもらった方が圧倒的にタメになりますね。
そもそものエゴグラムの見方であったり、コアスキルやパーソナリティなど、それぞれの項目について個別に説明をしてくれます。
僕のことを「典型的なアメリカ人のパーソナリティと似ている」とハッキリ言ってくださったのは、キャリアコンサルタントの方でした。PDF資料を見るだけではグラフやデータのイメージが湧きにくかったりするので、このようにスパッと具体例を挙げてくださるのはとても助かりますね。
その他でも、「ストレスは人生のスパイスである。多少のストレスは人生に合ったほうが良い。」などというお言葉もいただきました。百戦錬磨のキャリアコンサルタントの方からのアドバイスですので、就活のみならず人生においても役に立つ面談であると感じました。
あとは、どのような業界、職種に向いているかなど、断定はもちろんできませんがやんわりと教えてくださったりもします。
学生のうちに面談しておけば、マジで人生変わるんじゃないかと思います。
まとめ。無料でここまでの分析はすごいです。自己分析ができないと思い悩む就活生は今すぐ受けるべし
ということで最後にまとめです。
僕は現在、社会人5年目になるので就活生でもなんでもありませんが、それでも時間を取って受検して、フィードバック面談を受けてみて本当に良かったと思いました。
最も参考になったのはパーソナリティ、すなわちエゴグラムの項目ですね。
僕の性格が典型的アメリカ人タイプだということが就活生のうちに分っていれば、日系の大企業をとりあえず適当に受けまくるなんていう愚行をしなくても済んだのではないかと思います。そうすれば、入社わずか10ヶ月での短期離職は防げたのかもしれません。まあ、こう言っても後の祭りですが…
ということで、就活生なら尚更、自分の向き不向き、職務適性、パーソナリティを客観的に診断してもらうためにも、是非とも今すぐ受検した方が良いと思います。
フィードバック面談は一部の人にのみ実施しているようですが、オンライン試験であれば誰でも自由に、いつでもどこでも完全無料で受検することができます。
受検を希望される方は、こちらのページから受検することができるようですので、是非とも一度受検してみてください。
ではでは、今日はこの辺で
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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