早稲田文系院卒女子、新卒就活の一次面接で100社連続不採用w なぜ日本企業は優秀な人材を採用したがらないのか?

(PR)当サイトは広告による収益を得ています

「自分は学歴は申し分ないし、勉強もきちんとしてきたつもりなのに、どうして面接に受からないの…?」

「筆記やESは通過するのに、なぜ面接になると落とされるの…?」

こんな悩みを抱えている方も多いと思います。

事実、僕もそうでした。

僕は結果的には新卒で日系の大手メーカーに就職することができましたが、面接のコツを掴むまでは1次面接で連戦連敗….そんな日々が続きました。

 

とはいえ、僕はまだマシなほうでして、学部卒で結果的には大手メーカーから内定をもらうことができています。

しかし、中には早稲田院卒で、TOEIC970点、留学経験あり、多種多様な資格を兼ね備えているにも関わらず、面接で落ち続けるエリート就活生も存在するのです。

ということで本日は、そんなエリート就活生である今週の輝けないワセジョさんに記事を寄稿していただき、早稲田文系院卒女子が新卒就活の一次面接で100社連続で落ち続けた実態について詳細に見ていこうと思います。

今週の輝けないワセジョさんさんの簡単な経歴はこちらになります。

 

 

これだけ見ると超エリートですよね…

今週の輝けないワセジョさんは2021年4月30日現在、105社連続で不採用を食らっているようなのですが、こういう優秀な人材を不採用にしまくる日本企業は何を考えているのかな?なんて思ったりするわけです。

 

ということで以下、早稲田文系院卒女子である今週の輝けないワセジョさんが新卒就活の一次面接で105社連続で落ち続けた実体験談について見ていきましょう!

 

※見出しの質問内容に対して、今週の輝けないワセジョさんが回答するという形式になっています。

 

簡単な自己紹介をお願いします

私の自己紹介を箇条書きにすると、こんな感じです。

 

■1996年生まれの24歳女性
■就活の面接のたびに美容室でヘアメイクをしてもらっている。
■親は名門国立大学や名門私立を卒業しており、誰もが知る大手有名企業や外資系企業に勤務している
■大学病院では1万人に1人レベルの暗記力と診断される(そのため、法律や英単語を覚えるのはかなり得意)
■中1で英検準1級に合格!!
■現役で早稲田大学商学部に合格!
■GPA3を超えている
■同大学大学院政治学研究科でヨーロッパ全体主義の政治マーケティング研究をする
■資格については、これまでに簿記2級、FP2級、TOEIC970点、ドイツ語検定準1級に合格
■長期留学経験は大学院修士1年生のイタリアへの交換留学1年
■語学力は英語=日本語、ドイツ語はバイトと大学の授業になんとかついていけるレベル
■会計事務所での3か月のアルバイト経験あり
■昨年4月ごろから個人事業主として、下は小学校受験から上は大学院受験の社会人や大学授業サポートまで幅広い年齢の方々にオンラインでチューターサービスを提供
■英系コンサルのサマーインターンシップ経験あり

 

文系院卒の就職活動ってどんな感じで進めるのですか?文系学部卒の就活との違いは?

文系の修士の場合、基本は学部生と同じ要領で進めていきます。

強いて言うならば、まれに院卒を中途枠にする企業様があるぐらいです。

面接やESでは研究内容なんてものはほとんど聞かれません。ですが、大学院に進学した理由はたまに聞かれることがあります。

 

筆記やESは通過するのに、一次面接でことごとく不採用にされた実体験談を教えてください

105社の不採用体験談を全て挙げているとキリがないので、印象に残ったものだけピックアップして書きたいと思います。

 

某大手商社の子会社A社の不採用経験談

面接では、大学院への進学理由や志望動機を聞かれました。

面接自体は普通でしたが、不採用理由を聞いて私は驚愕しました。以下は実際に面接官から言われた不採用理由です。

 

「スキルがあるのは認めるし、ビジネスマナー、特に敬語もしっかりしていて自頭もよさそうで即戦力にはなりそうだけど、新卒らしいかわいらしさに欠ける。

 

新卒らしい可愛さってなんなんでしょうか…

私はESに書いたことをそのまま言ったまなんですが、新卒らしさがないなんていう曖昧な理由でなぜ今更落とされたなければならないのでしょうか??

 

某大手保険会社B社のリクルーター面談

質問内容自体はガクチカや志望動機など一般的なものだったのですが、いかにも馬鹿にする感満載の笑顔で、

 

「まさか副業やMBA進学なんてしないだろうな?笑」

 

と何度も確認されたのが非常に不快でした。

副業やMBA進学することの何がいけないのでしょうか?

 

リクルーターさんが常に上から目線ですし、非常に不愉快だったのでこの会社に関しては、向こうから不採用通知が来る前に海外進学を理由にこちらから内定辞退をしました。

私は叩かれるのには慣れているのでサンドバックにしていただいても構いませんが、他の社員様に聞こえるような大きな声で私のことを罵倒するのにはとてもでないですが耐えられませんでした。

 

某B to B中小メーカーのC社

面接では、志望動機やキャリアプラン、会計事務所でのアルバイト経験について聞かれました。

面接自体は普通に終わったのですが、結果は不採用。

不採用理由としては後から就職エージェントさん経由で

 

院卒で中小を受けるなんて馬鹿にしているのか??

 

と思われていたと知りました。

就職サイトに文系大学院生歓迎って書いてあったのに、なんで文系大学院生が受けにきてそれを理由に落とされなきゃならないのでしょうか….

 

某韓国系企業D社

面接では志望動機や英語力、海外赴任の可否についてを聞かれました。

不採用理由としては、「英語力が足りない」と言われました。TOEIC970点では中途半端だそうです。えっと、満点でなければ採用されないのでしょうか..?

また、一番理不尽に思えたのは、

 

間違っていることは間違っていると言いそう。上に盾つきそう

 

という不採用理由でした。

間違っていることを間違っていると言って、何がいけないのでしょうか…?

そして、募集要項には「TOEIC600以上」と書かれていたのに、なぜTOEIC970点の私が英語力不足を理由に落とされるのでしょうか…?理解ができません。

 

総じて、日本企業の面接で理不尽に感じるところはどこですか?

私がおかしいだけだとは思いますが、ポテンシャル採用ということもあり、何が不採用の引き金になるのかが読みにくい点です。

また、ガクチカで研究のことを話すとドン引きされるのも謎です。真面目に研究しているのに、なぜ不愉快な顔をされなければならないのでしょうか?

そして、成績証明書でGPA3以上なのに何も言及しないのかも不可解でなりません。学校の成績は採用に関係ないのでしょうか?

 

他の文系院卒の人もこんな感じなんですか?高学歴の文系院卒の就職事情を教えてください

ここまでいくのはかなり稀かもしれません。

就活の方法は皆様学部生と変わりませんが、業界としては私の周りだと教員、マスコミ、コンサル、シンクタンクが多い印象です。

ただ、2021年はいろいろな企業様が採用を控えられているという背景もあり、比較的入社しやすく年齢も気にされないようなIT系を目指している方もそれなりにいらっしゃいます。

また、人文系よりも社会科学系や専門職大学院の方は比較的ESや1次面接の通過率が高い傾向にあるようです。

 

就職エージェントさんは面接に落ちる理由をどのように分析しておられますか?

就職エージェントさん曰く、私が1次面接で落ちる理由については、9割方

 

・大学院卒
・スキルやビジネスマナー、実務経験は高く評価するが、新卒らしいかわいらしさがない
・間違いは間違いというので上に盾を突きそう
・なんでも論破しそう
・車の免許取れない時点でアウト
・転職されそう
・若手をオーバーするような資格や経験が頭にくる
・副業しそう

 

だそうです。

新卒は新卒らしくしろってことなんでしょうか?

 

日本企業の就職システムについてどんなところに物申したいですか?

新卒外れたらすべておしまいゲーはお控えいただきたく存じます。

新卒採用は百歩譲って良いにしても、ポテンシャル採用もジョブ型もどちらも認めていただきたいです 。

また、女性は年齢系なところもお控えいただきたいですし、あなた方の仰せになる新卒らしさの定義を教えていただきたいです。

そして、在学中から就職活動をしなければならないとなると学業への影響が大きいのでスケジュールもいかがなものかと思います。

 

100社落ちたということで、今後の就活戦略はどのようにする予定ですか?

先日のリクナビのエージェントさんとの電話面談の結果、外資系や海外の日本企業の支社への転職に強いリクナビ系列のエージェントさんに登録することになりました。

そこで、試しに2社応募させて頂き、どちらも1次面接は通過、うち1社は最終面接までいき、とても嬉しいフィードバックをいただけました。

親からは、「あんたはポテンシャル採用じゃないと使えないので日系行け」とか「人間性で売れないからスキルや経験を身につけろ」と言われてその通りにしていましたが、これを機に外資系に目を向けようと思います。

また、日系も少しは受け続けますが、その際に起業したことになっている件はいったん隠して、嘘に嘘を重ねたガクチカを作ることも考えています。

落ち続けていて不眠は続いていますが、メンタルは元気です。

 

ただし、就活が修論やMBA受験の妨げになることには非常にストレスを感じていて、ESを通過しても結局は一次面接で落とされてしまうため、就活自体がただの流れ作業と化しています。

内々定が出るにせよ出ないにせよ、個人事業主での実務や大学院での政治マーケティング研究が面白くなってきているのと、交換留学がコロナで強制終了して不完全燃焼感があり、2つ目の修士号を経営学の分野で海外にて修了することを考えております。

実際に留学いたしましたら、経営学の修士レベル以降の知識をいろいろな人種のいるスクールで多様なアイデアとともに補っていきたいと思っています。

もし就活に成功した場合、もしその企業様で許されるのであれば職場復帰して会社の経営のために貢献したいです。

もし就活に失敗した場合は海外就活などを考えております。

親にはこの件を承諾してもらっていて、共同で貯金を進めていますが、万が一の時には教育ローンを検討しているので親の定年までには修了したいと思っております。

 

以上の条件から、1年半以内で修了できるドイツかスペイン、イギリス、イタリア、アイルランド、NZ、オーストラリアの日本人が少ないスクールでMBAもしくはマネジメント修士を2026年冬までに取りたいと考えております。

 

もし今回の就活で内定が出たとしたら、2024年の夏までには退職もしくは休職しようと決めております。

このような決意はありますが、もちろん就活の際には伏せております。

大変身勝手な考えではありますが、MBA受験の幅を広げるために、正社員歴が欲しいとは思っておりますが(MBAによっては就労経験が必須)、勉強の妨げにならないような長時間労働は避けたいと思っております。

 

また、過去にブラック企業アルバイトで体を壊したことがあるため、ワークライフバランスは絶対に譲れません。

そんな理由から規模の大小やネームバリューは問わずワークライフバランスの取れる企業に行きたいと思っております。

もし6月末でも内定が出なかった場合は今の個人事業主としての仕事+フリーターもしくは派遣、契約というワークスタイルを考えております。

 

稚拙な文章で長文の読みにくい文章だったかとは存じますが、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

まとめ。日本の新卒就活システムは理不尽すぎるw

以上!早稲田文系院卒女子が新卒就活の一次面接で100社連続不採用を食らった実体験談について見てきました。

寄稿文を読んで思いましたが、いやー、やっぱり日本の新卒就活のシステムってクソですわ。

彼女も自分でツイートしていますが、

 

「なまじビジネスのことわかってて、自分のスタイル確立してるがだけに新卒らしい可愛らしさがない。だから不採用!」

 

ってのは意味わからんですよねw

要は、日本企業は社員を洗脳して使い勝手の良いコマにしたいわけなので、下手にビジネス知識があって上に楯突いてきそうな若者は要らないわけですよ

何も知らない真っさらな新入社員を洗脳して、会社に忠誠を誓う社員を育て上げる、それこそが日本企業の目的なわけですから、今週の輝けないワセジョさんのように下手にビジネス知識がある新卒は邪魔なんですよね。

だからこそ彼女は落ち続けると思うわけです。

 

 

いつまで経っても日本企業が副業を禁止するし、新卒にビジネス能力を求めない理由、それは、社員が力を持って自分で稼ぐ能力を身につけてしまい、会社に楯突いてきたら困るからというわけです。

 

だからこそ、企業は今週の輝けないワセジョさんの不採用理由として、「新卒らしさがない。上に楯突いてきそう」という理由を挙げるわけです。

 

下手にビジネス知識を持ってしまうと日系企業に新卒で入社するのは難しい…これこそが日本の新卒就活システムが抱える矛盾であると僕は考えております。

 

では、今週の輝けないワセジョさんさんがどうすれば良いかというと、本人が実践している通り、外資系企業へ就活する、ということだと思います。

外資系企業は能力第一主義ですので、日本企業のように和を重んじる社員を重用し、「新卒らしい可愛さ」なんていう抽象的な評価項目を採用基準に挙げることはないでしょう。

 

優秀な人材が日本企業に就職しないというのは悲しいことですが、こんな現実がある以上、優秀な人材が外資系企業に流れていくのは致し方ないことであると思います。

 

ということで本記事は以上です。

今週の輝けないワセジョさんの就活がうまくいきますように、心から応援しております!

 

また、高学歴就活生にオススメの最新就活サービスはこちらの記事にまとめておりますので、興味のある方はこちらも合わせてぜひご覧下さい。

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


ちなみに、

 

①ブログには書けないようなさらに濃い話

②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと

③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」

 

などは僕のメルマガにて公開しております。


メルマガ限定の情報なども流しますので、ご興味ある方は下記リンクより是非とも僕のメルマガにご登録していただければと思います。もちろん登録は無料です。

 

タコペッティのメールマガジンに今すぐ登録する!

 

ではでは

 

コメント

コメントを残す

*