「まだ新卒1年目だけど、もう会社を辞めたい…人間関係がクソすぎる…」
本記事では、このような悩みをお持ちの方へ向けて記事を書いていきたいと思います。
結論を最初に申し上げますと、
社会人1年目だろうとなんだろうと、職場の人間関係がクソなら今すぐ会社を辞めろ!!
というのが本記事の結論になります。
事実、新卒1年未満で転職をした人のほとんどは、「人間関係」を理由に会社を辞めています。
こちらは株式会社ビズヒッツの調査による、【新卒1年未満の転職理由ランキング】になります。
新卒1年未満での転職者381人のうち、実に119人が「人間関係」を理由に退職しているのです。
心理学者のアドラーも、次のような一言を残しております。
「私たち人間のすべての悩みは人間関係にあり、すべての幸福の源も人間関係にある」
すなわち、職場での人間関係というのは、その他のどんな要素にも優って重要なのです。
辞書で「社会」という単語を調べると、「人と人とのまとまり」と出てきます。
「社会」というものが「人と人とのまとまり」である以上、「人間関係」は社会人が最も重要視すべき事項の1つなのです。
そんな、人生において最も重要と言っても過言ではない、「人間関係」がクソな職場に、イヤイヤ勤め続ける必要なんてあるでしょうか?
ということで本記事では、ベストセラー本である「嫌われる勇気」などの書籍を引用しつつ、僕の体験談も踏まえながら、
・職場の人間関係が劣悪なのは、百害あって一利なしの理由
・職場の人間関係が悪い場合、どうすれば良いのか?
・人間関係がクソな職場から逃げ続けたら、人生が一気に楽になった僕の実体験談
これらについてわかりやすく解説していきたいと思います。
「まだ入社して間もないのに、職場の人間関係が劣悪だ…もう会社辞めたい…」なんてお悩みの方にとっては非常に参考になる記事だと思います。
是非とも最後まで読んでみてください。
目次
職場の人間関係が劣悪なのは、百害あって一利なし
まず初めに、「職場の人間関係が劣悪なのは、百害あって一利なしの理由」について解説していきます。
理由を一言で言えば、職場の人間関係が劣悪だと仕事ができるようにもならないし、メンタルも最悪だし、最終的には仕事もその会社自体も、全てが嫌になってしまうからです。
と、言ってもピンとこないと思いますので、「配属ガチャでクソ上司にぶち当たってしまった」という例を考えてみましょう」
ベストセラー本である「嫌われる勇気」には、次のような記述があります。
「会社の対人関係に悩んでいる人がいたとします。話が全く通じない上司がいて、事あるごとに怒鳴りつけてくる。どんなに頑張っても認めてくれず、話さえまともに聞いてくれないと」
「しかし、その上司から認めてもらうことは、あなたが最優先で考えるべき“仕事”なのでしょうか?仕事とは、社内の人間から気に入られることではないはずです。」
いかがでしょうか?
クソ上司に消耗してしまい、クソ上司のご機嫌を取るためには働くというのは、本質の“仕事”からは全くかけ離れているのです。
クソ上司にぶち当たってしまうと、どうしても「上司の”ため”」に仕事をしがちになります。しかし、それは本質ではないはずです。
僕も、かつて営業職だった頃にクソ上司にぶち当たったことがありますが、理不尽なクソ上司にぶち当たると、上司の機嫌を伺うために仕事をするようになってしまうんですよね。
営業職であれば、とにかく売上を上げてくることが仕事のはずです。しかし、クソ上司がそばにいると、売上を上げるのではなく、上司の機嫌を良くすることが“仕事”になってしまうんです。
こんな状態では仕事ができるようになるわけがありませんし、何より面白くありません。
実は仕事自体は面白いものかもしれないのに、対人関係が悪いせいで仕事そのものを嫌いになってしまうかもしれないんです。
「嫌われる勇気」には、次のような記述もあります。
「核にあるのは対人関係です。
そんな思いをしてまで働く意味がどこにあるのかわからなくなる。仕事で大きな失敗をする。目の前が真っ暗になって、明日から会社に行くのも嫌になる。
これらはいずれも、仕事そのものが嫌になったのではありません。仕事を通じて、他者から批判され、叱責されること、無能の烙印を押されること、「わたし」の尊厳を傷つけられることが嫌なのです。つまり、全ては対人関係の問題になります。」
つまりは、職場の対人関係が悪いと、仕事や会社そのものが嫌いなわけではないのに、全てを嫌なものだと錯覚してしまう可能性があるということです。
そんな状態で職場の人間関係に苦慮しながら仕事をしても、仕事が好きになるわけもないし、仕事ができるようになるわけもないですよね…
僕も、新卒でメーカーに入社したのですが、バブル世代のおじさま方から毎日のように怒鳴られ続けた結果、仕事や会社そのものを大嫌いに感じるようになってしまいました。
僕が新卒で入社したメーカー自体は、俗に言う「ホワイト企業」であったのですが、僕個人は全くそう感じてはおりませんでした。むしろ、「ブラック企業」であるかのように感じておりました。
これも、人間関係が悪いせいで、仕事や会社そのものまで全て嫌に感じるようになってしまったということです。
さらには、上司から常に怒鳴られるような環境にいると、自分の尊厳をも傷つけられ、最悪の場合は鬱病になってしまう可能性もあります。
本当に、「職場の人間関係が悪い」というのは、全ての元凶なのです。
作家、森 博嗣先生の「やりがいのある仕事という幻想」という本にも、次のような記述があります。
「何故、辞めたり、部署を変わりたいと考えるのか?
その理由はほとんど一つである。人間関係だ。これ以外に、人間が抱える問題はないといっても良いくらいである」
深い言葉ですね…
心理学者のアドラーも言っている通り、「会社を辞めたい」と思う根本要因の全ては、「人間関係」に集約されるのです。
だからこそ、「職場の人間関係が劣悪」というのは、仕事そのものを嫌いになってしまう要因でもなるし、自分が成長できない要因でもあるし、会社に行くのも嫌になってしまう要因でもあるのです。
今回は「クソ上司」の例を出しましたが、クソ上司だけでなくとも、「同僚との仲が悪い」「取引先との仲が悪い」「お局さんにいじめられている」など、ありとあらゆるケースに当てはまります。
すなわち、職場の人間関係の悪さは、ありとあらゆる全ての事象を悪くしてしまう根本要因と言えるのです。
だからこそ、「職場の人間関係が劣悪なのは、百害あって一利なし」なのです。
職場の人間関係が悪い場合、どうすれば良いのか?対処法
では次に、「職場の人間関係が劣悪なのは百害あって一利なしなのはわかった!じゃあ、職場の人間関係が悪い場合はどうすれば良いのか?」その対処法をお話ししたいと思います。
解決策をはじめに申し上げると、「その職場から逃げる」というのが一番の解決策になります。
部署異動だろうが転職だろうがなんでも構いません。
とにかく、「その人間関係をリセットする」ということが大切です。
こちらも、森 博嗣先生の「やりがいのある仕事という幻想」という本には、次のような記述があります。
「結論としては、合わない人間とは付き合わなければ良い。それだけである。」
なんともシンプルな解決策でしょうかw
まあ、確かに突き詰めればそうなるんですよね。
SNSも発達し、昔に比べたら転職も圧倒的にしやすくなっている昨今ですから、今の世の中は基本的には自分が付き合いたくない人間とは付き合わなくても良いんです。
話の合わない、バブル世代の上司と頑張って付き合っていこう…!なんて思うから消耗するんです。
「バブル世代の上司」「実家の両親」…
意見が合わないとか、価値観が古いとか若者は言うけれど、「自分の考えを理解してもらいたい」と自己中に考えているから消耗するんですよね
みんなが同じタイプで、気持ちが通じ合えると思っていたら大間違いで、それこそ狂っているといえる
— タコペッティ (@syakaisei) December 28, 2021
「上司に自分の考えを理解してもらいたい!」だの、「自分が頑張れば、職場の人間関係はもっと良くなる!」なんて考えていること自体が自己中心的なのです
他人は他人ですし、価値観も違うのは当たり前なんですから、意見が合わなくて消耗するのならそこから逃げれば良いだけの話なんです。
では、具体的にどう逃げれば良いか?という話なんですが、これについては人間関係さえリセットできるなら、部署異動でも転職でもなんでも良いと思います。
ただ、同じ会社内の部署異動だと、よほど大きな会社でない限り過去の人間関係はそのまま残るので、できれば転職をした方が良いと思います。
ちなみに、僕自身は20代で既に3回の転職をしていますが、転職をして後悔をしたことはありません。
ということで、次は「人間関係がクソな職場から逃げ続けたら、人生が一気に楽になった僕の実体験談」をお話ししたいと思います。
人間関係がクソな職場から逃げ続け、転職を繰り返したら人生が一気に楽になった僕の実体験談
かくいう僕自身も、新卒で大手メーカーに入社したものの、昭和体質の職場に合わず、バブル世代のおじさま方に消耗した結果、10ヶ月で会社を短期離職しています。
2社目に入社したベンチャー企業も、職場に馴染めず、3ヶ月で短期離職しています、
3社目に入社した営業会社でも、同様に職場に馴染めず、1年程度で会社を辞めています。
1社1社の退職理由については長くなってしまうので詳しくは書きませんが、最終的に僕は、Web業界に転職することで人生が一変しました。
Web業界に転職して幸せになった理由はいろいろあると思いますが、最大の理由は「価値観の同じ仲間と一緒に働けるようになったから」だと思っています。
大企業に勤めていた頃は、バブル世代のおじさま方から毎日のように怒鳴られ、消耗していた。
でも、Web業界に転職して周りがほとんど同世代になってからというものの、一気に楽になった
これは仕事や会社の中身が変わったのもあるけど、「一緒に働く人」が変わった、というのも大きな理由だろうな
— タコペッティ (@syakaisei) December 28, 2021
僕は今まで、新卒で入社した大手メーカーを「自分の居場所」だと感じることはできませんでした。
価値観が全く異なるバブル世代のおじさま方に囲まれ、その人たちに認められるために仕事をしても、ストレスが溜まるだけで全く楽にならなかったんですよね…
メーカーに勤めていた頃のかつての僕は、「会社に出社するためのモード」に自分の気持ちを毎回切り替えておりました、
しかし、そうやって自分の気持ちに嘘をつき、上司に怒られないためだけに頑張っても、それはストレスが溜まっていくだけでなんの解決にもなっていなかったんですよね…
根本的な解決策は、「ありのままの自分で楽しく、気持ちよく仕事ができる環境に自分の身を置くこと」だったのです。
そんな最高の環境を追い求めるべく、僕は転職を繰り返し、最終的にはWeb業界に転職し、心地よく働けるようになったのです。
参考までに、Web業界に転職してからの僕の働き方はこんな感じです。
Web業界はまさに新時代の働き方
・完全在宅OK
・いつ起きるもいつ仕事するも自由
・学歴不問
・就職・転職に履歴書がいらない
・給料もそこそこ
・論理的な人が多いのでコミュニケーションがスムーズ
・感情的に怒鳴られることがない
・DQNがいない最高すぎますね
— タコペッティ (@syakaisei) November 9, 2021
これが最高と思うかどうかは人によるとは思いますが、少なくとも僕にとってこれは最高の環境です。
今まで、日系の大手メーカーで上司の顔色を伺いながら仕事をしていたのがバカのようです。
Web業界はイマドキの業界ですので、周囲も価値観が同じ人間ばかりです。
「上司に自分の価値観を理解してもらおう!」
なんて考える必要もないので、全くストレスが溜まりません。
人間関係がクソな職場から、人間関係が良好な職場に転職をすることで、全ての要因が解決されたのです。
ここで、冒頭で引用したアドラーの言葉を振り返ってみましょう。
「私たち人間のすべての悩みは人間関係にあり、すべての幸福の源も人間関係にある」
この言葉の通り、僕は価値観を共にする仲間と一緒に働けるようになったことで、あらゆる人間関係の悩みを克服し、幸福な働き方を実現できるようになったのです。
※なお、短期離職を3回も繰り返している僕がどのようにしてWeb業界に転職したのか??その実体験談は下記記事に書いています。興味のある方はこちらも合わせてご覧ください。
結論。人間関係がクソな職場からは、今すぐ逃げろ
以上、長々とお話ししてきましたが、結論としては
職場の人間関係が悪いなら、そこで頑張ろうとせずさっさと逃げろ!!
ということにつきます。
アドラーは、こう言っています。
「所属感とは、生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくものなのです」
「上司がクソで」だの「会社がクソで」だの愚痴をこぼすサラリーマンが多いですが、自分に合った環境は自らの手で獲得すべきなのです。
「人間関係が悪くて…」なんて思い悩んでいる場合ではありません。
人間関係が悪い職場にいても時間と体力の無駄ですから、今すぐに会社を辞めるなり転職するなりして、自分にあった職場を見つける努力をしましょう。
それこそが、人生を楽に、会社に搾取されないために生きる方法だと思うのですよ。
なお、「そうは言っても、そう簡単に会社は辞められないよ…」と思う方もいらっしゃると思います。
そんな方に向けての記事も書いておりますので、「会社を辞めたいのに辞められない…」と悩んでいる方は以下記事も合わせて読んでみてください。
ではでは、今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
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