「退職する時のマナー?まずは上司に報告?そんなもんはクソくらえだ!!!」
ということで、退職届を郵送して上司に会わずに会社を辞めた新入社員が現れましたので、本日は彼の退職体験談をお話ししつつ、上司に会うことなく、ストレスなく会社を辞めるイマドキの方法をお伝えしたいと思います。
ただし、冒頭に申し上げておきますが、前職の会社との関係性を重視するのであれば間違いなくしっかり会社の就業規則に則って退職手続きを進めて、退職の挨拶まわりなどもした方が良いです。
事実、僕は前職の先輩や同僚との人間関係を継続させていたおかげで、以前の会社の人脈からブログやYouTubeのお仕事をいただいたりもしています。
基本的には人生何が起こるかわからないわけですから人の縁というのは大切にした方が良くて、その意味で言えば以前勤めていた会社から無理に恨まれる必要性はないわけです。
ですので本記事の内容はあくまで、
「本当に会社が嫌で辞めたい!」
「今の会社の人間との関係性なんてどうでも良いから、今すぐストレスなく会社を辞めたい!」
そんな方のご参考になる内容だと思います。
ということで、会社に退職届を郵送して上司と顔を合わせることなく会社を辞めた新入社員の退職体験談をお話しつつ、彼から学べる退職の極意について分析していくことにしましょう。
では、見ていきましょう!
目次
大企業に入社するも仕事がなくなり半年で辞めた新入社員
まずはじめに、本記事の登場人物であるAくんについてお話します。
Aくんは僕の大学の後輩なんですが、誰もが羨むような某大手メーカーに新卒で入社します。
まずは研修を1ヶ月ほど、その後、彼は営業部に配属されることになります。
営業部といっても超大手企業の営業部なわけですから、新規でテレアポや飛び込み営業なんかをやるわけではありません。もともと売れる商品を取り扱っているので、問い合わせがバンバンかかってきます。基本的に問い合わせがあったら訪問し、商談を開始するという流れになります。
最初のうちは、「まあこんなもんか」とそつなく仕事をこなしていた彼。
その段階では会社を退職するつもりではなかったそうです。
しかし、入社して3ヶ月後。とある問題が発生します。
販売している製品に問題があり、販売停止かつ自主リコールをすることになったのです。
お客さんからクレームがガンガン飛んできて、いっときはクレーム対応と自主回収でてんてこまいだったとのことです。
ただし、忙しい時期は1ヶ月ほどで終わり、入社4,5ヶ月目くらいにはクレーム対応と自主回収もひと段落つき、あとはたまにかかってくる問い合わせに対応する仕事をこなすだけの日々を送るようになりました。
…問題はここからです。
商品に問題があるということで、上から「営業はするな!!!」という命令があります。
すなわち、営業部なのに営業をしてはいけないのです。商品を販売してはいけないのです。なんたる矛盾ww
営業部なのに営業をしないわけで、クレーム処理や自主回収もほとんど終わっているわけですから仕事なんてほとんどあるはずがありません。ある仕事といえば、たまにかかってくる問い合わせに対して電話応対する仕事くらいのもの。
ですから、入社して5ヶ月目以降は、ほぼ出社して椅子に座るだけの毎日が続きます。
そんな状況なら出社しなきゃいいのにと思うもんですが、大企業というのは融通が利かないもの。リモートワークが推奨されておりますが制度は形骸化しており誰もリモートワークができない状況。
たまにかかってくる問い合わせなんて1日に数件なのに、万が一に備えて全員を毎日出社させる状況。
そんな状況で仕事なんてやってられるわけがありません。
彼は会社に出社してもやることがないということで会社のPCで麻雀をしていたとのことですが、それが上司にバレて怒られる始末
上司「おい!!就業時間中は仕事をしろ!!」
Aくん(いや、仕事ないんですけど…)
まさに柔軟な対応ができない大企業の典型ですね。
彼はこうした状況を見て、退職を決意します。
さあ、ここからがAくんの戦略的な退職術です。
会社に行かずに会社を辞める退職術
以下、Aくんの見事なまでの退職術を時系列順にまとめていきたいと思います。
会社から荷物を全て引き上げておく
まず彼が退職準備のためにやったこと、それは、「会社の荷物を全て会社から引き上げておく」ということです。
会社に私物が置いてある状況で退職をしても、会社に私物を取りに行かなくてはなりません。
ですので、いつ会社を辞めて会社に来なくなってもいいように、私物や必要なものは全て事前に会社から引き上げておくのです。
いつ会社に行きたくなくなるかわかりませんからね…準備入念なことです。
会社を辞めたくなった時に、退職届と健康保険証を「人事部に」郵送
さあ、いざ会社を辞めたくなったらどうするか?
“人事部に”退職届と健康保険証を郵送しましょう。
人事部に退職届を郵送するというのが良い判断でして、なぜなら上司や部署宛てだと退職届を握り潰される恐れがある上、余計なコミュニケーションコストが発生する可能性があるからです。
コメントにもあるけど、退職をするときに
「人事部に」
退職届を郵送するというのは良い判断だと思う。上司に送っても社長に送っても握り潰される可能性があるから、事務的に手続きを進めてくれる人事部に送るのが正解なのだ。
— タコペッティ (@syakaisei) November 16, 2019
人事部であればパワハラ問題等にも敏感であるため退職にも理解があることでしょうし、何より退職手続きをするのは人事部ですから、第三者を介することなくストレートに退職手続きを進めることができます。
もちろん、彼の場合は急な退職届郵送であったため顔見知りの人事部社員から
「どうした???」
と電話がかかってきたようですが、上司よりも人事部の方が話は通じやすいはずですし、「退職します!」と意思表示さえすれば何も問題はありません。
そのまま電話で退職の旨を口頭でも伝えて、すぐに退職手続きを進めてくれたそうです。
もちろん、荷物はすでに自宅に引き上げ済みだし、健康保険証も郵送で送れば良いので何も問題はありません。
会社が家に押しかけても問題ないように、自宅を留守にしておく
ただ、彼はさらに狡猾でして、退職届を郵送したその翌日から旅行に出かけていたとのことです。
理由といえば簡単で、しつこい上司やしつこい会社だと、退職を引き留めに家まで押しかけてくる可能性があるからです。
家まで押しかけてこられたら普通に警察案件なのですが、退職ごときでそんな面倒な揉め事になってはかないません。
ですので彼は、会社が家に押しかけても問題がないよう、旅行に出かけて自宅を逃亡しておきます。
ちなみに、そんなわけですから彼が人事部から電話を受け取ったのは山登りの最中だったらしいです。この厚顔無恥さは僕らも見習うべきところかもしれないですね笑
なお、法律上は退職届を郵送してからも2週間ほどは社員に出社義務があるとのことですが、その2週間は有給で処理をすれば良いという話です。
土日を挟めば有給が10日あれば2週間を消化できる計算ですから、新入社員であっても入社半年経過して有給10日を取得さえできていれば、退職届を郵送してその日中に会社を辞められる計算になります。
まあ、仮に有給が1日も残っていなくとも、会社からすれば一介の新入社員に対して出社要求をするために裁判を起こす方がコストですから、そこまで気にしなくて良いということですw
まとめ。退職は、計画的に
ということで以上!
「退職届を郵送して上司に会わずに大企業を辞めた新入社員から学ぶ、ストレスなく会社を辞める禁断の退職術」でした!
まとめると、下記のようになりますね。
上司に顔を合わすことなく会社を辞める高等テクニック
1.会社の荷物は事前に全て引き上げ
2.退職届と社会保険証を人事部宛に郵送
3.会社が家に押しかけても大丈夫なように旅行に出かけ逃亡
4.あとは人事部とやり取りするだけ汎用性のある退職法だと思うので、おいおいブログにもまとめようと思う。
— タコペッティ (@syakaisei) November 16, 2019
要は、退職代行業者がやることを自分でやるということですね。
会社や上司との関係性をなんとも思わない強靭なメンタルさえあれば、このやり方で自分の時間を1ミリも犠牲にすることなく会社を退職することができると思います。
是非お試しください!
ではでは、辛い会社員生活が続きますが、労働から卒業すべく、週4時間労働を目指すべく、頑張っていきましょう。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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