地方銀行はやめとけ!ブラックすぎて新卒1年目で短期離職した実体験談

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本日は、地方銀行のブラック体験談を記事にしていきます。

地方銀行と言えば、福利厚生もしっかりしており、給料もそこそこ…というイメージがある方も多いかと思いますが、実際に地方銀行で働かれていた方のお話を聞く限り、決してそんなことはないようです。

 

・サービス残業は常態化し、昼休憩を取ることすらままならず、土日は仕事関係のイベントで潰れ、プライベートはほぼゼロ

・過酷なノルマを強いられ、ノルマを達成するまでは会社に帰ることができない

・日常的に過度なストレスに晒され、胃薬を常備する行員が多数

・気に入らない新入社員に対する執拗ないじめ

 

そんな過酷な現実があるようです。

 

ということで今回は、某地方銀行に約1年間在職していたYさんからの証言をもとに、地方銀行のブラック労働の実態について書いていきたいと思います。

Yさんの経歴だけ簡単にご紹介しておくと、Yさんは新卒で某第一地方銀行へ就職しました。

しかし、最終的にはストレスで心身を病んでしまい、わずか1年で会社を退職することになります。

 

・Yさんが会社を辞めるに至った理由

・地方銀行に蔓延する、昭和感漂う旧態依然の働き方

・地方銀行に未来がない、オワコンの理由

 

これらを詳しく見ていきます。

今現在、地銀にお勤めの方、または地銀への就職を検討されている就活生にとっては非常に参考になる内容だと思います。是非とも最後までご覧ください。

新卒1年目の行員は見た!地方銀行の旧態依然とした”働き方”

Yさんが地銀の働き方に違和感を覚えたのは、新入社員の入社式からでした。

入社式では、「新入社員の誓い」という題目で、頭取の前で男女が”新入社員の誓い”を読み上げる儀式が執り行われます。

 

お辞儀の角度すらもきっちりと決まっており、ミレニアル世代のYさんからすると吐き気がするくらいの内容から新入社員生活がスタートすることとなります。

いらすとやでイメージするなら、こんな感じの入社式でしょうね。

 

 

入社初日の入社式の時点で、”地方銀行”という組織の在り方に違和感を覚えたYさん。

さらに追い打ちをかけるように、新入社員研修では毎朝社歌の練習をさせられ、組織への不信感はさらに深まります。

 

そして、研修が終わって支店に配属されたYさんが見たのは、とても令和の時代とは思えない、旧態依然の“昭和感漂う”働き方だったのです。

Yさんは取材の際、当時を振り返りながら、こう語っていました。

 

「忘れもしません。配属初日、支店の行員さんたちが死んだ魚のような目をして働いていました。

行員さんたちが死んだ魚の目をしていた理由は、働いていくにつれ、徐々に明るみに出てきます…」

 

ということで、Yさんは見た!地銀の旧態依然の働き方について具体的に見ていきましょう。

 

役職によって、お辞儀の角度を変えなければならない

支店に配属され、Yさんがまず最初に怒られたのは、「支店長へのお辞儀の角度」でした。

毎朝、支店長と支店長代理にお辞儀をして挨拶をしなければならないというルールがあったそうなのですが、役職者に対するお辞儀の角度が明確に決められていたとのことでした。

Yさんはインタビューの際、以下のように語っていました。

 

「毎朝、行員1人1人が支店長と支店長代理に対してひたすら挨拶をしていきます。

私が配属後に最初に怒られたのは、“支店長へのお辞儀が浅い!”という理由でした。

お辞儀の角度で言えば10度くらいの角度だったと思うのですが、“支店長に対してはもっと深くお辞儀をしろ!”と、あとで先輩から怒鳴られました…」

 

ざっくりいうと、

 

■支店長:45度
■副支店長:30度

 

このくらいの角度で役職者に対してお辞儀をすると、相場が決まっていたとのことです。

新入社員のYさんはそんなこと知るはずもありませんから、支店長に対して10度程度の浅いお辞儀をして、逆鱗に触れてしまったということですね。

 

逆のパターンもありまして、パートのおばさんに深々とお辞儀をしたら、パートのおばさんから怒られた経験もあったようです。

 

「パートのおばさんにもお辞儀は必要なのですが、あまりにも深すぎるとダメということでした。パートのおばさんに対するお辞儀の角度で言えば、10度くらいでしょうか。」

 

Yさんはこうしたお辞儀文化に触れるにつけ、「背筋が凍るようだった」と、言っていましたね….

 

昼休みという概念は”無い”

次にYさんが怒られたのは、「昼休みを取りすぎだ!!」ということでした。

取りすぎと言っても、規定通りに50分ほど休憩を取っていただけだったということです。それでも、「休みすぎだ!」と怒られるのです。

 

「行員さんたちは、基本的には10分〜20分でお昼ご飯を食べます。繁忙期や、お客さんが多い時はお昼ご飯を食べないという時もザラにあります。

私も、入社3ヶ月目くらいまでの段階では50分くらいのお昼休憩を取っていたのですが、パートのおばさんから

 

「休みすぎだ!」

 

と怒られてしまいました。

もはや、“昼飯は食べないのが普通”という暗黙の了解がありましたね…」

 

僕らは食うために働いているはずなのに、「昼飯は食べないのが普通」なんて、本末転倒も良いところですよね…

 

ちなみに、Yさんの同期の1人は、

「なぜ他の人が働いているのに、あなたは呑気に昼飯を食べているの?」

と、上司から詰められることもあったそうですw

 

土日は仕事関係のイベントで潰れ、プライベートはほぼゼロ

昼休憩を取ることができないこともさることながら、Yさんは地域のお祭りなどのイベントに無給で強制参加させられていたそうです。

その他、銀行業務検定やFPなど、銀行員に必要な資格試験の勉強もしなければなりません。これらの勉強は土日でこなす必要がありますし、もし落ちるようなら呼び出されて詰められます。

FPなら汎用性のある仕事なのでまだマシなようですが、銀行業務検定は銀行内でしか役立たない資格なので、勉強するのが非常にだるかったということです…

 

有志の間で勉強会も定期的に開催されていたそうですが、ほぼ強制参加ということでした。

こんなんじゃ、プライベートなんてあってないようなもんですよね…

 

ちなみに、有給を取得する際も、「この度はお休み失礼します。」と、なぜか謝罪をしなければならなかったそうです。

有給は労働者の権利であるはずなのに、休みを取得するのに謝罪しなければならないなんておかしな話ですよね…

 

過酷なノルマ

極め付けは、銀行員特有の過酷なノルマです。

金融商品ごとに細かなノルマがあるということで、未達者には激しい詰めが待っているということでした。

 

「2日連続でノルマ未達ということが絶対ないように!」

 

という脅しのようなメールが一斉送信で送られてきたり。

 

「数字を取れるまでは帰ってくるな!」という、ドラマにありがちな声もたびたび聞いていたということです。

 

過酷なノルマを達成するため、友人や家族に自社の金融商品を勧めていた人もいたそうです。

大学時代の友人に電話をかけて、「クレジットカードを作ってくれ!」という感じで営業するわけですね。

まさに、友人を売ってノルマを達成するわけですから、失うものが多いと言えるでしょう…

 

メンタルを病む人が多い

これまで見てきたことから、地銀ではストレスでメンタルを病んでしまう人が非常に多いということです。

常に胃薬を常備していたり、中には胃炎になってしまう人もいたとか。

 

女性行員の中には、休憩室で涙を流す人もいたということです。

 

信じられないことに、「新人の女子は泣いて当たり前だ」という文化がありました。

だから、いわゆるお局さんと呼ばれる女性たちは、「少しでも気に入らない新人行員がいたら、泣かせる」といういじめまがいのことをやっていたそうです。

 

いやあ…信じられない世界ですね…

 

ちなみに、Yさん自身も、夜中に悪夢を見て突然目を覚ますということがあったそうです。

 

地銀に未来がない、オワコンな理由

さて、そんなこんなでYさんは、「地銀に未来はない」と本気で悟るようになります。

これまで紹介してきた旧態依然の働き方もさることながら、地銀の将来性に対しても疑問を持つようになります。

以下、実際に地銀で働いていたYさんが感じた、「地銀に未来がない、オワコンな理由」を書いていきます。

 

銀行業務は、先細っていく

日銀のマイナス金利政策によって、銀行の金利収入は先細りつつあります。

法人融資によって金利収入を得るというのが一般的な銀行の収益モデルですから、今の時代に合っていないと言わざるを得ません。

だからこそ、地銀は投資信託、保険など金融商品の販売による手数料収入をメインにして稼いでいく必要があるのですが、その方向に思い切って舵を切ることもできず、収益源はどんどん先細りつつあるということです…

 

地方の過疎化が進展し、貸出先がないという現実

では、「融資先を増やせば良いじゃないか!」というと、そんな簡単なわけにもいきません。

そもそも、地方の過疎化が進展し、融資の需要自体が減っているのです。

融資の需要自体も減少しており、仮に貸出先を見つけたとしても、低金利の時代ですから昔ほど儲からないわけです。

まさに、八方塞がりという他はありません。

 

保険や投資信託の販売も、今やネットが一般的になりつつある

「融資がダメなら、保険や投信などの金融商品を売れば良いじゃないか!」という意見もあるかもしれませんが、そもそも、保険や投信については今やネットでの販売が普及しています。

ネット保険やネット証券が興隆する中、窓口での金融商品の販売は先細りしていく一方でしょう。

 

Yさんの同期には、お客さんに対しては地銀の口座を勧めているのに、自分自身は楽天銀行の口座を使っている人もいたそうです。

 

要は、自分の勧めたくない商品をお客様に薦めているんですよね…

 

自分の商品を心から愛することのできない営業マンしかいない会社、そんな会社が、今後成長するでしょうか?

 

大量離職する人材

さらに、大量離職も問題になっています。

今や、就職四季報で離職率を公表できないほど凄まじい勢いで若手行員が離職しているということです。

Yさんの体感で言うと、大体、5年で半分くらいの若手行員が退職していなくなるということです。

人材が次々と流出していく業界に、未来があるとはとても思えませんね…

 

ちなみに余談ですが、かの有名な竹中平蔵氏は、自身のYouTubeチャンネルで

「地方銀行は構造不況業種であると認めよ!」

とも言っていますw

 

入社1年で地銀を短期離職し、ホワイト企業へ転職

ということで、Yさんは地銀の旧態依然の働き方、将来性のなさに嫌気が刺し、会社をわずか1年で短期離職することとなります。心身ともに、もう限界だったということですね….

既に若手社員の離職が多い状況だったので特に引き止められることはなかったそうですが、上司には、「少なくとも3年は勤めたらどうだ?」という説得はされたそうです。

 

それでも、既にメンタルを病んでいたYさん。もう辞める以外の選択肢は考えられなかったらしく、次の転職先を決める前にさっさと会社を辞めてしまったそうです。

その後、Yさんはニート期間を経て、自分の人生について初めて真剣に向き合ったそうです。

そして、最終的にホワイト企業への転職を成功させます。

 

Yさん自身は、地銀を辞めて後悔しているなんてことは一切なく、むしろ

 

「銀行員を辞めて後悔している人は、一人も見たことがありません」

 

とまで断言しております。

現在は、今の会社に完全に満足というわけではないものの、ほどほどに楽しく過ごしているということです。

 

実際、今の日本は特に働かなくとも生きていける社会なんですから、世間体を気にして無理に昭和脳の職場で働く必要なんてないんです。

 

「銀行員なんだから安泰だよ」「せっかく第一地方銀行に入ったのだから、辞めるのは勿体無い」などなど、こんな常識に惑わされてはいけません。

 

いくら有名企業に勤めていようとも、職場環境がクソだったら、その時点で仕事選びは失敗しているのです。

 

経営の神様であるピーター・ドラッカーは、人のキャリアについて、以下のように言っています。

 

もしも自分が今の会社に入社していなかったとしたら、あなたは今の会社に就職したいか?答えがNoなら、今の会社にしがみつく必要はない

 

この質問を自分に問いかけてみましょう。

 

要は、「自分が今から就活を始めるとして、今の会社に入社したいか?」ということです。

大半の方は、「ノー」と答えるのではないでしょうか?

 

つまり、この問いにイエスと答えられない限り、あなたは今の勤め先に満足していないということになります。

今の会社に入社するためにどれだけ頑張ったかとか、今の会社でどれだけ頑張って働いてきたかとか、そんなものは何の判断材料にもならないのです。

なぜなら、それはあくまで過去の話だからです。

まっさらな状態で、「今の会社に入社したいかどうか?」

 

これだけを考えてみましょう。

 

答えがノーなら、今の会社にいる理由はないんです。

 

近年の日本企業において、理不尽な上司の元で働き続けても仕事の成果が上がるわけがありませんし、給料が上がるわけでもありません。

 

「職場が理不尽で…」だの「職場がブラックで…」だの、そんな悩みに時間を奪われている暇があったら、もっと自分を生かせる環境にさっさと身を置けば良いだけの話なのです。

 

ちなみに、この記事を書いている僕自身は、クソ職場から逃げに逃げ、3回の転職を繰り返した結果、最終的にWeb業界という素晴らしい業界に巡り会うことができ、文字通り人生が変わりました。

Web業界は合理性を重んじる業界ですので、お辞儀なんてやったこともありませんし、過酷なノルマもありません。

もちろん、昼休みは自由に取れますし、完全リモートワークなのでいつでもどこでも自由に働くことができますw

 

つまり、Web業界に入社してから、職場でストレスが溜まるということが一切なくなったのです。

 

参考までに、Web業界の良いところを以下のようにツイートさせていただきました。

 

 

もう、最高ですよね…!

 

ということで、「理不尽な職場にうんざり!昭和脳の企業にうんざり!」という方は、Web業界のような合理的で、社員をきちんと重んずる業界に転職するのが一番の解決策だと思うのですよ。

 

ポジショントークにはなってしまいますが、Web業界は若者にとって最高の環境だと思います。

僕は少なくとも、Web業界に転職してから人生が変わったと本気で思っています。

今はもう、いつどこで働いても自由の環境なので、目覚ましをかける必要もありませんし、会社からの電話にビクビクする必要もありません。

PC1台さえあれば、いつでもどこでも自由に働ける、最高の環境を手に入れることができたのです。

 

もちろん、自分に向いている業界に入社するのが一番ですので、別にWeb業界でなくとも構いません。

重要な点は、昭和の働き方から脱却できない古臭い衰退産業からは逃げて、もっと自分を生かせる環境にさっさと身を置くべきだということです。

 

今回のお話が、多くの方の参考になれば幸いです。

 

参考までに、未経験からWeb業界に転職する方法は以下記事に詳しく書いておりますので、興味のある方は是非ともご覧ください。

未経験からWeb業界に転職する3つの方法(経験談も語ります。)

 

ではでは今日はこの辺で。

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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