入職7年目の市役所職員が語る!地方公務員の闇と実態

一流企業であってもサービス残業や鬱病に悩まされる人が多い中で、ホワイトと呼び声高い地方公務員。

しかし、地方公務員の内情と実態はあまり表に出ていないように思えます。

ということで本日は、実際に市役所に勤務している現役地方公務員の方に「地方公務員の闇」について記事を寄稿していただきました。

彼は僕の先輩にあたるのですが、地方公務員になり現在7年目。これまで3つの課を渡り歩いてきており、地方公務員の酸いも甘いもあらゆるところを知り尽くしております。

ということで以下、そんな地方公務員歴7年目になる彼からの寄稿記事になります。

 

ちなみに僕個人としては、「市民対応窓口がある部署に、やる気がない一部の中高齢職員を配置しがち」という点にはすごく納得しましたねー。

だって市役所の窓口に行ってもロクな対応されないんですもん…

 

ってことでこれから地方公務員を目指そうとしている皆さん、市役所に就職したいと考えておられる皆さん、是非ご参考ください!

 

自己紹介

大学で法律学を専攻・卒業後、大卒事務で某市役所に入りました。

地方公務員になり7年目で、異動歴は生活保護課2年→労務課3年→税務課2年目です。

 

なぜ地方公務員を目指し、地方公務員になったのか

学内で公務員試験対策講座が実施されており、同じ学科の学生の半数程度が受講していたので、流されて私も受講することにしました。

幸い、受講料(30万円位)は親に払ってもらいましたが、1年で約500時間(90分×300コマ以上)の授業を消化して、それ以外の時間でも勉強漬けの毎日で、想像以上にハードなものでした。

勉強の合間に官庁や地方自治体の説明会などに参加して、公務員という仕事は私が大学で専攻していた法律を生かせる職業であることが分かり、公務員になろうという気持ちを固めました。

また、公務員の様々な職種の中でも地方公務員を第一志望にしようと決めた理由は、自分が生まれ育った地域に貢献できることと、転勤範囲が限られており、ライフプランが立てやすいことです。

 

面接ではどんなことを聞かれたのか。どんなことを答えたのか。

なぜ国家公務員や他の地方自治体ではないのかとか、地方公務員になって何をやりたいかとか、公務員試験の面接対策本にありがちなことを聞かれました。

これに対する答えとして、地元への愛着や、専攻していた法律知識を生かしたいこと、地域経済の発展に携わりたいことを答えました。

 

現在の仕事内容

税務部で、期限までに納税できない人の納税相談や、滞納者に対する強制処分(差し押さえなど)を担当しています。

その中で以下、地方公務員の闇について思いつく限り書いていきたいと思います。

 

地方公務員の闇

 一次試験と二次試験の合格者の男女比の逆転

一般に、公務員試験は一次試験(筆記試験)の点数+二次試験(面接試験)点数で最終合格者を決定するのですが、一次試験では男性の合格者が多いにもかかわらず二次試験は女性の合格者数が上回っている自治体が相当数あります。

これには2chの公務員試験スレッドなどでも、地方公務員試験は女性を優遇しているなどという書き込みが散見され、私自身、受験生の頃は地方公務員試験は女性に有利なものだと思っていました。

しかし、実際に入庁してみて感じるのは、国家公務員(総合職含めて)も狙えたけれども、あえて地方公務員を選んでいる女性職員が多いということです。

男性の場合、転勤が多い国家公務員になることに抵抗がない人が多いのに対して、女性の場合、仕事に対する意識が高い一握りの人だけが国家公務員になっているように思います。

国家公務員(総合職を含む)になれる能力があっても、将来のライフプランを考えて、地方公務員を選ぶ人が多い結果、受験時点では男性受験生よりも女性受験生の方が仕事に対する意識が高い傾向があるから、具体的な将来設計などを面接で話せる→2次試験(面接試験)で女性が強いのではないでしょうか。

 

あとは、単純に女性の方が、よく喋り、コミュニケーション力が高いです。

公務員試験では、二次試験の点数の方が圧倒的に高いので、一次試験と二次試験の合格者の男女比の逆転が起こることは、試験の性質上当然なのかもしれません。

また、地方公務員は、国家公務員に比べると地域住民等と話す機会が多いので、この面接試験の仕組みは、地方公共団体のニーズにも合致しているように思います。

 

市民対応窓口がある部署に、やる気がない一部の中高齢職員を配置しがち

生活保護のケースワーカーや税務等の市民対応をメインの仕事とする部署では、仕事をしない(仕事ができない)中高齢職員が多い傾向があります。

私が勤めている地方自治体では、事務職として採用された新規採用職員のほとんどが福祉か税務系の市民対応がある部署に配属され、その後、内部管理や観光等の部署と市民対応窓口のある部署を行ったり来たりする人が多いです。

 

一方で、仕事へのやる気がない一部の中高齢層職員が一定数おり、部署内の人数が比較的多い市民対応窓口に配置して、他の職員で仕事を肩代わりしている実態があります。

 

私自身、一市民として役所に行くと、暇そうにしている職員が目につきます。

実際にはそういう人が内部管理や外部の要人との交渉がある部署にいると仕事が回らなくなって困るし、クビにもできないから、とりあえず市民対応のある職場に配置して薄めておこう、という人事管理上の配慮があるように思います。

 

管理職員と一般職員の手取りの逆転

管理職になると、超過勤務手当が支給されない代わりに管理職手当がもらえるのですが、管理職手当よりも高い超過勤務手当が支給されている職員が相当数存在します。

部署によっては繁忙月の超過勤務時間が200時間を超えるような部署も存在し、こういった部署に管理職として配置された日には、「不幸な管理職」などと揶揄されます。

 

このような状況であるため、能力があっても昇任を望まない職員も相当数おり、管理職手当と超過勤務手当バランスの悪さが能力のある職員のモチベーションの低下を招いています。

このように、出世をするほど職務・職責に見合った手取りがもらえなくなるのは公務員の給与制度の特徴であるように思います。

 

 避難訓練+災害対応、選挙

台風や地震により避難所を開設する際には、深夜であっても出勤をしなければなりません。

私が担当している避難所では年に5~6回程度の避難所開設のほか、年に2回程度の避難訓練がありますが、避難所関係者以外の市民が避難してきたり、避難訓練に参加してきたりしたことはありません。

 

それでも万が一のために備え、指示があれば避難所を開設しなければなりません。

 

また、選挙事務に従事するのも地方公務員の仕事ですが、朝の6時頃から深夜に至るまで投開票事務に従事しなければなりません。

ミスが許されない仕事ですが、手待ち時間が多く、作業も単純にもかかわらずこの一日だけで莫大な人件費がかかっています。

今は期日前投票などもあるのですから、一担当としては投票時間を短くしたりするなどの工夫を望むところです。

 

地方公務員を志望し、何度も落ち続ける公務員志望生の実態

コミュ力が低くて受験勉強に全振りの公務員受験生は多浪になりがちで、多浪の人ほど学生時代の経験や面接対策を疎かにしがちであるように思います。

また、公務員は一度就くと辞めさせることが非常に難しいので、経歴や性格が尖った人を避けている、という話を聞いたことがあります。

面接は伜なくこなすことが、地方公務員試験合格のポイントなのかもしれません。

 

最後に。地方公務員を目指している人へ

実際に公務員になってみて、想像以上に仕事に対して法律上の根拠や理屈が求められる仕事であるように思いました。

過去に、条例の作成や改正等も担当したこともありますが、学生時代に学んだ知識を応用して、条例を作成・改正したときの達成感は、何にも代えがたいものですので、公務員は、学生時代に法律を専攻していた人に特にお勧めの職業です。

 

一方で、法律などに触れたことがない人であっても、地方公務員の仕事の中では、市民対応や関係部署との連携、法令根拠等の説明等の際に、高い水準の理解力・説明力が求められるため、地方公共団体では、コミュニケーション力が高い人を求めています。

 

今回、「地方公務員の闇」と題し、地方公務員のネガティブな側面を中心に書きました。

 

公務員の仕事は非効率的で、融通が利かないといった面がありますが、それ故、時として仕事の難易度が高いこともあります。

一地方公務員として、こういった背景を踏まえた上でも、地域に貢献したい気持ちが人一倍強く、向上心とガッツのある職員と将来一緒に仕事ができることを願っています。

 

まとめ

以上!「入職7年目の市役所職員が語る!地方公務員の闇と実態」でした!

ご参考になれば幸いです。

 

ではでは今日はこの辺で。

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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