「居酒屋のバイトなんて誰でもできるはずなのに、なんで自分はこんなこともできないんだろう…」
「電話の取り次ぎができなくていつも怒られてる…おれは学歴が高いのになんでこんな簡単なことができないんだ…」
こんなことをお悩みの方も中にはいらっしゃると思います。
ですが、ご安心ください。
誰にでもできる仕事などこの世には存在しないのです。
事実、僕も居酒屋のバイトは全くできませんでした。オーダーを取っても覚えられず、今自分が何をすべきかもわからず、客に間違った料理を出すなんて日常茶飯事でした。
どんな簡単な仕事でも、それは誰にでもできる仕事ではないのです。誰にでもできる仕事というのは、大多数の人ができる仕事、と言うのが正しいでしょう。
ということで、本日は「なんで自分はこんな簡単なこともできないんだろう…」と思い悩んでいるあなたへ、誰でもできる仕事ができなくても諦める必要はない、むしろあなたにしかできない仕事は存在し、それを見つける方法もある、ということをお伝えしたいと思います。
目次
そもそも誰にでもできる仕事とは?
まず、そもそも誰にでもできる仕事ってなんでしょう?そもそも誰が決めたんでしょう?こんなの誰でもできる仕事だ!って。
誰でもできる仕事の例を挙げるなら、居酒屋店員、コンビニ店員、イベントスタッフ、清掃員…僕が経験したバイトの中で思い浮かぶ限りだとこのくらいでしょうか。
正直、居酒屋店員とコンビニ店員も、向き不向きがはっきり分かれる職業だと思いますよ。
居酒屋店員なんて1度にやること多すぎじゃないですか。お客さんを案内して、オーダーを取って、飲み物を運んで、またお客さんが来たら案内して、料理が出たら席番号のところに料理を運んで、水頼まれたら水を出して…
もうね。やること多すぎるんですよ。コンビニもしかりです。
とてもじゃないですが常人ができる仕事ではありません。物事を並行して進められる能力を持ち合わせているかどうかで、はっきりと向き不向きが出る仕事であると思います。
よく「高学歴の人たちは居酒屋バイトができない!」なんて言われるじゃないですか。
その理由、僕もなんとなくわかっておりまして、こちらの記事に詳しく書いているのですが居酒屋バイトみたいな仕事ができない人って要は並行思考ができないんですよね。
並行思考ができない人たち
僕もそうなんですが、誰でもできる仕事ができない人というのは並行思考ができない人が多いです。
並行思考ってなんなの?と言うと、別に正式名称でもなんでもなく僕が勝手に呼んでいるだけなのですが、物事を同時並行して進める能力のことを言います。
例えば居酒屋!この仕事は一度に多くのことをこなす必要がありますよね。
オーダー取って料理を運んで客を案内して会計して…
その時やることが明確に決まっているわけではなく、その時々の状況に合った仕事をこなす必要があります。
並行思考ができない人って、僕もですがここが弱いんです。
僕含めてそこそこ勉強が得意な高学歴な人って、一つの事を淡々とやるだけの勉強みたいな業務は得意なんですけど、複数の仕事を並行して同時に進める必要がある居酒屋やコンビニみたいな業務にはとことん弱い傾向があるんですよね。
また、得てしてコンビニとか居酒屋みたいな業務ってすぐ忘れていいような無意味に思える業務も多いので、深く考えすぎる人は向いていない可能性があります。
発達障害で起業家としても有名な借金玉さんもこう仰っておられますね…
「その学歴でなんでオーダー5つくらい覚えられないの?」という怒られはわりと人生で発生しましたが、「なんで作業しながら雑談しつつオーダー覚えられて、おまえ俺より学歴低いのか完全に意味不明」って返したらマジギレされたことある。
— 借金玉 (@syakkin_dama) 2017年3月27日
借金玉さんも文章、考え方などを見ているとかなり頭のいい人なんだろうなーとか思うんですけど、それでもコンビニバイトや居酒屋バイトができないところを見るとやはり並行思考ができないんだろうなと思わずにはいられません。
他には有名人だとイケハヤさんも言っていますね。「コンビニバイトは誰にでもできる仕事ではない!」って。
コンビニバイトが「誰でもできる仕事」だとは思えない。ぼくは3日で根を上げることでしょう。無理です。
仕事は何にでも向き不向きがあるので、そこを意識しないと消耗します。自分の性質的に「向いている」ことをやりましょう。それを伸ばせば「得意」に変わりますよ。— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2017年10月7日
イケハヤさんも借金玉さんも早稲田出身ですが、やはり物事を深く考えすぎる人、同じことをずっとやっているのが得意な人ってコンビニバイトや居酒屋バイトのような誰にでもできる仕事が向かないと思うんですよね。
僕は誰にでもできる仕事ができません
有名人の名前ばかり挙げて恐縮ですが、かくいう僕も誰にでもできる仕事ができません。
例えば僕は学生の頃にイベントスタッフをやっていたのですが、みんながびっくりするくらい作業ができませんでした。
イベントスタッフも同時にやることがたくさんあるんですよね…
荷物を運んだり、アンケート用紙を渡したり、お客様を整列させたり、同時に様々な業務をこなさねばなりません。
僕にはどうしてもそれができませんでした。
1日の派遣バイトということが多かったので特になんのスキルも必要ない簡単な仕事だったはずなのですが、僕にはこの簡単な仕事ができませんでした。
ちなみに、一緒に業務をしていた未経験バイトの人はいとも簡単そうに横断的な業務をこなしていました。
このとき僕は思ったのです。
「ああ…この世には誰にでもできる簡単な仕事ってないんだな…人には向き不向きがあって、その仕事に向いていないとずっと辛い目に合うんだろうな…」
と。
誰にでもできる仕事ができないのなら、あなたの不適性がわかったということ
とはいえ、僕の経験は貴重でした。
なぜなら、僕は並行思考ができないため、物事を同時に並行して進めなければならないようなイベント業務にとことん弱いということに気づいたからです。
また、僕にとってのもう一つの発見は、自分に向いていない仕事をいくら頑張ってもせいぜい人並みにできる程度にしか成長しないということでした。
どんなに苦手なことでも、ひたすら練習すればできるようになります。ただ、苦手なことを頑張っても所詮は苦手なこと。人並み程度にしかできるようはなりません。
このご時世において、人並みにできるだけでは生きていけないのです。何か秀でるもの、向いているものを伸ばしてこそ意味があるのです。
そもそも自分に向いていない仕事に関してはモチベーションも上がりませんしね…また、僕は現在会社員ですが、会社の仕事にはどう考えても向いていないな!というのは感じることでもあります。
そもそも会社の仕事は所詮会社の利益のための仕事ですし、自分のお金にならないと思った瞬間やる気がなくなるのです。
このへんの僕自身の特性も会社員をやって初めてわかってきたことでもあります。
例えばキミスカという就活サイトで最も当たると有名な適性検査を受験してみたのですが、見てくださいよ結果を…
小さいので見づらいと思いますが、僕の人物像はこのように診断されました。
「役割意識に欠け利己的、孤立した意識をもち社会性に欠ける、感受性に欠け心理や感情理解が困難といった傾向がでている。」
この辺マジで僕のことですからねw 社会性がなくて空気が読めないので、社会に適合できず転職を繰り返しているわけです。
ただその代わり、
「本質や答えを見抜く感性に優れている、筋道立てて思考し理解がよいといった傾向がでており強みといえる。」
という長所があるので思考を整理してブログ書いたり、世の中の本質を見極めて真実を発信する面においては向いているわけです。自分で言うのも恥ずかしいですがw
僕の例から見てもわかることとして、自分の適性を把握して、その職に就くというのは何にも増して重要なことなのですよ。
事実、僕は今のところブログでそこそこ稼げていますからね…
誰にでもできる仕事ができない人は、誰でもできない仕事に向いている可能性が高い
ちょっと文章がややこしいですね。
最後に僕が言いたいのは、誰にでもできる仕事ができないからといって落ち込んではいけないということです。
逆に言えば、誰にでもできる仕事ができないあなたはチャンスです。場合によっては、誰にでもできない仕事に向いている可能性があるからです。
例えば僕を見てください。僕はコンビニバイトや居酒屋スタッフの仕事はできませんが、ひたすら文章を書くとかひたすらなにかを調べ続けるとか、とにかくひたすら何かをやり続ける業務には非常に向いていたので、今ではブログで月20万円以上をコンスタントに稼げるようになっています。
ブログを延々と書き続けるなんて、多くの人ができることではないと思います。
現状、僕のブログの価値は月に20万円くらいですが、この価値は誰にでも生み出せる価値ではありません。
僕が僕のブログを書くという行為は、現状で僕にしかできない仕事だと思っています。
このように、誰にでもできる仕事ができないというのはチャンスなのです。なぜなら、必ず他に自分に向いている仕事があるからです。
まとめ。あなたの適職を見つけよう
ということで、誰にでもできる仕事ができない…と落ち込んでいる皆さん、それはチャンスです。
必ずあなたに向いている仕事があるからです。
それを見つけるのが20代、若い頃ではないでしょうか。
そして、自分に向いている仕事ってどうやって見つければいいの??と思っておられる皆さん、就活生であればキミスカの適性検査を一度受検しておくことをオススメいたします。
先ほどもちょっと触れましたが、就活系サイトの適性検査の中でも恐らくは1番当たりますし、最も細かく性格分析が出てきます。
まだ受検したことがない!という方は今のうちに受検しておきましょう。
ただ、こうしたツールを使うのもいいですが、最も重要なことはいろんなことに挑戦してみることです。
いろんなことに挑戦して、自分の向き不向きを知る。これこそが若いうちにやっておくべきことでしょう。
例えば僕は居酒屋バイト、塾講師、イベントスタッフ、清掃員、合説運営、会社員、ブログ、Youtube…様々なものに手を出してきましたが、そのおかげで自分に向いていない仕事と向いている仕事というのがはっきりしてきました。
僕は間違いなく居酒屋バイトやらイベントスタッフには向いていないのです。何故なら僕は鈍臭いからです。
ですが、ひたすらブログを書き続けるとか、ひたすらペンを回し続けるとか、そういった作業は苦もなくこなすことができます。それは僕の強みです。
この強みも、ひとえに僕が様々なチャレンジをしてきたからこそ知り得たことであります。
皆さんも色々なことにチャレンジして、自分の強みを見つけましょう。
ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
などは僕のメルマガにて公開しております。
メルマガ限定の情報なども流しますので、ご興味ある方は下記リンクより是非とも僕のメルマガにご登録していただければと思います。もちろん登録は無料です。
ではでは
コメント