会社を潰すワンマン社長の特徴w 個人としては優秀だけど、リーダーとしては無能な経営者….

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「カリスマ社長の率いるベンチャーに入社すれば、自分も成長できる!」
「この社長がいる限り、会社は一生安泰だ!」

このように、「超優秀なカリスマ社長が率いるベンチャー企業に入社すれば、自分も会社も一生安泰だ!」と、こう考える方も多いと思います。

 

しかし、本当にそうでしょうか?

 

確かに優秀なワンマン社長はこの世にたくさん存在しますが、優秀であるからこそ、会社を崩壊させてしまうケースも多々存在するのです。

 

ということで今回は、

 

・個人としては優秀だけど、リーダーとしては無能な人間の特徴

・どんなに優秀なカリスマ社長であっても、その人のもとで働いて幸せになれるとは限らない理由

 

といったテーマでお話ししていきます。

ベンチャー企業やスタートアップ企業で働くことに興味がある方にとっては、非常に参考になる内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!

個人としては優秀だけど、リーダーとしては無能な人間の特徴

まずは、個人としては優秀だけど、リーダーとしては無能な人間の特徴についてお話ししていきます。

確かに、この世の中には会社を急成長させる素晴らしい社長がいることも事実です。しかし、会社を崩壊させるクソ社長が存在することもまた事実です。

 

では、どんな社長が無能なのでしょうか?

その答えは、「ビジョナリーカンパニーZERO」という本に書かれています。

この本では、「偉大な企業を作るにはどうすれば良いか?」というテーマで、素晴らしい社長やダメな社長の具体例が書かれています。

その中でも、ダメな社長の具体例が大変参考になりますので、ちょっとご紹介したいと思います。NetflexのCEOも「起業家はこの内容を丸暗記しろ!」と言っているぐらいです。

では、本に書かれている無能なリーダーの特徴をお伝えしていきます。

 

個人としては非常に優秀だけれども、リーダーとしては無能なM氏

この本の研究対象者に、極めて無能な経営者「M氏」がいました。

しかし、M氏個人は非常に優秀でした。M氏のIQは150を超え、業界での職務経験は20年、MBAと博士号も所持しています。

世界の有力者とはファーストネームで呼び合う仲であり、週80時間も働く超努力家です。

さらに、年率30%以上のペースで成長する市場に身を置き、自他共に認められる優秀な人間であり、無能とは程遠い人間です。誰しもが、「M氏の率いる企業なら絶対安泰だろう」と思っていました。

しかし、優秀と言われていたM氏の企業は、たちまち覇気の無い停滞した凡庸な企業に成り下がっていったのです….

その原因は、M氏のリーダーシップに問題がありました。

 

M氏のリーダーシップの特徴

M氏のリーダーシップの特徴はこちらです。

 

その① 社員には「仲間をリスペクトせよ!」と説いたが、自分は決して仲間をリスペクトしなかった。

M氏にとってチームワークとは、自分への絶対服従」を意味していたということです。

社長でなくとも、「俺の言うことに黙って従え!」というタイプの上司っていますよね。要は、1ミリも部下をリスペクトしていないわけです。

こういう人間は、個人としては優秀かもしれませんが、リーダーとしては無能なわけです。

 

その② 明確な業務の優先順位を決めなかった。部下には常に10〜20のアクションを命令し、「すべて最優先でやれ!」と指示した。

こういう上司もよくいますよねえ。要は、マネジメント管理が下手すぎた、というわけです。

部下も自分と同じことができると勝手に思い込み、「全ての業務を最優先で行え!」と指示していたのです。

しかし、部下からしたら、どの仕事から手をつければ良いかわからないのです。

かといって何もしなければめちゃくちゃ怒られるわけですし、部下の不満が爆発することは当たり前ですよねw

 

その③ 常に部下を批判する一方、ポジティブな励ましの言葉は一度も掛けなかった。一度でも部下が失敗すると、絶対に失敗を忘れなかった。

「部下が成功しても、称賛は一切しない」というダメすぎるリーダー像です。

みなさんの職場にも、「部下の批判はすれど、称賛はしない」というクソ上司や先輩が1人くらいはいるのではないでしょうか?

こういう人からは、今すぐ逃げたほうがいいということです。

 

その④ 会社のビジョンをきちんと伝えていなかった。

こちらは企業のCEOにとって、非常に重要な項目です。

 

「ビジョン」と「目的」は、ベンチャー企業にとって必要不可欠です。

 

何のために会社が存在しているのか?

何の目的を持ってビジネスをしているのか?

自分の会社にはどういう使命があるのか?

 

これらを社員に伝えることはとても大切です。

自分が社会に貢献しているという実感が無い社員は、仕事に対してのモチベーションがありません。

ビジョンや目的を明確に伝えないと「自分は何のために仕事をしているのだろう?」と。社員のやる気が一気に喪失します。

事実、M氏の部下は、「目的地もなく、嵐の中をひたすら漂う船に乗っているような気がした」と語っていたそうです。

 

その⑤ 話す時も物を書くときも、むやみに専門用語を使った。

これは、意識高い系のベンチャー企業社長にあるあるです。

巷で有名になった、某ベンチャー企業の社長の挨拶文を思い出しましたね。

 

 

 

反面教師としてご紹介しましたが、こういう感じで専門用語を使いまくる社長には、絶対についていってはいけません

カタカナ用語ばかりで、「お前はルー大柴か?」とツッコミたくなりますよね(笑)

 

では、専門用語ばかり使用するのがなぜダメなのかわかりますか?

 

それは、相手の立場に立って物事を考えてないからです。

 

例えば、みなさんがベンチャー企業の新入社員だったとして、上司からカタカナ用語ばかりを連呼されたとしたらどう感じるでしょうか?訳がわからないですよね。

 

優秀な人間であれば、難しいことを分かりやすく伝えることができるのです。

 

難しいことを難しいままに伝える人間は、統率力ゼロの人望が無い人間となります。

 

結果、M氏の抑圧的なリーダーシップが原因で、組織全体が暗くなり、社員の自信も消え、エネルギーとインスピレーションが壊滅し、停滞した企業へ成り下がったということです。

ということで、もしも読者の皆さんの中に、M氏のようなリーダーシップを持つ上司の下で働いている人がいましたら、今すぐ逃げましょう。

ちなみに本書では、M氏のようなクソリーダーが企業を崩壊させることを「Mシンドローム」と呼んでいたらしいです(笑)

 

無能なリーダーが率いる企業に就職してしまい、消耗している知人の話

以上、無能なリーダーの特徴について見てきたところで、次は実際に僕の友人が遭遇した無能なリーダーの事例について見ていきましょう。

 

メガバンクから社員30名のベンチャー企業に転職し、地獄を見た友人

「メガバンクから社員30名のベンチャー企業に転職し、地獄を見た話」という記事にて詳細を書いておりますが、僕のとある友人はメガバンクを退職後、社員30名のベンチャー企業に転職しました。

しかし、そこで経験したことといえば、

 

・社員の意向は全て無視され、どこの馬の骨かもわからぬ社長の友人がいきなり上のポジションに抜擢

・顧問税理士が急に解雇され、新たな税理士が担当になるも、蒸発

・社長は会社のカネを使い、昔の経営者仲間とキャバクラ豪遊を繰り返す

 

こんなことばかり….

最終的には社員全員が離反してしまったそうです。

まさに、クソ社長ですよね。

 

SESのスタートアップ企業に入社し、地獄を見た友人

こちらも、「ブラックSES会社の営業職を1年未満で短期離職した実体験談…SESの営業はやめとけ!」という記事にて詳細を書いておりますが、僕のとある友人はSESのスタートアップ企業に入社しました。

しかし、そこで経験したことといえば、

 

・教育制度が一切存在せず、「電話を1日100件かけろ!」と言われるだけ。営業のやり方も教えてもらえない

・指示が無いのにも関わらず、結果が出ないと怒られる

・社長と直属上司の2人は毎晩のように夜遊びへ出かけ、会社の経費で払っていた。

 

要は、会社を私物化していたわけです。勤めていた友人は、わずか1年未満で会社を辞めました。

 

いかがでしょうか?

 

友人たちが勤めた企業の上司は、M氏のリーダーシップの特徴に全て当てはまります。

周囲の人間をどうでもいいと思い、自分中心に物事を考える人間がトップに立つ企業は最悪です。結果も業績も残せませんし、自分の人生にも何ひとつプラスになりません。

 

僕自身は、他人の会社を「信用しない」ことに決めました

ということで、無能な経営者の特徴についていろいろと論じてきましたが、最終的に僕が出した結論は1つです。

 

それは、「他人の会社を期待しない、信用しない」ということです。

 

僕が信用・期待することは、自分のビジネスのみです。

そもそも、他人の会社に雇用されるということは、「自分の人生を他人に委ねている」ということに他なりません。要は、自分で自分の人生をコントロールすることができていないわけです。

どんな優良企業に勤めていたとしても、「自分の勤めている会社が絶対に潰れない」という確証はありませんよね?

仮に会社が潰れなくとも、会社都合でいきなりクビになるかもしれません。最近では、黒字リストラなんて言葉も聞きますよね。

自分の人生を他人にすべて委ねていると考えてみれば、それってかなり怖くないですか?

事実、僕は3回の転職を過去に経験していますが、他人の会社ほど信用できないものはないと、肌で実感しています。

 

そして、僕自身はこのようにして自分のキャリアを真剣に考えた結果、現在はWebマーケターとして働いております。

死ぬほどマーケティングを勉強し、自分の会社を経営できるまでになりました。

 

現在の僕は、他人の会社には一切期待をすることなく、自分のビジネスのみを信じています。

 

安定した生き方はできなくなりましたが、僕は今が一番幸せです。それもこれも、自分の人生を真剣に考え、どのように生きるかが自分にとって最も幸福かを追求し続けてきた結果だと思います。

 

ということでみなさん、無能なリーダーだのなんだの論じてきましたが、結局のところ、信じられるの自分だけなのです。

他人の会社になんて期待することなく、自分のビジネスを成長させることを念頭に置いて、人生を生きていきましょう。

 

ではでは、今日はこの辺で

 

※ちなみに、これからの将来、「会社には頼らず、自分のビジネスを育てていきたい!」という方は、ずはマーケティングを勉強してみることを心の底からオススメします。

オススメのマーケティング本については、こちらの無料noteにて紹介しているので参考にしてみてください

初心者にオススメ!未経験から学べるマーケティング本4選

 

※「自分のビジネスを始めろと言われても….」という方は、まずは働きながらスキルを身につけるのもアリです。僕も、まずはWebマーケティング職に転職してスキルを身につけるところから始めました。

僕がWebマーケティング職に転職して人生が変わったお話についてはこちらの記事に書いているので参考にしてみてください。

日系企業の営業職からWebマーケティング職に転職して人生が変わった話

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと

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