皆さんは『BIZREACH(ビズリーチ)』という転職サイトをご存知でしょうか?
吉谷彩子さんがテレビCMで宣伝していることでも有名ですね。
「即戦力採用ならビズリーチ!!」
の宣伝文句でおなじみです。
ハイクラス人材に特化とか、年収1000万円以上の求人多数とか、ハイクラス案件に特化している人材紹介サービスです。
ビズリーチの公式ホームページを見てみるだけでも、意識の高い転職エージェントであることがわかります。
キャッチコピーを見るだけでも、意識の高さが伝わってきますよね
貧乏人を排除し、完全に社会の上澄み層、エリートにターゲットを絞って人材サービスを提供しています。
まあ、ハイクラス人材・ハイクラス求人にターゲットを絞った方が儲かるわけですから、当たり前と言えば当たり前かもしれません。
しかし、僕は一つ疑問に思うのです。
ビズリーチは一体どこで、「ハイクラス人材」かを判断してるんだ…?
「ハイクラス人材に特化した選ばれた人だけの会員転職サイト」と謳っているのは良いのですが、その審査基準は非常に気になるところです。
また、仮に審査が通ってサービスを利用できたところで、「本当に高単価求人からスカウトメールが届くのか!?」ということも非常に気になるところです。
ということで今回は、
■前職の年収は300万円以下
■満27歳
■短期離職を3回も繰り返す
■現在は無職
という経歴で、実際にビズリーチを利用してみました。
ちなみにこの経歴は、僕が27歳だった頃の実際の経歴です。
改めて見直すと、なかなかヤバイ経歴ですねw
さあ、こんな経歴で登録をして、果たしてビズリーチの審査に通るのでしょうか??
そして、実際に高収入企業からスカウトメールを貰うことができるのでしょうか??
検証していきたいと思います!!
目次
まずはビズリーチに登録する
会員登録
まずは何はともあれ、ビズリーチに会員登録していきましょう。
こちらの公式ホームページから、ポチポチ必要事項を入力していきます。
会員登録自体は、「メールアドレス」「パスワード」「現在の年収」を入力するだけなので非常に簡単。
ちなみに、「現在の年収」という項目では、一番低い年収の選択肢が「500万円未満」となっています。
「年収300万円のヤツなんかお呼びでねえよ!!!」
というビズリーチのハイクラスな雰囲気を味わい知ることができます。
ただ、プラス思考で考えれば、年収500万円であろうと年収300万円であろうと無職であろうと、選ぶ選択肢は変わらないということです。
年収500万円未満のサラリーマンは全員同じ穴のムジナってことですね。そう考えれば気は楽になるのではないでしょうか。
それにしても、「年収3000万円〜5000万円」の選択肢まであるんですね。
このくらいの年収層の方々であれば、転職エージェントなんか利用しない気もしますが…
ちなみに、ビズリーチでは年収が750万円未満の人を「タレント会員」、年収が750万円以上の人を「ハイクラス会員」としているそうです。
完全なる階級社会ですよね。
年収で会員をランク分けする…資本主義社会って感じです。
ただ、低年収の人にとって、これはある意味有利なクラス分けかもしれません。
だって、年収300万円の人も年収600万円の人も、どちらもタレント会員であることには変わりありません。
だったら、年収300万円でタレント会員の方がなんとなくお得感がありますよね。
登録後、職務経歴書と希望条件を記入
いろいろ思うことはありつつ、その他個人情報を入力して会員登録は一瞬で完了です。
お次は職務経歴書と希望条件を記入します。
ぶっちゃけ、「前職年収300万以下」「満27歳」「短期離職を3回も繰り返す」「現在は無職」、この経歴で偉そうに書けることなんてほとんどありませんので、職務経歴書についてはかなり適当に書きました。
希望条件については、最低希望年収として「500万円」を記入。
ちなみに、500万円以下を希望年収にすることはできませんでした。「500万円以下を希望するサラリーマンなんてお呼びでない!」って感じなんですかね。
登録ができてもまだ利用はできない!ビズリーチには審査がある!
さあ、「これで会員登録が完了!」と思いきや、すぐに利用できるわけではありませんでした。
なんでも、ビズリーチを利用するには審査に通らねばならないということです。
というのも、会員登録完了後に次のようなメールが届きました。
ビズリーチでは会員様お一人お一人にふさわしい求人をお届けする
ことで理想の転職を実現できるよう、 ご登録いただいた内容を審査しております。
ということで、審査完了まで1〜3営業日ほど待つことになります。
「なるほどなるほど…審査という名目で、低属性の人間を除外するということか…これはどうせ落ちるんだろうなあ….」
と思っていたのですが、意外なことに、なんと、通りました、審査!
以下のようなメールが届き、審査が承認されました。
審査の結果、タコペッティ様を【タレント会員】として承認させていただきました。
現在ビズリーチでは、有料のプラン「プレミアム」
を30日間無料でご利用いただけるキャンペーンを実施しており、このたび、 登録内容の承認とあわせてタコペッティ様にキャンペーンを適用させていただきました。 「プレミアム」をご利用中の方は、「スカウトの閲覧・返信、
求人への応募、ヘッドハンターへの相談」など、 ビズリーチのすべての機能をご利用いただけます。 ※30日のキャンペーン適用期間終了後は、
自動的に無料のプラン「スタンダード」に切り替わり、料金は発生いたしませんのでご安心ください。
なんと!登録して30日間は有料プラン「プレミアム」を無料で利用できるみたいです!やったね!
ということで無事審査も完了し、僕は晴れてビズリーチを利用することができるようになったのでした。
ここまでの結論としては、「前職年収300万以下」「短期離職を3回繰り返す」「無職」という、考えられる上での最低スペックで審査が通ったわけですので、審査基準は相当ぬるいと思われます。
今回の登録内容で唯一、市場価値が高い点を挙げるとしたら、「年齢」くらいですね。
「27歳」という年齢での登録ですから、ビズリーチが20代の市場価値を高く見積もっているとしたら、審査に通った理由もうなづけます。
実際、市場価値診断アプリのミイダスを利用してみる限りでも、若ければ若いほど転職の市場価値が上がるというのは間違いないようです。
ミイダスでも同様の経歴で登録してみたところ、想定オファー年収は771万円でした
こうした実例から考えてみても、年齢が若いというのは何よりも転職に有利なのかもしれません。
※ミイダスを利用すれば、無料で自分の市場価値を診断することができます!面白いツールですので、良かったら皆さんもやってみてください。
こちらのリンクから無料で診断できます。
ということで、ハイクラス人材ではなくとも、年齢が若ければチャンスはあるかもしれないということです。
利用開始早々、企業やエージェントからたくさんのスカウトメールが届く
一流企業からのスカウトメール
ということで、晴れて審査が通り、ハイクラス転職サイト「ビズリーチ」を早速利用できることになりました!
利用を開始して驚いたのは、一流企業からのスカウトメールが大量に届いたことです。
「さすがにこの経歴では企業からのスカウトメールなんて来ないだろう…」と高をくくっていたのですが、予想に反し、かなり多くのプラチナスカウトメールが届きました。
(ビズリーチでは、企業からのスカウトメールを「プラチナスカウトメール」と呼んでいるらしいです。)
プラチナスカウトメールを送ってきた企業群は、次の通りです。
・マッ◯ンゼー
・博◯堂コンサルティング
・ビ◯リーチ
これらの企業からスカウトメールが届きました。
どれも年収500万を超える案件です。
正直な話、「前職年収300万以下」「短期離職を3回繰り返す」「無職」というスペックでこれらの企業からスカウトされるとしたら、相当コスパ良いんじゃないでしょうか?
ただ1点だけ、ツッコミたいところがあります。
それは、ビズリーチ本体からスカウトメールが届いたことです。
ビズリーチからは、以下のようなスカウトメールが届きました。
「選考意思が無くても構いません。お話を聞くだけでも構いませんので、ぜひ一度当社へお越しください」
ビズリーチ…そんなに人材に困っているのか…?(困惑)
ビズリーチに入社したければ、ビズリーチに登録してみるのはアリかもしれません。
そして、大量のエージェントからの勧誘メール
ということで、マッキンゼーやら博報堂、ついでにビズリーチさんからスカウトメールが届いた時は嬉しかったのですが、それ以降はビズリーチ以外の様々なエージェント会社から、大量のスカウトメールが届くこととなります。
どうやら、ビズリーチ登録者の経歴を、他の人材エージェント会社も閲覧できる仕組みになっているようです。
推測ですが、ビズリーチに登録した求職者に向けて、一斉メールを送る仕様にしている人材エージェントさんが多いと思いました。
所感としては、名前も聞いたことがない人材エージェントからの勧誘メールばかりでしたので、話を聞く意味はあまりないかなと思いました。
どうせ話を聞くなら人材エージェントではなく、直接オファーを送ってきた企業さんからお話を聞いた方が良いでしょう。
結論:どんな経歴でも、ビズリーチは利用できる
最後に結論です。
結論としては、「どんな経歴でも利用自体は全然できるぞ!」ということです。
ビズリーチさん本体は「年収500万以上しか受け付けていません!」なんて言っておりますが、意外と普通に審査通るし、利用もできるよーってことです。
実際のところ、年収1000万円以上のハイクラス層が転職のためにわざわざエージェントを利用するなんて思えません。
なぜなら、ハイクラス層の大半は自前の人脈で転職をするケースがほとんどだからです。
もしかすると、ビズリーチの業績を支えているのは僕らのような年収300万円〜600万円ゾーンのサラリーマンかもしれません。
そう考えると、年収500万円未満だろうと無職だろうと、とりあえず利用してみるというのはアリな気がしてきますね…w
というわけで、今回の記事を読んでビズリーチに興味を持った方は、良かったらビズリーチに登録してみてください。公式リンク貼っておきますね。
スカウトメールにうまく対応すれば有名企業に入社できるかもしれませんし、いろんな転職エージェントさんと交流ができますので情報収集も捗ることでしょう。
エージェントはうまく活用して、転職活動を頑張っていきましょう。
ではでは、今日はこの辺で。
※ちなみに、僕自身は短期離職3回、日系企業の営業職で消耗しているという状態から、Webマーケターに転職することで人生を変えることができました。
僕がWebマーケターに転職して人生が変わった話については以下記事に詳しく書いているので、興味のある方は是非ご覧ください
→日系企業の営業職からWebマーケティング職に転職して人生が変わった話
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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ではでは
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