「大企業で働いて高い給料をもらいながら、個人でも副業でガッツリ稼ぐ!!」
こんなことを考えている方も多いと思います。事実、最近は副業ブームということもあり、大企業に勤めている知人たちから副業に関する相談、個人で稼ぐためにはどうすれば良いかの相談を受けることが多くなってきました。
しかし、大企業の知人たちから相談を受けていて思うのは、大企業で働く期間が長くなれば長くなるほど、個人で稼ぐ戦闘力が身につきにくくなっているということです。
大企業にいる期間が長ければ長いほど、個で稼ぐ戦闘力がどんどん身につきにくくなると感じる
①計画が完璧でなければ行動できないという思考回路になる
②泥臭い金稼ぎができなくなる
③生き方自体が、上司など他者に依存しがちになる独立して自由になりたいなら、早めに手を打った方が良いとは思う
— タコペッティ (@syakaisei) February 18, 2021
僕自身は新卒で入社した大企業を1年未満で退職したのでそこまで大企業の色に染まることはありませんでしたが、これが3年とか5年とかになってくると話は別です。
大企業の色に染まってしまったが最後、個人で稼ぐ戦闘力はどんどん衰えていってしまうのです。
ということで本日は、僕自身が大企業で働いた経験や、大企業で働く身の回りの知人たちの動向も踏まえて、なぜ大企業に勤める期間が長ければ長いほど、個人で稼ぐのが難しくなってしまうのか??を解説していきたいと思います。
目次
計画が完璧でなければ行動できないという思考回路になる
1つ目の理由はこれです。
大企業の行動様式に染まれば染まるほど、計画が完璧でなければ行動できないという思考回路になります。
例えば以前、某大手企業に勤める知人から「YouTubeで稼ぎたい!!」という相談をもらいました。
ありがたいことに、僕のYouTubeチャンネルの登録者は現在2万人でして、それもあって彼は僕に相談してきたのでしょう。(いつも見てくださっている方は大変ありがとうございます。)
色々アドバイスをして、戦略を立てて、いらないとは思いつつも編集ソフトや機材も紹介し「チャンネル登録者1000人まではこれでいけるだろう!」という道筋が立ちました。
しかし、なんと彼は結局YouTube動画を1本もアップせず、そのまま終わってしまったのです。
計画だけ綿密に立てて、アドビの編集ソフトも契約し、あとは動画をアップし続けるだけだったのに、準備段階で力尽きてそれでやめてしまったのです。
その他の例ですと、YouTubeを開始したのは良いものの、編集に凝りすぎて動画の本数をこなせず、動画を5本程度アップして終わってしまったなんて人もおりましたね…
さて、彼らに共通していることとして言えるのは、計画を綿密に立てすぎたということです。
なぜこうなってしまうのでしょうか?
YouTubeにしろブログにしろせどりにしろどんな副業にしろ、継続さえしていれば勝てる副業の世界で、なぜ彼らは行動に移すことができず、さらに継続することができなかったのでしょうか?
その理由はひとえに、大企業社員の行動様式にあると僕は思います。
大企業にいると、常に完璧な作業が求められることが多いです。
中途半端な資料を提出しようものなら、メタメタに修正をされてやり直し….大企業、というか企業社会ではこんなの日常茶飯事です。
また、会社で何かをやろうと思えば、まずは上司に相談し、許可をもらい、その内容を稟議に通し、上からの許可をもらってから実行することになります。
すなわち、大企業勤めが長ければ長いほど、自分の作業や制作物は常に上から修正され、イチャモンをつけられる経験が蓄積されます。
また、常に完璧な計画と資料を制作して上から許可をもらわなければならないため、どんどんと自分の作業に対する自信がなくなっていき、完璧な計画を立てなければ実行に移せない人間に成り下がっていくのです。
ですので、大企業に勤めている人であればあるほど、個人で稼ぐことに対するハードルがガンガン上がっていき、結果的に行動もできないし、継続もできないという人間になってしまうんですよね…
これが1点目の理由です。
給料が高いため、コスパの悪い副業ができなくなる
2点目の理由は、給料が高いため、コスパの悪い副業ができなくなるという点です。
個人で稼ぐのであればもちろん大企業社員の看板は使えないわけです。スキルがあれば別ですが、そうでない場合、大抵は最初の副業の個人の稼ぎというのは普段の給料以下になることが多いです。泥臭く、小銭程度の稼ぎになることが大半でしょう。
これが結構曲者でして、大企業から受け取る給料が大きければ大きいほど、個人の副業で稼ぐモチベーションが小さくなります。
会社の給料が激安なら副業で月3万円収入が増えるだけでも嬉しいのですが、大企業社員は普段から自分の身の丈以上の給料をもらっていることが多いです。
会社から受け取る給料があまりにも多いと、普段の仕事や残業で稼いだ方が効率的なため、個人で稼ぐモチベーションがどんどん低下してしまうのです。
高収入のサラリーマンほど
「自分で働いた方が効率よく稼げるから、副業も投資もやらなくて良いや」
と考えがちだが、この考えでは一生労働からは卒業できない。いつまで経っても自分が働き続けなければならないからだ。必ずどこかのタイミングで副業や投資に自分の時間を回す必要がある #FIRE
— タコペッティ (@syakaisei) February 14, 2021
高給の大企業サラリーマンであるが故に、労働のコスパが良すぎるため、いつまで経っても個人で稼ぐ方に身が入らず、労働に精を出してしまうのです。
給料という人参を目の前にぶら下げられ、それを頬張っているだけで毎日豊かに生活できるわけですから、そりゃー最初は小銭程度しか稼げない副業なんてやりませんよね…
ただ、これは長期的に見たら間違いで、労働がコスパが良いからと労働だけやっていては、いつまで経っても労働者からは卒業できないのです。
ということで、大企業勤務の高年収サラリーマンであればあるほど、給料が上がれば上がるほど、どんどんと個人で稼ぐ必要性からは遠ざかってしまい、永久的に労働から卒業することができなくなるのです…
生き方自体が、上司や会社など他者に依存しがちになる
最後の理由、生き方自体が、上司や会社など他者に依存しがちになるということです。
ここまで記事を読んで来られた皆さんならお分かりだと思います。
大企業に勤める期間が長ければ長いほど、
・資料は常に完璧に上司好みのものに
・何か新しいことを始めるときは逐一許可を、
・高い給料がもらえるのながら、わざわざ副業なんてしなくても良い、労働の方がコスパが良い
こんな思考回路になってくるので、生き方が常に他者依存になります。
これに慣れてくると、どんどん新しいことを始めることが億劫になり、個人で稼ぐという部分からは遠ざかってしまうわけです。
僕らは人生のどこかで、会社の給料という人参を諦め、自分の時間を獲得し、自分で稼ぎを得なければ、いつまで経っても労働という車輪からは抜け出せないのでしょう…
まとめ。大企業社員が個人で稼げる戦闘力を身につけるためにはどうすれば良いのか?
以上!なぜ大企業で働けば働くほど個で稼ぐのが難しくなるのか?理由を見てきました。
ということで最後の章では、それならば大企業社員はどうやって個人で稼げば良いのか??どんな働き方をすれば良いのか?について自分の経験とオススメをお話したいと思います。
結論から申し上げると、大企業サラリーマンは副業などを考える前に、まずは社外評価を高めるべく努力をすべきだと思います
すなわち、大企業の社畜として働くのではなく、自分の存在を社外、すなわち世界に知らしめるように働くということです。
どういうこと???と申しますと、その真意については田端信太郎さんの著書「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」 という本に詳しく書かれております。
田端信太郎さんは元々リクルートに勤めておられまして、R25の企画を立ち上げた方として非常に有名です。
そんな田端信太郎さんは会社への利益とか、社内での自分に対する人事評価とか、そんなことは気にも留めず、兎にも角にも社外評価というものを大事にしております。
そんな田端さんは著書「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」 において、このように言っております。
会社は利益至上主義で君たちに厳しくハッパをかけるかもしれないが、そんなものはブランド個人にとっては、制約条件でしかないのだ。
上手くいなしておけばいい。このさい脇に置いてしまえ。
ブランド人になりたければ、社内での人事評価ではなく、社外へ向けて、圧倒的なインパクトを残すことを最も重視すべきだ。
仕事をするにあたって、途中プロセスである社内評価ではなく、社外においてインパクトと爪痕を残すことをより重視することがブランド人の基本態度だ。
社内評価よりもとにかく社外に対する評価を重要視している点が面白いですし、僕らサラリーマンが参考にすべきところでもあります。
だからこそ、R25という一大企画を立ち上げて、社外にインパクトを残し、田端信太郎という名を世間に知らしめ、現在は出版をするまでに至ったわけですから驚きです。
というわけで、「社外評価を高めるために仕事をしよう!!」ということになるわけですが、いかんせん僕らは凡人ですし、リクルートのように社外に向けてインパクトを与えられる会社に勤めているわけでもありません。
ですので以下、僕ら凡人サラリーマンが社外評価を高めるためにはどうすれば良いのかという点についてざっくりまとめてみたいと思います。
僕の経験を踏まえて書きますので、参考になるところも多いのではないかと思います。
僕ら凡人でも、環境を変え、仕事を変え、情報発信ツールをうまく活用すれば今の時代ならば社外にインパクトを残すことなんて可能なんですよ。
今の仕事で社外評価を高めることができるかどうかを考える
1つ目の方法はシンプルですがこちら。田端信太郎さんコースですね。
今現在の仕事で、社外評価を高めることができるかどうかを考えてみましょう。
例えば、リクルートのような大企業にいるならば、田端信太郎さんのように大きな企画を実行し、社外評価を高めることができるかもしれません。リクルートってそういう社風ありますからね。
ただし、僕が最初に勤めていた大企業では、いくら頑張ってもそのようなことが許される環境ではありませんでした。
社員のSNSは禁止ですし、副業も禁止、社内の仕事はひたすら企業内特殊熟練を高めるためだけの仕事….
そんな会社にいたところで、社外評価を高め、社外で通用するスキルを身につけられる日はくるでしょうか???
僕はそう思わなかったので、1年未満で新卒で入社した大企業を退職しました。
その結果、起業に失敗したり、無職ニートを経験したり、短期離職を3回経験したり、色々なことがありました。
それでも、僕は結婚をすることもできましたし、現在は週休3日制で働くWeb業界のサラリーマンとして人生を全うすることができているのです…
まあ、僕のように後先考えずに会社を辞めることはリスクが高いと思いますし、大企業に在職し続けても社外評価を高められるチャンスはあるかもしれません。
それでも、僕は待てなかった。大企業に在職したまま嫌な仕事を毎日続け、チャンスが来るとは思えなかった。だからこそ僕はホワイト大企業を1年未満で退職するという決断に踏み切ることができたのです。
ですので、今の会社の仕事で社外評価を高めることができないと感じているならば、部署異動を希望してみるとか、社外評価を高められる会社や職種に転職してみるとか、そういった何かしらのアクションを起こしてみることが重要だと思うのです。
社外評価を高められる仕事に職を変える
ということで、「このまま今の会社に居続けるのはまずい…」と思う方は、是非とも勇気を出して一歩外へ踏み出し、社外評価を高められる仕事に職を変えることを考えてみましょう。
じゃあ、「社外評価を高められる会社、仕事って何???」と申しますと、僕はダントツでWeb業界をオススメします。
事実、僕も社外評価を高めたいという思いもあり、Web業界に転職しております。
Web業界はリモートワーク可能で出退勤時間自由という働き方の柔軟さも魅力的ですが、社員のSNS発信の推奨やnote執筆の推奨など、社員の社外評価を高めるための取り組みも盛んだと感じます。
また、Web業界は学歴などの出自を気にしない傾向にあるので、1年未満の短期離職を繰り返した僕ですら転職を成功させることができています。
大企業に長年勤めているのであれば転職市場価値は僕なんかよりもっと高いはずですから、転職成功可能性はより高いはずだと思います。
さて、例えば僕が現在勤めているWeb系の会社では、社員のnote執筆やTwitter発信が推奨されており、社外に向けて自分の仕事内容や会社自体をPRすることが良しとされております。
SNSやnoteなどの最新のプラットフォームを活用し、社員自身の社外評価が高まり、そこから仕事に繋がれば会社としても結果オーライということです。この考えって非常にイマドキですし、社員にも会社にも双方にメリットがありますよね。
さらに、僕がやっている仕事そのものも非常に汎用性が高いです。
僕はデジタルマーケティング全般の仕事を担当しているのですが、デジタルマーケティングって今の時代はどこの会社にも必要不可欠ですので、普通に会社の仕事をこなしているだけで社外の市場価値も高まっていくというわけです。
ということで、僕個人の考えでは社外評価を高め、自分をブランディングして、社内外で通用するスキルを身につけるためにはWeb業界に転職をするのが最善のキャリア選択であると感じます。
では、「どうすれば未経験でWeb業界に転職できるの??」というと、詳しくはこちらの記事(短期離職を3回した僕が未経験でWeb業界に転職した方法)に書いておりますので、是非ともご覧ください。
社外評価を高められる副業をやる
最後、これは最も重要なことだと思うのですが、みんなあまりやっていません。
それは、「社外評価を高められる副業をやること」です。
副業で社外とのコネクションを構築し、社外評価を高め、会社を辞めても稼げる力を身につけるのです。
副業って言っても、アフター5にマックでアルバイトをするとかそういう類の副業の話はしていませんよ。
僕のオススメの副業は、資産や社外評価を構築することができる副業です。
例えば、資産を構築することができる副業の例を挙げるとブログ、YouTubeなどのコンテンツビジネスや、不動産ビジネスが挙げられます。
これらのビジネスは最初のうちは厳しいですが、うまくいけば継続的にお金を生み出してくれるマネーマシンとなります。
また、ブログやYouTubeなどのネットツールは自己ブランディングのために使えば社外評価を高めることにも繋がります。
ブログやYouTube、ツイッターなどのSNSを駆使して社外評価を高めつつ、外部からお仕事をいただく…
これこそが現代に生きる我々の最適戦略ではないでしょうか???
ということで、ご興味ある方、サラリーマンのゼロからの副業の始め方についてはこちらの記事(サラリーマンの副業の始め方をゼロからわかりやすく解説する)に詳細を書いておりますので、是非ともご参考ください。
ではでは、今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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